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アンデスで北斎と仏像見てきた

「北斎とジャポニズム展」「古代アンデス文明展」「運慶展」に一気に行ってきた。



 古代アンデス文明展のキャッチコピーが割と空気読めてない感じ。

 今回は16時半ごろ上野に到着。まずは北斎展に行ってみた。
 全然並んでいなかったのでラッキーと思ったら、中は人の間からようやく展示をのぞくような状態でがっかりした。
 北斎の絵と、それを真似している、あるいは影響を受けたとされる西洋画を並べているのだが、真似しているのはともかく影響を受けたという作品については、正直こじつけっぽいのもあったりして微妙と言えば微妙。
 まあ、北斎の作品の実物を見れて良かった。良く考えたら北斎ってあまり興味がなくてちゃんと見てなかったんだよな。今回来たのも妹にタダ券もらったからだし。
 でも北斎漫画を見たらこの人がものすごい画家である事が良く分かった。

 で、次がアンデス。
 こっちも人はたくさんいたけど、でも北斎よりはましだった。
 アンデス文明の変遷を、チャビン、モチェ、ティワナク、シカン、インカ等時代ごとに分類展示している。
 なかなか見応えがある展示品が多かったけど、なにしろ独特の死生観を持つ文明だから、たとえば自分で自分の首を切断している最中の神官の姿を活写した瓶とか(首の切り口の血管なんかもリアルに作られている)、一見して怖かったり、物としては普通なんだけど由来を聞くとなんか怖かったりするものが割とある。
「怖い絵展」を見れなかった人は、こっちで怖さを補充するといいと思うよ。


 リャマ。かわいいんだけど見ているとじわじわ来る。


 展示は陶製の容器が多かった。


 黄金の飾り。
 展示ひとつひとつについて、前に停滞しては感想をしゃべりあわないと先に進まない若い女性二人連れがいたのだが、「なんかスポック船長に似てる。うーんほら昔のなんか、最近リメイクされた……サンダーバード?」とか言い出していたのでそっと離れた。


 1人の人物の左から若い時、壮年の時、中年の時。
 フェイスペイントが全然違っている。


 祈る王様。


 魚がかわいい。


 3メートル近い見事な刺繍の布。
 実はミイラを包んでいた布だって。


 猛禽。


 オウム。


 おじいちゃんとカモ。
 こんなおじいちゃん実際にいそう。


 現代美術の画家が喜んで真似しそうな布。
 模様は全部織りで作っている。


 こっちはパッチワーク。


 一番豪華だった黄金の首飾り。


 10世紀から13世紀頃のレース編み(っぽい技法)のヴェール。
 これすごかった。


 普通にインテリアに欲しい魚の壺。


 杯……かな……?


 インカ帝国時代の黄金像。
 ピサロが根こそぎ略奪したので、インカ時代の黄金の工芸品はほとんど残っていないんだとか。
 インカの黄金は全部鋳つぶされてスペインの聖堂の装飾になったと聞いたことがある。


 陶製の巨大コップ。どうやってこんなカラフルな絵をつけたんだろう。
 焼き上がった後にフレスコ画みたいに描いていったのかな?

 あと、展示にはミイラもあったけど撮影禁止だった。人体だから駄目なのかと思ったが、ミイラと別の場所に発掘された頭蓋骨が展示してあって、これは別に撮影OKだったのでよく分からない。

 アンデスから出た時点で19時半。もう帰ろうかと思ったが、運慶展が会期終了前の大サービスならぬ展示時間大幅延長で21時までやっているというアナウンスが聞こえてきたので、足を向けてみることにした。
 こちらも外に並んではいなかったものの、中は北斎以上の大混雑。記念品売り場なんてバーゲンセール会場みたいになってた。
 まあ大きな像が多いし人が流れていることは流れているのでそれなりの密度で見ることができたけど。
 実は東京国立博物館に行ったのは生まれて初めてだったりする。ついでに常設展示ものぞいてみたらなかなか面白かったので、また行こう。

