いずも、なにその顔……。

立派な眉毛ができていた。
カメラを近づけると逃げてしまうので、遠くからズームで無理して撮ったらまた例によってピントが手前のカゴに合ってしまっている。
換羽でまとまって生えてきた筆毛が偶然作り出した芸術。
ちなみに、反対側も不完全ではあるが、やっぱり眉毛になっている。
多分一生に一度あるかないかの芸術。
ピリカはすっかり元気になった。

行動はもう前と全然変わらない。
人間様を呼んでの雄叫びもするようになった。
今は胃の働きを良くする薬を飲んでいる
病院では大暴れして一苦労だったらしいので、家でもそれは嫌だなと思っていたのだが、頭を掻いてやると大人しくなるのを利用したら案外スムーズに飲ませることができた。
ピリカを膝の上に乗せて頭を掻いてやり、うっとりして完全にくつろいだ頃に、シリンジからほんの少し薬(液体)を出して、くちばしにつけてやる。
すると、おやつでももらっている気分になるのか、ピリカはうっとりしたまま、ちびりちびりと少しずつ、くちばしについた薬を飲み始める。
そうやってごまかしごまかし与えるうちに、全量を飲み終わって終了となる。
結構時間がかかるが難点だが、インコのように、噛みついてこようと開けた口にシリンジを突っんで飲ませるといった荒技ができないので、まあこのやり方で妥協するしかない。
実は昨日からピリカは入院している。
一昨日の夜あたりからエサを食べなくなり、当然ながら元気もなくなってうずくまったままうとうとするようになった。
去年はまだこの時期はシートヒーターだけで全然大丈夫だったのにと思いながらヒヨコ電球ヒーターを入れてやったのだが、状態は良くならない。
行きつけの鳥病院は木曜日が定休なので、今日の朝にでも連れていこうと思っていたところ、段々と羽繕いもしなくなり、うずくまる姿勢からも力が抜けてきたため、仕方なく例の救急病院に連れ込んだのだった。
ここを利用するの今年になって何回目だろう。
またヤブ医療に10万円かかるのかと思うと憂鬱だが、強制給餌や栄養剤の投与はさすがに素人ではできないので、この点は病院を頼るしかないのだ。
で、案の定、レントゲンとか観察とかの結果、原因が分からないのでもう1晩様子を見たいということで、本日に至る。
面会に行ったらよほど寂しかったのか、人間様の顔を見た瞬間に駆け寄ってくるし、帰ろうとすると自分も一緒に帰ると懸命にケースをつついて出ようとするのが不憫だった。
検査代だけがいたずらに積み上がっていく状況はよろしくないので、明日になっても分からないのであれば、行きつけの病院にバトンタッチしてもらおう。