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神様と歴史の旅

 6/18から自衛隊の見学で九州に来ていますが、PCの調子が悪かったため後追いでアップします。

 というわけで九州の自衛隊基地見学。
 いつもは気候の良い秋にやっているものなのだが、今年はなぜか6月になった。天気予報では30度越えとかで、地獄の予感しかしないがまあしょうがない。
 毎回その地方の陸海空の基地をひととおり見学するのが恒例になっていて、今回も18日は空自の新田原基地に行く予定だった。が、先月の練習機の墜落事故の影響で直前で中止。
 もう今は小松基地に移動しちゃったけど、にゅーたはアグレッサー部隊がいたからちょっと憧れてたんだよね。

 で、にゅーたの代わりにどこに行ったかと言うと……。


 霧島神宮に来ました。

 さすがに1ヶ月足らずで他の基地への変更もできなくて、結局名所旧跡見学日になった。


 曇り気味で天気は良くなかったのだが、展望台から桜島も見えた。
 多分噴火してる。


 なんかいっぱい咲きかけてた。マイヅルテンナンショウというらしい。

 霧島神宮の次は、都城歴史資料館にやってきた。


 なんだか城っぽい外観だが、実際にこの資料館は都城という城の跡に建っている。

 都城は縄文時代から人が住んでいて、鎌倉時代以降は後に都城島津氏と呼ばれる島津の傍流が大規模な城塞を築いて拠点としていたそうな。
 そんな古代から現代までの発掘品や資料をまとめて展示してある。
 資料館そのものが小さいので展示数もまあそこそこ? なのだが、やっぱり関東ではなじみのない感じの歴史なのが面白い。そういえばこのあたりは熊襲の土地だったな。
 あと、この地方独特の埋葬方式を、上野のDNA展でも見ていた。

いにしえホテルの百段の階段

 目黒のホテル雅叙園の百段階段の「時を旅する福ねこ at 百段階段」を見に行ってきた。
 例によって行きたがる母親につきあう妹に誘われたのだが、実は現地に行くまで百段階段が何のことやら、何があるのか全く知らなかった。
 そういえば、持ち主の中国系ファンドが突然9月から閉館と言い出して、大騒ぎになったのここだっけ?


 百段階段へのエレベーター。扉は螺鈿。


 これが百段階段。雅叙園が旅館ではなく高級料亭だった頃の廊下と客室が、重要文化財として残されている。
 もともと雅叙園は傾斜地に建っていて、客室廊下=階段で、それが99段あるので百段階段と通称されたらしい。
 天井に絵とかあって、もうすでに高級な気配が漂っている。


 各客室には、テーマに添ったいろいろな猫作品が飾られている。
 なおこの部屋のテーマは忘れた。


 客室の天井はこんな感じ。


 壁はこんな感じ。上の装飾は螺鈿。要するに部屋全体がめちゃくちゃ豪華で芸術的。
 混雑していたので全体が撮れなかったのが悔やまれる。


 スズメかわいい。


 別の部屋。ここは壁から柱から全部の装飾が浮き彫りになっている。
 ちょっとこわい。


 この部屋のテーマは古典の一場面。
 これは猫好き貴族かなにかの話だったと思う。


 枕草子の猫の命婦。


 更級日記でこっそり飼っていた猫。


 今昔物語の恐怖の猫部屋らしい。


 この部屋は山水。
 ほんと部屋ごとに全く装飾が違って面白い。
 じっくり観察するといくらでも見ていられそうだけど、とにかく人が多くてそれどころではない。


 スズメかわいいVer.2。


 ユリカモメの天井画ってちょっと珍しくない?


