卵を産んでから、くらまは割と長い時間、人間様の膝や手から降ろしても遊んでいられるようになった(前はすぐ登ってきてしまった)。
これなら人間様がそばにいなくても大丈夫かと思って、遊んでいる間にこっそり離れてみたのだが……。
バックグラウンドでなぜかマメ3兄弟が興奮している。
……まだそこまでは成長していなかった。
人間様に何かあったらお前は生きてけなさそうで心配だよ。
「くらま」カテゴリーアーカイブ
日々研鑽
胸をチラ見せ
卵が終わった
やっと産まれた
くらまが卵を産んだ。
実は病院に連れていこうと思っていたのだが、祝日で午後は休診なのをうっかり忘れていて昼近くに起きてしまったのだった。
しょうがないので1日そばで見ていて、様子がおかしくなったらすぐに昨日の病院に行くことにしたのだが、くらまは寝たりエサを食べたりを繰り返したあげく、4時頃にそわそわし始めたかと思うと卵をぽろり。
昨日処方してもらったカルシウム剤のおかげか、殻がほどよく固まって産めるようになったらしい。
産卵直後のくらま。
卵に結構血がついていたので、やっぱり結構大変だったらしい。
鳥は卵もフンと同じ総排泄孔から産むので、人間で言えば出産して痔になっちゃった感じ?
さすがに疲れたらしくてその後2時間ばかり寝ていたが、起き出してからはエサを食べて構ってアピールを始めてと、普段と変わらなくなった。
まあなんとか無事に産めて良かった。これからはボレ粉だけじゃなくてカルシウムを別途与えるようにしよう。
メスは大変だね。
そして、そんな騒動などまったくお構いなしの鳥。
詰まったくらま
くらまの様子がおかしくなった。
昼間は元気だったのに、夜になったらこの格好。
は虫類か?
どうやら脚を閉じられなくなっているようで、ちゃんととまろうとしても段々開いていってしまう。
くらまはこれまで卵を3個産んでいるのだが、最初の以外は変形卵もなく、産んだ後も変わった様子がなかったのでちょっと安心していた。
だがもしかすると卵詰まりを起こしたかもしれない。
とりあえずヒーターで暖かくしてやったらあっという間に元気になったが、心配なので医者に連れて行くことにする。
何度かお世話になった救急病院は、はっきり言って鳥に関しては藪だというのが分かっているので、他に急患を受け付けてくれる所はないかと探し、かなり歩くが、鳥専門ではないが小動物や鳥も診るお医者さんを見つけた。
診察時間は終わっていたが、連絡したのが終了直後だったのが幸いしたか、診てもらえることになり、急いで向かったのだった。
結果としては、卵があるが、殻が柔らかい軟卵のため、無理に取ろうとすると内臓を傷つけたりする可能性があって手が出せないとのことだった。
とりあえず元気にはなっているので、経口カルシウム剤を与えて殻を固めて産卵を促すことになった。
家に帰った時には、もう普段と変わらなかった。
暖めるって偉大。
そして家でカルシウム剤を与えようとしたのだが、飲んでくれない。
お医者さんは甘くしてくれたのだが、薬の風味が嫌なのか、隙を見てくちばしにつけて飲ませようとしても頭を振って振りまいてしまう。
しょうがないので羽交い締めにして保定して無理矢理くちばしの隙間から入れたら、今度は飲み込もうとせず、子供みたいにいつまでも口の中に貯めている。
その方がおいしくないのがいつまでも続くと思うんだけど。
やっと飲ませてカゴに入れたら、ひとしきりくちばしをごしごししていた。
嫌だったらちゃんとした卵を産みなさい。
とりあえず、寝せる時にはもう完全に普通に戻っていたので大丈夫そうだが、様子を見てかかりつけの病院に連れていこう。
たまごくらま
卵と定期演奏会
朝起きたら、くらまが卵を産んでいた。
くらまの卵。
底部が変形していたが、多分これは床に落ちた衝撃とかじゃなくて、こういう風にできちゃったんだと思う。
くらまの寝場所の真下に転がっていたので、寝ている最中に産気づいてそのままフンでもするみたいに落としたらしい。
その後も知らんぷりしているので、自分が産卵した自覚は全くない模様。
「あのね、なんか出ちゃった」
なんか出ちゃったじゃなくて。
そういえば、同じメスでもブロッサム、通称ちびころは、20年近く生きているが全く産卵しないし、ヒューストンも10年生きて卵を産んだのは2回だけだった。
でも、昔飼っていたメスのセキセイインコは、特になにもしていないのに定期的に産卵していた記憶がある。
この差は一体どこから出てくるのだろう?
というのが朝の出来事。
午後からは池袋の東京芸術劇場で開かれた東部方面音楽隊の定期演奏会に行ってきた。
例によって開演前。
左側の端大太鼓みたいなのがあるが、これはウィンドマシーンといって、円筒に緑色の布が張られていてぐるぐる回すと布と円筒がこすれ、風の音(に似た音)が出るという代物。
早く回したり遅く回したりすることで、強風から微風まで表現可能。
この前にもちゃんと譜面台が置いてあるのだが、一体どんな楽譜なのかすごく気になる。
プログラムはこんな感じ。
音楽まつりではないのでやっぱり正統派クラシックばかりが並んでいる。いつも思うのだが、なんでこの手の演奏会は誰もが知っているメジャーな曲をやらないのだろうか?
スーザが抜群の安定感だった。
この音楽隊は2011年から同じ隊長がずっと指揮をしていたんだけど、8月に交代して、これが初めての大きな演奏会。
そのせいか、素直で聞きやすい音になっていて、知らない曲ばかりだけど割と飽きずに聞けた(最後の「アルプスの詩」がちょっと記憶飛んだけど)。
新しい隊長は割とドジっ子さんなようで、出るタイミングを間違えたり退場の時に譜面台にぶつかったりして会場の笑いを誘っていた。
そういえば、会場に顔見知りの米軍の人が来ていたのでちょっと挨拶したんだけど、よく考えたらアニメやマンガみたいなフィクションの話する時以外で、大尉とか少佐とかいう単語を口に出して使うって、この日本ではものすごくレアな体験になるなんじゃないだろうか?
自衛隊は1尉とか3佐とかだし。
でぶくらま
くらま、お前……。
これまでずっと31グラムだったくらまが、2ヶ月ばかり測定をさぼっていたらいきなりこんな体重に。
まあ、いつものエサの他にさらに1日1本粟穂を食べつくしていればデブにもなるわなと思いつつ、お尻がどうもふくらんできたようなので、卵ができた可能性もあるのではと疑っている。
くらまは腰の骨が変形しているので、きちんと産卵できるかどうか分からないと先生にも言われている。なのでなるべく発情させないように気をつけてきたのだが、さてどうしたものか。
とりあえず、メスは脅威がない安心できる環境だと、問題なく子育てができると判断して卵を作るらしいので、文鳥どもを連日差し向けようかとも思っている。