突然、実家の妹から、猫が危篤という連絡が来た。
猫伝染性腹膜炎(FIP)という、普段はほぼ害のないウィルス(コロナウィルス)が突然変異で劇症化する病気らしい。未知の部分が多い病気で効果的な治療方法はなく、致死率はほぼ100%と言って良いため、まず助からない模様。
3歳程度までの若い時に発症することが多いとのことで、年齢的には2歳の猫はドンピシャリだが、一方で想定される原因はストレスらしい。知る限りでは相当やりたい放題やっていたようだが、一体どんなストレスがあったというのか。全く猫は分からない。
まあ血統書付きなので一般的な猫より弱い可能性が高いのは確実にあるが。皮膚病にもかかりやすかったようだし。
コロナウィルスは猫同士の接触により感染するということなので、恐らくショップにいる時か、あるいは親猫から感染したのだと思う。劇症化するかどうかは本当に運次第らしいが(発症率は1-5%程度とのこと)、まだ生まれて2年、これから長い時間があったはずなのに、かわいそうでならない。