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アクアリウムと演奏会

 6/13は東部方面音楽隊定期演奏会とサンシャイン水族館に行ってきましたが、帰宅してうっかり寝たら翌日だったため、遅れてアップします。

 というわけで、恒例の東部方面音楽隊定期演奏会。
 こっちは祭りではないので太鼓とかはない。


 照明が迷彩。


 プログラム。

 数年前に、キャパを広げるために90分公演/1日1回から、60分公演/1日2回になり、それに伴って選曲も正統派クラシックや伝統的なマーチから、いわゆる今風の物に変わってきている。
 ただ、音楽まつりとの差別化から、例えばアニメの楽曲とか大河ドラマのOPとか、そういった系はできない。多分三丁目の夕日メドレーはギリギリのライン。
 なので、無難なところとして、招待している地元の学校の吹奏楽部の子にも聞かせられるコンクールの曲になりがち(「想ひ麗し浄瑠璃姫の雫」も、コンクールでの自由曲として人気があるらしい。どこかの学校が選択してるのかもしれない)。
 星めぐりの歌は、去年杉並児童合唱団が歌って評判が良かったから取り入れたのかな。

 あと、今回は、はっきりと隊員募集の呼びかけがあった事、国を守る組織である自衛隊としての自己主張が、音楽隊長の2佐から明確に行われた事が異色だった。
 実際現場は人手不足になりつつあって、総火演とかいろんなイベントがなくなってきているのも、そういうのに人手をかける余裕がないからというのが現実でもあるらしい。
 任期制とか2年(海自は3年)でやめられるから、とりあえずとか、手に職つけるためとか目的でも、入ってみるのはありじゃないかなとは思うのだが。
 まあモラトリアムにはならないけれど。

 
 で、終わった後は池袋で買い物をするつもりだったが、思いついてサンシャイン水族館に行くことにした。
 ラン展で行く度に、一度見てみたいと想っていたのだが、いつも最も混んでいると思われる時間帯だったのでそのまま素通りしてきたのだった。
 演奏会が終わってからなら、現地到着予定は17時頃になるし、これなら少しは空いているだろうと思ったのだが……。


 あー。

 どうやら前日から「アクアリウムは踊らない」の謎解きイベントが始まっていたらしい。受付を見ていると、半分以上が謎解き客っぽかった。
 下調べをしないで行った弊害がここに。

 もっとも、入場制限をしているので、中は全く何も見れないという程の混雑にはなっていなかった。
 ただ魚を見たい客と、謎解き客との動線が重ならないよう、比較的配慮がされていたのもあったのかもしれない。


 混泳水槽で見かけた白パンツ。


 イワシの群泳とコブダイ。
 水槽が小さくてイワシがすぐ近くを泳ぐので、ディテールまで良く分かる。
 キラキラ光るのがきれい。


 すごい口開いてた。


 同居するハゼとテッポウエビ。
 実物見たのは初めてかも。


 タツノオトシゴ。鳥羽水族館でも見たやつだ。


 チョウチョウウオのいる大型水槽。


 タカアシガニはなんかもめてた。


 頭部だけで人間の頭以上の大きさがありそうなミズダコ。多分寝てる。


 クラゲ。


 タチウオ。おいしいので好き。
 暗い水槽の中で、スポットライトのあたりを通りかかるとぎらりと体が輝く。
 キラキラなんてかわいいものではなくて、本当に金属的な目にまぶしい反射をする。暗い海で会ったら恐そう。


 海藻の上でイカが立っている。
 アオリイカかな?


 近くをコウイカ?が通り過ぎたら、びっくりしたのかびゃっと飛び退いて蝕椀を振り上げて身構えていた。
 猫が威嚇しているみたい。かわいい。


 このあたりは淡水魚。正直川崎水族館と同じレベルだった。
 前に飼ってた魚も結構いたし。


 カニ。


 何とも言えないきれいな色のカエル。
 毒があるらしいけど。


 コツメカワウソもいた。
 3匹が揃って同じ行動をしている。1匹が動くとすかさず2匹目、3匹目が後に続く。とっても速い。
 なんとなく、鎌鼬三兄妹を思い出した。


 仲良く狭い所で羽繕いをするケープペンギン。


 換羽ではげっちょろけているのも何羽かいた。
 前に油壺マリンパークで見たイワトビペンギンはここまで激しくハゲてなかった気もする。種類の差なのかな?


