あけましておめでとうございます。
本年も文鳥日記をよろしくお願いいたします。

外に出たくてねだって出してもらったが、意外と寒くてしっぽまで縮まっている実家の猫。
でも意地になっているらしくて絶対入りたいとは言い出さない。
「ゴジラ-1.0」を見てきた。
実は始まった時に見ようと思って完全に忘れてたのよね。
いろいろ突っ込み所はあれど、面白かった。
ドラマとしては、主人公敷島の「罪と救い」の物語なので、ゴジラは出てくる度に大暴れこそするものの、立ち位置としては脇役。
戦場で自分がやったこと/やらなかったことの記憶に苦しむ復員兵というのは、私の世代からするといささか手垢がついた題材という感はあるが、今は逆に新鮮なのかもしれない。
特に映像のリアリティがものすごい。ゴジラとの対決に当たって進駐軍から返還されたという『雪風』たち駆逐艦のベコベコの船体とか、ラストで駆けつけてくる雑多な船たちとか。
あと、国鉄の車両と銀座和光が壊されてるのはお約束だし、ビルの屋上からラジオで実況していてゴジラの破壊に巻き込まれたアナウンサー達の悲鳴は、最後まで無事なマイクを通してお茶の間にそのまま流れたんだろうとぞっとしたし、登場時に薄汚れた浮浪児みたいだったヒロイン典子が段々やぼったいながらもこぎれいになっていくのが、暮らし向きの変化を分かりやすく伝えてくるし、エキストラは皆平たい顔族だし、ゴジラが再上陸した横須賀(多分)はとてつもない田舎だし。
一体どれだけ力を入れて苦労して作ったんだろうなあと思った。
あと、ゴジラにしがみつかれて傾いた『高尾』の砲が、そのまんまゴジラにゼロ距離砲撃していたのには度肝を抜かれた。
多分、砲に装填を終えた所でゴジラにしがみつかれて砲が傾き、照準不能になったと思いきや、砲口が偶然ゴジラの方を向いたのに気付いた砲塔長がすかさず「このまま撃て!」となったんだろうなあと、何となくそんな展開が想像されたりして。
そういう想像の余地がふんだんにあるのも、面白い部分だと思う。
敷島の隣家の澄子役の安藤サクラと、ヒロイン典子の連れ子の明子を演じた子役が印象的だった。安藤サクラはもともと上手な人だけど、何というか、画面に登場するだけでビシッとはまる迫力がある。
あと明子役の子。「両親」が実の両親でないことは知らないが、それでも2人の関係の不安定さを敏感に感じているのか、笑わないししゃべる声もかぼそくて頼りない。敷島が掃海艇の仲間を家に連れてきた時も、抱っこされるのは「お父ちゃん」の敷島ではなく、あきちゃんと呼んで可愛がる艇長秋津の膝。大体画面に子供と動物が出てくるとそっちに目線が行きがちだが、この子は表情とか目線のやり方とか、多分まだ3歳ぐらいなのに、とにかく演技臭さがなくて自然なのが、逆にいやどうしてそんな自然なのってなる。どういう指導したらああいう演技をさせられるんだろうと思った。
新江ノ島水族館の夜間特別公開「ダークナイトアクアリウム」に、妹を誘って行ってきた。
……の前に、ついでに江ノ島にも行ってくることにした。
江ノ島も江ノ島水族館も多分小学校以来。
江ノ島に行く交通手段として一番良く知られているのは江ノ電だが、実は他にもいくつかある。
大船、藤沢などからバスで行く方法、小田急江ノ島線を使う方法、そして、大船駅から湘南モノレールを使う方法である。
よし、今回は湘南モノレールで行くことにしよう。
なぜって、しょっちゅう見ているのに乗ったことがない憧れの電車だったから。

きたー!
日本では千葉とここしか運行されていない懸垂式ですよ!
結論から言うと、楽しい。
終始空中を行くので眺めがとてもいいし、住宅地をつっきったり、山の中を走ったり、トンネルまであったりと変化に富んでいる。途中でいいのかこれと思うぐらいスピードを上げて爆走したりして、乗っていて飽きない。
大船と江ノ島を結んではいるが、観光路線ではなく通勤、生活路線のようで、むしろ観光客は少なかった。まあ大体江ノ電に行っちゃうからか。