西へ

 出張で博多に行ってきた。


 駅前のイルミネーション。
 ちょうど前日が点灯式だったらしい。エリアがやたら広いので全貌が撮れない。

 なんだか全然雰囲気が東京と変わらなくて、九州に来た気がしないままだった。
 店も東京にあるようなものばかりだったし。

霞ヶ浦(の反対側)の花火見てきた

 土浦花火大会を見てきましたが、パソコンのPhotoshopの調子が悪いため、明日アップします。

 復活しました。

 というわけで土浦花火大会。正確には土浦全国花火競技大会といい、全国津々浦々の花火師が花火の腕前を競うイベントである。
 もともとは、土浦のどこかのお寺の住職が、霞ヶ浦航空隊の戦死者の霊を慰めるために私財を投じて始めたもので、住職が私財を使い果たした後は有志が引き継ぎ競技会として今に至る。
 日本三大花火大会のひとつとされるだけあって会場も当然ながら大混雑するが、土浦は平坦地で高い建物もあまりなく、さらに花火のほうも250メートルぐらいまで上がる7号玉が主なので、別に会場にこだわらなくてもよく見える。
 というか、むしろ遠くからでないと全体を把握できない。

 コンデジを持っていったのだが、iPhoneのほうがよっぽどまともに撮れた。
 といってもろくな写真がないけど、雰囲気だけ。





 途中のWAONは広告花火。
 競技の合間にはいくつかこんな感じの仕掛け花火と、広告提供元がお金を出したスターマインが打ち上がるのだが、これもなかなか個性的。
 土浦警察署が赤黄青の信号と同じ色の花火でまとめてきていたり、ジョイフル本田が店とは全く関係のないパイレーツ・オブ・カリビアンをBGMに勇壮な大玉を上げまくったり、介護設備のいっしんが花火は普通なのに「にっぽんの介護」という微妙なタイトルをつけてきたり、これはこれで結構おもしろかった。
 ちなみにイオンモール土浦は、この花火大会のためにわざわざ全店休業にしている。

 競技会というだけあって、どの会社も技術とセンスを全力で投入してきている。
 特にスターマインがすごい。ここではアイススケートみたいにテーマと音楽に沿って花火を組み合わせ、定められた時間内で打ち上げていくのだが、普通の花火大会ならフィナーレに持ってくるような規模のものが、普通にいくつもいくつも出てくる。見ているとやっぱり企業ごとに違っていて、しかも、イメージの作り方や音楽との合わせ方といった上手下手も何となく見えてくる。

 打ち上げ花火は久々だったけど、楽しかった。

動物と深海見てきた

 そういえば国立科学博物館の「深海展」の前売りを買っていたので、夏休みも終わったしそろそろ大丈夫だろうと思って行ってみた。


 とてつもなく甘かった……。
 というかなんでこんなに混んでるの? 別に生魚展示してるわけじゃないんでしょ?

 しょうがないので、夕方すいてくるまで上野動物園で時間をつぶすことにした。
 東京都美術館のボストン美術館の至宝展も興味あったけど、まあそれは今度でいいかなと思って。
 上の方は前に行ったので、今回は不忍池の方を中心に回ってみた。


 ゾウ。


 サル。


 なんか何かをすごいガン見していたペンギン。
 今にも飛び込みそうになってるのもいる。


 フラミンゴってこんな座り方してんだ……。


 タテガミオオカミ。
 でもオオカミではないらしい。


 ケージの中で1匹だけ高い場所に座って天井を見つめ続けていたミーアキャット。
 多分見張り役だと思う。


 あ、こっち向いた。


 マヌルネコ。目が完全に野生。


 プレーリードック。


 ご飯中のアルマジロ。
 意外と毛深かった。


 は虫類館のワニ。


 は虫類館のヘビ。あんまりヘビに見えないけどヘビ。


 座っていても動かなかったハシビロコウ。


 でも羽繕いは普通にしてた。


 ニホンジカ。
 見事な角だったけど、ケガでもしているのか血がついているのが見える。
 飼育員さんが近くにいなかったので言おうにも言えなかったけど、まあエサやる時に気づくだろう。


 メジロとシジュウカラが仲良くミカン食べてた。

 これで17時近くまで時間を潰してまた博物館に行ったら、ようやく1時間待ちになっていたので整理券を入手。博物館のレストランで早めの夕食を食べながら時間待ちをすることにした。

 ちなみに博物館のレストランがとんでもなくまずくてびっくりした。
 どのぐらいまずいかというと、出された物は残さず食べるというしつけをうけた人間様がもうこれ残したいと思い、でも残せないのでとりあえずなるべく早く胃袋に送り込んで終わらせてしまおうと思うぐらいまずい。
 最近はレトルトでもそこそこの味の物が食べられる中、ここまで堂々とまずいレストランがあることにむしろ感動する。

