外に出るとカゴに入りたがらないいずも。
入れられそうな気配を感じると逃げ回って大変なのだが、この時は珍しく自分から入っていった。
……五十鈴のカゴに。
いつの間にか自分の家に入り込んだいずもを、心中穏やかならぬ感じで五十鈴が見つめている。
まあそりゃそうだよな。
そして何か言いたげに人間様を振り返る五十鈴。
しかしそんな顔をされても正直困る。
だが、確かにいつまでもこのままでいるわけにはいかないので、本来の持ち主がカゴに戻れば出て行くかと思い、五十鈴を入れてみたのだが……。
逆に五十鈴を追い出しにかかった!
それでもしつこく五十鈴が粘っていたら(当たり前だが)、ついに巣に入って1歩も動かない構え。
そして五十鈴が懸命に怒って追い出そうとすると、中で逆ギレしている。
……インコは自分のカゴと他人のカゴの区別をはっきりつけていて、基本他人のカゴには(分かっていてやる時以外は)入らないものなのだが、文鳥ってそういう概念ないのかな?
お前の家は俺の家
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