モノレールを降りて歩くこと20分ほど、江ノ島に続く橋を渡る。
日差しが意外に強い上に正面から来るのでとってもまぶしい。
江ノ島では、江島神社巡りをメインに、時間があったらどこか別の場所(といってもそう見る場所もないのだが)に行くつもりでいた。
が、この江島神社、辺津宮、中津宮、奥津宮の3つの宮があり、辺津宮と中津宮は比較的近いが、奥津宮は山になっている島の峠を越えた反対側の端まで歩かないとならない。
実際には、辺津宮、中津宮、そして島の頂上まではエスカーというエスカレーターのようなもの、というか完全にエスカレーターがあって、頂上までは比較的簡単に行くことができる。
そう、頂上に行くまでは。

鳥居。見ての通りの階段地獄。
本当はここからエスカーに乗るつもりだったのだが、うっかり階段の方に行ってしまい、涙目になりながら急階段を上っていくことになる。

そして、辺津宮に着いたら着いたで行列している。
まあ冬休みだししょうがないのか……。

中津宮までは楽々エスカー。
山の中腹あたりまできているので、景色もこんな感じ。

さらにエスカーで山の頂上まで行って、階段をだらだら下って反対側の中腹に奥津宮がある。

八方睨みの亀。どこから見てもこっちを見ているように見える。
竜では良く見るけど亀は珍しいな……。
これでやめておけば良かったのだが、折角来たのだしとここで調子に乗った。
海辺にある江ノ島岩屋まで足を伸ばしてみようと思ってしまったのだ。
奥津宮から岩屋までは急な階段を10分ほど下りていくのだが、行きに下りたら帰りは上らなくてはならないということを完全に忘れていた。

海。
天気がいいと大島も見えたりするらしいが、今日はガスがかかっていて富士山がかろうじて見えるぐらい。

岩屋は第1窟、第2窟とあり、メインは第1窟。
第1窟は役小角や弘法大師もこもって修行したと言われる場所で、奥に小さな祠がある。
中は大体こんな感じ。一応落盤防止の加工はされているが、ほぼ天然の岩窟そのままで、身をかがめないと頭をぶつけるような箇所も結構ある。
この写真だとずいぶん暗く写っているが、実際には結構照明があるので歩くには不自由しない。

最深部。ここが江ノ島の歴史の始まりと言ってもいい。
ここから宗教上の重要地として、後には観光地として江ノ島は発展していくことになる。

最深部には竜のオブジェがあり、手を叩くと「がおー」という咆哮が響き渡る。
この窟の竜神伝説にちなんでいるというが……なんというか、いろいろぶち壊されちゃってるなという感じではある。

なお、岩屋の入口はこんな感じ。
現在はこういう橋っぽい通路だが、昔は切り立った崖から道を切り出していたらしく、痕跡が残っている。

さらに、昔の入口はもっと上だったらしい。
多分、道が浸食や崖崩れ等で危険になったので、安全な場所に通路と入口を作り直したと思われる。
そんなわけで、岩屋を見て満足した所で、階段上りの地獄が再び待っていた。
地形が険しい江ノ島には島のふもとを周回するという道がないので、元来た所に戻ろうとするとまた山を越えなくてはならない。
つらい。

とりあえず、気を紛らわすためにススキと富士山を撮ってみたりして。

そしてへとへとになりながら橋のあたりまで戻ってくる。
ここからまた橋を渡って江ノ島水族館に行くのだが、平坦な道というだけでもう何でもない気になってくる。
ハート型のイルミと富士山。

水族館に到着。
江ノ島と残照がきれい。
なお、この前の写真まではキヤノンのGX7で撮っていたが、ここからはiPhone14 Proになる。
やっぱり暗い所での撮影性能(というか、暗い写真を美しく再現する技術)は、iPhoneの方が上なんだなあ……。
ここで、鎌倉で遊んできた妹と合流してダークアクアリウム開始。
他の水族館の夜間公開がどういう物か知らないが、ここでは、最低限の安全上の照明を覗いてほぼ完全に暗くされた館内を、渡されたランタンの光を頼りに自由に見て回る。
当然ながら水槽も一部を除いて真っ暗なので、中の魚の状態を見るにはランタンをかざして明るくしないとならない。

