富士山のふもとにある陸自駒門駐屯地に戦車に乗りに行ってきた。
富士山がいい感じに見えている。
でも明日は雨らしい。
……明日は総火演(予行)なんだけど。
まずは国際活動教育隊へ。
ここはPKOとか海外に派遣される自衛官に対して、たとえば国内とは違う様々な状況への対応のしかたとかを訓練、教育する場所。
法規の勉強とかもあったりして、結構ハードっぽい。
めったに見られない砂漠迷彩に防弾チョッキで着ぶくれた完全装備、銃まで抱えた訓練中の隊員がいてびっくりした。
教育隊が持っている車両。国内で使うものより防弾が強化されていたり装備が充実していたり、ひとことで言えば実戦的な改造がされている。
上左:軽装甲機動車(ワイヤーカッターとか防弾板とかいろいろ追加されている)。
上右:高機動車(フロントガラスの内側ににもう1枚防弾ガラスが取り付けられている)
下左:トラック(やっぱり防弾板が追加されている)。
で、次が戦車。
74式に乗せてもらった。
1974年に制式導入されたから74式というらしい。わかりやすい。
まずはダンスを披露する戦車。
履帯の高さを変えることでぐにぐにと上下に自在に動いてみせる。
……ちょっと気持ちが悪い、
後ろの足場の部分に乗せてもらう。
坂道混じりの道路と不整地をひとまわりする10分ぐらいのコースだったが、とりあえず乗り心地は最悪。
サスペンションなどというものとは無縁な上に、ギアを変えるたびに前後にがっくんがっくん振れるので、とにかく手すりにしがみつくだけで精一杯だった。
内部もたいして状態は変わらないそうで、こんなのに乗って長時間走り回っている中の人を尊敬した。
戦車の教習所。
ここで大型特殊の免許を取ったら、即実戦らしい。
路上教習とかはないようだ。
実は操縦席にも入れてもらったんだけど、比較的小柄な人間様でジャストサイズというぐらい狭かった。
あんな狭い操縦席であんな風にくるくる運転できるなんてすごい。
前に富士学校の一般公開に行ったときに見ていたような(時間切れで乗れなかった)、整地された場所をしずしずとしばらく走って終わりかと思っていたら、かなり激しかった。
○おまけ
国際活動教育隊の女性トイレ。
なにやら努力の跡が見て取れる。
ちょっと戦車に乗ってくる
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