鳥ども」カテゴリーアーカイブ

見せかけの交流

 また長門がビビお兄ちゃんのところにちょっかいを出しに行った。

 なんとかかまってほしくてじっとりとビビを見つめる長門。
 でもビビは全く相手にしていない。

 共通の話題でも作りたいのか、ビビが見ている方向を自分も見てみる。
 ……写真だけ見ると、実に仲がいいように見えるんだけどねえ……。

集中族とながら族

 ブロッサム、通称ちびころと長門に大好きな半生フルーツをあげると……。

 もう脇目もふらずに食べるブロッサム、通称ちびころ。

 食べるのに一生懸命すぎて、正面から見ると変な生き物になっている。
 一方長門は……。

 人間様の動向が気になって、もぐもぐやりながらも上の空。
 ブロッサム、通称ちびころは一旦くちばしをつけるとひたすら食べることに専念するが、長門は水入れに持っていて水につけてみたり、くわえたままあっちこっちに行ってみたり、とかく注意力散漫気味。
 そして結局食べきる前にフン切り網の下に落としてしまったりする。
 どうやら、何かひとつのことに集中するということができないたちの鳥らしい。

 そんな長門を尻目にさっさと食べ終わってしまい、おかわりを催促するブロッサム、通称ちびころ。
 1回にもらえるのは1個だけと分かっているはずだぞ。

食べ方2態

 4日前にパムとチャンドラに粟穂をあげた。

 線対称状態。
 そして本日、2羽とも完食した。

 茎だけきれいに残しているチャンドラ。

 茎すらも囓りつくして跡形もないパム。
 ……同じ種類なのに、個性が出るもんだねえ。

たまにはいいことしてみよう


 長門……。
 ひとりで勝手に遊んでいるので、丁度金網に貼りついてきたブロッサム、通称ちびころの頭を掻いてやっていたら、案の定焼き餅を焼いてふっとんできた。
 で、また勝てないケンカを売って彼女に追い回される羽目になるのかと思ったら、一体何を思ったのか、人間様と一緒になって金網ごしにブロッサム、通称ちびころの頭をくちばしで掻いてやりはじめたのでびっくりした。
 ああ、だからこんな大雪が降ったんだ。

対照的


 カメラを向けたら急に隠れてしまったチャンドラと、急にご機嫌になって胸を張るビビ。
 実に対照的だが、共通しているのは、どっちの行動も良く分からんということ。

鳥たちの朝

 朝、鳥どもを起こす時には、びっくりさせないよう必ずひとこと名前を呼んでからおやすみ布をはずすことにしている。
 鳥によって反応は様々で、鳴いて返事をするのや返事はないものの寝場所から移動する気配があるもの、うんともすんとも言わないもの、かと思えばそもそも呼ばれたことに気付いてなかったらしく、布を取るとものすごい勢いで寝起きの不機嫌をぶつけてくるものなど飽きない。
 ただ、ビビの奴は、パムを呼ぶと必ず返事をするくせに(パムは絶対返事をしない)、自分が呼ばれても知らんぷり、布を取るとなんか怒っているということを毎朝毎朝繰り返している。
 この反応だけはいまだに訳が分からない。

また恐いの買ってきた


 一目で気に入ってつい買ってしまったセーター。
 一見色糸を使っているようだが、実はプリント。

 着てみたら、しましま嫌いのビビがおびえるのはまあ分かるとして……。

 なぜか長門までもがひと目見た瞬間「ギャ!」と変な悲鳴を上げて奥に隠れてしまった。
 ……あれ? お前もしましま嫌いだったっけ?

届かない思い

 行っても襲われるだけなのは分かってるんだけど、どうしてもヒマワリへの未練が断ちがたい長門。



 画面の右側が赤いのは、赤外線ストーブがあるからです。
 意外と足腰強いんだな、この鳥。

あんな所に……

 ブロッサム、通称ちびころが床をうろついている時は、絶対に長門は床に降りようとしない。
 ところが、いつの間にか彼女の姿が消えてしまった。

 早速床に降りてあたりをうろうろ。

 ちょっと高い場所に行きたくなったらしく、鳥どものおやすみカバーをまとめて積み上げてあるのに登り始めた。

 てっぺんまで登った所で、さらに高い熱帯魚の濾過装置の上から無言で自分を見下ろすブロッサム、通称ちびころの存在に気付いた。

 ……人間様の膝の上に一目散に逃げてきた。
 お前ちょっとびびりすぎだ。