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秋の入間のC-1祭り

 11/3に入間基地航空祭に行ってきましたが、寝てしまったため遅れてアップします。

 もはやおなじみの入間基地航空祭。
 毎度毎度代わり映えがないように見えるが、年を経るにつれて確実に内容は変わっていく。
 中でも今年は大きな変動……あの入間名物C-1が、全機引退のためラストフライトとなるのだ。


 埼玉県警、陸自、海自、ブルーインパルス。


 機動飛行予定のT-4。


 離陸を控えて乗員が気合いを入れていたEC-1。オープニングフライト担当だもんね、頑張れ。
 今回初お披露目のC-1の電子戦訓練機仕様で、でかい鼻が特徴。C-1が全機引退した後もこれだけは残るらしい。


 離陸。
 いってらっさい。


 離陸してからプログラムが始まるまでしばらく時間があるので、展示機を見に行くことにした。
 陸自のOH-1。
 大型機が常駐する入間はとにかくエプロンが広い。しかも今回端から端まで開放しているので、全部見ようとすると1キロぐらい歩く羽目になりそう。


 なぜか展示されていて、しかも航空機を上回る大人気だったパトカー。
 詳しい人に聞いてみたら、このGT-Rのパトカーは超レアなんだって。


 なんか久しぶりに見る海自のSH-60J。


 練習機かわいい。


 カラーリングしたF-15。小松基地のかな?



 エプロンをせっせと歩いていたら、2時間ぐらい後に飛ぶU-4、C-1、C-2がもう離陸していった。


 こっちは格納庫を開いて止まっているC-1。
 空挺を乗せるんだろうか?


 上のとは別のC-1。一番最後にロールアウトした31号機。
 後ろの方に「C-1 FOREVER」とペイントしてある。


 岐阜基地からはるばるやってきた試作1号機。岐阜基地航空祭で見て以来。
 当時鼻先についていたながーいピトー管はなくなっていた。


 手前からC-2、C-1、C-1試作機。デカい3機がそろい踏み。
 でもこの光景が見られるのは今年が最後。


 もうひとつデカいC-130。
 増槽つけてるけどどこから来たんだろ?

 これで端っこ。
 ついでに売店に寄ろうと思ったのだが、日差しが暑くて熱中症になりそうだったのであきらめて戻った。
 強風で風は冷たいのに日差しは強いので、コントロールが大変。実際、倒れる人も多かったらしくて、何度も救急車が来ていた。


 EC-1のオープニングフライト。
 伝統のC-1変態機動を披露してくれるのは嬉しいが、中の電子機器は大丈夫なのかな。


 そして航空祭関係なくたまに県警ヘリが飛んでる。
 周辺のパトロールだろうか?


 オープニングフライト後はCH-47の展示。
 いろいろ機動を見せてくれたのは良かったんだけど、CH-47を少年ぽく擬人化したナレーションが微妙に外した感があった。


 EC-1おかえり。


 気付けばT-4がアップを始めました。
 操縦するのは教官チーム。平均年齢51歳の大ベテラン。パイロットは厳しい健康チェックがあって、ひっかかるとすぐ地上勤務に回されるので、その年代までパイロットできるのってそれだけですごい。


 展示が終わったCH-47がブレードを点検している。


 空にはU-680。あの有名なYS-11の後継機だとか。
 そういえばいつの間にかYS-11展示しなくなっちゃったな。寂しい。


 そしてT-4部隊が離陸へ。
 いってらっさい。

 ブルーインパルスと同じ上がり方をしていくT-4。
 ちなみにブルーもベースはT-4なのだが、カラーリングが違うだけで見え方がこんなに違う。


 さすがに平均年齢51歳なので、ブルーみたいな派手な機動はやらないが、それでも編隊飛行はブルーと同レベル。


 T-4の機動の最中におもむろに目の前を通っていくイスを積んだカート。
 なんだなんだ。


 おかえりー。


 次は満を持して本日の主役が登場。
 U-4を先頭に、C-1、C-2が颯爽と飛んできた。


 ほぼ横倒しになって旋回するC-2。
 C-1の変態飛行の伝統は、どうやらC-2に受け継がれるらしい。


 C-2(地上)とC-2(空中)。


 U-4。ベースは民間のビジネスジェットだし、たいしたことはしないだろうと思っていたら、いきなりC-1並みの横倒し旋回や足を出しての超低速飛行、タッチアンドゴーを見せつけてきた。
 ばかにしていてごめんなさい。


 このずんぐりした愛嬌のある姿も今日で最後だと思うと、感慨深い。
 入間にはブルーよりむしろこっちを見るために行ってたようなものだしなー。


 ローリングコンバットピッチする元ビジネスジェットと輸送機。


 おかえりー。
 楽しかったよ、ありがとう。

 ここで午前中の飛行展示は終わり。
 午後から恒例のブルーと、C-1のラストフライトが行われる。


 お昼を食べていたら、格納庫を開いていたC-1の所で空自と陸自が何やら集まっているのに気付いた。
 しばらくすると、陸自の空挺の人たちがC-1を降りて去っていった。
 あー、サプライズで空挺降下をやる予定が、風が強くて中止になったのか……しょうがないね。


 そしていよいよブルーが開始。
 まずは例によって延々と続く搭乗儀式。時間は実に30分。
 ……なんか段々長くなってきてないこれ?