「ドアからのぞいてくる猫かわいいよね」という展示。
 わかる。


 ここは扇絵がテーマの部屋。

 面白かった。
 作られたのが昭和10年とのことで、それほど古いものではないのだが、ひとつひとつの部屋が全く違う雰囲気になっていて、しかもトータルの水準がとても高くて見ていてとても楽しい。
 ただ、部屋の美しさを楽しむのに企画展が必要かどうかというと、はっきり言っていらないが、多分客寄せには必要なんだろうな……。

 百段階段の後、ちょっとホテルの中も見てみようという話になって、オープンスペースをうろうろしてきた。
 田舎者であんまりこういうホテル縁がないので。


 ガラス天井でオープンカフェっぽいスペースや野外の料亭っぽい感じを出している。


 コイが泳いでた。


 滝があった。人工的に水を循環させているのか、自然の湧き水か何かなのは分からない。

 なんか街かよ、ってぐらい広かった。
 とにかく空間を贅沢に使っていて、屋内なのに屋外にいるみたいな雰囲気になっている。ここ来て散歩してご飯食べて帰るだけでも十分娯楽になりそうな感じ。
 坂道が大変だけど駅から近いし、また何かあったら来ようかな。

フィクションが現実になった映画見てきた

 映画「教皇選挙」を見てきた。
 もともとそれほど注目されていなかったんだけど、まさかのリアル教皇死去で一躍話題になった映画。本来の公開が3月半ばで、この時期はもう終わっている上映館も多く、やっていても上映回数の設定が少なくなっている。そのせいかこの映画だけ満員だった。
 しかもパンフは品切れ中で、入荷がいつになるか分からないとのこと。
「教皇選挙」の原題は「CONCLAVE」。そのまま「コンクラーベ」でも日本では通用するところをあえて「教皇選挙」としたことで、コンクラーベが宗教行事などではなく、まさしく駆け引き、欺き、蹴落としなんでもありの「選挙戦」である事がうまく表現されていると思う。

 内容はぶっちゃけると、カトリックの偉いおっさん達が、教皇の座を巡ってすったもんだやってるだけなのだが、コンクラーベを仕切る重責にピリつく首席枢機卿のローレンスがかもしだす固い雰囲気がそのまま画面を伝わってくるので、一体どうなることかとハラハラする。
 派手なアクションはほとんどなく(1回爆破テロが発生するぐらい)、ほぼ全編おっさんたちが歩いたり座ったり、話し合ったりしているだけなのだが、それでいて状況がめまぐるしく変わっていく。嫌々派閥から押し上げられた人が、根回しがうまくいかず得票が伸びないと途端に得票できないのはお前が悪いと噛みついてきたり、有力候補が過去の過ちを引っ張り出されて失速したり、それを仕掛けた側が証拠を掴まれて自滅したり、死んだ先の教皇が残した思惑の謎も絡んで、一体次は誰が何をしでかすのかと目が離せない。
 そして、最後に誰もがその清廉さと誠実さを認めて教皇に選出したのが、実はカトリックの聖職者として最も不適格な人物だった(信仰に忠実であるが故に不適格となる道を選択していた)といううっちゃり食らった感半端ないラストは、若干尻切れトンボな感じはするものの、確かに、この先までやっちゃうと、見る側に残る印象が制作側が意図するものと違ってきちゃうというのはあるんだろうな、というのはあった。
 そういえば昔に見た「ローマ法王の休日」も最後はぶつ切りみたいな終わり方してたな。あれは、あそこから先をあえてやっても意味はないというのがあったんだろうけれど。

 とりあえずパンフどうしようかな……買うためだけに映画館行くのもめんどくさいな……。


 ところでティカル。その頭の白いの何?
 もしかしてフン?

