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熱波襲来


 こらー!
 引っ越し以来ずっと生活の場になっていたエアコンのつけられない和室が、ここ数日の猛暑でついに室温が30度から下がらなくなったので、鳥どもをつれてエアコン付きの部屋に移住した。
 それまでは、昼は暑くても夜は涼しかったので、窓を開けていれば結構快適だったのだが、さすがにもうちょっと無理な感じ。5階なので風が来ることは来るのだが、周囲に全く緑がないので熱風しかやってこない。むしろ前の1Kのアパートの方が、1階で日差しが当たりにくかった分ましのような気もする。
 でもまあ実は鳥どもは暑さもあんまり関係なさそうなんだけど。
 毛むくじゃらのくせに。

メガバク検査 その1

 メガバクテリア感染の検査と健康診断にパムとチャンドラを連れていった。
 本当は、メガバクテリアに感染しやすいマメルリハは3兄弟まとめて診てもらいたかったのだが、いくらマメルリハが小さいといっても3羽運ぶのは無理なので、ビビは来週回し。

 この閉じ込められ感……。
 しかし、狭くてつるつるしていて暴れる余地のないミニサイズのプラケースは、マメルリハを運ぶのには地味に便利。
 夏は温度が上がりすぎないよう気をつける必要があるけど。
 パムもチャンドラも感染はなし。
 チャンドラは買った当初もメガバクテリアに感染していて、いわば他の鳥どもよりメガバクテリアへの親和性が高いので、チャンドラが大丈夫なら他のもまず心配ないかな。
 ちなみにマッチョルリハのパムは、案の定先生から「すごい筋肉……」と言われていた。
 さらに、口からそのう(胃の上にある予備消化器官)液を採取する道具をつっこまれたらがっちりとそれに噛みついてしまい、道具が動かなくなって先生から「すごい力……」と言われていた。
 一方チャンドラは、検査のために先生から握られた瞬間、威嚇のつもりか口を大きく開けて舌をレロレロさせ始めて先生から爆笑されていた。

 家に帰ってキャリーからカゴに戻そうとしたら飛び出してしまい、部屋の隅に落ちて途方に暮れているパム。

 でも、途方に暮れてる最中でも、とりあえず頭を掻いてもらえば幸せになるらしいパム。

ペレット

 鳥のエサには、いわゆる殻付きエサとかのシードと、ペレットがある。
 人間様は鳥のエサに関してはシード派である。
 だって、ペレットって言ってみれば食事は3食カロリーメイトと同レベルではないか。そんな生活嫌だ。ちゃんとごはんが食べたい。
 そんなわけで、我が家の鳥どもは全員シード食だが、ブロッサム、通称ちびころ、ぎっくちゃん、くらまの3羽は、シードとペレット両方をやっている。
 くらまは言うまでもなくメガバクテリアで胃をやられたので療養食として(でも最近そんな必要ない気がしてきた)、ぎっくちゃんは生まれつき胃の能力が低いらしく、シードを消化しきれないため、そしてブロッサム、通称ちびころはおばあちゃんだから。
 ペレットのメーカーは複数あって、それぞれ成分や味、粒の大きさ等が微妙に異なる物を出している。基本的にはその時に買える物を買って与えているのだが、シードはどこのをやってもこだわりなく食べるくせに、ペレットだと我が家の鳥どもは生意気に好き嫌いをする。
 中でもハリソン社というところのペレットは評判が最悪で、全員全く口をつけない。ここのペレットは数あるインコ用ペレットの中でも、鳥類専門獣医師が作ったということで、基本的に病院でしか取り扱いをしていないという格の高い代物なのだが、そこまでイヤか、というぐらい食べない。
 ……で、何が言いたいかというと、ハリソンのペレットを2袋も買ってしまい、ようやく1袋を終了したが(ほとんどエサ入れに入れては捨てただけの繰り返しだった)、まだ1袋残ってるんだよねということなのだ。
 どうしよう……。

おっとりさんとせっかちさん

 同じことやってても性格の差でこんなに違う。

 かまって×2。
 全快してるくらまがいまだに療養ケースなのは、マメ3兄弟にメガバクテリアがうつっていた時、リバース感染するリスクを少しでも減らすため。
 あと、結構あたりにエサを食い散らかすんだよね。この鳥……。

お兄ちゃんたちといっしょ

 くらまの発情を抑えるために、先生の指導で療養ケースの置き場所を変えている。

 久々に他の鳥どもと同じ場所に置いてみた。
 メガバクテリアは完全に駆除できたのでもうプラケースに入ってる必要はないのだが、扇風機の風が直接当たらないようにまだケースの中。
 風が当たるとそれだけで体温を奪われたりするから。
 要するにカゴの中が居心地良すぎて繁殖体勢に入ってしまうのが発情なので、置き場所を変えたりして居心地を悪くしてやれば止まるという理屈なのだが、むやみやたらとやる気のある子のくらまの場合はさてどうなのか。
 

かかって来いや!

 金網に張りついてくらまを眺めている長門と、そんな長門にケンカを売るくらま。

 倍以上のスケール差をものともしないくらま。

 無反応の長門を背中の毛を逆立てて威嚇している。

 あ、長門が買う気になった。
 でもここでレフェリーストップだからね。

怖い人かも

 いつもなら、自分のカゴに誰か来ると即ちょっかいを出しに行く長門が、ビビに対しては遠くからじっと様子見をしている。

 しかもなぜか物陰から。

 ようやく長門の存在に気付いたらしいビビがのぞき込むが、長門は固まったまんま。
 なんか怖い思いでもしたの?

ダブルスタンダード

 自分が他の鳥のカゴに行くのはいいが、他の鳥が自分のカゴに来るのは嫌な長門。
 外出中に自分のカゴに飛んできて遊んでいるビビを見てやきもき。

 そして空気を読まないビビに完全無視される。
 ……とりあえずお前がブロッサム、通称ちびころのカゴからどきなさい。