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でかすぎる

 基地とかに行くたびに買っていた艦艇ピンズやキーホルダーが結構たまったので、写真に撮ってアップしようと思いついた。

 艦艇じゃないのも混じっています。
 どうせ撮るならきちんと撮りたいと思って物撮りキットを楽天で買ったのだが、サイズを確認しなかったらやたら大きな物が届いてびっくりした。

 明らかにオーバースペック。

 まあ撮りやすいといえば撮りやすいかもしれない。
 最近、きちんと確認しないで動いて後で困ることが多いなあ。
 反省しよう。

インドの艦

 横須賀に5日からインド海軍の艦隊が入港していて、そのうち2隻が一般公開されるので、午前中半休を取って行ってきた。
 だって見たかったんだもんインド海軍。
 公開は10時からだが、11時過ぎの電車に乗らないと半休ではなく全休にしなくてはならなくなるので、実質見れるのは1時間弱。
 果たして見きれるのかどうか。

 左:補給艦『シャクティ』。日本で言う『ときわ』や『とわだ』にあたる。
 右:右側が駆逐艦『ラナ』、左側がフリゲート『シヴァリク』。手前に大勢たむろっているのはこれから観光バスで日本観光に出かける乗員の皆さん。
  ……ん? なんかフリゲートのほうが大きく見える……。

 連番で並んでいた海自。
 海自の艦のほうが色が少し濃い。これは黒潮の色に合わせているため。

 入り口に飾ってあったんだけどなんて言う物なのか分からない。

『シヴァリク』の甲板。隣の『ラナ』と全然構造が違うのがすごい。
 ちなみに『シヴァリク』は2010年に就役したピカピカの新鋭艦だが、中に結構木がたくさん使ってあるのが意外だった。
 でも、木を使うと格調高い感じになるのは確かなんだよね。
 ちなみに、艦橋まで見せてくれたのだが、艦内は写真不可だった。
 そして、立ち入り禁止の場所も何も書いていないので、しょっちゅう行ってはいけない(らしい)場所に踏み込んでは。インド海軍の中の人に「エクスキューズミ-」と呼び戻される羽目になった。

『シヴァリク』の甲板から補給艦『シャクティ』。
 なんか艦橋の幅が異様に広い。というか前のほうにある構造物なんだろう。なんかの管制塔?

 こうやって銃を持った完全武装の兵が普通に立っているところが、やっぱり外国艦艇。
 自衛隊じゃ絶対こういうことできないもんね。

『シヴァリク』の砲塔。四角い……。
 あと『シヴァリク』は全体的にすごく座高が低い。ステルス性を重視してるのかな?

 多分ミサイル発射装置だと思う。
 インド海軍の艦は旧ソ連の系統らしくて、ぱっと見ではなんだか分からない物も結構ある。
 ほら、人間様兵器オタクじゃないし。

 左:『ラナ』の艦橋の後ろのあたり。
 右:もう何なのかさっぱり分かりません。

『シヴァリク』の後甲板。クッキーと水を配っていたが、お年寄りが集まっちゃってちっとも動かないのであきらめた。
 ちなみに海自の中の人も結構見に来ていた。のはいいのだが、艦内を行列して進んでいるとき、すれ違いでこの人たちは必ず一般人に先を譲るので、うっかり後ろについてしまうと少々困るのだった。
 追い越して強引に突破もできないし。

 やっぱり良く分からないものがついている『ラナ』の後ろのほう。ミサイルランチャーかしらこれ。
 で『シュヴァリク』を降りると、この時点で10時45分。果たして『シャクティ』は見れるのか。