 暇なので、U-680やT-4の尾翼に止まって遊んでいるカラスを眺めてたりして。
 バードストライクすると危ないから、あまり近づいちゃ駄目だよ。


 やっと出発だ。


 ブルーを見送るT-4先輩。


 離陸。いってらっさい。







 展示。
 良く晴れているので白いブルーの機体と白いスモークが非常に映えるのだが、いかんせん風が強くてスモークがすぐ吹き乱されてしまうのが残念。


 おかえりー。
 後の儀式は省略。


 そしていよいよ最後のフライト。
 同時に退役する30番機をお供に、31番機が滑走路に向かっていく。


 同時に誘導路に消防車が現れた。
 なにすんだ?


 F-15と並んでも決して見劣りしないメカメカしい消防車。超かっこいい。


 ラストフライト開始。
 いってらっさい。


 入間で最初に見たC-1は6機編隊だった。
 輸送機のくせに6機でレインフォールをやってのけた時の衝撃は、今も忘れられない。
 でもそんなC-1も少しずつ減っていって、今はもう編隊を組むのは2機だけ。
 そしてここでα6000のバッテリーが切れた。


 なのでここからはiPhone。
 せっかくの最後の変態機動なのに……。


 あれこれやってくれたのだが、撮り慣れないのでことごとく失敗して、まともな写真は着陸だけだった。
 おかえりー。


 誘導路を進む31番機。


 と、突然消防車が水を放出し始めた。
 すごい虹。実物はもっと色が濃くて7色だった。


 水のアーチの中を通っていく31番機。
 空軍にはパイロットが異動や退役する時、ラストフライト後に寄ってたかって水をぶっかける慣例があると聞いたことがあるが、これもそれなのかも。
 ありがとうC-1。
 アクロバット飛行ができる変な輸送機があった事を、私達は忘れない。

 これでプログラムは終了。
 でも帰投が見たいのでもうちょっと残ってみる。
 特にあの銀色の試作機の帰投は絶対見たい。だって入間から飛び立つ試作C-1なんて、絶対これしか見れないよ?


 まず最初にOH-1が手押しで移動し始めた。
 でもエンジンかけてないし、飛ぶにはまだまだ時間がかりそう。


 次にSH-50Jが離陸の準備を始める。でもこれも結構時間がかかりそう。


 3番目に動いたのはカラーリングF-15だった。
 エンジンをかけたと思ったらすぐに誘導路に入っていく。
 F-15が最初に飛ぶとは思わなかったのでちょっと興奮する。


 機体にはメッセージ。
 震災と豪雨で今年はほんと大変だったよね……。


 おつかれー。


 そしてC-1試作機が誘導路に入った。
 岐阜基地では異機種大編隊のリーダー的ポジションだったけど、それもC-2に譲るのかな。
 でもC-2の試作機ってどうなったんだっけ。なんか設計不良や初期不良で大変だったって話は聞いていたけど。
 赤い通称JALカラーと青い通称ANAカラーが揃って飛んだらきれいだったろうに。


 と思っていたら、先に上がったのはSH-60Jだった。
 みんな太陽が低くなる前に帰りたいのか、結構どんどん出ていくな。
 おつかれー。


 そしてC-1試作機が離陸。


 銀色の機体を輝かせて飛び去っていく。
 おつかれー。

 他にも順次帰投しそうだったのだが、時間も16時近くなったので帰ってきた。
 良く考えたら、翌日休みだから帰り遅くなっても大丈夫だったんじゃん。失敗した。
 C-130とかもあったのに。

○おまけ

 これも恒例のデコられている木。
 今年はちょっと地味かな?

