TBSが大々的に宣伝していた『南極物語』、もとい『南極大陸』を見てみた。
というか『宗谷』がどういう風に描かれるか見たかっただけなんだけど。
何というか、状況が危機に陥ると、必ず誰か助け手がドラマティックに現れるあまりにも単純な演出の繰り返しには思わず笑ってしまったが、多分、今の制作者ってこういう作りかたしか知らないし、できないんだろうなあとちょっとかわいそうにもなった。
登場人物は、ヒーロー、助言役、悪役、ムードメーカー、ルーキー、渋い脇役といった役どころと、それに伴う性格タイプがきっちり分かれていて分かりやすい。その分安定しているので安心して見ていられる。
でも最後の柴田恭兵の「敬礼!」は、さすがにこれはないだろうと思った。柴田恭兵は海上保安庁職員でも自衛隊員でもない民間人が敬礼を命じ、自分もするのはやっぱりおかしい。
そういえば全然意識してなかったけど、『宗谷』って番号がPLということは、巡視船扱いだったのね。
濡れるとしっぽがないのがいっそうみじめに見えます。
ちょっとバランスも取りにくそう。
しかしなんでそんなになっちゃったんだろうなあ。
早くはえてくるといいね。
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