 1羽だけ色が違うのがいた。
 去年秋に生まれたらしい若鳥かな?


 サンシャイン水族館の売り。池袋の街を背景にペンギンが泳ぐ「天空の旅」水槽。
 でもみんなもう家に帰りたくて隅っこに集まっていた。
 ちょっと気になったんだけど、これってペンギンが上陸する場所はあるの? ひたすら1日泳がされてるだけ?
 まあペンギンはもともと餌取りのために長期間泳ぎ続ける鳥ではあるけれど。


 モモイロペリカン(表)。


 モモイロペリカン(裏)。

 やっぱりビルの屋上という条件からか、普通の水族館より展示が制限されている感じはあった。大型魚はコロソマ止まりだし、動物類の飼育スペースも小さい。
 ただ、いろいろと工夫はされていて、川崎水族館よりも内容は充実しているので満足度は高い。やっぱりそこはビル上水族館老舗の貫禄といったところだろうか。


 ついでだから特別企画「ざんねんないきもの展」にも寄っていってみよう。
 来たときは入場制限していたけれど、水族館を見終わった頃にはほとんど人はいなくなっていた。


 ガラス板の上でルームランナー状態になっていたホウボウ。胸びれの青さが赤い体色に映えてとってもきれい。
 ちなみに残念なのはルームランナーではなく、脅威に対してヒレを広げて威嚇するが、そのためにヒレを大きくしすぎて動きが鈍くなり結局食べられる事だった。


 チンアナゴがすごく長く出ていた。この個体はあまり臆病でないのか、人を見ても引っ込まない。
 なお残念ポイントは、臆病過ぎて引っ込んだままそとに出られず餓死する事がある所らしい。


 多分ツノガエル。見た目のインパクトが強くて残念ポイントは見逃した。


 もうお互い威嚇しあいすぎて、誰が誰を威嚇しているのか分からない状態になっているハナヒゲウツボ。
 残念ポイントは、体色で成長段階がすぐ分かってしまう事だそうだけど、外見で年齢をごまかそうとするのは人間だけなので、魚的にはそこは別に残念ポイントではないのでは。


 アロワナのジャンプ芸なんてあるんだ……しかもイルカの代替なんだ……。


 イチゴパンツ。
 やっぱり水族館で最初に見たのは白パンツで良かったんだ。


 ヒラリーカエルガメ。
 天敵を避けるために水棲になり、水の中は敵が少ないので防御の必要性がヘリ、獲物を捕えやすいよう頭が大きくなった結果、甲羅の中に引っ込められなくなったという、カメとしての本質が問われる部分が残念らしい。


 何が残念なのかと思ったら、毒を持つ生物が好物で、たまに大物に挑んで返り討ちにあったりしているらしい。
 なお立ってるのは見張りのつもりらしく、ケージの外で人が動く度に鋭い視線を送っていた。

 たいしたことないだろうとちょっと馬鹿にしてたらなかなか面白かった。やっぱり実物が見られるのが大きい。
 入場料は水族館のチケットがあれば割引で400円、なければ600円。この内容ならありだと思う。

食へのこだわり

 サーラルのカゴには、粟穂を吊るしてやっている。
 上に暖突を置いている関係で、止まり木から少し離れてしまっているのだが、オモチャを足場にしながら頑張って首を伸ばして食べている。


 頑張ってる。


 でも、下の止まり木からならすぐ届くんだけどね。
 なぜかこちらには全く見向きもせずに、ひたすら上から首を伸ばして食べている。

 一体なんのこだわりなの、それ?