だんちゃーく、今見てきた

 陸自の近迫射撃見学に行ってきた。
 思いっきり平たく言うと、総火演の「だんちゃーく、今!」の着弾を間近で見学、体験するというもの。X(Twitter)で見学者募集の投稿を見かけたので、一般公募もしてるっぽい。


 現地は撮影禁止なので、写真はこれだけ。
 まず総火演の会場入口あたりまで普通の送迎バスで行き、このトラックに乗り換えて、着弾地点(多分三段山のあたり)に向かう。
 乗るのはもちろん荷台。不整地を走る上に座る場所といったら板がベンチ状に渡してあるだけなので、乗り心地が悪いどころの騒ぎではない。常に踏ん張っていないとならない。
 あまりに大変なのでむしろ車酔いはしなかったが、確か災害派遣の時、一般の隊員はこれに乗って現地に向かうはず。これに何時間も揺られてとかほんと大変。

 見学は、FH70で発射された数種類の砲弾の着弾を、およそ200メートルほど離れた掩体壕から防弾ガラス越しに見学する。総火演では見学者と着弾地点との距離は3000メートルほどなので、本当にすぐそばで見る事になる。
 掩体壕は防弾ドアを閉めるとほぼ完全に外部から遮断される作りになっていて、空気を伝わる音や衝撃波はほとんど入ってこないが、その代わり、着弾の振動がそのまま地面を伝わって感じられる。
 砲撃が終わった後、実際煮着弾地点まで行ってどうなっているか見るのだが、これ近くにいたら絶対死ぬな、という感想しか出てこない。
 順番的には、砲撃の直後に歩兵が突撃するので、味方の歩兵は200メートルよりもっと近くに伏せて砲撃の間待機しているらしい。もちろん、物陰に伏せてさえいれば味方にはそうそう当たらないようにはなっているが、実際すごい恐いと思う。


 その後は富士学校で資料館の見学。
 ここは教育機関なので、資料館も「教える」事に重点が置かれていて、他に比べると説明パネルがすごく多い。
 簡潔にまとまっていて分かりやすい。

演奏会(定期)

 東部方面音楽隊の定期演奏会に行ってきた。


 今回は上野の東京文化会館。
 休日で交通の便もいいからか満員御礼。
 最近は音楽まつりだけじゃなく、この手のものも抽選倍率上がってるんだろうな。


 プログラムは日本縛りだった。

 なお、第2部の「吹奏楽と打楽器のための幻想協奏曲」は、現役の3曹が作ったもの。実は音楽隊には演奏だけでなく、作曲編曲までこなす人も割といる。
 自衛隊らしいというか、奇をてらったところのない正統派だけど、いろいろと技を盛り込んできていて面白かった。
 ぶっちゃけ、下にある作曲家の委託作品よりレベルが高かったんじゃないかと思う。

帆船をまた見に行こう

 午後休みを取って、イタリアン帆船『アメリゴ・ヴェスプッチ』の船内見学に行ってきた。
 一般公開はしないが、事前に時間で予約をしておくと見ることができる。
 たまたまイタリア大使館のツイートを見ていて知ったので、即予約してきた。


『アメリゴ・ヴェスプッチ』は世界一美しい帆船と言われているらしい。
 個人的には『クアウテモック』の方が好みだけど、確かに均整が取れていて、軍艦特有の力強さもあるデザインだと思う。
『クアウテモック』は比べるとちょっと華奢すぎる感じかな。


 並んではいないが結構人がいる。
 なんだか嫌な予感がするぞ。
 あともう夕方なのでちゃんと「ボナセーラ」って挨拶して入った。

 船内、めちゃくちゃごったがえしていた。
 上甲板をぐるっと回るだけらしいのに、ラッタルなどでは渋滞が起こっている。人を避けるだけでもういっぱいいっぱいの感じ。
 それでも来たからにはちゃんと見ないと。


 すごい舵輪。
 舵が重いのかな。


 後甲板。日よけのシートで空が塞がれているのが残念。
 きっといい景色だっただろうに。


 ちょっとした結束用のシートにも、こんな感じでオシャレな絵や文字が入っている。


 搭載艇だってオシャレ。


 ドアだってオシャレ。
 これ、ガラスも90年前のなのかな……。


 イケメンお兄さんが海図を記入していた。


 ちょっとした器具もいちいち芸術品ぽくなっている。
 確かに、世界一美しい船を自認するだけの事はある。


 マストとロープ留め。
 多分こうやってどの部分のロープなのかが全部分かるようになってるんだと思う。
 まあそうじゃないと混乱するよね。この数だし。


 船首とクレーンと飛行機。


 多分天測用の羅針盤じゃないかと思うんだけど、海の上につきでてるんだよね……。


 幹部がいるか不在か示すやつ。
 変な角度なのは、あまりにぴかぴかなので正面から写すと自分が写り込んじゃうから。
 なお艦長は外出中らしい。


 乗船から下船まで約30分弱。
 特に時間制限などはなかったのでいくらでも見ていられたのだが、あまりにも人が多すぎるのでちょっとげんなりして降りてしまった。
 今日も風が強いので、景気よく旗が翻ってる。


 船首像は船名由来のヴェスプッチ提督らしい。


 ターミナルの送迎デッキに上がって見下ろすと、こんな感じ。
 人すごい。
 隣で写真を撮ってた若い女の子二人組が「帆船かっこいい、あんなコンテナ船なんかよりずっといいよ!」とかさかんに言っていた。コンテナ船かっこいいじゃないか、馬鹿にするな……。