照明があるほぼ唯一の水槽、大水槽。
ただ、昼間より暗くはなっているので、魚たちは夜モードで動いている。
真ん中の群れはイワシ。夜行性の魚に捕食されないよう、昼間より固まって激しく動いている。
落とし気味の照明の中で、魚たちがシルエットになりがちな中、ここだけきらきら光ってとてもきれい。
……本人達は必死なんだけどね。

ランタンの光源で無理に写したのと、ランタンの光で水槽の壁に影ができているのとで、何やらようわからんことになっているクラゲ水槽。
江ノ島水族館はクラゲ研究に力を入れているようで、エリアひとつまるまるクラゲだった。

ウミガメも寝ている。
陸だけでなく水中でも寝ていて、時々息継ぎしに上がってくる。

ペンギンも寝ている。
驚かさないようここはランタン禁止だったため、中はほぼ暗闇。一体何羽いるかも分からないまま写したのだが、ここまで撮れた。
一番右の逆さまになっているペンギンは、水面への映り込み。

片時もじっとしていない大水槽のイワシたち。
ずっとこれでいつ寝ているのだろう。
200人限定の企画ということで、かなり自由にいろいろ見て回れたのが良かった。
写真には撮れなかったが、このほかにもいろいろ面白い寝方をしている魚たちがいて、何度見ても飽きない。
また企画があったら見に来よう。季節ごとにあるみたいだし。
11/19に家族と八景島シーパラダイスに行ってきましたが、寝落ちしたため後追いでの公開となります。
ここもそれほど家から遠くないんだけれど、近い観光地あるあるでこれまで行ったことは1-2回あるかどうか。
今回、妹の会社の福利厚生で割引チケットが買えたので、母親も連れて3人で行ってきた。

ついたのが開館直後だったので、動物も魚もまだ朝いちモード。
ホッキョクグマがおっさんみたいな寛ぎ方をしていた。

浮いてるペン。
丁度人間の高さぐらいの所に水面があるので、たまに目が合う。
ここでイルカと動物のショーの時間になったので、館内を回るのは一時中断。ショーのプールに向かった。


ショーのテーマはクリスマス。
まだ11月なのにと思ったが、多分動物たちの訓練の兼ね合いから、一つのプログラムを2ヶ月ぐらいやる関係でそうなってるんだろうな。
最初にやるのがショーのタイトル「レッツパーティ」の垂れ幕下ろし。
ペンギンが魚をくわえるとついていた紐が引っ張られて、クリスマスの垂れ幕が下がる仕掛けのはずだったのだが、ペンギンが魚だけ紐からむしりとって食べてしまい、後でお姉さんが苦笑しながら手で垂れ幕を降ろしていた。
やっぱりペンギンは言うことを聞かなかった。

セイウチ。
この後、観客の中から選ばれた子と一緒にダンスを踊ってた。

そのシロイルカたちとトレーナーの水中ダンス。
青いプールに白い体が良く映えてきれいだった。

バンドウイルカ3頭とカマイルカ3頭の合同パフォーマンス。
まずは高速で泳ぎながらのジャンプ。

高々と飛んでしっぽでボールをはたくカマイルカ。
バンドウイルカより小さいカマイルカはとにかく身が軽くて、ジャンプもびっくりするぐらい飛ぶし、空中でバック転2回転なんて技も平気でやってのける。
すごい。

ラストは4頭でジャンプ。
両脇の、いかにも俊敏そうに跳ねているのがカマイルカ。
面白かった。
イルカ類の異種混合ってあまり見た記憶ないな。
それほどイルカショーをたくさん見ているわけではないけれど。

さてまた水族館に戻るか。
小樽にもいたフウセンウオ。
妹が気に入っていた。

その名の通り水中を飛んでいるようなトビエイの水槽。
と思ったらトビエイは「飛び」エイではなく「鳶」エイらしい。

シーパラの目玉のひとつ、大水槽のイワシの群れ。
照明にイワシの体がきらきら光ってとてもきれい。
この群れの動きと体の輝きを活かして、エサなどで群れを自在に誘導しながら様々な色の照明でライトアップする「スーパーイワシイリュージョン」というショーも見ることができる。
……なんか強いのか弱いのか分からないネーミングだ。