ランと古代日本人を追って

 国立科学博物館の「古代DNA」展に行ってきた。


 ……の前にサンシャイン60でやっていた「オーキッド&ボタニカルフェア」へ。
 欲しいランがあったのだが、まだ育成中との事で出品していなかった。
 でもなんやかんや買ってしまった。

 さて、楽しくランを買ったのでDNA展へ。
 田町の工事で一部路線が運休しているので、利用者も少ないだろうと思ったら、運行区間もダイヤが10分に1本ぐらいに間引きされていたのでむしろいつもより混んでいた。


 到着したのが16時半ぐらい。
 土曜日は19時までやっている。
 結構じっくりみるつもりだが、2時間半もあればさすがに大丈夫だろう。


 アフリカから6万年かけて世界中に広がっていった人類。
 こうやって見るとすごいなあ。何が人々をそこまで前に進ませたんだろう。


 今回話題の石垣島の白保人骨。2万年前の日本最古の日本人(多分)。
 復願もあったのだが撮り忘れた。あー沖縄にこういう顔立ちの人いるわって顔だった。


 この間のサイエンスゼロではすごい大盛況! みたいな話だったので、覚悟しながら行ったのだがめちゃくちゃすいてた。
 でも17時を過ぎたら、閉まった動物園や美術館から流れてきたとおぼしい人達で混み始めた。


 礼文島で発見された縄文人の女性の頭骨。
 これをDNA分析で外見的特徴を再現して復願すると……。


 こうなる。あれ? 割と美人じゃない?
 くせっ毛で目の色は茶色。肌にシミができやすく酒に強かったらしい。


 3200年前の皿。
 ちょっとほしい。


 多分歌っているらしい人を描いた壺。


 6000年前の人形頭部、とのことだけど……。
 ……この顔さあ、多分死んだ人の顔を写したものだよね……。


 土器棺。


 とその中で見つかった新生児の骨。
 家の前に埋められていたらしい。やっぱり寂しくないようにかな。


 シャチの土器。かわいい。
 5000年前には日本近海にシャチがいたのか。


 アワビとイカと巻き貝の輪切りの土器。再現性が高すぎる。


 弥生時代になると、朝鮮半島から渡来人がやってきて、混血と文化の流入が激しくなる。
 縄文系の弥生人男性と、それより600年ほど後の渡来系の弥生人女性の頭骨比較。こうやって見ると結構違う。
 でも縄文系の男性が朝鮮半島に由来する墓に葬られていたり、渡来系の女性が縄文の文化を色濃く残す葬り方をされていたり、まあ要するに隔てなく暮らしていたということらしい。


 石の剣。とってもなめらかできれい。
 なんだろう、シルト?


 2世紀頃の高坏の足。
 近世の物といっても通用しそう。


 ここからは古墳時代。4世紀に水銀朱をかけられて埋葬された女性。
 虫歯がひどくなりすぎて、顎の骨まで一部溶けていた。こわい。
 古代人は割と虫歯の人が多いんだけど、そんな糖分取るような環境じゃないのになんでだろう? 衛生状態が良くない上に歯を酷使してエナメル質がすり減るから、ちょっとしたことでひどくなるのかな?


 男女の埴輪。


 この辺になると見知った世界になってくるな。


 三浦半島の海蝕洞穴(波の浸食などで海沿いにできた洞穴)遺跡で見つかった骨製品。
 実は三浦半島には、縄文前期から中世期まで40ヶ所以上の海蝕洞穴遺跡があり、内容も作業場跡から墓地まで様々な物が出土している。
 行ったことないけど。


 犬と猫の歴史もあった。
 これは各地に残されていたニホンオオカミの頭骨。


 最近DNAが抽出されて話題になったニホンオオカミの歯の根付。


 上野動物園にいたというニホンオオカミの剥製。
 頭でっかちに見えるのは、頭をこちら側に曲げているため。


 縄文時代の犬の復元。シュッとしていて今の日本犬とかなり違う。
 この頃の犬は日本で遺伝的にほとんど孤立状態にあり、アジアの古い犬の形質をそのまま残しているんだとか。


 弥生時代になると、犬にも縄文系と、朝鮮半島から連れてこられた犬と混血した渡来系が出てくる。
 手前の黒いのが縄文系、奥の茶色いのが渡来系。
 骨だと結構違いがあるが、肉と毛皮がつくと良く分からない。