 というわけで、とりあえずお腹をふくらませて入場。



 まあ大体がこんな感じ。
 当然ながら生体展示なんてできないし、かといって映像だけで済ませるわけにもいかないので(それでも充分面白いと思うんだけど)、結果として大小様々なホルマリン漬け標本がずらりと並ぶことになる。
 チケットの生き生きした生体写真からいろいろ期待して来た人が、実際にはホルマリン漬けの羅列見せられるとかかなり微妙な気分になると思うんだが、皆さんそんな物は表に出さず頑張って一生懸命見ている。
 でもちびっ子は正直なので、面白くないと思うとさっさと素通りしていく。


 こういうネーミングセンス好き。


 すごい形の資源探査船。その名も『資源』。

 この企画は2部構成になっていて、1部が深海生物、2部が東日本大震災をテーマにした深海の地下構造と鉱物資源に関する展示になっている。
 探査船『ちきゅう』で掘削した本物のコアなんかもあってなかなか面白かったが、ちびっ子達はホルマリン漬け以上に退屈だったらしくて、早く行こうとかもう出たいとかのおねだりがあちこちから聞こえてた。
 

『しんかい6500』のコックピット。
 水圧に耐えるために限りなく真球に近い球体で作られている。床のクッションがなんとなくお座敷感。


 これは常設展示の化石標本。
 みんなこっち向いてるのがすごい迫られ感がある。

 思いっきり正直に言うと、JAMSTECの一般公開の方が面白かった。

花とガラスと鳥見てきた

 そしてまた箱根に寄って帰ってきた。
 今回は富士サファリパークとどっちにしようか迷ったのだが、どうしてもこれを見たいというのがいまいちなかったので、結局また箱根にしてしまったのだった。

 富士山に残雪があるぐらいだから、箱根もいつもの年とは季節の草花が違うかもしれない。
 そういえばゴールデンウィークに行った時には、低温の影響でまだ桜が咲いていたし。
 よしちょっと湿性花園に行ってみよう。


 そうでもなかった……。
 でも2年前と比べるとススキがないので、やっぱり少し季節が遅れているらしい。
 日差しが強くて猛烈に暑いが、風が適度にあるので木陰に入ると過ごしやすい。


 腹の光沢がきれいなカワトンボ。


 水芭蕉はすっかり刈り取られている。


 確かシラヒゲソウ。
 丁度盛りの時期だったようで、きれいに群生していた。


 ハスが1輪だけ咲いていた。昼には閉じてしまう花なのでなんか得した気分。
 ハスのピンクって上品でいいよね。


 池にはでかい鯉がいて、水辺に近寄ると大量に集まってきて口をバクバクさせながらエサをねだるのでちょっと怖い。
 でも鯉は水底を荒らして生態系を壊すと聞いたんだけど大丈夫なのかな?


 再生湿原。やっぱりススキがない。



 そしていろいろ咲いてる。
 風で花が揺れるのできれいに撮るのは結構大変。


 通路にキジバトがいた。
 この日は観光客が多いせいか、鳥も虫も身を隠してしまって声すら聞こえない状態だったので、なんだか珍しい。
 こっち見て警戒している。




 わざと他を眺めるふりをしながら様子を伺っていたら、どうやらこの人間は自分に関心がないようだと安心したらしく、ずんずんこっちに近づいてきた。
 そのまま行けば至近距離ですれ違いだったのだが、その時別の人たちが姿を見せたので飛んで逃げてしまった。


 エビネ。


 きれいな甲虫。


 なんか花と別の種類のエビネ。


 やっぱり食虫植物の特別展示をやっていた。
 多分、毎年同じ事やってるんだな。

 次はガラスの森美術館。
 5月に行った時と展示の内容は同じだが、あのローマングラスをもう1度見たかったのだ。


 これこれ。この輝き。
 きれいだなあ。ほしいなあ。


 これもほしい。


 これなんか、顔のビーズは1センチないんだよね。
 すごい技術。



 そしてこちらは5月にはやっていなかったガラスの昆虫展。
 写真に写っている昆虫は全部ガラス製。即売もしてた。
 子供に大人気だったけど、残念ながら素材にしろ値段にしろいささかオモチャにしづらいせいか、買っている人は見かけなかった。


 あれ? 大涌谷の噴煙がない。
(後で強羅駅で火山ガスのためロープウェイが全面休止と出ていたのを見たので、風で吹き散らされて見えにくくなっていただけらしい)