『シャクティ』前甲板。これも2011年就役のピカピカの艦。
 日本の補給艦に比べるとかなりシンプルな感じ。
 奥にあるのは艦橋ではなくなんかの管制室。何か聞きたかったのだが時間がなくてあきらめた。
 でこの後、倉庫通路を通って一応艦橋までのぼった。
 やっぱり『シャクティ』の艦橋の広さは異常。広すぎて軍艦らしからぬ閑散とした印象になっていた。
 久々のアメリカ以外の外国艦艇だったので、じっくり見たかったんだけど、とにかく時間がなかったのが残念だった。
 平日の午前中だから大丈夫だろうと思っていたら、何というか、いわゆる「定年退職した団塊の皆さん」的な人が結構押し寄せて来ていて、思いの外身動き取れない感じだったし。

千歳からこんにちは

 千歳に移動して、第7師団創立57周年記念行事公開予行を見た後、空自の千歳基地を見学して帰ってきた。
 第7師団は、日本で唯一、普通科(歩兵)連隊ひとつに戦車連隊4つと、歩兵ではなく戦車をメインに編成されている師団。
 戦車以外にも砲車とか装甲車とか、持っている車両の数は全部で400両にもなるそうな。
 さすがに400両全部は出てこないにしても、数百両が観閲パレードしたり模擬戦闘したりすることになるらしい。

 天気予報では晴れのち雨とのことだったのだが、どう見ても雨なんか降りそうにないこのピーカンっぷり。
 気温もぐんぐん上昇し、長袖の迷彩服に手袋、ブーツ、ヘルメットの中の人の中には、熱中症で倒れちゃう人もいた。
 ちなみに隣が新千歳空港なので、上空には脚を出した着陸寸前の飛行機が結構飛んでくる。

 左:国旗入場。
 右:司令の閲兵。

 議員の挨拶。でも予行なので例によって胸に札を下げたニセモノの人が「挨拶始め……終わり」とやるだけ。

 というわけで演説はすっとばして観閲準備に入った。

 オートバイの偵察部隊を先頭に、観閲のために退場にかかる。

 車両が通るたびに段々土埃がひどくなっていく。

 左:空自のF-15がお祝いに来てくれた。
 右:土埃と排ガスでもはや煙幕状態。幸い風向きが良かったからいいようなものの、下手をすれば頭からこれをかぶる羽目になるところだった。

 でもこのまま観閲をやったら大変なことになる予感がするのか、観閲準備の間、大規模な水まき部隊が出動してきた。
 科学防護車とか給水車とか、とにかく「水をまけるような機能」を持っている車が総動員されている。
 地面泥沼状態。
 というわけで、地面もほどよくべしゃべしゃになったところで観閲開始。
 撮っているうちに何が何だか分からなくなったので、とりあえず写真を羅列。






 観閲が終わると今度は模擬戦闘展示になる。
 設定としては、敵に陣地を占領された!→空から偵察→地上から偵察→陣地奪還の戦闘→一旦追い払うが敵が逆撃→徹底的に追いつめて終了という感じ。

 その前にまた水まき。
 まいてる間音楽隊が演奏してくれる。
 木立の奥では車両が模擬戦闘の準備中。

 そして上空をのんびり飛ぶANA。

 水まきの一方、「敵」役の車両が土煙を上げて陣地を占領中。

 そして上空を行事に関係なく横切る空自のC-1。

 状況開始。
 左:敵機JALを警戒する偵察ヘリ(嘘)。
 右:超低空から敵の様子を偵察する。


 偵察ヘリの援護を受けながら、今度はバイクの偵察部隊を載せたヘリが着陸。
 ところで彼らはなぜ常に跳ぶのか。

 バイクを盾代わりに状況を報告する地上偵察部隊。

 左:ジャンプ台を片付ける隊員の奥から、偵察隊の連絡を受けて戦車部隊がやってくる。
 右:砲撃しつつ敵陣地に突入しようとするが……。

 左:地雷を踏んで戦車が動けなくなったため、レッカー車が出動。
 右:戦車の回収を支援するため、後方から自走砲たちが一斉射撃で牽制する。

 そして、地雷原を回避するための架橋をするべく、華麗なドリフトで架橋車が登場。
 土煙を上げて全力疾走する架橋車なんて初めて見た。

 左:敵がヘリを投入してきたため、自走対空機関砲で応戦。
 右:その奥で黙々と橋を作る架橋車。

 左:偵察ヘリに守られながらレッカー車に引かれて後退する戦車。
 右:橋だけ残して去っていく架橋車。

 左:懸念の戦車回収が終わったので、一気に突撃をかける戦車部隊。実はこの前に地雷処理車が地雷処理を済ませているのだが撮り損ねた。
 右:でも巻き上がる土埃のために、何がどうなっているのかさっぱり分からない。

