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こらえる五十鈴

 構ってほしくて一生懸命金網に貼りつくんだけど、インコみたいにふんばれないので大股開きになってしまい、ちょっぴりなまめかしい格好になってる五十鈴。

「かまっ……かまってー」
 いずもと五十鈴は性格も違うが、頭の出来も明らかに違っている。
 五十鈴のほうがなんというか、頭が悪い。

ケンカでもしようかな

 なんだかやる気のなさそうな小競り合い。

 いずもの態度が何となく控えめなのは、今回自分の方が低い場所にいるから。
 鳥は基本的に上の位置にいる方が強気になる。
 よく見ると双方ともに時々人間様の方を伺いながらケンカしてる。
 人間様がどっちの味方をするのかが気になるらしい。

 お前も勝てないんだからいちいちケンカを買うんじゃないの。

別にいいかな

 文鳥どもはどういう訳か基本的にパムにはちょっかいを出さないのだが、それでも興味はあるようで……。

 たまにこうやってのぞきに行ったりしているが……

 でも特に惹かれる物はなかった模様。
 ……まあいいんだけどさ。
 さすがにあからさま過ぎないかそれ。

敵の敵はやっぱり敵

 たとえ共通の敵を相手に共闘していたとしても、気に入らない事があれば即仲間割れするのが文鳥という生物らしい。

 小柄なマメルリハにケンカをふっかけるでかい2羽。
 当然チャンドラは反撃する。

 足に噛みつけばいいと思うのだが、どうやらそこまでは思い至らないらいくて、押され気味になりながらも一生懸命応戦している。 

 と、何が気に障ったのか文鳥どもがお互い同士で突然どつきあいを始めた。

 夢中でどつきあっている2羽を、完全に放置された格好のチャンドラが困って見つめている。
 まあ、しつこい攻撃から逃げられたんだから、良かったと思おうよチャンドラ。

上からの圧力


 上からパムをガン見する2羽。
 ちょっかいを出すわけではなくじっと見ているだけなのだが、むしろちょっかいを出されたほうがパム的には救われるかもしれない。

 しょうがないので文鳥どもを呼ぶことにした。
 呼ぶといつも先に飛んでくるのは五十鈴で、いずもはこんな風に1歩出遅れてくる。

ハゲてるいずも

 いずも、後ろ-!

 いずもの足に完全にロックオンしているチャンドラ。
 でもこの後かわされた。
 いずもの胸に地肌が見えてるのは、水浴びの後とかではなく換羽で羽がなくなっちゃってるため。
 こんなになっててもちゃんと飛べるんだからそれはそれですごい。
 まあ、飛べなくなったら自然界では生きていけないけど。
 なお、五十鈴はこの冬にヒナ換羽を終えたばかりなので、今回の換羽はなし。
 多分秋になるんだと思う。
 ……これが2羽分になるのか……。

排除結界

 くらまにちょっかいを出したいのだが、人間様が構えるカメラが怖くて近づけないいずも。

 遠巻きにして見てるだけなので、くらまも人間様の手の上で安心。
 これは良いいずもよけだな。
 でもどうしても何か仕掛けたいらいしく、そのうち飛び立ってはくらまの上空を何度も通過していくという手段に出始めた。
 下手な爆撃機かお前は。

護衛艦トリオ

 文鳥たちが勝手に遊んでいるのでくらまをかまっていたら、あっという間に自分たちもかまってと飛んできた。
 どんだけ焼きもち焼きなのお前たちは。

 五十鈴って海軍だけかと思ってたら、護衛艦にもあったのね。