ふぶきは女性ホルモンをおさえる薬の効果で、40グラムから36グラムに体重が減った。

さすがに全重量の1/10が減ると体型も若干すっきりして見えるな。
人間様は女性ホルモンをおさえる薬を飲み始めてから太りやすくなったのに、なんだか納得がいかない。
どうもサーラルはしっぽを標的にする事に決めたらしい。
チャンドラとカラに足指を食いちぎられた事件から全く学んでいない。

カゴから出すとしっぽのカゴにまっしぐら。
そして上から威張り散らし始める。
しっぽのカゴがサーラルの視界に入らないよう、ブロックしながら出すのだが、そういう所だけ頭が回るサーラスは、あっさり人間様を迂回して飛んでいってしまう。

でもしっぽの方は、サーラルが何をやっているのか全く分かってないらしくてきょとんとしている。
元々サーラルの事が好きらしく、自分が出るとサーラルのカゴに行きたがるぐらいなので、威嚇されているとは思っていない模様。
まあ、それで平和におさまってるならいいんだけどね。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を見てきた。
原作は去年12月に買ったのだがまだ未読。星雲賞も取った結構なベストセラーとのことだが、確かに映画館は満員だった。初日というのもあるのかもしれないけど。
内容は、謎の微生物に侵された太陽を救う方法を探すため、タウ・セチへの片道飛行“プロジェクト・ヘイル・メアリー”に挑む主人公の分子生物学者グレース(当初クルーは3人いたが、主人公を除いて人工冬眠に失敗し死亡)が、同じ災難に遭いやはり解決策を求めてタウ・セチに来たがそこで仲間を全て失った異星人、通称「ロッキー」とファーストコンタクト。同じ目的を持つ二人は協力してタウ・セチでのプロジェクトに挑む……という話。
なお、「ヘイル・メアリー」とは「アヴェ・マリア」の英語表現で「いちかばちか」とか「神頼み」みたいな意味のスラングとのこと。ヘイル・メアリーさんと呼ばれる女性の何かキーパーソンがいるのかと思ってたよ。
で、映画ですが。
まあ、悪くはないが、ダイジェストを見せられているような印象だった。
ぶっちゃけて言えば、良くあるバディものの一バリエーションでしかない感じ。
グレースは人工冬眠から目覚めた時は記憶喪失で、活動を続けるうちに少しずつ、自分がプロジェクト・ヘイル・メアリーで果たした役割と、生きて戻れぬ片道旅行に出る事になった経緯を思い出していく。だが、映画の中では、唐突に現在のロッキーとのパートと過去の地球でのパートが切り替わるだけで、「それがグレースの思い出した記憶である」という描写がないため、後ろの方に行けば行くほど、微妙に不自然な印象の乖離が出てくる。
思いきって、ロッキーとのパートのみのファーストコンタクト&アクション物か、地球でのプロジェクトX的な困難解決物か、どっちかに比重を寄せれば良かったのでは? と思った。原作ファンからは不満が出そうだけど。
あと、グレースを裏切って死地に送り込んだ女性が、ラストでグレースが経緯を報告する映像を見て懐かしげに微笑むのが単純に恐かった。そこはもっと別の感情を出すべきではなかったのだろうか?
2/22にマチュピチュ展に行ってきましたが、帰宅後少々調子が悪かったため、遅れてアップします。
昼に朝霞駐屯地で東部方面隊創立記念行事の昼食会があったので、帰りに六本木に寄ってマチュピチュ展を見てきた。
大絶滅展もそうだったけど、最近、なんでこれがそこまで混むの? ということが良くある。
マチュピチュも日本人に人気の観光地らしいし、どうかなあと思ったが、どうも展示を見ると土器ばかりでそこまで一般に刺さりそうもないので安心していた。
甘かった。
入って分かったのだが、入口を入ってすぐの所に展示の概要を4分ほどの映像で紹介する巨大スクリーンがあって、しかも通路の構造的にスルーしづらいため、そこで人が滞留してしまっているのだった。
まあここだけじゃなくて、中もいい加減人多かったのだが。

ルリコンゴウインコの羽を織り込んで作られた織物。長さ5メートルほど。
これだけの羽を集めるのに何羽のルリコンゴウが……などと考えてはいけない。


前半の展示は大体こんな感じ。
いろんなモチーフの土器が続く。右下のは金とターコイズの耳飾り。青と金の対比がきれい。
ターコイズは中東しか知らなかったが、南米も結構な産地らしい。

猫のような何か(左)とヤギのような何か(右)。最上段は頭の両側にヘビを垂らしたフクロウの神らしい。

巨大水晶の首飾り。
どのぐらい巨大かというと、うちのマメルリハより大きい。

シャーマンが神へと変容する過程を表した土器。
昔の人にとっては、これが本当の事だったんだよね、すごい。

モチェ文化の神話の英雄アイ・アパエックの顔。
中盤の展示は、このアイ・アパエックの冒険? を中心に展開されていくのだが、モチェ文化の神話なんて知っている人の方が少ないだろうし、大丈夫か。
……と思っていたら、話そのものはアイ・アパエックが国を救うために海に行っていろんな生物と戦い、その力を身につけるけど最後には死ぬという、古代史に割と良くある話だったので助かった。

すごくスタイリッシュなトカゲの意匠の耳飾り。欲しい。
こういうのをグッズにして売ればいいのに。

カニの鼻飾り。
多分、上の切れ込み部分を鼻の穴に挟んでいたのではないかと。邪魔そう。

カニと戦うアイ・アパエック。このあと自分もカニになったりしている。

力を使い果たして老人の姿になった死ぬ直前のアイ・アパエック。
ここまでは良くある変身神話なのだが……。

そのうち唐辛子になったりトウモロコシになったりし始めるのでもう訳が分からない。
トウモロコシも唐辛子も貴重な食料だったので、そこに神性を与えた形という事なんだろうけれど、そこで変身しなくてもいいじゃないか。

まあまあ血なまぐさかったりあからさまに性的だったりする展示もある。
これは生贄になる直前の捕虜。
最後は皆さんお待ちかねのインカの黄金の展示だった。
ここが一番混んでて、まあやっぱりそうなるよねって思った。



これらの黄金は、埋葬されていた王や偉い人の副葬品。
地位や作った職人の善し悪しが素人でも分かるのが面白い。


奥のがカボチャの種をモチーフにした胸飾り。手前のはカエルの首飾り。
カボチャの種をこういう風にデザインに使うとか、どうやったら思いつくんだろう……。

キープって今解読されてるんだっけ?
子供の頃は完全に謎の存在だったけど。
混んでなければそこそこ面白かったと思う。とりあえず、アイ・アパエックについて詳しくなれた。
ただ、展示の仕方が独特で、テーマに合わせるために年代や地域、文化をほぼ無視して並べているのがちょっと気になった。
まあ企画したのが美術館で博物館ではないからという事なんだろうけれど。