特徴的なアホ毛を生やすことで定評があるフェデフルール。
なんだかバカ殿みたいなアホ毛を生やしていた。
ところで、この鳥は他のインコや文鳥のように、頭を何かにこすりつけてうっとりするということをしない。
もしかすると、そうすると気持ちがいいというのを知らないだけなのかもしれないが、それは多分人生の半分を損している気がするので、早い所気付いてもらいたい。
よこすかYYのりものフェスタに行ってきた。
例によってコロナで3年ぶりの開催。第一線で働くのりものを多数持つ自衛隊も当然参加していて、横須賀基地で一般公開をやっている。
今年は米軍から駆逐艦『ハワード』も出てきている。いよいよこのイベントも国際色豊かになってきた。

9時半開場の所、8時半過ぎに到着したのだが、例によって行列だった。
でもいつもより少ない気がする。

そして行列が長くなる事を恐れたのか、開場が前倒しになって9時頃には中に入れた。
今回見れるのは『ハワード』と潜水艦『うずしお』、あと海保の巡視船『あしたか』。それから写真には入っていない『いずも』になる。
とりあえずまた奥から戦術で『ハワード』に行こう。

いつもより人が少ない気がしたのは気のせいではなかったらしく、各艦艇でも全く行列していない!
一番人気になるであろう『ハワード』すらこんな感じ。

艦の上も比較的余裕がある。
『ハワード』は2021年に横須賀にやってきた新参の駆逐艦。でも就役は2001年で結構古い。
前にここにいた『マッキャンベル』や『ラッセン』と同世代。
ところで砲身に「CHARLES」と書いてあるのはなんだろう。

どうやら前の艦長の名前だったらしい。
こんな所にメッセージが残してあるの初めて見た。

このアレイ・バーク級だけなのか、他のクラスの駆逐艦もなのか知らないけど、すごい前甲板の傾斜が急。
ちょっとした坂道状態。

これは隣の海自の艦。
演習直後なので汚れや錆が目立っている。

今回は艦橋にも入れてくれた。
やっぱり今時の艦に比べると古いなあ。配管のたくってるし。
でもこういう古さの方がちょっと安心する。

楽しかった。さて次は潜水艦だ。
『うずしお』も『ハワード』と同じぐらいの古参艦。潜水艦としては2世代前になるが、まだまだ現役。
こっちも全然並んでないぞ。

そして乗れるのは甲板だけ。なのであっという間に終わってしまう。しかも乗っている間は撮影禁止。
でも潜水艦も久しぶりだからそれだけでも楽しい。

次は巡視船『あしたか』。実は今回これが見たかった。
意外と巡視船を見る機会ってないんだよね。
以前は観閲式目当てに友の会に入っていたんだけれど、全然当たらないからやめちゃったし。

海自でいえばミサイル艇ぐらいの大きさ。乗員は15名。
白くてピカピカに見えるけど、1994年竣工なのでもうかなりのおじいちゃん。
そして海自の艦艇のように鋼鉄(たまにFRP)ではなくて、スピード重視のために軽いアルミでできているので、停泊していてもかなり揺れる。
これ乗員は大変だ……。

喫水が低いので、『あしたか』から見る『いずも』はテーブルみたいになってる。

人んち感のある調理室。炊飯器はこの外にもうひとつ置いてあった。それは男の人中心で15人にこれは足りないよね。
コンロは電気かと思ったら、古い船なのでプロパンガスですと言われた。
プロパンガス!?

ブリッジ。
スピードを出すので全員が座る所もミサイル艇と同じ。

世界の艦橋……じゃなくて海保のブリッジから。
外にはいつの間にか行列ができている。やっぱり船のキャパシティが小さいのと、珍しいからかな。

この『あしたか』は、プロペラふたつとウォータージェットという、やっぱりミサイル艇と同じで海水を吹きだして高速航行するシステムをひとつ持っている。
これがウォータージェットの噴出口。こんなでっぱってるんだ……。

とにかく小さくてコンパクト。そして乗員の皆さんはとってもアットホームで親切。
楽しかった。また友の会入ろうかな。

なお、今回はのりものフェスタなので、陸海空問わず車両もかなり展示されている。

救急車。
写真を撮ってるそばで海保と陸自の人がのんびり世間話していて、ちょっとなごんだ。
どこも募集は大変らしい。
そして『いずも』がガラガラなので見に行くことにする。
なんでこんなにすいているんだろう。『いずも』と米軍と潜水艦と巡視船だよ?
ラインナップ的にはフリートウィークの時にも負けてないんだよ?
分からない……。