 早く船を下りてしまったので、結構時間が余っている。
 ターミナル内で船やイタリア軍グッズを売っていたので、じゃあちょっと買おうかと思って入ったのだが、普通の裏起毛パーカー(胸に『アメリゴ・ヴェスプッチ』の刺繍入り)が26000円、同じく刺繍入りの速乾Tシャツが12000円、晴雨兼用傘が16000円と、とんでもない値段がついている。
 結局、ペラペラのトートバッグ(2600円)と帆布を使った特製しおり(2500円)を買ったのだが、しおりはともかくトートバッグは日本なら500円ぐらいで買えそうな代物。
 いやこれ米軍以上のぼったくりじゃない? 円安でなめられてるな日本……。

 なお買った物を入れてくれた紙袋が一番良かった。

 そしてあたりをうろついていたら、同じくターミナルでイタリア海軍軍楽隊のコンサートが始まるというので、見に行ってみた。
 事前の応募者か招待者対象らしいが、そうでない人も後ろの方から立ち見で見ることができる。
 30分ぐらいのミニコンサートだろうと思って気軽に見始めたら、1時間以上かかる本格的なやつだった。もちろんずっと立ちっぱなし。足が痛い。


 演奏したのは「アイーダ」の序曲とか、マーチいろいろとか、オーソレ・ミオとか麗しのトレントとか、あと名前は分からないけど多分イタリアの曲とか。
 さすが世界を回る軍楽隊なだけあって、いい音だし演奏もきれいだった。音にまったくムラや雑味がないのね。
 いい物を聞いたわ。


 コンサートが終わるとライトアップが始まっていた。


 そしてターミナルもライトアップしていた。
 上に突き出ている『アメリゴ・ヴェスプッチ』のマストの色と、ターミナルの色が丁度同じなのが、多分偶然だろうと思うけどいい演出。

 うーん、もうちょっと船を見れたらよかったんだけど、まあ仕方ないか。
 でも音楽隊は良かったし、楽しかった。

帆船と徳川家

 お台場の国債客船ターミナルに、ドイツ海軍の輸送艦とフリゲートが来ているので、見に行った。
 ……朝すでに出港していた。
 しかも横須賀の船越に入ったらしい。
 あー、昨日こっちに来て、今日軍港めぐりにすれば良かった!
 最初はそうしてたのに、横浜から行くなら横須賀の方が近いから変えちゃったんだよ!

 でもなんか入れ替わりに、イタリア海軍の練習帆船が入港してくるらしい。
 海自や関係者が歓迎の準備をしているし、見送りデッキにはカメラやスマホを持った人達が鈴なりになっている。
 うーん、じゃあちょっと待っててみようかな。


 30分ぐらい待っていたら姿を現した。
 海保とタグボートにエスコートされるイタリア海軍練習帆船『アメリゴ・ヴェスプッチ』。
 進水したのは1931年というから今年93歳。建造以来ずっと現役で海軍の士官候補生達を乗せて航海していたらしい。ほんとヨーロッパにとっては帆船は文化なんだな……。


 そして実はここからが長かった。
 向かい風でスピードが出せないのか、なかなか近づいてこない。
 暇を持て余して、上が羽田空港の航路で時々飛行機が上を横切るので、その度に写真を撮ってみたりする。
 気付けばカメラを持った皆さんがみんな同じ事をやっている。
 

 これは飛行機2機のパターン。
 後ろのはまさに着陸寸前。


 風の塔と飛行機と帆船。


 岸壁では海自や関係者がお迎え準備をしている。


 ジェットフォイルとすれ違う帆船。


 ガントリークレーンと帆船。

 そんなこんなで1時間ほど眺めていただろうか。
 ようやく岸壁近くに到着した『アメリゴ・ヴェスプッチ』は着岸体勢に入った。


 タグに助けてもらって回頭。


 そのまま押してもらって岸壁に近づこうとするが、風と潮に流されてなかなかうまくいかない。
 この時、海自の音楽隊が歓迎の音楽の演奏を始めていたのだが、あまりにも時間がかかるので準備していたレパートリーが尽きたらしくて、とうとう宇宙戦艦ヤマトとか演奏し始めていた。


 船の上では作業のための打ち合わせをしているっぽい。


 ウミネコが飛んでる。


 そんなこんなで30分ほどかかっただろうか。
 ようやくもやいを渡せる距離にまで近づいてきた。
 最近は手で投げるんじゃなくて、射出銃を使うのね。


 作業員の人が発射されたロープをたぐり寄せて、つながれていたもやいをボラードにひっかける。


 そして舳先の上では、入港した印に旗を揚げている人がいた。
 これ、下は海なんですよね……。


 やっとここまで近づいたよ!
 ここまで来ると、次々とロープが投げられて岸壁に固定され、船側のウィンチで引き寄せることができるのであっという間。


 入港!
 帆船もだけど、思うように動かない帆船を一生懸命押したり引っ張ったりしていたタグの皆さんお疲れ様でした。

 いやー待った。
 スッと来てスッと着岸してくる護衛艦に慣れてるから、ほんといつまでたっても進まないし着岸できない帆船大変だなって心から思った。
 でも、待ったけどなかなか楽しかった。
 ドイツ艦は残念だったけど、これはこれで面白かったからまあいいや。