 ネッコが乾いていない土器を踏んで足跡をつけてしまったもの。猫あるある。
 実は今の日本猫は、平安時代に中国から入ってきた猫がルーツで、それ以前の事は良く分かっていないらしい。なぜなら、猫の骨はヤマネコなどの野生種と飼育種で骨に違いがなく、遺跡などで見つかってもどっちなのか判断できないからなんだとか。
 そういう意味では犬も野犬と飼い犬の区別がつかなそうだが、こちらは食べていた物とかが明確に違うっぽい。


 江戸時代の猫の供養塔。
 いつの時代も人間が考える事は同じ。


 沖縄などの南方と、アイヌなどの北方については、特にコーナーが分けて展示されていた。
 これは縄文時代の沖縄と九州の貝殻などの交易路。沖縄の貝で作る腕輪が九州で珍重されて、わざわざ航路が拓かれたらしい。
 あの時代にこんな壮大な航路があったのか。すごいな。


 これが話題の貝腕輪。
 今ではこんな白くてガサガサになってしまっているが、イモガイもゴボウラも複雑な模様があったりつやつやピカピカしていたりで、これを身につける事は当時の人的には最先端の映えるオシャレだったんだろう。


 そして北海道はおなじみアイヌ。
 柄にクマがついたスプーン。


 ここにもイモガイの腕輪。何年も、もしかすると何十年、百年以上もかけて人の手を渡り、北海道にもたらされた、あの沖縄のイモガイ。


 クマー!


 今回登場した古代人の皆さん。
 ありがとうございました。

 割とすいていてじっくり見れたからでもあるけど、DNA解析がブレイクスルーになって、どんどん古代の日本人像が変わっていっているのがとても面白い。
 また10年後ぐらいには何か判明しているのかなあ。楽しみ。

○おまけ

 売店で売ってたネッコのグッズ。かわいい。

相国寺展に行ってきた

 用事があって有休を取ったのだが、時間が余ったので藝大美術館の「相国寺」展に行ってきた。
 相国寺は足利義満が創建した寺で、あの金閣、銀閣はこのお寺の塔頭寺院ということらしい。
 京都の寺あるあるで何度か火災で全焼しているが、秀吉や家康といった天下人の庇護を受けて権勢を誇り、当然ながらお宝もたくさん集まってきていた。その一部を今回公開している。


 例によって館内は撮影禁止なのでポスター。
 人寄せのために雪舟、応挙、若冲がピックアップされているが、むしろそれ以外が面白かった。

 とりあえずボリュームがすごい。
 芸大美術館はあまり大きな美術館ではないのだが、3つある展示室全てに大小の書画がこれでもかというぐらい詰め込まれていて、じっくり見ているといつまでたっても終わらない。
 そして、おじさんがかわいい。
 寺なので開祖とか関連するお坊さんの肖像画とか、羅漢図とか、いろいろおじさん作品が展示されているのだが、なんかこう、それぞれお人柄が垣間見える顔つきだったり、曲録に威儀を正して座っているのに、足台には履き物を脱ぎ散らかしてる人がいたり、みんなかわいい。このおじさんたちを見るために行っても損はないと思う。

 ただ、平日なのに妙に混んでいたので、土日とかだとちょっと大変かもしれない。

京のお寺のふすま絵見てきた

 国立博物館の「大覚寺展」に母親と妹と行ってきた。
 大覚寺、名前は聞いたことあるけどどこにあるか知らないんだよね。
 昔京都旅行に行った時に近くを通ったような気もするけど。渡月橋のへんだったかな?