久しぶりのエレベーター。
相変わらず、動き出すとどよめきが起こるのが微笑ましい。

甲板をiPhone14 proの広角で撮ってみた。
もっとも『くまの』の時から結構広角は使ってるんだけども。
艦艇だけでなくはたらくくるままで堪能してしまった。
満足したので、ヴェルニー公園の会場も覗きに行こう。

エサをくれるのか追い払おうとしているのか、こちらの動きを見定めようとしているハト。

そしてそこでようやくカメラに気付いたらしくて、固まってしまった。
可哀想なのでここまでにしておこう。

覗いたらこんな感じだった。
それこそイベント用の臨時トイレみたいに多数置けるものではないし、ちょっとニーズが良く分からない。
災害用かな?



特殊車両もいくつか出ていたが、全部が幼児から小学生低学年ぐらいまでのアトラクション用だった。
前は大人が見ても面白い車両や展示がいくつも出ていたのだが、今回は全てこんな調子。完全にお子様(とお子様を撮りたいご両親様)向けイベントと化してしまっている。
コロナの空白でノウハウが変わったり、手配ができなくなったりした部分も多かったりしたんだろうけれど、個人的にはもう基地以外は行くほどの魅力がなくなっちゃった感じかな。

これは大人も乗れたけど、普段から普通に乗ってるものだし……。
というわけで、行列しなかったりがっかりしたりで予定より早く見終わってしまったので、前から行きたかった鎌倉の大河館に寄っていくことにした。

実はこの時までどこでやっているのか知らなかった。八幡宮の境内だったのね。

政子のこの衣装好きだったんだな。打ち掛けの色合いと重ね方が素敵で。
見れて良かった。

梶原景時の弾劾状の署名部分。
筆跡は全部同じ人っぽさが漂うものの、花押まで完全再現しているのがすごい。
こういうの、専門の職とかあるのかな。
いろいろネタ的な意味で面白かった。
展示的には、時代考証とか、歴史をひもとくみたいな限定コンテンツが見られるのがむしろ貴重。そっちをしっかり見た方がいいかも。

折角来たし、八幡宮にもお参りして帰ろう。
階段横のイチョウは大イチョウ(2代目)だけど、実際には公暁が実朝を暗殺した時、このイチョウはまだなかったらしい。
母親と妹と旧古河庭園に行ってきた。
最初は六義園に行く予定だったのだが、急遽母親の気が変わったのはここだけの話。
旧古河庭園は、元々古河財閥の持ち物だったのが、戦後困窮した古河家の税の物納で国有財産になり、その後庭園として一般公開されたもの。
明治の建築史には大抵名前が出てくるジョサイア・コンドルが設計した洋館と、洋風のバラ園、和風庭園を併設する。
丁度今の時期は、秋のバラと紅葉のイベントが行われている。

入口とか撮り忘れたのでいきなりバラ園から。
みんな太陽の方向を向いてた。


春のバラみたいに成長期ではないので、勢いよく無数に咲いている感じではないけれど、つぼみを間引く事でひとつひとつの花を大きくする工夫をしているのが伺える。

で、洋風庭園からさらに一段下がったところに、今度は池つきの広い和風庭園がある。
紅葉がいい感じ。

この巨大な石灯籠を何に使うのか、妹が不思議がっていた。
多分ちょっと幽玄チックな池の夜景を楽しむんじゃないかな。
六義園にも行った事がある妹によれば、こっちの方が良かったらしい。
確かに東京とは思えない閑静でいい庭だった。しかもこれで入場料は大人150円(ただし洋館は見学料別途400円)なのだからすごい。
上野の森美術館の「兵馬俑と古代中国」展に行ってきた。
始まって2日目だし、天気は悪いしでそんなに人もいないだろうと思っていたら、えらい混んでいた。
並ばず入場できるけど、中には人がみっしり居て(会場が狭いのもあるけれど)展示品は人の頭越しに見ないとならないレベル。
これはテレビとかで特集やったらもっと混むな。早く来て良かった。
展示は2部構成で、1部は始皇帝陵以外の兵馬俑やその他の古代中国の出土品。こちらは撮影禁止。
テーマ的にほぼ副葬品ばかりだし、どうしても青銅器や土器が中心で、古代エジプトやメソポタミアみたいなきらびやかさには欠けるけれど、どれも家にひとつは欲しいセンスの良さがあって面白かった。
ただ、原材料名が「石」とか「玉」とか割とおおざっぱなのがちょっと気になった。何の石か、軟玉か硬玉かも知りたいのよね、こういうのは。
で、2部が噂の始皇帝陵の兵馬俑。こっちは写真撮影可。