そしてシーパラにもミニ動物園があった。
翼を広げて伸びをしながら写せと言わんばかりにこっちを見てくるペリカン。
分かったよ。でも風切羽切られてるんだね。

自分のしっぽの手入れに余念がないレッサーパンダ。
4頭ぐらい居て、みんな好き勝手に遊んだり昼寝したりしていた。

せっせと穴を掘るプレーリードックちゃん。
体がすっぽり入るぐらいの穴をあっという間に掘ってしまう。

……意外と鋭い目つきをしていた。

コールダック。
こんなもっちりしているくせに、手を近づけるとめちゃくちゃ威嚇してくる。

何やら低くなりながら通路を横切っていったカモ。
この後、仲間と大げんかを始めて、人間様は弱い方の盾にされた。

シロイルカ。
せっかく通りすがりにこっちに目線くれたのに、水槽のガラスの傷にピントが合ってしまった。
親や妹と一緒だったから駆け足気味だったけれど、多分1人だったら1日居られるボリューム。
確か油壺マリンパークのイルカ達もここに来ているらしい。
今回は時間がなくて見られなかったが、また見る機会があるといいな。
10/22、23と北海道に行ってきたので、まとめて後追いでアップします。
北海道に来ている。
10/23に恵庭の演習場で行われる第7師団の戦車競技会を見に行く事になったので、じゃあ前日に北海道入りして見たい所に行こうかな、となった次第。
その見たい所とは……。
羽田から朝8時過ぎの飛行機に乗ってはるばるやってきた。
Youtubeに良く上がっている「言うことを聞かないペンギンショー」を1度見たかったのだ。
途中、小樽までの電車ががかなり徐行運転&遅延してて、何事かと思ったら前の電車が鹿と衝突してたらしい。
そんな理由で遅延する電車に乗るなんて、もう一生ないだろうな。

小樽水族館は地域密着型の水族館らしくて、メインの展示は北海道を中心とした北方の魚たち。
このエイが北方の魚かどうかは分からないけど、2メートルぐらいあって上でゴロゴロできそうだった。

事故で右側のひれを全部失って保護されたウミガメ。元気に泳いでた。

日本でここでしか飼育されていないネズミイルカ。
顔がまるっこくてかわいい。

イワナの仲間のオショロコマという魚。北海道にしかいない。
丁度繁殖期なのかすごくきれいな婚姻色だった。

爆睡していたコツメカワウソ。
顔は完全に隠れているのだが、ふかふかの体毛が呼吸ですぴすぴしてて、なかなか癒された。

なんか異種混合で入ってる奴(手前)と1匹でみっちり詰まっている奴(奥)とゴンズイ玉。

それぞれの水槽の所にはこんな手作りガイドが貼ってあって、これを見るだけでも面白い。
縦縞ってそうなのか……。


暖かい地方の魚の水槽とチンアナゴたち。
このへんは割とよく見る連中だな。

なんだっけ、多分ブダイの仲間。
見ての通りいかつくてデカいけれど、胸びれが淡い虹みたいな色彩を帯びていて、そこだけ場違いに優雅。

なんだか懐かしい雰囲気の大回遊水槽。
オホーツク海とベーリング海の魚が集まっている。
ここもいかつくてデカい魚が多いので、かなり迫力がある。

……んだけど、なぜか奇妙な格好で岩の隙間におさまっていたり貼り付いていたりする。
癖のある魚が多い?

良くここまで見た目も種類もバラバラなのが仲良く集まってるな……。

赤がきれいななんかの魚。
実物はもっと紅色に近くて鮮やかだった。

カメラを近づけると警戒して砂の中にもぐってしまうので、ちょっと撮るのが大変だったなんとかギンポ。
いくら見ていても飽きないけれど、そろそろペンギンショーの時間なので、会場の屋外プールへ行こう。

野性味を感じる屋外プール。
ここはペンギンを始めアザラシやトドなど海獣が飼育されているが、冬は海が荒れて波にさらわれたりするので別の場所に移すらしい。
確かに、見ていると普通にプールの壁を越えて外の波が入ってくる。

