投稿者「深度測定長」のアーカイブ

相国寺展に行ってきた

 用事があって有休を取ったのだが、時間が余ったので藝大美術館の「相国寺」展に行ってきた。
 相国寺は足利義満が創建した寺で、あの金閣、銀閣はこのお寺の塔頭寺院ということらしい。
 京都の寺あるあるで何度か火災で全焼しているが、秀吉や家康といった天下人の庇護を受けて権勢を誇り、当然ながらお宝もたくさん集まってきていた。その一部を今回公開している。


 例によって館内は撮影禁止なのでポスター。
 人寄せのために雪舟、応挙、若冲がピックアップされているが、むしろそれ以外が面白かった。

 とりあえずボリュームがすごい。
 芸大美術館はあまり大きな美術館ではないのだが、3つある展示室全てに大小の書画がこれでもかというぐらい詰め込まれていて、じっくり見ているといつまでたっても終わらない。
 そして、おじさんがかわいい。
 寺なので開祖とか関連するお坊さんの肖像画とか、羅漢図とか、いろいろおじさん作品が展示されているのだが、なんかこう、それぞれお人柄が垣間見える顔つきだったり、曲録に威儀を正して座っているのに、足台には履き物を脱ぎ散らかしてる人がいたり、みんなかわいい。このおじさんたちを見るために行っても損はないと思う。

 ただ、平日なのに妙に混んでいたので、土日とかだとちょっと大変かもしれない。

足がちょっと

 土曜日にふぶきの足が悪くなった。
 朝と昼間は普通にしていたのに、夜になって急に思うように足が動かなくなったらしく、金網を伝い歩きできいないし、端っこで金網によりかからないと止まり木にうまくとまれない。
 日曜日は病院の担当の先生がお休みなので、とりあえず温めておいて月曜日に連れていこうと暖突を設置、そのままカバーをかけて寝かせてしまった。
 で、今日の朝、心配しながらカバーを取ってみたら……。


 元通りになってた。
 一体なんだったんだろう。


 暖突の範囲にいると、カバーが邪魔で人間様が見えにくいのが嫌らしく、わざわざ暖かくない方に移動してきている。
 しょうがないので暖突の位置も変えてやった。

 もしかすると、ここ最近の不安定な陽気が原因かもしれないので、数日間暖突は設置しておく予定。
 ただ、発情がちょっと心配なんだよね。

今日も二人は

 今日も変わらず仲良しな2羽。


 不自由な目で一生懸命ひすいの後をついて歩くアッサム。
 ひすいも分かっているのかいないのか、アッサムから離れて遠くへ行くことはしない。


「掻いてあげる」


「おかえし」

 鳥同士の仲良し姿って、いつまで見ていても飽きないよね。

おそとの風景

 いつもは閉めている窓のレースカーテンを開けっぱなしにしていたら、外の景色が物珍しかったのかティカルが金網に貼り付いて一生懸命眺め始めた。


 カメラ向けたら目線がこっちになっちゃったけど。
 そういえばお前、外の風景ほとんど見たことないもんね。
 暖かくなったらケージでお散歩に行く練習しようか。

 そして時々飛ぶ鳥が横切るとびくっとしている。
 コミドリってほんと臆病だよね……。

あるはずなんだけどない

 長門を外で遊ばせている間にエサ入れを掃除しようとしたのだが。


 なんだかいそいそやってきて、期待顔でエサ入れにのぼった。
 今週ずっと牡蠣に当たって寝ていたので、絵面がいろいろ汚いのはご勘弁。


 エサ入れの中に顔をつっこんで探すが、当然ながら何も入っていない。


 するとまた何か言いたそうに人間様を見て。


 またエサ入れに顔をつっこんで探している。

 自分がここに来たからには、何かおいしいものが入っていて当然だと思っているらしい。
 ……毎度のことだけど、どうしてそう頭が悪いの、お前は。

京のお寺のふすま絵見てきた

 国立博物館の「大覚寺展」に母親と妹と行ってきた。
 大覚寺、名前は聞いたことあるけどどこにあるか知らないんだよね。
 昔京都旅行に行った時に近くを通ったような気もするけど。渡月橋のへんだったかな?


 ふすま絵が有名らしい。

 展示は前半が仏像とかいろいろ宗教に関わる物。このあたりは撮影禁止。
 後半がふすま絵とかの美術品で、こっちは写真撮影可能。
 なお、刀剣乱舞で有名な髭切と膝丸が揃って展示されていて、審判者と思われる女子が大量に群がっていた。


 ウサギの障子の絵。
 門跡が子供だった事があって、その子のために可愛らしい絵にしたらしい。


 上向いてるの可愛い。目が変にリアルだけど。


 こっちはおっさんのふすま絵。


 中国の何かの故事なんだろうけど、全く分からない。


 天皇の御座所。
 本家大覚寺では非公開だが、特別に複製を作ったらしい。


 絢爛豪華なふすま絵、と言いたいところだけど、修復が行き届いてないみたいで結構色がはげちゃってる。もったいない。


 メインビジュアルにもなってた牡丹。実に18面もの巨大なふすま絵。


 途中にキジ(?)の親子がいた。


 可愛い。


 1羽母鳥の後ろに隠れてるの可愛い。


 植物のふすま絵。

 ふすま絵はさすがの迫力。大きな空間を惜しげもなく使って展示してあって、国立博物館じゃないとできない贅沢だなあと思った。
 五大明王とか関係者の書とか、撮影できないものもなかなか面白かったけど、でも天皇ゆかりの1000年以上続くお寺の規模にしては展示が控えめというか、あまり数がない感じだった。
 まあ、何回か荒廃したり没落したりしてるみたいだしね。

恒例、東部の音楽まつり

 毎年恒例、東部方面音楽まつりに行ってきた。


 会場は和光市のサンアゼリア。
 前は音楽まつりだけだったのだが、数年前から装備展示や出店が並ぶミニイベントも併設され、開場や開演までのひとときを過ごせるようになっている。


 被災地で自衛隊が展開する風呂はこんな感じ。


 野外炊事具1号(上から)。
 なぜかこういうイベントでの展示って決まって1号なんだよね。
 なんで2号は出てこないんだろう?



 自衛太鼓の野外演奏。
 1曲ずつだったけど、普段なかなか見れない間近での演奏が見れて面白かった。


 なんかいる……。


 ひととおり堪能したので、中に入ろう。


 プログラム。
 去年好評だった杉並児童合唱団が今年もゲストとして登場。
 好きな「星めぐりの歌」を歌ってくれたのは良かったけど、やっぱゲストなら音楽隊と合わせてほしかった。

 今回、拍手やサイリウム振らせたり、客席にアクションを求める曲が多かったんだけど……なんだろう、なんか無理してる感があってのりきれないんだよね。
 そういうのって「やってー」ってするものじゃなくて、自然発生的に起こるように盛り上げるものじゃないかな。