 ふすま絵が有名らしい。

 展示は前半が仏像とかいろいろ宗教に関わる物。このあたりは撮影禁止。
 後半がふすま絵とかの美術品で、こっちは写真撮影可能。
 なお、刀剣乱舞で有名な髭切と膝丸が揃って展示されていて、審判者と思われる女子が大量に群がっていた。


 ウサギの障子の絵。
 門跡が子供だった事があって、その子のために可愛らしい絵にしたらしい。


 上向いてるの可愛い。目が変にリアルだけど。


 こっちはおっさんのふすま絵。


 中国の何かの故事なんだろうけど、全く分からない。


 天皇の御座所。
 本家大覚寺では非公開だが、特別に複製を作ったらしい。


 絢爛豪華なふすま絵、と言いたいところだけど、修復が行き届いてないみたいで結構色がはげちゃってる。もったいない。


 メインビジュアルにもなってた牡丹。実に18面もの巨大なふすま絵。


 途中にキジ(?)の親子がいた。


 可愛い。


 1羽母鳥の後ろに隠れてるの可愛い。


 植物のふすま絵。

 ふすま絵はさすがの迫力。大きな空間を惜しげもなく使って展示してあって、国立博物館じゃないとできない贅沢だなあと思った。
 五大明王とか関係者の書とか、撮影できないものもなかなか面白かったけど、でも天皇ゆかりの1000年以上続くお寺の規模にしては展示が控えめというか、あまり数がない感じだった。
 まあ、何回か荒廃したり没落したりしてるみたいだしね。

横須賀の艦と鳥模様

 横須賀に行く用があったので、ヴェルニー公園に寄ってきた。


 ケツ合わせで停泊していた海自の2隻。


 潜水艦。


『陸奥』の主砲の下でひなたぼっこをする鳩の群れ。


 全体的にもこもこしている。


 同じ顔×2。


 同じ顔×3。


 イチャイチャしやがって。


 カメラから逃れようと走っていくハクセキレイ。

 カラスもいたけど撮りそびれた。

樹氷ホワイトアウト その2

 2/16、17と蔵王に樹氷を見るツアーに行ってきたため、まとめてアップします。

 樹氷ツアー2日目。


 ホテルから見た宮城蔵王。空の光点は月。
 天気予報では午前中晴れとのことだったし、今日は期待できそう。

 この日は昨日と反対側の宮城蔵王から、雪上車に乗って樹氷原に向かい、樹氷を見るコース。
 朝いちにホテルを出て、9時出発便に乗ることになる。


 これが雪上車「ワイルドモンスター号」
 ところでお気づきだろうか、空が完全に曇っている事に。


 乗り場到着から出発まで、30分ほど待機時間があった。
 その30分の間にいきなり雪が降り出し、あっという間に吹雪になる。
 いやまあ、そんなこったろうとは思ってたけどさ……予想通りすぎるわ。


 でも雪上車は予定通り(実際には他ツアーの中国人が時間を守らず15分ほど遅れた)出発。
 中国人ツアーも加えて総勢6台で雪中を進んでいく。
 やだ何これテンション上がる。重機の行列大好き(雪上車は分類上重機)。


 進んでいくうちに雪が上がって日も見えてきた。


 なお、乗り場から樹氷原までは雪上車で45分かかる。
 ディーゼルで騒音と震動、そしてガソリン臭がすごいので、スマホなんか眺めていた日には一発で車酔いする。
 もっとも、外の風景と前方の雪上車部隊を見ていれば全然飽きないので平気。


 半分ほど行程を来た当たりで、また空模様が怪しくなってきた(右側)。


 段々木に雪がくっついてくる。


 勾配も段々急になってくる。


 ラスト付近では、同じ隊列なのにこの高低差が生じていた。
 そして写真には写っていないがかなりの雪と風。雪上車に乗っていても風切り音が聞こえてくる。
 大丈夫かこれ。




 そして次第に悪くなってくる視界。
 あっこれ昨日と同じパターンだ。大丈夫じゃないやつだ……。


 とうちゃーく。
 わーいなんにもみえない。




 ここでは、駐車場(?)から斜面を下って、樹氷のすぐ側まで行ける。
 新雪にズボズボはまったり、転んでスマホを雪に突っ込んだりしながらなんとか接近。
 なんかもう樹氷を見てるんじゃなくて雪で遊んでるみたいな感じになったが、そんな事をやっているうちに、なんとなく若干遠くまで見えてきた。
 話には聞いてたけど、蔵王温泉のとは確かに形が違うなー。


