11/20、21と立山に行ってきたので、後追いでアップします。
室堂にあるホテル立山は、来年8月末で営業を終了する(レストランや売店は営業を継続するらしい)。まあ星野リゾートに買収されたので、多分内部を星野テイストなオシャレホテルに改装してから数年後に再開するのだろうが、どういう事になるかはまだ分からない。
実は立山はおひとりさまが大変しづらい所で、大きな所は2名からしか予約できないし、それ以外の施設や山小屋は相部屋か、本来複数人用の個室がたまたま空いていればの条件付きになる。なので、おひとりさまで泊まろうと思うと、ツアー参加の一択になってしまうのだ(もうちょっと標高が低い場所で良ければ、弥陀ヶ原に泊まるやはりツアーがある)。
そして、ホテル立山がなくなる来年からはそれもできなくなる。
ここ数年、冬になるとどこかに雪を見に行くのが癖になっているが、ならば今回は立山に見に行こう、となった次第。

今回登るのは扇沢から。長野駅からバスではるばる向かうと、こんな風に立山(後立山連峰)が見えてくる。
手前では赤や緑の鮮やかな紅葉が盛りなのに、遠くには雪で真っ白になった山脈が連なる姿は独特の雰囲気があって、昔の人にはまさにあの山々は別の世界、異次元の世界に見えていたんだろうなあなどとちょっと思ったりする。

そして、観光放水のシーズンは10月で終わったはずなのに、まだ放水していた。
何か整備か管理の都合かと思ったのだが、話を聞くとバルブが壊れて止められないらしい。
確かに、後でライブカメラ見たら夜も放水しっぱなしになってる。

風向きの関係で放水のしぶきがダムの上まで吹き上げられて、歩いているだけなのにびしょ濡れになる。
そして見事な虹が見える。

ロープウェー乗り場の黒部平もこんな感じ。
そしてどこにでもいるおおはしゃぎの中国人の団体。政府から日本に行くなって言われてるんじゃないのか。

ロープウェーの窓から。下に見える湖は黒部湖。
季節的にはすでにオフシーズンなので、乗り物はどれもかつて見たことがないほど空いている。どれに乗っても座れるし、どれに乗っても撮りたい所から写真が撮れる。
何この幸せ。

室堂に到着すると、完全な銀世界だった。
ホテルの駐車場のあたりで積雪1.3メートルというから、多分もっと積もっていると思う。山なんて稜線が全部なだらかなラインになっちゃってるし。
室堂周辺は、普段は散策ルート以外は山植物の保護のために立ち入り禁止になっているのだが、植物が完全に雪に埋もれて踏み荒らされる心配がなくなったので、好きな所を歩き放題。
ただ、パウダースノーなので、新雪の場所を歩くと足が埋まって脱出困難になる。なので結局みんな前の人の踏み跡をたどって、同じ所を歩く事になる。

雄山山頂の神社と社務所。シーズン時には神主さんや巫女さんが常駐しているそうだが、もちろん今は誰もいない。

山の稜線の向こうに沈む夕日。手前の雪についているのはスキー跡。
バックカントリースキーやスノボをやりに来ている人が結構多くて、山に積もっている雪にもよく見るとスキーの跡がたくさんついている。
上に行くのは当然冬山登山。数時間かけて登って、降りてくるのは10分ぐらいなんだそうな。

完全に凍ったみくりが池。下の方まで行くのは安全上不可だった。
なおライチョウは見れなかった。もう多くが雪を避けて標高が低い場所に移動してしまっているらしい。


バラ色に染まる山。
これが見れるのは本当に数分程度で、この後はあっという間に暗くなる。
この日は新月で、夜になれば星も見れる予定だったのだが、昼間これだけ晴れていたのに日が暮れた途端に空が雲に覆われてしまった。
それでも諦めきれずに時々外を覗いていたのだが、夜半頃からはとうとう雪が降り始めた。
もっとも、晴れていても、気温は氷点下10度を越えて下がるの上に、観測場所は明かりが何一つなく危険なため、外にいられるのはせいぜい10分程度らしい。
まあ、夏に見えてはいるので、それはそれでいいかな。





