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恐いものは恐い

 外に出たいけど人間様が構えるスマホが気になるしっぽ。


 家に来た時はあんなに興味津々だったのに……。

 しっぽはかなり臆病。
 人間様が物を部屋の隅から手元に引き寄せただけで、もう吹っ飛んで逃げ回る。カゴのすぐそばで使った後のエコバッグなんか畳もうものならパニック必至。
 かといって、神経質な性格という訳ではなく、どちらかといえばマイペースで好奇心も強いかまってもらいがたりタイプ。特にティカルにライバル心を抱いているらしくて、人間様がティカルと遊んでいると、カゴの中で突然バババババ! と派手に羽ばたいてアピールを始めたりする。なんでそれで怖がり要素だけ突出しているのか分からない。
 とりあえず、暴れてケガでもされたら大変なので、しっぽが怖がりそうな事はなるべく控えているのだが、何というか、もうちょっと落ち着いて欲しい。

復活のしっぽ

 しっぽのしっぽがいつの間にか復活していた。


 よかったね、一生しっぽの羽が3本だけのままじゃなくて。

 しかし、生えてきた羽を見るとなんかおかしい。


 左半分が緑で右半分が黄色。

 ひすいもパイドだが、基本1枚の羽に黄色い部分と緑色の部分がまだらにあって、しっぽ全体ではマーブル模様になっている。
 多分しっぽのこれもパイドの影響だと思うのだけど、1本1本は同じ色で羽ごとにはっきり色分けされている。
 どうしてこうなるんだろう、不思議。

ガブガブ期

 何でも噛みたい期のしっぽ。


 がぶぅ。

 とにかく目の前にある物は、オモチャだろうがタオルだろうがマウスだろうが人間様の手だろうが、力の限りガブガブしてくる。
 当然ながら手にやられるととても痛いので噛んでこようとする度にかわしたりティッシュを身代わりにしたりしているのだが、なぜかこういう時に限ってティッシュではなく手の方に執着する。
 まあこれは子供のマメルリハが誰でも通る道で、1年ぐらい立てば物によっては加減することを覚えるのだが、正直それまでにいくつ傷跡が増えるのか分からない。

はじめの一歩

 しっぽが出てくる瞬間。


「いーっぽ」

 しっぽとサーラルはお互いが気になっているらしい。
 サーラルを外に出すと、良くしっぽのカゴの近くに行って眺めているし、しっぽも外に出るとサーラルのカゴの近くに行ってじっとその様子を見ている。
 願わくば今後ひすいとアッサムみたいに仲良くなってくれるといいなあと思うのだが、マメルリハの場合、仲良くしたいから眺めているとは限らない(むしろ逆の場合が多い)ので、まあ多分無理じゃないかな。

なんとなくシンメトリー

 しっぽ(仮)の正式名称だが、しっぽで決定した。
 いろいろ他の名前も考えたのだが、なんだかしっぽが一番しっくり来たので。
 本人もしっぽが自分のことだと認識してるみたいだし。


 しっぽの背中は、よく見ると黄緑(写真だと黄色が強く出ているが、実際には黄緑)と青がシンメトリーになっている。
 白いのは最近生えてきた色抜けの風切羽。なおしっぽの羽は相変わらず3本だけ。

 マメルリハで羽色がシンメトリーになるのはミスティだが、あれはパイドの色抜けが左右対称に出てくるもの。しっぽもパイドではあるが、他のターコイズの写真を見ると、別にパイドでなくても背中の色はシンメトリーなので、また別物っぽい。
 そもそもターコイズのパイドが一体どうなるのか、まだそれすら分からない。今のところ元々の地色の青い羽が白く色抜けしてきているが、黄緑の部分はどうなるのか、ここも色抜けして黄色になるのか、そうすると最終的には黄色と白のマメルリハに変貌してしまうのか、考えれば考えるほど謎はつきない。
 まあ、考えているのは人間様だけで、しっぽ本人は自分の羽の色なんて全く気にしてないんだけど。


 はいはい、掻いて欲しいのね。

 ところでお前はパステルでもあるはずなんだけど、スパングル模様出てこないね。
 人間様パステルのスパングル模様好きなんだけど。

扉が開くと楽しい世界

 どうやらしっぽ(仮)の頭の中では、カゴの扉が開くと構ってもらえて楽しいという方程式ができあがってしまったらしい。
 まあ確かに出す度に頭を掻いてやったり、ティッシュで遊ばせたりはしてるけどさ。


 オモチャ囓りに熱中していても、開けるとすぐに止めて出てきてしまうので、同じような写真しか撮れなくなった。
 しっぽ(仮)よ、人間様は囓っている姿が撮りたいだけなんだよ。


 そしてしっぽが3本に増えていた。

 もう正式名称もしっぽでいいかな。

しっぽのしっぽ

 しっぽ(仮)にしっぽがはえてきた。


 1枚だけ。

 でもやっぱりあるのとないのとでは印象がだいぶ違う。
 マメルリハのしっぽなんて存在意義あるのかと思ってたけど、ちゃんと存在意義あったんだな。

心の距離感


 しっぽ(仮)、おいでー。


 いそいそ。


 いそいそ。

 カゴを開けてやるともう何の疑問もなく出てくる。
 そして頭を掻いてもらって気持ちよさそうにしている。


 でも手には乗ってくれない。

 そこまで気安い関係ではまだないらしい。

頭を許す

 ふふ、ついにお前もはまったなしっぽ(仮)。


 まだちょっと緊張気味だが、気持ちよさには勝てない。

 サーラルを始めとするマメどもが、出してもらって人間様と遊んでいるのを見ているせいか、カゴを開けてやると普通にとことこ出てくるようになった。
 クリッピングのせいで飛べないので他の場所には行けないのだが、行きたそうに首を一生懸命伸ばしているので、そのうち飛行を敢行して墜落するかもしれない。

尻の毛までむしられた

 まだ子供なせいか、しっぽ(仮)は実に良く食べる。


 気付くとエサ入れでプチプチもぐもぐやっている。
 これからしっぽとかクリッピングされた翼の羽とか、生やさないとならないからね。
 いっぱい食べなさい。

 ところで、しっぽ(仮)のしっぽだが、改めて詳しい店員さんに確認を取ってみた所、どうやら同居していたマメに抜かれてしまったらしいとのことだった。
 病気などの兆候ではないっぽいので一安心だが、そんな凶暴なマメが今も存在するんだ……。


 せっかく外に出してもらったのに、しっぽ(仮)が気になって遊ぶどころではないサーラル。
 お前は立派なしっぽで良かったね。