 その後、時間があったので、六本木のサントリー美術館に「尾張徳川家の至宝展」を見てきた。


 その名の通り、徳川家が設立した財団法人徳川美術館が所蔵する尾張徳川家の宝物の展示会。
 なにしろ尾張徳川家なので、歴史的にもお宝的にも貴重な物がこれでもとばかりに展示されていて、普通に面白かった。

恐竜と空母

 パシフィコ横浜の「巨大恐竜展」と横須賀に来ているイタリアの空母をハシゴしてきた。


 まずは「巨大恐竜展」。
 今回の売りは全長37メートルのパタゴティタン・マヨルムの骨格標本。
 パラリティタンなら知ってるけど、パタゴティタンは知らないな。近縁種なのかな……。


 入るといきなり全く恐竜ではないマンモス。


 恐竜もいる。


 なんか魚竜の頭骨。頭だけで3メートルぐらいある。こわい。


 右がガストルニス、左がエピオルニス。
 なんか漫才コンビみたいな語感。


 福井博物館にもあった動く模型も数体展示されている。これは頭がぐりぐり動くスピノサウルス。
 スピノサウルス好きなんだよね。
 この風体で魚が主食ってのがまた好き。子供に思いっきり恐がられてたけど。


 ティラノかと思いきや、祖先筋にあたる方だった。
 ティラノは後ろに頭骨だけ展示してあった。


 噂のパタゴティタン・マヨルム。確かに噂に違わずデカい。
 というか高い。腹の下とか普通に歩いてくぐれそう。


 足、そんなんでいいんだ……。


 木を手で押して倒してあげると食べ始める恐竜。名前は忘れた。


 アマルガサウルス。


 福井駅前にもいたやつ。フクイティタン。
 これも首をぐいんぐいん動かしていた。


 カマラサウルス。


 ……の頭骨とディプロドクスの頭骨の比較。
 ディプロドクスは櫛状の歯で植物をしごき取って食べ、カマラサウルスは幅広の歯で食いちぎって食べていたそう。


 このへんの鎧竜も福井で見たな。


 これも福井にあったパラサウロロフスのミイラ化石(のレプリカ)。
 正直実物と比べるとちょっと作りが荒い。


 みんな大好きトリケラトプス。

 特に尖ったところもなくて、無難にまとめてある感じだった。
 会期が夏休み中という事もあってか、子供が遊んだり操作したりしながら恐竜の事を学べるような展示が結構あった。
 大人が触っても面白そうだったのだが、どれも親子連れで大行列していたので諦めた。

 さて、恐竜は終わったし、イタリアン空母に行くか。


 左がイタリアン空母『カヴール』。右は随伴艦のフリゲート『アルピーノ』。
 前に来た『クイーン・エリザベス』は正規空母で巨大なため、米軍基地にしか泊められなかったけど、『カヴール』は軽空母で大きさも『いずも』と変わらない。
 なので、自衛隊のほうに停泊できている。


 もちろん軍港めぐりを予約してある。
 水曜日あたりにサイトを見た時は、まだ150名以上空きがあったのに、今日見たら全便満員。
 しかも1時間前に来てこの行列。
 客層もこう、いつもの観光客然としたグループや家族連れではなく、独特のバッグとファッションとカメラの似たような雰囲気の男性ばかり。


 出港してすぐの『カヴール』。
『クイーン・エリザベス』と同じスキージャンプ式。あと後ろに戦闘機がずらりと並んでいる。
 米軍の空母は搭載戦闘機を入港前に全部岩国(昔は厚木)に飛ばして空荷で入って来るから、こうやって戦闘機を乗せたままの空母を見るのは初めて。
 艦橋の窓が色とりどりなのは、偏光ガラスかなにかなのかな?


 なお、今朝になってフランスの駆逐艦『ブルターニュ』も来たらしい。そういえばフランスも見るの初めてな気がする。
 吉倉がイタリアと護衛艦でいっぱいなので、米軍の方に泊めていた。


『カヴール』に載っている戦闘機はハリアーIIとF-35Bとのこと。どちらも垂直離着陸が可能なので、『いずも』とサイズの変わらないこの空母でも運用できる。
 ん? F-35Bって『いずも』に載せる予定のやつじゃなかったっけ。なんかこうやって見せる背後に日本政府の思惑を感じるのは気のせいかな?


