とかく食への執着が強いくらま。
人間様がエサを換える時も、待ち焦がれるあまり良くこんなんなっている。
わざわざ逆さになっているのは、少しでもエサに近づきたいからか。
たまに待ちきれなくなって飛び降りてくると、換えている最中のエサ入れから強引にエサを食べ始めたりしている。
「くらま」カテゴリーアーカイブ
指1本の安らぎ
内側の陣地
なんでそうなる
びょーん
それ拾って!
部屋でダラダラと本を読んでいたら、突然くらまが大声で鳴きだしたので驚いた。
何事かと思ったら、人間様がたまたまくらまのカゴの上に置いた鳥オモチャが床に落ちていて、天井に貼りついたくらまが何か言いたそうにこちらを見ている。
どうやら、金網越しにオモチャをいじくっているうちに落としてしまい、拾ってほしくなったらしい。
しょうがないので拾ってカゴの上に置いてやって様子を見ていたら、再びくらまはオモチャをいじりはじめたはいいが、5分もしないうちに落としてしまった。
するとまた人間様のほうを見ながら鳴きだしている。
一体どこでそんなこと覚えてくるんだろう?
まだおいていかないで!
すっかり元気になっていても、やっぱり人間様から離れるのは嫌なくらま。
飼い鳥、特に手乗りは野生のものに比べて精神が子供のままというけど、生後1年になろうかというのにまだ“保護者”にひっついていないと駄目というのはどうなんだろう。
お前もう大人なんだから、そろそろ自立しないと駄目だよ。
もうすぐ1周年
あれっ?
そういえばくらま、お前来月誕生日じゃない?
「そんなのおぼえてない……」
マメルリハは一人餌になるまでに1ヶ月ちょっとかかるので、9月末に一人餌になったばかりで我が家に来たくらまは8月末あたりの生まれということになる。
思えば1月あたりには半年も生きられないんじゃないか、生き延びても後遺症に悩まされるんじゃないかと気が気じゃなかったが、今では生まれてこのかた病気なんてしたことがないかのような暴れっぷり。
多分本人も完全に忘れてるんじゃないかな。鳥だし。
そういえば、くらまにはきょうだいがいたらしい。
くらまを買った直後あたりに、ブリーダーさんのブログで、くらまと一緒に育ったと思われる黒目だけどくらまによく似た羽色のマメルリハの写真が載っていた。
きょうだいならこの鳥もメガバクテリアに感染していた可能性が高いのだが、無事冬を越せたのだろうかと、もう手の届かない立場ながらたまに考えたりもしたりする。
どこへやったの?
くらまは最近マウス囓りにはまっている。
少々なら別に構わないが、まだ子供のくらまは加減もなにもなくガリガリやりまくるので、度が過ぎた時は隠すことにしている。
探しながら人間様のほうを見るってことは、隠されたと分かってるのか。
エサ入れの差
くらまを普通のカゴに入れたら、体重が減り始めた。
最初は運動量が増えたせいかと思ったのだが、毎日0.5グラムずつ減っていってあっという間に27グラムになった。そして、よくよく見るとエサがあまり減っていない。
実は、カゴについてきたエサ入れは、食べ散らかし防止のためか、正面からしかエサを食べられないよう周囲がやたらと高くなっていて、金網からぶら下がってさかさに食べるとか食事マナーがフリーダムなくらまはかなり食べにくそうだったのだ。
これ。
で、こういうのに変えてやったのだが……。
これもあまり食べない。
病気になる前は問題なかったのだが、病気で足が若干不自由になってからは、こういう風に食べるところが平たくなっているタイプはがっちり掴めないので嫌らしい。
かといって横にとまるとラインがカーブしていて、これまたうまく食べられない。
で結局、療養中に使っていたのをまた入れてやったら、エサが減るようになり、また体重が増えてきた。
一応、2番目の白いエサ入れもそのまま使っているのだが、療養エサ入れが加わってからはこっちのエサは見向きもしない。
どうやら相当気に入らなかったらしい。
まあ、くらまだからしょうがないか。