 池のカモが親子になっていた。
 8/3に生まれたものだそうで、かなり成長している。
 ヒナは全部で4羽いるが、全員かわりばんこに水に潜りまくるので、そろっている写真が撮れない。


 このぐらい大きくなるともう親の後をついて泳ぐことはないが、このヒナはちょっと甘ったれな子のようで、親のそばから離れない。


 そのうち親に誘われるように陸地に上がって羽繕いを始めた。


 でも一番のチビだけは上がらず、親兄弟を尻目にあちこち泳いだり潜ったりしながらひとりで遊んでいる。
 こんなヒナでも結構性格が違うんだ。


 そのうちチビも飽きたのか寂しくなったのか上がってきたのだが、一番後に水から出たくせにちゃっかり一番上の場所に行っていた。

 ……気づいたらカモだけで20枚ぐらい写真を撮っていた。

 そしてこの後はカブトムシ・クワガタ展をやっているという強羅公園に寄っていくことにしたのだが、現地についたら料金が600円(入園費別途)かかるというのでやめにした。
 だってちょっと覗いたら、狭いガラス温室1棟にしょぼしょぼとケースが置いてあるだけなのだ。いくらなんでもぼりすぎ。
 結局ティールームで紅茶を飲んで売店で陶器の茶碗(でも用途はお茶漬け用。ここは作家物のなかなかレベルの高い陶器やガラス製品も販売している)のいいのがあったので、それだけ買って出てしまった。


 早雲山も噴煙は出ていない。


 バラ園は終わっているのか終わっていないのか微妙な感じ。

 またローマングラスが見れて良かったが、夏休みとは言え平日なのに、なんだか人がやたらと多かった。
 まあガラスの森あたりはオシャレ系で有名なので分かるが、あまり関心を引かないと思われる湿性花園もなんだかごちゃごちゃ人がいるのに驚いた。
 もしかすると、大涌谷が閉鎖されていたので、その分の人が流れてきていたのかもしれない。

那須の林でキノコ

 最終日。


 さようなら茶臼岳。
 昨日と打って変わって良く晴れているが、実は風がかなり強い。
 多分山頂は大変なことになっている。

 でもまっすぐ帰るのもちょっともったいないので、どこかに寄っていくことにした。
 だが、先にも書いたとおり、那須は交通の便が異様に悪い。
 結局、駅までのバスルートの途中にある「お菓子の城 那須ハートランド」に決定。

 ここはその名の通り、萩の月のそっくりさんお菓子「御用邸の月」を中心に、那須のいろいろなお菓子や名産品をとりまとめて買える場所になっている。
 そのほかにも日帰り温泉や自然林の散策ができる子供向けのクラフト工房もあったり、性質としては道の駅に近い。
 実際、すぐ近くに友愛の森という道の駅があるので、差別化を狙ってお菓子を設備の中心に持ってきたのかもしれない。

 で、わざわざここへ来たのはお菓子ではなくて、自然林の散策をちょっと見てみたかったため。


 林に入る前にまず庭園を通り抜ける。これがなかなかいい感じ。


 そして林。
 想像以上の原生林っぷりだった。


 林の中を川が流れている。
 対岸の木がこんなになってたのだが、何がどうしたんだろう?


 季節柄なのか、咲いている花はほぼオニユリ。
 オニヤンマみたいだけどもっと黒い大きなトンボが飛んでいた。なんだろう。


 ここでも水芭蕉が元気よく巨大化している。


 傘が20センチはありそうな巨大なキノコを見つけた。
 どう見ても食べられそうにないが、なんだろうこれ。

 気温は高いが、林の中はほとんど日が差さないのでそこそこ快適だった。
 しかしここ、木道以外歩いてはいけないという決まりがあるので、てっきり生態系を守り保護する場所なのだと思っていたのだが、川に堰を作って流れを止めていたり、切り株にリスを呼び寄せるためのヒマワリが大量に置いてあったり、虫取り網を携えた親子連れがゾロゾロ入っていったりというところを見るとどうやらそうでもないらしい。


 林を出た後は庭園を見ながらカフェでクレープ。

 交通事情の関係から、行程に余裕を持たざるを得なかったので、行く先々で割とのんびり楽しめた。
 でも、ピンポイントでどこか1ヶ所ならともかく、あちこち回ろうとするとやっぱり車がないとここはきつい。

那須の山で雨

 今日は茶臼岳登山。
 朝いちのバスと朝いちのロープウェイで山頂駅まで行き、そこから歩いて山頂を目指す。
 ロープウェイを使わず歩いて登るのも考えたのだが、どうも天気が崩れそうなので、とりあえずさっさと山頂に行けるコースにしたのだった。