 他の人から言われて気付いたのだが、垂直尾翼になんかの足跡が描いてある。
 どうやら狼が部隊のシンボルらしいので、狼のかな? かわいい。


 海側からの『カヴール』。
 これが撮りたくて軍港めぐりをやった言っても過言ではない。


 オサレ搭載艇。


 F-35Bと翻るイタリア海軍旗。


『アルピーノ』。
 なんか上にすごいの乗っけてるな。


 そしてこちらは『カヴール』に場所を譲って沖に追い出されている『いずも』さん。
 あなたも近々あんな風にF-35Bをずらりと並べるようになるのね。どういうとこで使うのか良く分からないけど。


 良く見たら『くまの』も沖留めさせられてた。
 居住性良くないのにちょっとかわいそう。


 住友の造船所。


 今日は船越はあまり艦艇がいない。
 潜水艦も1隻だけ。


 海上保安庁。


 このへんはいつものメンバー。
 海洋観測艦『しょうなん』と掃海艇『ちちじま』。


 同じく海洋観測艦『わかさ』。


 掃海艦『ひらど』。


 どうも、普段船越にいる護衛艦も吉倉に集められているっぽい。
 あと潜水艦たちは訓練かな。潜水母艦と救難艦もいなかったから。


 ナンバー1トリオ。左から『むらさめ』、『おおなみ』、『もがみ』。
 左から右へ順に新しくなっていく。


 アメリカ、おフランス、潜水艦。


 おフランス艦『ブルターニュ』の尻。


 全身撮れた。
 すごい長旅してきた感。

 こうして軍港めぐりで『カヴール』を堪能しまくったが、折角艦載機を載せているのだから、もうちょっとこう良く撮れる高い場所はないかなと思い始めた。
 メルキュールは今回予約していなかったので、他の心当たりを探してみたが、これが精一杯。


 うーん、スキージャンプがなければ……。


 軍港めぐりがあるコスカーベイサイドストアーズの撮影スポットからも撮ってみたのだが、いろいろとコレジャナイ感じになった。

 そして最後はヴェルニー公園。


 正面顔。
 星マークがかわいい。


ヴェルニーからだとこの角度しか撮れないんだよね……。


 やっぱり色とりどりな艦橋。

 アメリカ以外の空母を見る機会なんてないだろうと思っていたのに、この数年の間にイギリスとイタリアまで見れてしまった。
 それだけ日本近辺の政情が不安定になりつつあるという事なんだろうけれど、でも、知らない船を見れるのは純粋に興味深いし面白い。

○おまけ

 横須賀駅からも見えてた。

クアウテモック三昧の日

 7/6に横須賀へメキシコの練習帆船『クアウテモック』の見学に行ってきましたが、熱が出たため後追いでのアップになります。

『クアウテモック』は2009年の横浜開港150周年の時に1度見ている。
 この時は自由見学だったが、今回は事前申込制のガイドつきツアー。たまたまツイッターで見つけたので速攻申し込んだのだった。
 予約したのは午後からなので、その前によこすか軍港めぐりで海からの撮影を試みる。


 逸見埠頭に泊まる護衛艦と『クアウテモック』。
 後の2隻は佐世保の艦とか言ってた。艦番号が見えないので分からないけれども。


 何か出港するらしくてタグボートが出てきた。


 米軍基地を過ぎると、消磁所と『いずも』が見える。
『いずも』は定置場所の逸見桟橋を『クアウテモック』に譲って沖留めになっているらしい。


 こっちはJAMSTECの『かいめい』。
 後ろの壁みたいなのは日産の倉庫。


 潜水艦がずらりと並んでいてなかなかの迫力。
 最近、米軍基地に泊まっている潜水艦が少ないと思ったら、こっちに移動してたのか。


 尻3態。


 海洋観測船『わかさ』。
 海自でも許可を受けた人しか入ることができない機密中の機密。


 正面顔3態。


 船越と吉倉を結ぶ堀割を通り抜ける。
 吾妻島と対岸を結ぶ渡船。アメリカの旗が立ってた。
(吾妻島は大部分を米海軍が使っている)


 堀割を抜けたら、丁度『やまぎり』が後ずさりしながら出港する所に出くわした。
 邪魔しないようにしばらく止って待機。


 タグボートにぐるりと向きをかえてもらって……。


 いってらっさい。
(でもすぐ戻ってきた)。


『ときわ』と『むらさめ』
 やっぱこういう昔ながらの形の船の方が好きだな……。


 誇らしげにメキシコの旗を翻す『クアウテモック』。
 この姿は海からでないと撮れない。

 そういえば、前に来たとき故障で動けなかったイギリスの『スペイ』は、2週間ほど前にようやく直って帰っていったらしい。
 思いがけず日本に長期間滞在できて、乗員大喜びで京都行ったりとしてたとか。