邪魔なお腹

 お腹が腫れて一時は弱ってしまったサーラルだが、割と元気になった。


 羽毛に油分が少なくて艶がないので、ぽやぽやのヒヨコみたいになってる。
 肌触りはふわふわでとてもいいんだけどね。

 まだお腹は腫れたままだし全体的に寝ている時も多いのだが、エサも食べるし水も飲むし、体重も増えてたまにオモチャで遊んだりしている。
 そして、人間様と目が合うと「出して!」とカゴの網に飛びついてくる。
 ただし、腫れたお腹は邪魔そうだし、いきみにくいのかしょっちゅうお尻にフンをくっつけたままにしている。
 次回病院に行く時には、超音波でお腹を診てもらう予定なのだけど、腫瘍か何かだったら手術も考えなくてはならないのかなあ。

大人になった僕

 今日も抱っこされてます。


 暑いんですけど。
 あと、首の皮膚をちみちみ噛むのはやめて。

 ティカルは発情期が始まったらしい。
 時々オモチャでお尻をすりすりしながら疑似交尾や吐き戻しをするようになった。
 あと、なんだか呼び鳴きがひどくなって、ちょっと人間様が隣の部屋に行っただけでも大声で鳴き続けたりする。インコ独特のわーわー言う叫び声はともかくとして、「どうしました? どうしました? どうしました? どうしました?……」とか「ちょっと待ってて、ちょっと待ってて、ちょっと待ってて、ちょっと待ってて……」とか、お気に入りの言葉を際限なく繰り返すので、無視しようとしても笑わないでいるのが難しい。
 もっとも、人間様がいなくなっても全く鳴かずに大人しくしている事も割とあるので、その基準が分からない。
 幸いな事に、良く言われているような凶暴化はまだしていないので、このまま平穏に(でもないけど)発情を過ぎていってほしい。

訓練部隊の訓練展示

 武山駐屯地に陸自東部方面隊混成団の創立記念行事に行ってきた。


 新入隊員と予備自衛官の一般的な教育や訓練を担当する部隊。


 ところで、グラウンドにはこの季節にあるまじき冷たい強風が吹いている。
 おかげで旗がきれいになびいて非常に見応えがあるのだが、うっかり夏用の薄手のジャケットを着てきたら、寒くてたまらない。
 並んでいる隊員の半分は、今年入隊した新人だそうだが、緊張と体が冷えたせいか倒れる人が続出していた。


 執行者入場。


 こちらは混成団長の巡閲。
 旗持ってる人顔にからまっちゃって大変そう。


 混成団長の訓示。
 この後は例によって議員とか来賓とかの祝辞が続く。
 ちょっと前までは、こういう所に来て祝辞を言う議員はせいぜい1人ぐらいだったのに、今は3人とか4人とかやってくる。そして自衛隊をたたえるふりして自分らの活動を自画自賛していく。
 そして、話は大抵面白くない上に時間をオーバーする。
 こういう祝辞って、議員の側から言わせてくれって希望するのかな。さすがに自衛隊側から依頼するとは考えにくいし。
 ぶっちゃけ、そんなの聞きたい人などいないと言うことにそろそろ気付いた方がいいと思うんだけどね。


 やっと終わったので解散して訓練展示。
 お疲れ様。


 まずは高等工科学校ブラスバンド部の演奏。
 この部隊は部隊の主な任務は一般教育で、例えば武器学校や航空学校のように並べて見せられる装備を持っているわけではない。
 隊員構成も新人や教育中の人がほとんどなので、他の部隊に比べると展示もささやかになる。というか、親御さんや親戚などに頑張っている姿を見せるためという意味合いが強い。
 一昨年だっけかに見たときは、米軍がゲストで爆発物探知とか軍用犬とか見せてくれたが、ご時世的に難しいのかな、やっぱり。


 おなじみ新入隊員の自衛隊体操。


 退場。
 お疲れ様ー。


 この次が戦闘模擬訓練展示。
 後ろで障害物とか鉄条網とか準備している間に、この展示で使う小火器の紹介をしている。


 敵側、準備できました。


 真っ白なチガヤの群生の中にたたずむFH-70。
 なお、今回は、4月の暴発事故の影響か、10式も16式も出てこなかった。
 10式はともかく16式もないのは、戦車砲系の武装の物を全部避けたからなのかな?