 とはいえロープウェイの駅から山頂までは50分ほど(成人男性の足で)かかる。
 しかも道は砂地やガレ場が延々と続く急斜面。
 運動不足の身にはつらい。とてもつらい。


 数分歩いては休むの繰り返し。
 恥ずかしいので景色を眺めるふりをしたりして。


 それでも段々頂上が近づいてきて、隣の山の稜線も下がってきた。


 着いた!
 山頂神社をお参りしていこう。


 火口を巡るお鉢回り。向こうに見える尖った峰は朝日岳。あっちには今回は行かない。


 下からは大きな噴気が上がってくる。どうやら下に大規模な噴気口があるらしい。
 どうせ後は降りるだけだし、あそこに寄って見ていこうと思ったのだが……。


 この後急速に天気が悪化。雨がぱらつき出した。
 そして、噴気口への分岐もあっという間にガスで覆われてしまった。
 多分行って行けないことはないのだろうが、初心者の単独行は何があるか分からない。大事を取って断念した。


 避難小屋から下山道に入る頃には、山頂もこんな感じに。
 一生懸命登っている家族連れの子供とかも結構いたが、せっかく登頂してあれじゃ可哀想だな-。

 というわけで、下山道を下ってロープウェイの山麓駅に戻ってきた。
 が、この時点でまだ12時。さすがに早く降りてきすぎた気もするが、降りてきてしまったものはしょうがない。
 旅館に戻って昼寝という手もあるが、それもどうかと思うので、とりあえず殺生石でも見に行くことにした。
 他に見る場所もないので。


 というわけで殺生石。
 うしおととらの白面の者のモデルになった妖怪九尾の狐が姿を変えたうちのひとつだそうだが、今はこんな木道も整備されて立派な観光地。
 うーん、昔はもっと殺生石のあたりの荒れ地が広かった気がするけど、整備されたから印象が変わっただけかな?


 殺生石から温泉神社に至る遊歩道にもアジサイがたくさん咲いている。

 できればお土産でも買いたかったのだが、このへんは本当に温泉と神社と殺生石しかないので、あきらめて宿に戻ってしまった。

那須の牧場で牛

那須温泉に来ていますが、旅館にネット環境がないので、帰ってからまとめてアップします。

 というわけで。

 茶臼岳に登りたくなって那須にやってきた。
 とはいえ、ただ茶臼岳に行くだけというのもつまらないので、ついでのどこかで遊んでこようと思って探したのだが、この那須という場所、車での移動を前提としている場所なので、観光施設が広い場所に散在している上に、主要駅や観光地をつなぐバスの便が恐ろしく悪い。
 しょうがないので、茶臼岳へのバスルートの途中にある南が丘牧場に行くことにした。無料だし。
 ……小学生の時に行って以来だな。

 南が丘牧場は設立は戦後すぐの昭和23年。小規模な観光牧場なのだが、入場無料を武器に複数ある大規模な動物系観光施設と今に至るまで互角に戦っている。いるのは日本で200頭ぐらいしか飼育されていないガーンディ牛を始め、馬やロバ、ヤギ、小動物など。マス釣りをしてその場で焼いて食べられたり、ジンギスカンなんてものが日本(北海道以外)でほとんど知られていなかった頃にすでにジンギスカン専門レストランがあったり、家族で半日とか遊ぶのに丁度いい感じ。
 ……なんでこういろいろ書いているのかというと、暑さにやられて全体の写真を撮り忘れていたからだったりする。


 厩舎に生まれてすぐっぽい子ロバがいた。まだ足とかひょろひょろ。
 お母さんの目が優しい。


 しっぽも犬みたいでかわいい。


 うわさのガーンディ牛。


 隣の囲いのロバの群れが突然全力疾走を始めたので、何事かと見るガーンディ牛。


 そして全力疾走が終わって気が済んだらしいロバたち。


 こっちにも子ロバがいた。
 厩舎のと比べるとだいぶ大きくなっている。すごくおとなしい。


 手を出しても逃げないので、頭や首を掻いてやった。
 最初はびくびくしながら掻かれていたのだが、そのうち段々うっとりしてきたらしく、もっと掻いてと首をすりつけてくるようになった。
 かわいいのだが重い。あと爪が黒くなる。