 これで軍港めぐりは終わったので、次はガイド付きツアー。
 横須賀基地の入口で受付を済ませて岸壁に向かうと、もう結構な人数が待機していた。


 ヴェルニー公園から。


 大体20人ぐらいが1組になって、士官候補生の案内人と通訳に伴われて艦内を回るのだが、この通訳のレベルの差が結構激しかった。
 日本人や、外国人でも流暢に日本語を喋れる人は詳細にいろいろ説明してくれるが、候補生のスペイン語の概要を訳すだけで精一杯というたどたどしい人もいる。
 そして今回当たったのは運悪くたどたどしい人だった。
 しかも参加者の中にミリオタのおっさんがいて、この船ではこうですという説明に対して、何かというと「日本では~」とドヤ顔し始めるのがかなり鬱陶しい。
 大丈夫かこれ。


 看板。スペイン語と英語。


 クアウテモック王の船首像。
 お久しぶりです。


 煙突のエンブレム。
 ヘビをくわえる鷲はメキシコ海軍のシンボルマークらしい。


 カッターも満艦飾しててかわいい。


 舵輪や艦長席も含めた艦橋機能は上甲板上に吹きっさらし。
 もちろん別の所にもサブシステムがあるのだろうが、これ使って訓練とか大変そう。


 遠目で見る以上にロープが複雑なマスト。


 礼砲。


 候補生達の部屋。
 食事をしたり娯楽をしたり、大抵の事をここでやるらしい。

 大きい船ではないし1時間程度で終わると思っていたのだが、まあやっぱりラテンで、それほど回っているわけでもないのに1時間半たってもまだ終わらない。
 実はこの後予定があったので、しょうがなくて先に降ろしてもらった。


 その用事のあったメルキュールホテルから。


 夜になったら電飾してた。
 真っ暗よりもほの明るい黄昏時の方が個人的には好きだな。


 ヴェルニー公園から。
 電飾の光が帆と海面に映えてきれい。

くまの詣で(3回目)

 海自横須賀基地へ、護衛艦と潜水艦の見学に行ってきた。
 潜水艦はほんと久しぶりだなー。

 といっても、護衛艦が『くまの』で最新鋭艦なのでほぼ撮影禁止。
 潜水艦は当然ながら完全撮影禁止なので、撮ったのはこの2枚だけ。


 ほとんどバス移動で、外からの撮影チャンスがなかったというのもあるんだけど。


 補給艦。最近は艦番号を見えにくくしているので、艦名は分からない。
 あと、この角度だと見えないが、奥にイギリスの哨戒艦『スペイ』が泊まっている。
 ダズル迷彩をしているらしくてもっと近くでちゃんと見たかったのだが、さすがに行かせてはくれなかった。
 何でも故障か何かで、海自の人によれば「もういつからいるか分からない」ぐらいずっと前から泊まりっぱなしらしい。
 そんなことあるんだ……。

 昼ご飯は米軍基地のオフィサーズクラブで食べたのだが、相変わらずアメリカンサイズで量がやたらと多い。おいしいけど。
 レモネードを頼んだら、まずグラスでグラスで普通に持ってきて、飲み終わった頃さらにピッチャーでおかわりが出てきたのにはびっくりした。

13年目の創立行事

 武山駐屯地の東部方面混成団創立13周年記念行事に行ってきた。
 武山は地元に近い事もあって、これまでの何度か混成団の行事は見ているけど、ここ数年はコロナですっかりご無沙汰だった。
 久しぶり。

 混成団というのは曹士と女性自衛官の教育隊に、即応予備自衛官で編成される第31普通科連隊を加えたもの。
 なぜ教育部隊に予備自の部隊が入っているのかというと、予備自は一般人(元自衛官もいるが)が、1年に決まった日数の訓練を受け、いざという時には自衛官として任務につくものなので、訓練の管理の都合上、教育隊と同じカテゴリにしておく方がやりやすいんじゃないかな。


 日差しはじりじり暑いけれど、湿度は低いし風があるのでそれほど汗はかかない。


 整列して待機する皆さん。


 隊員から敬礼を受ける混成団長。


 巡閲。


 なぜか来賓の横須賀市長も続いて巡閲。
 別に自治体の首長は自衛隊に関して指揮統制に関わる権限を持っているわけではないので、ちょっと意味が分からない。

 この後は、団長の訓示や市長の祝辞や政治家からの祝電やのいつもの流れで、式典は終了。
 この後は展示になるが、今回は隊員や車両の行進は全くない。
 武山駐屯地は基礎訓練をする場所なので、元々普段からその手の車両を所持していなくて、こういう行事の時は他の駐屯地からわざわざ運んできていたのだが、そういう余裕も最近はなくなってきたんだろうか。