 120ミリ迫撃砲。


 FH70が空砲を撃つと、隠れている隊員(敵役とは別の人)が発煙弾を投げて着弾を表現する仕様。


 上から制圧射撃をするAH-11コブラ。


 こちらは地上から制圧射撃をする装甲車。
 なお手前の青いのは鉄棒。ここグラウンドなので。


 応戦する敵兵。


 中から隊員が出てきて、突撃の体勢に入る。


 支援射撃を行うFH-70。


 発煙弾投げまーす。



 白煙の中、突撃開始。


 障害物から射撃する隊員。


 その射撃に支援されながらさらに進む隊員。


 敵兵、やっつけました。


 状況終了。
 お疲れ様でした。

 戦車がなくても結構頑張っていて、迫力があった。


 全部終わると引き続き装備品展示の時間。ただ、AH-11とFH-70と装甲車しかないけど。
 後ろのクレーンの集団は、新しい隊舎を建設中らしい。


 相変わらず細いねコブラは。


 近くで見ると意外とゴツい装甲車。


 FH-70。


 の自走用操縦席。

 とにかく寒かった。夏用ジャケットは大失敗。
 途中から日が差し始めてそれはそれで助かったのだけど、そうすると今度は日焼けの危機で、どうしたらいいか分からない(帽子は持ってきていたけど)困った天気だった。

 そしてこのあたりはとても自然が豊富。
 あちこちで野鳥が声高く鳴いているし、ハクセキレイがあたりを走り回っている。


 速くてカメラで追い切れない。


 駐屯地の外の川ではカルガモの親子がくつろいでいた。
 かわいい。

花と鳥と猿の上高地 その2

 5/15、16と上高地に行ってきたので、まとめてアップします。


 今日も朝からいい天気。
 日に焼ける予感しかしない。
 風が冷たいから長袖でいいのが幸いだけど。


 昨日の池の湿地の上で、マガモ夫妻が堂々と寝ている。
 すでに時刻は朝7時過ぎ。太陽は高々と上がっている。
 彼らが寝ている数メートル横は道路で、観光客が歩いたり彼らの写真を撮ったりしている。
 しかし彼らは何の反応もせずにひたすら爆睡している。
 いいんだけどさ……もうちょっと野生を思い出そうよ……。


 別の池では、昨日も見た親子がまたエサを探していた。
 そう、これが本来の野鳥の正しい姿なんだよ。
 何なんだろうあのマガモ夫婦は?


 河童橋到着。
 またいつもの右岸の自然探索路を通って明神に向かい、そこからさらに徳沢に行くのが今日のコース。
 9月と同じだけど、風景はだいぶ違うはず。楽しみ。 


 岳沢湿原への途中で、またオシドリ夫婦に出会った。
 昨日オスがメスに怒られてたカップルかな?


 このあたりは花が咲くのはもう少し先なのかな。あまりにも何も生えてなさ過ぎる気はするけれど。


 なお、朝のニリンソウはこんな感じ。
 太陽が当たらないと花が開かないので、見頃は11時ぐらいかららしい。このあたりのは昨日見ているからいいけど。


 エサ探し中のサルの群れ。木に登ってるのは小さいので、去年生まれた子供っぽい。


 こっちではぴくりとも動かずひなたぼっこをしていた。


 というわけで穂高神社奥宮到着。


 神社前にもサルがいた。生まれたばかりの赤ん坊を抱っこして座っている。これもひなたぼっこかな?
 何人かが少し離れた所から写真を撮っているのだが、大人のサルたちは徹底して知らんぷりしている。人間を完全に空気扱いしている状態。
 でもまだそういうルールが分かっていない赤ん坊は、好奇心の方が勝っちゃうらしくてちらちら人間を見ていた。


 奥宮で少し休憩して、いよいよメインイベントの徳沢へGO。


 ここでもニリンソウ以外にいろんな花が咲いている。
 明神館のそばにしか咲いてなかった花。色々調べたらどうやらキケマンという花らしい。


 ニリンソウと並んで有名なサンカヨウもあちこちに咲いてた。
 水に濡れると花びらが透明なガラスみたいになる。試したかったけどお茶しか持っていなかったのであきらめた。


 シジュウカラ……?
 カラ類はあまり人を恐がらないのか気が強いのか、割と近くに姿を見せてくれる。
 でも他の鳥は、声はすれども姿は見えないし、見つけてもすぐにぱっとどこかへ飛んでいってしまう。
 そういえばキツツキのタラララララ……というドラミングも何回か聞こえてきてたっけ。どこにいるかは分からなかったけど。