 ワイルドモンスター号(大型)。


 ワイルドモンスター号(小型)。

 ここでも自由時間は10分ほどの予定だったが、実際にはもうちょっと長く取ってくれたのではないかと思う。
 雪と格闘していて時間が長く感じただけかもしれないけど。


 やっぱりここでも数百メートル降りるとこんな風に遠くまで見えるようになる。
 山の自然すごいな……。


 荒野を走る死神の列っぽい樹氷列。

 そしてまた45分かけて乗り場まで戻ってきた。
 この後徐々に天候が崩れだして、次の便の人達は樹氷原まで行けるかどうか分からないという感じだったそうだから、間近に樹氷を見て遊べただけ運が良かった方なのかもしれない。

 この後はまたバスで福島駅まで行って、東北新幹線で帰ってきた。
 うーん、行く前は1度見れればいいやと思っていたけど、実際に見るとまた見たいと思っちゃうな。
 また雪が多そうな年が来たら行ってみよう。

樹氷ホワイトアウト

 2/16、17と蔵王に樹氷を見るツアーに行ってきたため、まとめてアップします。

 というわけで、またしても個人では行きづらい蔵王の樹氷を見にツアーで行ってきた。
 今回利用したのは、1日目の夜に蔵王温泉側の樹氷のライトアップを見て、2日目は朝から宮城蔵王側の樹氷を、雪上車に乗って見に行くというもの。
 例によって1回で2度おいしいツアーである。
 蔵王は15年ほど前の夏に1回行っている。その時に、今度は冬に来たいなあなどと何となく思ったりもしていたのだが、今回ようやくそれが果たせた。

 今回のツアーは、東北新幹線で福島駅まで行って、そこからバスで蔵王に向かう。
 前に行った時は仙台からバスで1時間程度だった記憶があるので、なぜわざわざ福島なのかと思ったが、どうやら団体が降りるために停車時間がなるべく長い駅を選んでいるらしい。
 福島駅は東北新幹線と山形新幹線が連結分離する駅なので、その分停車時間が長いのだ。

 福島駅から蔵王まで、昼食時間も含めて約4時間。その途中では熊野大社に立ち寄った。
「東北の伊勢」と呼ばれていて、縁結びが有名な神様らしい。
 ……なんかいろいろ混ざっている感じがするな。


 林の中の素朴な神社。
 1200年以上の歴史があり、伊勢神宮から直伝のお神楽を伝えられており、代々の上杉家、伊達家の信仰も篤かったという。


 裏に可愛い鳥居とお稲荷さんがあった。

 
 16時過ぎ頃に蔵王ロープウェイに到着。
 ここからロープウェイを2本乗り継いで、地蔵山頂駅の樹氷のライトアップを見に行く、のだが……。


 なんかまだ全然明るいんだよね。
 樹氷到着が丁度ライトアップが開始される17時頃だというのだが、17時って平地ではまだ日が沈んでなかったりしない?


 ロープウェイ来た。
 ちなみに周囲は中国人ばかり。スニーカーばきで、日本人ならまずつけない靴にひっかけるタイプの軽アイゼンを装着しているのですぐ分かる。


 ちょっと曇ってきたけど、冬で空気が澄んでいるせいか景色はかなり遠くまで見える。
 これなら山頂駅では樹氷が楽しめそうだ、と内心ワクワクしていたのだが……。


 山頂駅でーす。

 ガスのまっただ中だった。
 しかも風がめちゃくちゃ強い。体感温度的にはマイナス10度を下回っている。
 例によってカナダグースの最強ダウンを装備しているので寒さはそれほど感じないが、耳当て帽にダウンのフードを重ねていても、すき間から風が容赦なく吹き込んできて耳がやばい。