 というわけで、いきなり訓練展示。
 まずは高等工科学校の吹奏楽部の演奏。
 そういえば、今日の式典の音楽はいやに音をはずすと思っていたのだが、この子達が全部やっていたらしい。
 まあ生徒ならしょうがない。


 でも正直学徒出陣のイメージが強い「抜刀隊」は、こういう年頃の子には演奏してほしくなかった気もちょっとするな。
 陸自は戦後に作られた行進用楽曲の「大空」よりも、こっちの方が好きらしいけどね。


 次はおなじみ自衛太鼓。
 まずは31連隊。


 次に高等工科学校。
 やっぱり若い子がやるからか、リズムがちょっとバンドのドラムっぽかった。
 あとやっぱり音が荒削りだけど力強い。


 最後は合同で1曲。


 最後は教育隊の自衛隊体操。人数実に300人以上。
 そうそう、こうやって走り込んでくるんだよね。初めて見た時は度肝を抜かれた。


 以前は、男性は体操、女性は隊歌合唱という良く分からない区別があったのだが、いつの間にか女性も一緒に体操するようになってた。
 確かに、こっちの方が自然。


 これで自衛隊の訓練展示は終わりなのだが、今回はゲストで横須賀の在日米海軍が、警備犬と爆発物処理の展示をした。
 まずは3頭の警備犬。お兄さんがいい笑顔。


 この犬はめちゃくちゃはしゃいでお姉さんにじゃれついていた。
 待機中もお姉さんの顔をずっと見ている。
 かわいい。


 展示は1頭につき1種類。合計3種類をやる。
 これは不審人物対処。
 デカい米兵が噛みつかれて振り回されている。これ日本人だったら初撃で倒されてるな。
 あと、なんかシェパードも日本のより大きいみたいなんだよね。
 米兵も同じレベルで大きいからあまりそうは見えないんだけど。


 これは基礎行動。一緒に歩いたり伏せや座れをさせたりするやつ。
 犬のこの嬉しそうな顔よ。


 爆発物探知。特定の臭いの布が入った箱を当てるやつ。
 この犬は結構せわしない系でしじゅうちょろちょろしていたけれど、最後にはちゃんと正しい箱を嗅ぎ当てていた。


 次は爆発物処理。これは多分防護服。
 なんかこんな感じの宇宙服が出てくる映画なかったっけ。


 後ろに続く探知ロボット。


 不審物(自己申告)を調査に行くロボット。
 レントゲンや赤外線で内部を確認して、爆発物かどうか判断する。
 こっちは何でもなかった模様。


 不審物(自己申告)はもうひとつあった。
 こっちは爆発物の反応があったので、爆破処理して完了。
 割とでかいロボットなので、取り回しが悪そうだと思ったけれど、小回りは効くしきびきび動くしで全然そんなことなかった。
 最後はカメラ部分でお辞儀をしながら帰っていった。かわいい。

 これで展示は終了。
 行進はなかったけど、米軍の展示なんて珍しいものが見れて良かった。


 終わった後に犬やロボットの撮影会をしてくれた。


 変なお面をしているのは不審者役の人。
 犬に噛まれても大丈夫なようにモコモコのを着てるんだろうけど、暑そう。


 ロボットと防護服のお兄さん。
 中身はイケメンだった。
 コントローラも見せてもらったけど、やっぱりゲーム機のアレだった。
 実際にあるのを流用しているのか、操作性をゲーム機と同じにして軍用に作ってるのかは分からないけど。
 ゲストの米海軍の10歳とその下ぐらいの姉妹が、コントローラをすぐに使いこなしてハンド部分でペットボトルを持ち上げたりして遊んでた。すごいな子供。


 なぜか展示が終わった後の広場にとんびが群れで降りていた。
 何かあるの?


 陸自も、行進はしなかったものの装備展示をいくつか出している。
 みんな大好き野外炊事具。


 重さ11キロ。肩にかついで発射するらしい。


 こっちは地面に据え付けられるもの。


 最近は自衛隊もあちこちでドローンを使っている。
 能登半島沖地震でも、ヘリなどの空中偵察だけではどうしても限界があり、ドローンなくしては情報収集もままならなかったらしい。


 みんな大好き狙撃銃。


 車両たち。


 神奈川地本のマスコットキャラ、はまにゃん。
 ツイッターもといXで金曜カレーになみなみならぬこだわりを持つ猫。

○おまけ

 もはやこの椅子より年下の隊員もいるのではないか。

咲いてない桜

 用事のついでに、朝霞駐屯地の一般開放に行ってきた。


 全然咲いてなかった。

 まあ、今日暖かくなったからといって、急に咲くわけないもんね。


 AAV7とちょびっと咲いてた桜。


 機雷敷設車とちょびっと咲いてた桜。


 りっくんランドは大盛況だった。
 前々から思ってたのだが、ここはご近所の手軽な娯楽スポットになってるっぽい。