 まだ葉のない林を通して穂高岳が良く見える。
 これもこの季節だけしか撮れない風景。


 そして明神を遙かにしのぐニリンソウの大群落。
 行けども行けどもこの調子で、視界にはひたすらニリンソウが咲いている。
 すごいなあ、やっぱりここは春に来るべき場所だった。


 徳沢到着。
 徳沢ロッジの前もびっしりとニリンソウ。


 そしてやっぱり花を食っているキジバト。

 今回も横尾まで行くには時間が足りないので、前回食べれなかったカレーを食べて一休み。
 が、風に吹かれながら外のベンチに座っていたら、あまりの気候の良さについ寝てしまったので、これはまずいと早々に出発することにする。


 ケッ、ケッと鳴きながら飛んできた鳥。
 とりあえず最大望遠で撮ってみた。多分アカゲラだと思う。


 帰りもニリンソウや山を愛でながら歩く。


 穂高の雪渓。誰か登っていたりするかと思ったけどさすがにいなかった。
 でもスキーを担いで横尾に向かう人を見たので、山スキーをする場所はあるっぽい。


 ニリンソウに次いで多いのがスミレ。これも特定の場所でかなりの群落を作って咲いていたりする。
 花が大きかったり小さかったり、色が濃かったり薄かったりするんだけど、種類が違うのか個体差なのか分からない。実家の山に咲いてたスミレはみんなおんなじ感じだったし。


 小さいけれど青と紫がきれいな花。エゾムラサキ。


 サンカヨウ。



 緑のニリンソウいろいろ。
 一株全部緑の花というのも見たんだけど、ピンボケしてしまったのが残念。


 微妙な黄色と緑のグラデーションがとてもきれいな花。ネコノメソウ。


 そしてすごい格好で座っていたサル。


 少し離れた所では、子供を大事そうに抱えた母ザルがちらほら。
 なんか毛がずいぶん白いね。年取ってるのかな?


 目が合いそうになった瞬間、シャッターを切りながら顔をそむけた(人間の方が)。


 食後の一休みなのか、くつろぎまくっている。


「この人間しょーがねーな、見ないふりをしてやるか」的な大人感が漂ってくるイケメン。


 ツバメオモトというらしい。オモトって万年青か。


 ラストの緑のニリンソウ。

 ニリンソウは河童橋から上流に行けば行くほど群落が大きくなる。
 距離にして数キロで、気候差も標高差もほぼないのに、何が違うんだろう?
 そういえば、サンカヨウも徳沢近くでは結構咲いていたけど、河童橋に戻るにつれて、まだ葉っぱだけだったりつぼみが小さかったりばかりになっていた。
 やっぱり何かが違うのかな。


 駐車場のあたりを、何やらくわえたキセキレイがせわしなく歩き回っている。
 どうやら警戒されているようなので身を隠したら、ぱっと飛び立って近くの倉庫の軒下に姿を消した。


 後でこっそり覗いて見たら、巣からヒナがハーハー言いながら顔を出していた。
 暑そう……。

 サンカヨウの透明化を試せなかったのが残念だったけど、ニリンソウの花畑はすごかった。
 連休明けでそれほど殺人的な混み方はしていないし(あくまでも比較的というレベルではあるけど)、風は爽やかでからっとしていて過ごしやすいし、多分一番いい季節なんじゃないかな。

花と鳥と猿の上高地 その1

 5/15、16と上高地に行ってきたので、まとめてアップします。

 上高地の春の名物に、ニリンソウの群落があるという。
 上高地の河童橋あたりから上流ならどこでも見れるが、有名な群落は3ヶ所にあって、1ヶ所目は小梨キャンプ場、2ヶ所目が明神周辺、3ヶ所目が徳沢近くらしい。
 そういえば、去年の9月に徳沢まで歩いて、面白くない道だと思ったのだが、今ならニリンソウの花畑が見れるのか。
 じゃあ行こう。


 来ました。
 大正池の向こうには残雪の穂高連峰。でもかなり雪なくなっちゃってる。
 この日も気温が高くて、日なたにいると結構暑い。もっとも湿度が低いし風があるので、林の中を歩くには丁度いい感じ。