展示室に入るといきなり待ち構えているのが、この巨大な馬車。
皇帝専用車らしい。馬の首の向きとか微妙に変えて作られているのがすごい。

なんかキングダムとコラボしてたけど、不倫にうつつを抜かしてレベル下げた漫画家という印象しかないなー。

そしてここから兵馬俑。これは石弩の射手。
一番ポーズがかっこいいので真っ先に見える所に飾られていた。

馬の世話係。
なんかルーブルの書記座像に通じるプロっぽさがある。
大好きなんだよねあの像。

拳法やってるみたいなポーズだが、弓の射手。
左手に弓、右手に矢を持ってつがえようとしている所だそうな。

鎧を着た軍属の文官らしい。
なので髷姿の兵士と違って冠をかぶっている。

騎馬の槍兵。本来この後ろに馬がいて、右手で槍を持ちながら手綱を引いて立っている図らしい。
馬に乗る時邪魔にならないように鎧の裾が短い。なるほど。

兵馬俑は全員髷を結っているんだけれど、これが人それぞれで面白い。
すごい複雑な編み込みやってる……。

実は横から見ると結構頭でっかちで、良くこれで自立してるなと思うバランスだった。
あと、等身大というのは嘘。実際には一般的な人間より明らかに大きい。でも馬とかは等身大なんだよね。

元々はこんな風に彩色されていたのだけれど、発掘の時にほとんど失われてしまったらしい。
現地ではこれが8,000体もいるんだとか。どれだけスケールが大きいんだろう。
1体1体、実在した人に似せてわざわざ作り上げたそうな。当時は人形を人に似せると魂を持っていかれるという迷信があり、これは事実上の殉葬という見方もあったそう。
とはいえ、8,000人を殉死させるよりは人形を埋めた方がまだ穏便ではあるよね。
そこまでやる価値観が分からないけれど、おかげで当時のリアルな情報が現代にまで残ったのだから、歴史は面白いと思う。
最近、アッサムは運搬用プラケースに入れると、必ず脱出を試み始める。

最初は何か言いたそうにこちらの様子を伺っているが……。
なお瞳が白くなっているのはプラケースの汚れで、濁りそのものはずいぶん回復している。
でもやっぱり今もよく見えないらしいけれども。


どうやら希望が叶いそうにないと分かると脱出開始。
足がかりになりそうな部分を探してうろうろするアッサム。


足がかりを見つけると、そこから懸命に上へと行こうとする……が蓋に遮られてむなしくじたばたしている。
病院でもひたすらこれをやっているので、先生には面白がられている。
アグレッシブなのはいいことだが、このアグレッシブさが毛引きにもつながっちゃっているらしいのがなあ。
お台場の東京国際クルーズターミナルでの『くまの』と『もがみ』の一般公開に行ってきた。
以前は晴海でやっていたものが、客船ターミナルの閉館に伴ってこちらに移った模様。
どっちにしろ、行きづらい場所であることは変わりないんだけれど。

観艦式は終わったし、便利な場所でもないからそれほど人も来ないだろうと思って開始1時間前に来たのだが、甘かった。
11月にもなってどうかと迷ったのだが、念のために日傘を持ってきて良かった。

1時間半ほど並んで、検温と消毒と手荷物検査を経てようやく艦の近くへ。
手荷物検査、いつもはリュックのメイン荷物入れだけで済むのに、今回はポケットまで見られたのがいつもより厳しかった。
見せるのが新型の最新鋭艦だからかな。
実は今回、荷物検査が終わった後で乗艦券を1枚渡されて、それで『くまの』か『もがみ』かのどちらかを選んで乗る方式だった。
つまり、2隻来ているが両方には乗れない。
まあ、同型艦の姉妹艦なので、どっちも同じでしょと言われれば確かにそうなのだが……違うんだよ、同型でも両方乗りたいのが人の心なんだよ! 分かって!

しょうがないので近くにいた『くまの』を選んで並んだ。
くまのぬいぐるみを先端につけた指示棒で説明をする乗員。
くまの耳としっぽをつけた艦内帽をかぶっていた乗員もいたし、手芸の好きな人が乗ってるのかも。

後ろに見えるのは『もがみ』。
なお、この『くまの』と『もがみ』は、艦種的にはD=駆逐艦ではなく、F=フリゲート、つまりこれまでの護衛艦より小型の多用途艦として分類されている。
1艦で普通のヘリコプター搭載型護衛艦と、掃海、機雷敷設艦との両方の役目をできるし、でも船体はコンパクトで低予算という代物らしい。
……なんか、ひとつの艦にあれもこれもと性能を詰め込んで、結果いろいろと問題のある艦を出してしまう旧日本海軍からの悪癖がちらつく気がするのは、気のせい?