 この古い農具は展示してあるのか放置してあるだけなのか……。


 牧場の中とか、ここに来るまでの道路脇とか、アジサイがたくさん植わっている。
 東京のほうでは完全に花が終わっているが、こちらではまだまだ盛りのようで、やっぱり気候はかなり違うらしい。


 アヒル池のアヒル。盛んにこちらを見上げてくるので何かと思っていたら、エサを近くで売っていた。
 そして周囲にはおこぼれ狙いのスズメもうろついている。

 そんなこんなで2時間ばかり堪能してから、茶臼岳に向かった。
 今日は那須温泉で一泊予定。


 バス停で降りたら神社があったので寄ってきた。
 その名も温泉神社。すごく分かりやすいが、9世紀にはすでに成立していた由緒ある神社らしい。
 これはその名も「生きる」という樹齢800年のケヤキ(だったか?)のご神木。


 境内からは殺生石が見える。

 気温は低いんだけどなんだか蒸し蒸しして疲れてしまった。
 あと、南が丘牧場も那須温泉も、小学生の頃の記憶とほとんど変わっていないのがある意味すごい。

お触りフクロウ

 原宿のフクロウとのふれあいスペースに行ってきた。
 ドリンクは紙カップ自販機1杯のみなのでカフェではない。1時間単位の時間制で、まず最初にスタッフからフクロウへの接し方のレクチャーを受けてお触り開始となる。
 フクロウカフェといえば、劣悪な環境のカフェが最近話題になったけど、ここの個体はそこそこ大切にされてる感はある。
 ただ、かなり良く馴らしてあるとのことなのだが、実際には触れられるのを嫌がるのが結構いる。
 まあでも逆にきちんと自分の意思表示ができる状態ということではあるのだと思う。


 展示はこんな感じ。
 止まり木に足をつながれて止まっているスタイル。


 フクロウだけではなく猛禽もいる。これはアメリカチョウゲンボウ。長門ぐらいの大きさしかない。
 手に乗せられるサービスもあるので乗せてみた。ちょっと嫌そうな顔をして噛んだりしてきていたが、頭の後ろを掻いてやったらそのうち少しずつ額のあたりの羽が逆立って、革手袋越しに足がじんわり温かくなってきた。つまりうっとりしちゃったらしい。
 よしよし、身体は正直よのう。


 変な顔になったカラフトフクロウ。
 おとなしくてなでても文句を言わないし、何かにつけて人をガン見するので、ずいぶん人なつこい鳥だと思っていたら、実はものすごく臆病で常に周囲を気にしているからなんだとか。


 ずっと外を眺めていた窓際のハリスホーク。
 人が近づいてもクールに無視するのだが……。


 猫にやるみたいに手を物陰からちょろちょろ動かしてみせると、たちまち「何? 何?」みたいな顔になって一心不乱に追い始める。
 他のハリスホークでもこの遊びは有効で、中にはテンションが上がりすぎて足で飛びついてくるのもいた。


 寄り添って寝ていたメンフクロウ。かわいい。
 ちなみに片方は順化中でお触り禁止だった。

 この手の鳥カフェ系は行ったことがないので分からないけど、結構鳴いている鳥もいたので、環境は悪くないのかなと思う。
 ただ、鳥たちの止まり台が全体的に低いのが少し気になった。
 中には人の膝か腰ぐらいまでしかない台もあったりして、鳥がストレスを感じるし、人間がうっかり当たったりする可能性もあるので危ないのではないだろうか。

凶悪なアライグマの映画見てきた

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」を見てきた。
 残念ながら字幕版なので、遠藤憲一の「僕はグルート」は聞いていない。
 前作は見てないけどストーリーは知っているし、キャラクターもわかりやすいので大丈夫だろうと思っていたら、本当に大丈夫だった。かわいいベビー・グルートが見たいけど続編だからどうしようと思っている人は、基本的な設定をWikipediaあたりで把握しておけばちゃんとついていけるので安心していい。グルート本当にかわいいし。

 話はいわゆる良くあるスペースオペラ(私はお前の父だという奴は大体ろくでもないことを企んでいる!)。きっちりと上手にまとまっていて面白かった。
 まあ当たり前なのかもしれないけど、ラストに近づくにつれ作りが荒くなっていく作品を見ることも多かったので、各キャラクターにきちんとストーリーに絡めた見せ場を作り、最後まで劣化させることなく作り上げてあるのは、もうそれだけですごいと思ってしまう。


 ガーディアンズ・オブ・ネスト
 暑いなら出なさい。