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お兄ちゃんとおそろい

 パムのカゴを新調した。

 ビビと同じカゴなのは意識してではなく、行った店にこれしかなかったから。
 後ろに棚があるのにわざわざ台に置いてるのは、ビビより位置を下にして力関係を明確にするため。
 棚の上に置くとビビより目線が上になっちゃうのだ。
 じきにビビと同居させるつもりだったのでこれまで狭い簡易カゴで暮らしていたのだが、どうも2羽の態度を見てると当分望み薄っぽいので、この際広いカゴに移すことに。
 実はビビはパムがそれほど嫌ではないらしく、パムが遊んでいると寄ってきてカゴごしに眺めたりちょっかいを出そうとしたりしているのだが、パムのほうが今の所ビビに対して敵意むき出し。大人しくて人のいいお兄ちゃんに意味もなくつっかかる不良の弟という感じで寄ると触るとケンカを売っている。
 見ていると、パムはちょっとしたことでヒステリックに興奮する気質らしいので、もうちょっと歳を取って落ち着くまでは一緒にしないのがお互いのためかもしれない。

魅惑のポーズ

 なんだかもう……。

 そういえば、しきりと水入れの上で逆さになってじたばたしてたっけ。
 何をやっているんだろうと思っていたんだが、水浴びしてたつもりだったんだ。
 というか、気持ち悪いからこんな格好で停止しないでほしい。

がーん

 かくれんぼ。

 ……しているわけではなく、羽を切られて飛べなくなりぼう然としているパム。
 飼い鳥にはありがちだが、パムも飛翔力はそこそこあるくせに方向のコントロールができない。
 なので一旦飛ぶとあっちにぶつかりこっちにしがみつき、しまいにへとへとになって落ちてくる。
 こんな調子でケガでもされると大変なので、とりあえずいちど風切り羽を切って飛距離を制限することにした。
 だが、パムにとっては、行けると思って飛び立った場所にたどりつけないというのが相当ショックだったらしく、しばらくこのまま固まっていた。
 あなたのためだから。

パムッカレ

 コビビ(仮名)の正式名称はパムッカレに決定。
 でも呼びにくいのでパムでいいや。
 特に由来はなくて、なんとなく通勤電車の中で思いついただけ。
 いや、本当はコビビのままでもいいかと思っていたのだが、実はビビのことを時々ビビ子と呼んだりもしているので、混乱を避けるために変えることにした。
 今もコビビと呼ぶとビビのほうが「びーび」とか返事をしてくる有様だし。

 というわけでコビビ(仮名)改めパム。
 眠いだけなのだが換羽でボロボロなので必要以上にすさんで見える。

噛みたいコビビ(仮名)

 とにかく目に付くものはなんでも噛んでみたいさかりのコビビ(仮名)。

 底の敷き紙もこのとおり。
 あーあ、引きずり出しちゃって。
 手なんかも、最初は甘噛みしておいて、段々力を入れてくる。
 どうやらいっちょまえに様子を伺いながらやっているらしい。
 と思ったらこっちにも噛んでる人が。

「およちゃんもかまって!」
 ごめんごめん。