新機軸の最新鋭艦だからか、写真撮影ができるのは、前甲板と後甲板の一部のみで、艦内は全面撮影禁止だった。
でも、通路の至る所に、ちょっと気が早すぎるクリスマスの飾り付けがちりばめられているし、乗員の皆さんは頑張っていろいろ説明してくれるしで、歓迎に一生懸命な気持ちが出ていて楽しい。

クリスマス飾りと満艦飾と記念撮影用の板。いろいろ情報量が多い。
しかし艦橋の位置低いな……。


まわりの風景も楽しい。
左右の岸壁にずらりと並んでいるクレーン。
この少し前まで近くにコンテナタンカーが浮かんでいたんだけれど、気付かないうちに出港してしまったらしい。残念。

そして延々と続いている行列。
本来は15時半まで見学可能なはずだったのだが、あまりに行列が長くなりすぎて、13時過ぎには見学受け付けは終了してしまっていた。

ヘリコプター格納庫。
艦の幅に対して格納庫がすごく大きいのが分かる。
ところで、機雷は艦艇の金属に反応するので、掃海艇は木やFRPでできている。
だけれどこの『くまの』と『もがみ』は普通の艦と同じ鋼鉄製。それで一体どうやって掃海するのか不思議に思って聞いてみた。
結果、自身は機雷の海域には入らず、無人潜水艇を行かせて機雷の状況を確認するそうな。
で、機雷が見つかったら改めて処分用の機材や処分員を使って処分する、ということになるとのこと。
うーん、確かにその方が合理的だしリスクは少ないけれど、でもその方法が可能なら、掃海艇がすでに採用していたはずだよね?

そんなこんなでいろいろ楽しんだり考えたりしつつ、見学終了。
こちらはすでに乗れない『もがみ』。

『もがみ』はここから乗せてくれるんだ。
『くまの』は普通に甲板だったな。いいなあ……。
でも『くまの』ではパンフレットをくれたので嬉しかったけど。


2艦見れるつもりで来ていたので、大幅に時間が余ってしまった。
なので埠頭エリアをうろうろしていると、バカでかいミニチュア艦(というのも変だけど)が2艦いるのを発見した。
あの有名なちびしまやこいずもとは別に、館山航空基地で作ったものらしい。

アルミ製でとっても頑丈。煙突からはちゃんと煙が出ているし、錨や砲塔も自動で動く。
ゴルゴなんかも乗っている。


そして人も乗れる。
この2艦、実は中に自転車や一輪車を改造した人力駆動装置が入っていて、走れるのだ。
出港準備を始める隊員の姿に周囲が盛り上がってくる。
出航!
いしかわは手を振って、かわたきは軍艦マーチを流しながら走っていく。
なんかすごい。
大回頭だって見せてくれる。
なおこの艦たち、アルミ製で大変重くて、以前普通の自転車を駆動用にしようとしたらパンクしたらしい。
それを動かしている中の人の労働がいかほどの物か察して余りある。
楽しかった!
さて、最後にターミナルに上がって上から艦を写して帰ろうか。


うーん、やっぱりかっこ悪い……。
でも、イージスも出てきた当初はものすごい違和感だったけど、今は普通に見てるしな。
見慣れれば何も感じなくなるのかも。

そして、ターミナルの反対側には、『くまの』と『もがみ』の大先輩、『宗谷』がひっそりと浮かんでいる。
世間では初代南極観測船として知られているけれど、実は旧海軍の特務艦として、鈍足と貧弱な武装をものともせずに開戦からミッドウェーを経て終戦までを太平洋各所で戦い抜いた、ある意味『雪風』以上の歴戦の猛者、強運艦でもあったのだ。
『三笠』と違って『宗谷』はまだ船としての登録がされているので、現役として唯一残る旧日本海軍の艦になる。

ブリッジを中から。
形は変わっているけれど、基本的な構造は今も昔も変わらないのね。

後甲板から『くまの』が見える。
あれが最近の若い子ですよ、おじいちゃん。
うん、こっちも面白かった。
やっぱり船内はのんびりと回るのが楽しいね。