ショー直前のペンギンたち。隣ではオットセイがショーの最中。
早くもカラスが待機している。
ペンギンは調教する事ができないそうで、だからこれは動物が思い通りにならない事を示すためのショーなのだが、勝手気ままに振る舞う(でもエサは欲しい)ペンギンたちと、それに振り回されながらも何とか演目をやらせようとする飼育員さんの掛け合いが絶妙に面白い。
そして今日のペンギンたちはやけにやる気満々で、ほとんどの演目を飼育員さんに合わせて自発的に(勝手にとも言う)こなしてみせた。
ペンギンやればできる子。

ごほうびの魚を狙って何食わぬ顔でペンギンに混じるカラス。
カラスとかカモメとか、野鳥が普通に入りこんで、時にはペンギンと魚の争奪戦をしたりするのもこのショーの醍醐味。
動画も撮っていたのだが、途中ででかい外国人が子供を高く抱き上げて前に来てしまい、視界が遮られたので断念した。
ペンギンショーが終わると次はすぐトドショーが始まる。
どうせならこれも見ていこうかな。トドのショーって珍しいし。

予想以上にトドが近かった。
本当に柵のすぐそばにいる。くしゃみとかしたら鼻水が飛んできそう。
むしろ観客の方がちょっと恐れをなして柵から距離を置いちゃってる。

まずエサをもらう。
飼育員さんも柵の観客側から魚を投げ与えている。

うん、これはよく見る奴。
でも近いので、全体重を支える前ひれの頑丈さとかが良く分かる。

岩の上の飛び込み台から、5頭のトドが一斉に飛び込む大技。
すごい迫力。

目玉企画「鮭は飲み物」。
1メートル近くありそうな鮭をまるごと1匹つるんと呑み込んでしまう、これもある意味大技。

ひれで拍手。
近すぎてべっちんべっちんすごい音がする。
拍手どころかゴリラのドラミング見てるみたいな気分になる。
面白かった。とにかく距離が近くてトドの視線や表情まではっきり分かる。
10分ぐらいの短いショーだけど、すごい中身が濃い。
なんかすごく楽しくなってきたので、トドの餌やりもすることにした。
小さなバケツに入ったぶつ切りニシンを、トングでプールにいるトドに投げ与える事ができる。
お値段は量によって400円、600円、1000円の3種類。
ここは奮発して1000円にしよう。

エサやり対象のトドたち。さっきのショーのトドとは別。
右下の大きいのがボスらしく、一番客に近い所に陣取っていて、とにかく体が柔らかいので投げる魚を器用に片端からキャッチして食べていってしまう。
ボスに取られないよう、弾道を高めに後ろの小さいのに投げると、たまにカラスが空中でかっさらっていく。
エサをやっているだけなのに、生存競争の厳しさを垣間見ることができる。
平等にやろうと試行錯誤しているうちに、エサがなくなってしまった。
さて、そろそろぶらつきながら出口に向かうとするか。

なぜ一方に注目しているのかと思ったら、少し離れた控え室から飼育員さんが出てきて作業をしているのだった。
結構距離があるのに良く分かるな。

すごい牙のセイウチ。30歳らしい。
でも延々泡をぶくぶく吐いているだけだった。

トドが集まる通称トド岩。
やっぱり昔はトド駆除のために自衛隊に砲撃されたりしてたんだろうか?
なんか、北海道版の油壺マリンパークという感じ。小さいけれどすごく面白かった。
隠れていたりして見れなかった魚も結構いたので、リベンジしにまた来たい。
東京都美術館の「永遠の都ローマ」展に行ってきた。

高さ1.8メートルのコンスタンスティヌス帝の大頭部。
確かキリスト教を公認した皇帝で、だからキリスト教基準の世界史では「大帝」って事になってるんだっけ。
ローマのカピトリーノ美術館の収蔵物の展示会。
カピトリーノ美術館は、ローマの始まりの7つの丘のひとつ、カピトリーノの丘に建てられた世界最古の美術館。
ローマを中心にイタリア美術を収集していて、今回も古代ローマをメインに中世絵画なんかが展示されている。
東京都美術館だからそこそこだろうと思っていたけれど、あの有名な狼から乳をもらうロムルスとレムスの銅像(複製)とか、各皇帝の彫像とか、いろいろあって楽しかった。
個人的に、イノシシを襲うヒョウの彫像がすごかった。絵はがきが欲しかったけれど、欲しいのに限ってないといういつものパターン。
中世以降の絵画美術は、知らない人ばっかりで良く分からなかったけど。