 インフォメーションセンターと穂高連峰。初めて撮ったけど意外と絵になるな。


 まずは小規模な群生のある小梨平キャンプ場に行ってみる。
 早速あちこちで花盛りだった。
 割と雑草扱いらしくって、こんな風に道端とか、人が踏むキャンプ地とかに普通にたくさん生えて花が咲いている。


 ニリンソウというのは、ひとつの茎に3つのつぼみをつけて順々に開花するので、常に2つ花が咲いているように見えることからついた名前らしい。
 緑の葉の中に真っ白な花が咲く姿は非常に映えるが、実はこの白いのは花びらではなく萼で、一般的には5弁なのだが、割と6弁以上とか4弁とかあったり、あと色も白だけじゃなくてピンク色がかっていたり緑色だったり、アバウトな生態らしい。


 そしてキジバトがせっせとめしべ部分を食い散らかしていた。
 またお前か。


 近くの小川で水草を食むマガモの夫婦。


 ニリンソウ以外にもいろいろ咲いてる。
 でも名前が分からない。キジムシロかな?


 白いスミレ。


 普通のスミレも花盛り。


 河原と穂高連峰。
 ソロキャンパーが静かに時間を過ごしていたりするので、大人数で騒ぎながら観光する場所ではないけど、ここもいい場所だな。

 しばらく眺めて満足したので、次の群生地の明神に向かう。
 今日はまた例のコースで明神を往復して、明日徳沢の大群落を見に行く予定。


 ここではカタバミすらもオシャレ感が漂うのか……。


 でもキノコはちょっと恐い。なんだこの真っ黒なの。


 今回は自然道ではない左岸側から明神へ。
 途中、河原でニホンザルが流れから何かすくって食べてた。
 藻か何かかな?


 しょっちゅう見かけるこれは、地味なくせに変わった風体で目立つ花。手前と奥は違う種類で、手前の上に向かって咲いているのはエンレイソウというらしい。茶色バージョンと白バージョンがある。
 奥の下を向いているのはハシリドコロ。名前はなぜか小さい頃から知っていたけど実物を見たことがなかった。これがそうかあ。


 ニリンソウの中でも緑色のものは、ミドリニリンソウと呼ばれてレア扱いされているらしい。
 確かに、歩きながら見ていてもなかなかなくて、明神のあたりでようやく見つけた。


 四つ葉のクローバーと同じで、1個あるとあたりに割とかたまってあるっぽい。
 全部緑のが一番レア度が高いんだけど、個人的には緑と白の2色になっているのが上品で好き。


 明神の群生はこんな感じ。見渡す限り林の奥までニリンソウ。しかもこのあたりになると、大体道の脇が全部こんな感じで、生えていない場所を探す方が難しくなる。
 すごいなあ、ここまでとは思わなかった。明日の徳沢が楽しみ。


 切り立っているせいもあると思うんだけど、ほとんど雪がなくなってる。


 奥宮。
 もう15時なのに雲一つない青空。ここまで天気がいいのも珍しいのでは。

 ニリンソウを堪能したので、帰りは右岸の自然探索路を使って戻ることにする。
 そういえば、この道を逆に行くのは初めてかも。
 でもなぜだか去年の9月に来た時よりも脚が疲れている気がする。同じ道を歩いてるはずなのに謎。


 さすがに16時過ぎると霞が出てきた焼岳。


 これも時々見かけるんだけど、よっぽどありふれた種類なのか、上高地の花で調べても出てこない。
 アジサイの一種かな?


 お気に入りの岳沢湿原は今日も良かった。


 でも湿地に入る木道は整備中で立ち入り禁止になっててがっかり。


 そして今年もいたマガモ親子。
 まだヒナも小さくてぴよぴよしている。


 泳いだり土に上がったりしながら、一生懸命エサを探している。
 かわいい。


 後ろ姿×5。

 今回のホテルは、河童橋から下流に15分ほど歩いた所にある。
 本当は河童橋に近い所がいろいろ便利で良かったのだが、取れなかったのだ。
 でも温泉だし夕食はフランス料理のコースだし、ちょっと楽しみ。


