陸自東部方面隊の音楽まつりに行ってきた。
場所は渋谷公会堂。「8時だよ!全員集合」を見ていた世代としてはある意味憧れの地。
番組はもちろんとうの昔に終わってるし、いかりや長介ももういない。
まあそんな感慨はさておき。
これは東部方面隊に所属する東部方面音楽隊、第1音楽隊(第1師団所属)、第12音楽隊(第12旅団所属)の3音楽隊が合同で行う演奏会で、「音楽まつり」の名のとおり、内容としてはミニミニ自衛隊音楽まつりという感じ。正統派クラシック演奏会だった金曜日の海自と違って、ドリル等のパフォーマンスがメインとなっている。
プログラム。
オープニングの「ファンファーレとテーマ」は、ロサンゼルスオリンピックのあのファンファーレ。
「らっぱ隊と音楽隊の共演」は、起床から就寝までの陸自の号令らっぱを音楽に乗せてメドレーにしたもの。
会場には開場直後についたのだが、意外と並んでいてびっくりした。
そういえば金曜日の海自もなんだかんだで結構長い行列してたな。
また演奏中は撮影禁止だったので、始まる前。
客席がガラガラなのはまだ開演まで30分以上あるため。開演直前には全部埋まっていた。
舞台もガラガラなのは、前のほうでドリルパフォーマンスするから。
オープニングのロス五輪テーマがいきなりパンチが効いていてこれはすごいと思ったら、後に続いたのがちょっと微妙なクオリティの坂の上の雲と綾香でなんだかテンションも微妙な感じに。
でもその後はまたパンチの効いた内容になったので安心した。
あくまでもプロの演奏会として音楽オンリーで押す海自と違って、陸自は一般隊員のやる太鼓やラッパを演奏に仕立てたりと、独特のパフォーマンスをするのが面白い。
多分部隊の規模が違うから海自には難しいと思うけど、こういうのもあってもいいんじゃないかと思った。
プログラムには載っていないが、寅さんの物真似が得意な隊員(れっきとした音楽隊員で陸曹長だって)のひとりコントも受けたし。
(でも最初はみんな「なにこの突然出てきた不審な芸人」みたいな感じでポカーンとしていた)
ところで渋谷公会堂はかなり音響がいいんだろうか? 席が2階席な上にかなり端っこだったのに演奏がすごくバランス良く聞こえた。
金曜日の海自はみなとみらいホールだったんだけど、2階中央席の右側寄りの席で、ホルンとか向かって右側の楽器の音がいやに大きく響く割には左側のクラリネットなどが聞こえにくくてなんだかなと思っていたので、今日の音の良さにはびっくりした。
終わってホールを出たら、脱原発の皆さんがシュプレヒコールをやっていた。
そういえば近くに正体不明の謎の団体バスが2台ほど停めてあるのを見たんだけど、まさかわざわざバス仕立てて来たんだろうか?
だとしたらご苦労さんな話ではある。
公会堂近くの2・26事件で処刑された将校たちの慰霊碑。初めて見た。
お経を上げてる人とかいたから何かと思ったら、そうか、今日って2月26日だっけ。
○おまけ
東急東横線でカオスに遭遇。
写真だとわかりにくいが、カメラを構えた大集団が群がっている。
なんだか珍しい車両が来ていたらしいが、あまりに人がすごくて上のほうだけしか見えなかった。
陸の音楽
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