トラヤヌス帝の記念柱に描かれているレリーフの一部の複製。
実物は高さ34メートル、直径3.7メートルの大理石製。表面にびっしりとこんな感じのレリーフが施してある。
地震国日本ではまず現代まで残らないスケールの建築物だな……。
ローマには確か20年ぐらい前にツアーで行ったんだけど、全く何も覚えてないんだよね。
その時はミラノ、ベネツィア、パドヴァ、フィレンツェ、ヴァチカン、ローマに行って、他の場所はどこに行って何を食べたかまで覚えてるんだけれど、最後のローマだけは街を歩いていたら立哨中の警官がマシンガンを持っていてびっくりした事と、イタリア語が分からなくて立ち入り禁止の市庁舎の敷地に踏み込んで追い出された事、古代ローマの建物を再利用した礼拝堂(名前忘れた)に行ったら、イタリア陸軍の兵士がなぜかは分からないけど大勢いてパイプ椅子を並べていた事しか記憶にない。
また行きたいけど、鳥どももいるし無理かな。
吉祥寺美術館の「さかざきちはる ペンギン街に出る」展を見てきた。
実は吉祥寺に行くのは初めて。
この吉祥寺美術館、商業ビルの7Fにひっそりある小さな美術館で、初見殺しとまではいかないが方向音痴には若干つらい。
しかも吉祥寺、めちゃくちゃ混んでいる。知っている街で言えば鎌倉ぐらい混んでいる。これが普通なのか何かイベントがあったのかは知らないが(横断歩道にものすごく人が溜まっていたところを見ると、何かイベントがあったのかもしれない)、なんかもう歩いているだけで疲れてくる。
あとなんかタトゥーを見える所にでかでかと入れてる人率が高い。
実はこのペンギンが大好きで、グッズもたまに買っている。
ペンギンなのにとにかく表情が豊かなのがいい。
黒い顔に白で目とくちばしがあるだけなのに、なんであんな風に様々な表情を出せるんだろう。
入場料が300円というので大体察していたが、150平米ないぐらいの展示室1室のみの小さな会場だった。
そこに「ペンギンと鳥」「ペンギンと色」というふたつのテーマで、10センチ四方程度の大きさの紙に描かれたペンギンの絵が500点、みっしりと飾ってある。
「ペンギンと鳥」はテーマの通り、様々な鳥たちと一緒にいるペンギン。インコや文鳥などのペットから、朱鷺やスズメといった野鳥まで、いろんな鳥とペンギンが触れあっている。中にはペンギンとオウサマペンギンなんてのもある。
「ペンギンと色」は、ペンギンが色をテーマにした物や事柄を一緒にいるイラスト集。例えば「ワインレッド」だとペンギンが赤ワインの入ったグラスを手にしていたり、「グレー」だとヒナペンギンと一緒にいたり「マリンブルー」だと水兵さんの格好をしていたり、など。
全て1点物の直筆画ではあるが、ほぼ同じもの構図の物もかなりあって、実質的な作品数としては半分ぐらいかな、という感じ。
でも同じでも見ていて飽きないからいい。
カタログ(というかペンギンばかりを集めた画集)を買おうと思ったのだが、ほぼ縮小されてしまってしまっていて、原画の独特の雰囲気と良さが完全になくなっていたので、買わなかった。
工場夜景クルーズに行ってきましたが、帰宅が遅かったため、翌日アップしています。
妹が親を横浜の工場夜景クルーズに連れていくというので、ついでに誘われてきた。
確か10年ぐらい前、工場夜景がブームになるかならないかの時にちっちゃな交通船で行ったことがあるけれど、コロナとか物価高騰とか、いろいろ環境が変わった今はどうなっているんだろう。

今回乗る船『ハイドロびんご』。
水素で軽油のハイブリッドで動く日本で唯一のSDG’s船だが、水素はお高いのでもっぱら軽油ばかり使っているらしい。
それSDG’sなのだろうか。