 なお、樹氷が見れるのは山頂駅の駅前数十メートルの範囲。
 ここ以外はロープを張って立ち入れないようになっている。冬山の夜に遠くに行ったらそれこそ死ぬしね。
 そして粘っていたら多少視程が通るようになってきたが、案の定全然暗くならないので、ライトアップもへったくれもない。
 ここでの自由時間は、宿泊先ホテルの夕食時間の都合で10分ほどしかない。日の入り前にライトアップ見ろとか混雑の時間ロスを全く考えてないとか、このプラン過去の履歴だけ見て自分で確認しない新人が作った臭がプンプンするぞ。


 数百メートル降りるともうこんな感じ。
 荒れてるのは本当に山頂だけだったみたい。


 山頂駅からふもとへの乗り継ぎ駅もこんな感じ。
 空も晴れてきている。
 そしてここでふもと行きのロープウェイ待ちが大渋滞していて、マイナス2度の気温の中1時間ほども待たされる。


 飛雪びっしりのロープウェイ乗り場。


 夜景がとてもきれいだった。

 天気が残念だったけど、後で調べたら冬の蔵王の晴天率は2割程度。観光写真で見るような真っ青な空や星空に無数に立ち並ぶ樹氷なんて風景は、実はよっぽど運が良くないと見れないらしい。
 その前の数日が記録的な大雪だった事を考えれば、頂上に行けただけまだ良かったのかもしれない。吹雪いて行くことすらできない可能性もあったわけだし。
 まあ、樹氷は見れたからね。

世界の春のらん祭り

 今年も世界らん展に行ってきた。
 去年はテイラー・スゥイフトのコンサートに巻き込まれるわ、大混雑でえらい目に会うわだったので、今年は用心しながら行ったのだが、普通に入れた。


 エントランス。
 今年で35周年らしい。長いのか短いのか良く分からない。


 これもエントランス。


 コンテストはなんだか若干花の数が減ったような気がする。
 これは葉っぱも花も緑のラン。


 カトレアみたいなパフィオ。
 そういえば、今年のコンテストはこんな感じの色鮮やかできれいなパフィオばっかりで、茶色のまだらとか緑色とか、変に花弁が長いとか、いわゆるパフィオっぽいパフィオがほとんどなかった。
 ランにも流行はあるから、そういうのが受けなくなったという事なんだろうけど、ちょっと寂しい。


 カトレアみたいな……なんだろう、シュンランかな?
 東洋蘭良く分からない。


 ちっちゃくて可愛い。


 幅1メートル以上もある株。寄せ植えじゃなくて1つの株っぽい。
 ここまで大きくするのにどのぐらいかかるんだろう。


 今年のコンテスト優勝者。
 いつもいかにも一般受けしそうなきれいな花が選ばれてるのに、今年いきなり個性派路線で来た。
 確かにこれも1株にこれだけ揃った花つけてるのすごい。


 カトレアが100均のカゴにディスプレイされていた。
 確かに、通気がめちゃくちゃ良いから最適といえば最適なんだろうけど……。


 こういう分かりやすいディスプレイ好き。


 このウェディングブーケはどのように持つのか、ひとしきり悩んだけど結局分からなかった。


 コチョウランたくさん。
 このあたりは可愛らしいのだが……。


 ……ちょっと恐い。


 石原産業という企業が開発した、ツユクサの遺伝子を組み込んた青いコチョウラン「ブルージーン」もコンテストに出ていた。
 遺伝子組み換えを差別しない姿勢に好感が持てる。


 これはもう何をどう見たらいいのか分からんな……。


 特別展示のレブンアツモリソウ。
 礼文島にしか生えていないが、盗掘で絶滅寸前らしい。
 確かに、こんなきれいなで可愛い花だったら欲しくなるのも分かる。けど、北海道の最北端の環境で咲くような花なんて、持って帰っても鉢植えにしたって枯らすだけという事ぐらい気付けと思う。
 コチョウランだって複数回花を咲かせられる人は少ないのに。

 残念ながら假屋崎省吾はいなかった。