 そんなわけで、河童橋の店でちょっと買い物をした後、景色を眺めながらホテルに向かう。


 ホテルまでの道端には、湿地というか池というか、そんなものがいくつかある。
 舗装された道路のすぐ脇がもう水辺という近さなのだが、通り過ぎようとしたら突然オシドリのオスが飛び出してきたのでびっくりした。
 野生の大人のオシドリ初めて見たわ(ヒナは9月に見てる)。


 写真を撮っていたら、続いてメスも飛び出してきた。
 どうやら道のすぐ脇でエサ探しかなにかしていて、人間が通りかかったので驚いたらしい。
 そしてオスがメスに近づこうとしたら、ものすごくメスからグワグワ鳴いて威嚇されていた。


 ちょっとしょんぼりしながら草むらに去っていくオス。
 うん……まあがんばれ。


 次の池ではマガモの母子がエサを探している真っ最中だった。
 しかもこっちも近い、ヒナなんかすぐ目の前までやってくるし、親も全く人間を警戒していない。


 無心にきょろきょろするヒナと、その後ろを何か食べながら通り過ぎる親。


 ぽやぽやヒナ毛の1本1本が見えるぐらい接近してくる。
 ぴよぴよ言ってる、かわいい。


 もうかわいい以外の言葉が見つからない。


 しばらくするとお腹がいっぱいになったのか、土に上がってまわりを見張る親(見張りの対象に人間は入っていないらしい)とそのそばで羽繕いを始めるヒナ。
 もう夕方だしね。おやすみなさい。


 そして、しばらく歩いていくと、またオシドリのオスが現れた。これはつがいではなく独り者らしい。
 なにこれ一体何のご褒美? 今日歩くの頑張ったから?


 折角なので、オシドリ(左下)を入れて山を撮ってみた……あんまりうまくいかなかった。

 そんなわけで、思いがけず鳥を堪能しながらホテルに到着。
 河童橋から離れているので、通行人も少なくて静かでのんびりしている。
 今回は夜のナイトウォークは申し込んでいないが、新月でホテルの前からでも星が見えるらしい。なにそれ楽しみ。


 さすがにホテルの前は明かりが強くてあまり見えなかったが、ちょっと歩いて離れるとあっという間にあたりは闇。
 もっとも、対岸とかでは他の人が散策しているらしい懐中電灯の光が見えるので、結構人はいるらしい。
 そして、たまにスマホのライトをつけたり消したりしてクマよけにする。


 シルエットの山は六百山。


 あいにく、山と林が周囲にあるために、立山に比べると見える空は狭い。
 でも空気が澄んでいるので、枝の間からも星がたくさん見える。こういう星も趣があっていいな。


 梓川と山と星。見えてる明かりは多分帝国ホテル。


 ホテルと星。

 この後は温泉に入ってゴロゴロして就寝。
 いい物ばかりを見れた日だった。

思わぬ拾いもの

 長門が明らかに自分の物ではない羽で遊んでいる。


 長門、それフェデフルールの尾羽だよね。
 外に出ないフェデフルールの羽をどうしてお前が持ってるの。


「ひみつ」

 フェデフルールは他のインコどもに比べるととても羽が抜けやすいので、多分何かのはずみで抜けたのがたまたま長門のカゴに飛び込んだとかなんだろう。
 そう思っていたい。

実は女の子だった

 実はサーラルは、前々からかかりつけの病院で、メスではないかと指摘されていた。
 別に繁殖させる訳でもないので、どっちでもいいやと思って特に調べなかったのだが、ここ1週間ほどで急にお腹がふくらんできた。
 さてはついに卵を持ったか? と病院で確認したところ、どうやら卵ではなく、発情が長く続いた結果、卵巣か何かが腫れたかなにかしてしまったっぽい、ということだった。
 っぽい、というのは、レントゲンで撮った写真から状態を推測するしかないからで、これ以上詳しく確認するなら開腹手術しかないらしい。とりあえず、ふぶきと同じく女性ホルモンをおさえる薬をもらって様子を見る事にした。
 あからさまに止まり木相手に交尾の姿勢を取ったり、木を囓り散らしたりと分かりやすく発情するふぶきと違って、サーラルは特に行動が変化しなかったので(体の匂いが薬臭くなるぐらい)、長期間発情が続いているのに気付かなかった。


 なんかくちばしにいっぱいつけてるけど、発情したらちゃんと知らせなさい。