乗船場所は海保の基地のお隣、ハンマーヘッド。
消防船『ひりゅう』。いつ見てもかっこいいなあ。

ほどよく暗くなってきた所で出港。
この日はみなとみらい全体でポケモンワールドチャンピオンシップスという、大規模なポケモンイベントが開催されていて、街中のあちこちにポケモンのオブジェが飾られている。
これは特別ポケモン仕様のポケモントレーナークルーズ船『にっぽん丸』。別にクルージングするわけではなく、中を参加者に開放しているだけ。

ライトアップしている米軍の弾道ミサイル追跡艦『ハワード・0・ローレンツェン』。
別にポケモンとは何の関係もない。

ベイブリッジの向こうに見えるビルみたいなのは、豪華客船『ベリッシマ』。
あれが世界を渡る本気の豪華客船か……。

高速航行で工場地帯の運河に入っていく『ハイドロびんご』。これは火力発電所。
風が割とある上に結構スピードが出る船なので、うっかり立つと危ないレベルで揺れる。
お陰でコンデジのピントが上手く合わせられない。

運河の支流に入ってスピードを落としたのでまともに撮れるようになった。
実はここまでも結構見どころはあったのだが、暗闇に照明というシチュエーションは愛用のコンデジのオートフォーカスが一番苦手とする状況で、ピンボケ写真ばかりになってしまった。
これはたまたまうまく撮れたのだが……。

試しにiPhone14 Proで撮影してみたら、あまりにきれいなのでびっくりした。

空がやや明るく写りすぎているきらいはあるが(実際にはすでにこの時空は真っ暗)、iPhoneが勝手に判断して美しく調整した写真を量産してくれる。
こりゃコンデジ完全敗北だな……。

なんかハウルみたいになった工場。
うん、これは自分が写真が上手だと勘違いする人も出るわ。
意図せず美しく撮れすぎる。

ハンマーヘッドに戻ってきた。
これで入港……ではなく、この後ポケモンイベントで開かれるポケモンドローンショーを海上から(勝手に)鑑賞するのだ。
数百のドローンが夜空にポケモンキャラたちを描き出すアトラクションらしい。
……あれだな、そのへんの観光船が、観艦式に特別料金で勝手に船出して制限海域外から眺めるようなもんだなこれ。

ピカチュウ登場。
静止画ではなく稲妻がピカピカするアニメーション付き。

ポケモンGOプレーヤーの妹に聞いたら、何かとっても特別な鳥らしい。
見るのに夢中で写真をほとんど撮らなかったので、他に見たい人はこっちの動画をどうぞ。
6分ある上に途中から始まって途中で終わっているけど。
ドローン、想像以上にすごかった。
こんなのを普通に娯楽として見られる時代が来るなんてびっくりだわ。
あと、夜景はやっぱり前に比べるとささやかになっていた。
コースが当時と違っているというのはあるにしろ、もっとたくさんライトアップしていた工場が多かった気がする。
まあしょうがないかな、このご時世だし。
国立劇場さよなら公演の「長谷寺の声明」に行ってきた。
長谷寺は5月の連休に行ったあの長谷寺。今回は大般若経の転読が中心になる。
……多分延暦寺の時ほど眠くならないと思うんだよな。転読だし、あれよりアクロバティックなはず。
どんなものかはファンシイダンスで読んだだけだけど。
転読とは、蛇腹状に畳まれた経典のタイトルだけを読み上げ、後はアコーディオンを広げるみたいに経典を上から下にばらばら流して終わりにする読み方。
大般若は玄奘三蔵がインドから直々に持ち帰って翻訳した600巻にも及ぶ超大作で、まじめに読んでいるととてつもなく時間がかかるため、いつ頃からかこういうお手軽方式がとられるようになったらしい。
ちなみに、この大般若の真髄を300文字弱にまとめたのが般若心経。

