うっかり寝落ちしてしまったため、1日遅れてアップします。
いずもを実家に埋葬してきた。
動物が絡むと妙に気が利く母親が、すでにお供え用の花と線香を用意し、庭に穴まで掘って準備万端整えていた。
我が親ながら情熱が向かう方向性が良く分からない。
シャッターを押した瞬間首を振ったので、なんか変な夢にでも出てきそうな顔になった猫。
なんか身体全体のバランスもおかしいような気がするのは、気のせいだろうか。
いずも死去。
昨日あたりから少し口を開けて呼吸するようになっていたが、朝からエサ食いもフンも通常と変わらず、たまに移動に失敗して床に落ちては「上げろ」みたいなまなざしをこちらに向けてくるという、いつもと変わらない活動をしていた。
が、人間様が1時間ほどオンライン会議で別の部屋に移動し、戻ってきたら、大量に血を吐いて床に横たわっていた。
何が起こったのかは分からないが、思い返せば、さえずりをしなくなったのをきっかけとして、いずもは段々と声を出さなくなっていた。
ここ最近は、威嚇ですら、喉の奥で小さく鳴くだけになっていたから、もしかすると、肺か気嚢に病気があったのかもしれない。
せめてあと1時間待っていてくれたら、助けるのは無理にしても見送ってやることはできたのに。
実を言うと明日から旅行のため、いずものなきがらはやむを得ず冷蔵保存し、帰ってきたら実家に埋めてやることにした。
冷たい所でごめんよ……。
脚力と翼の力が弱って一度止まり木から落ちると上がれないいずものために、最近は床にもエサ入れと水入れを設置している。
水もエサも普段与えている物をそのまま入れているのだが、いずもはどういう訳かこれに頑として口をつけず、お腹がすいて我慢できなくなると、床に自分が散らかしたエサを拾って食べている。
水の方は、人間様が止まり木に戻してやるまで乾いたまま頑張っている。
1度、1日家を空けて帰宅したら、飲み食いしていたのを見たことがあるので、存在に気付いていない訳がないのだが、一体なぜそこまで頑ななのだろうか。
待っていれば人間様が止まり木に戻してくれると思っているのかな。
居眠りしているいずも。
今年8歳を迎えたいずもは、最近ますます老化が進んで、歩くのにも不自由するようになった。
朝、巣からこのエサ場に降りてくると、後は1日エサと水の間の数センチをよたよたと移動するだけで過ごしている。たまに足を踏み外して床に落ちると、もう止まり木には上がれなくて、人間様が助けに行くのを待っている。
人間様もそうそう暇ではないし、外出している事もあるので、床にもエサと水を別途用意して、落ちても飢えないようにしているのだが、なぜか頑なに口をつけようとしない。
同じように夜も自力で巣に戻れないので、人間様が手に乗せて戻してくれるのを待っている(そして戻るとなぜかキレて威嚇してくる)。
特にここ2週間ほどで顕著に変わったのが、ご機嫌な時のさえずり。声が出ないのか息が続かないのか、音量が小さくなり、節回しが単純になり、時間が半分以下になった。
食欲は普通にあるし、フンの量も変わらないので、体調としては年寄りなりに問題ないのだと思うが、やっぱり足元がおぼつかないのは心配だな。
なお半年年下の五十鈴は、ちょっと羽がぼさついてきたぐらいで、目下若い頃とほとんど変わりはない。
こっちは当面大丈夫だと思うが、油断はできないな。
止まり木に上げてほしいいずも。
たまにエサ入れからではなく、自分でエサを探して食べたくなるのか、いずもは時折自分からカゴの床に降りては、エサ入れから散らばったエサをついばんでいる。
ひとしきり床をうろついて満足するとまた止まり木に戻るのだが、足腰の調子によってはうまく跳び上がる事ができずに床に転げてしまうことがある。
何度かそうやっていた事があったので、カゴに手を入れて乗せて止まり木に戻してやっていたところ、いずもの中では自力で駄目なら人間様に頼もうという発想ができあがってしまったらしい。
たまにこんな風にして、人間様のほうを一生懸命のぞいている。
もっとも、上げてもらいたいのかと思うと実は外を眺めていたかっただけで、手を入れると思いっきり怒られたりするので、やっぱり文鳥は分からない。
久々のいずも。
換羽中のつのつの。
保温用のビニールカバーをかけているので、普段なかなか写真が撮れない。
最近はめっきり動かなくなって、こうやって巣の中でゴロゴロしつつ、たまに身体をのばしに外に出てきて人間様を眺めるぐらいになってしまった。
仕草もいかにもよぼよぼしていて老人臭い。
そのくせ、カゴを開けると突然ぱっと飛び出してきて床に落ちたりしている。
白内障とかはないし、エサを食べるのも水浴びするのもできているので、当分は大丈夫そうだが、これもっと進んだらどうなるんだろう。
そして五十鈴にもとうとう老化の兆しが現れてきた。
やっぱり脚と羽が弱くなるらしくて、飛び方が下手になり、止まり木から良く落ちて自分で怒っている。
こっちもそろそろカゴのレイアウトを老人使用にリフォームするべきかなあ。
食事中のいずも。
こうやって見ると普通だが、老化で翼が弱ってもう飛べない。
止まり木から止まり木に移る時も、バランスを取るのが難しいのか視力が衰えてきているのか、しばらく狙いをつけてからでないと飛び移れない。
そしてたまに止まり損ねて落ちたりしている。
インコはあまり老化が表面に出なくて、病気でない健康なインコの場合は、死ぬ直前まで若い頃とそれほど変わらない感じだったりする。
なので、こんな風に老化していく鳥が珍しくてしょうがない。
というか、半年しか違わない五十鈴は、まだ全然衰えの兆候はないんだよね。
爪がのびやすくなってきたぐらいで、あとは若い頃と外見も動きも変わらない。
2羽揃って衰えられても困るので、それはそれでありがたいのだが、なんだろうこの差。