成田山、正確には成田山新勝寺と言い、真言宗の大本山。
1080周年て妙に半端な気がするけど、何か由来でもあるのだろうか。
そういえば、去年ゴローさんが近くのそば屋で年越しそば食ってましたね。
三重塔の隣には臨時の御守受場が設置されていて、すでに初詣に向けての臨戦態勢。
そういえば、境内の隅っこの方に、「列最後尾」とか「ここからは入れません」とか「○○はこちら」とか多種多様な看板が100枚ぐらいそっと置いてあった。
そして成田空港が近いので、ひっきりなしに航空機がゴーゴー音を立てて近くを通過していく。
この大伽藍にふさわしい静寂は失われて久しいのだな。
なにしろ1000年以上歴史がある上に常に建物のアップデートが行われているらしくて、境内の中は近づくことすらできない古い木造建築と、コンクリートの最新建築が境内内に普通に同居している。
これは1861年製の額堂。
これは1984年製の平和大塔。
この時はまだバブル前だったはずだが……。
成田山は境内に池や公園もある。
梅やシャクナゲなど、いろいろな花木が植えてあって四季折々に楽しめそう。
カルガモも泳いでた。
次に、千葉駅から歩いて20分ぐらいのところにある千葉神社に行ってみた。
……この門構えにちょっと不安になったが、実はここは創建から1000年以上、もともとは豪族千葉氏に由来し、14社もの末社を持つかなり由緒ある神社らしい。
源頼朝の保護下にもあったとか。
境内。
天神様もあって、受験とおぼしき女の子がお参りしていた。
一部の皆さんが色めき立ちそうなご紋。
ここに祀られているのは北辰妙見尊星王という星の神様で、災いを四方八方から防ぐご利益があるらしい。
ということは、帰りに階段から落ちて足を捻挫したのは、何か粗相があったのだろうか。