やっぱり結構混んでいる。
この時はまだ空席があるが、開演時には満席だった。
そういえば、5月にあった東大寺の声明(お水取りで有名なあれ)なんて、チケットが発売日に一瞬で売り切れてたしな。
意外と固定ファンがいたりするのかしら、声明。
まあ今回も大部分が読経、しかも普通に聞くお経と違って独特のゆったりした抑揚で唱えられるお経なので、前半いい子守歌になってしまったのは否定できない。
が、延暦寺の声明より言っている事が分かりやすかったのと、やっぱり密教の真言宗なだけあって、鐘や錫杖など鳴り物がいいメリハリを出しているので、なかなか面白く見ていられた。
今回舞台の上で転読を行ったのは30人。この転読そのものに破邪の要素があるそうで、30人の僧侶が口々に巻名を大音声で読み上げながら蛇腹を上から下にばーっと広げ、終わるとバン! と音を立てて経典を置くのは、なかなかカオスな迫力があった。
あと、いつも思うんだけど、般若心経ってアップテンポで読むと盛り上がるし、スローテンポで読むと何となく心落ち着く感じになるし、万能のお経だよね。
さすが大般若の真髄。

特別に来ていた本尊十一面観音の絵姿の1/3バージョン(実物大だと大きすぎて飾れないため)。
本家長谷寺でたまに行われる特別拝観では、直接足に触れて拝むことができるのだが、それが再現されている。
実は5月に特別拝観をしているのだが、これも何かの結縁なので並んでまた触ってきた。
六本木の東京ミッドタウンでやている恐竜科学博に行ってきた。
やっぱ1回見ると他も見たくなっちゃうのよね。
ここでは恐竜の復元化石をジオラマ風に展示して、「生きているように」見せるというのが売りらしい。
今時特に珍しい展示方式でもないと思ったのだが、それをやると福井の恐竜博物館みたいにとにかくみっしり並べて展示するという事ができなくなる一方、展示数が少なくて済むというメリットもある。
さてこれはどっちに転ぶかな?
そしてこれ、実はおととし横浜でやってたのを六本木に持ってきただけらしい。
どおりで、イラストなどのコピーライトが全部2021だから不審に思ってたんだ……。

……の前に、サントリー美術館でこんなのをやっていたので、思いつきでふらっと入ってみた。
虫が出ている書物や装飾品、絵画などをとにかく集めてきて並べたという感じ。なぜかカエルも含まれているのが謎だが、ほぼ確実にいいものが展示されているので見て間違いはない。
ただ、本当にただ並べただけなのが残念。府中美術館あたりなら、同じテーマでもっと面白い見せ方をするだろうなと思った。
というわけでさて恐竜を見に行くか。

冒頭に来るのが、脳腫瘍を患った上に体の各所に怪我や病変を抱えたゴルゴサウルス。
同時に同種の化石としては屈指の残存部位の多さと保存状態の良さを誇るらしい。

いろんな恐竜の足跡。
中央の蛇行しているのがティラノサウルス。とエドモントサウルス、左側上部がエドモントサウルス、そのさらに左がエドモントサウルスのしっぽがちょっとこすれた跡だそうな。

ケツァルコアトルス大好き!
でも実はこの種類は全身化石は見つかっていなくて、似た種類の他の翼竜を大きくして展示しているだけらしいけど。

こうやって見るとほんとデカいな……。
そしてこのポーズで歩きながら餌を探していたらしい。絶対恐いわそれ。

復元図的にはこんな感じらしい。
追われているのは鳥で言えばダチョウのような高速恐竜ストルティオミムス。

復元図で言えばこんな感じ(エドモントサウルスの上の赤い鳥)だったらしい。

なんだっけ、忘れたけど鎧竜とエドモントサウルスの骨。
エドモントサウルスはとにかく良く発見される&群れの状態で発見される恐竜で、恐らく生息数が物凄く多く、さらに大集団を作って生活する習性があったのだろうと推測されている。

首長竜の子供……を大人の骨格から類推して作成したもの。化石が見つかっているわけではない。

モササウルスに追われるペンギンに似た鳥。
ペンギン逃げてー!

トリケラトプスとティラノサウルス。
トリケラトプスには「レイン」、ティラノサウルスには「スタン」と愛称がついている。

ティラノサウルスの一生。
左から赤ちゃん、少年期、青年期、老年期。

ティラノの寿命は30年ぐらいなのか……。
意外と短い。そして模型の老いっぷりがリアルすぎる。
復元模型ではなく、徹底して「骨」で恐竜の生態を描き出そうとしているのが、なかなか面白かった。
もうちょっとレプリカ(展示されてる化石のほぼ大部分が実物ではなくレプリカ)の出来が良ければ、さらに魅力的だったかも。