少しでも外へ

 出たくて出たくてしょうがない五十鈴。
 散々金網にはりつくのを繰り返したあげく、ここだけカゴから出っ張っている水浴び容器の中に入り込んで外を眺め始めた。


 ただじっと突っ立っているだけなのだが、足冷たくない?
 

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