 一旦追い払った敵がやや奥で再度攻撃を始めたので、強行突入する歩兵が輸送車からヘリに乗り換える。

 左:前の戦車の土煙を浴びまくる後続の戦車。前見えてるんだろうか?
 右:歩兵を降ろした輸送車がフレアを散布。

 フレアをバックに砲撃しながら突入していく戦車。

 全く見えないけど、今度こそ敵を完全に追い払うのに成功した模様。
 これで模擬戦闘は終了。
 やっている事は総火演と大体同じだが、戦車の牽引とか架橋とか、総火演では見れないようなものが面白かった。
 そしてこの後は千歳基地に移動。基地でご飯を食べてF-15と救難隊と政府専用機を見学することになる。

 格納庫のF-15。
 コックピットに座らせてもらった。

 いつも仲良し救難コンビ。
 今日も一緒に並んでいた。

 そして、新千歳空港内にある政府専用機の格納庫へ。

 ……が、専用機は野田という、日本の代表者のつもりでいる人が、島サミットとかいうのに出たがって乗っていってしまったので格納庫だけの見学。
 B747が2機いっぺんに入る巨大さ。

 古くなった椅子をこの間新しいのに変えたので、古いのを展示してあった。

 貴賓室のソファ。
 天皇陛下も座ったのかも。

 実物はなかったけど模型はあった。
 これで全部の日程は終了。
 そのまま新千歳空港に移動して返って来た。

 また来るかは分からないけど、面白かったよ北海道。

札幌からこんにちは

*すみません、寝落ちするため明日アップします。
 復活しました。
 この日はいろいろ体験搭乗。
 まずはUH-1で旭川駐屯地から札幌の真駒内駐屯地まで移動する。

 旭川駐屯地のヘリポート。
 今回飛ぶのは5機。

 これが乗ってく機。
 チヌークみたいに横座りの座席ではなくて、操縦席の後ろに普通に乗客用シートがある感じ。
 とはいえ軍用なので、限りなく丈夫な簡易イスって感じのものなんだけど。

 左:ヘリポートから隣の飛行場にタキシング。車輪がないので超低空飛行でゆるゆる移動している。
 右:5機一斉に離陸。といってもポジション上、窓からは2機しか見えない。
 UH-1だと旭川から真駒内まで約1時間。
 安全運転でかなりゆっくり飛ぶそうだが、それでも地上を車で行くよりずっと早い。

 旭川上空。 

 カムイコタンを越えていく。
 そんなに高さはないんだけど、なんか、こっちで見る森林より木の間隔がまばらな気がするな。

 左:日本一長い直線の国道だって。
 右:閉鎖された競馬場が雪捨て場になっている。こういう雪捨て場が河原とかところどころにあって、まだ雪が結構残っていたりする。

 途中出会った偵察ヘリOH-1。
 なんかいろんな意味ですごくシュールな写真が撮れてしまった気がする。

 突起部から何か発射して札幌を守りそうな札幌ドーム。

 真駒内基地着。
 実は完全にヘリ酔いしてたのはここだけの話。

 真駒内基地も春まっさかりな感じ。

 真駒内基地は元々軍事施設だったわけではなくて、戦前種畜場だった場所を敗戦時に米軍が接収し、基地にしたもの。
 なので、昔米軍基地だった事のなごりがあちこちに残っている。
 これは種畜場の牛舎とサイロを米軍が改築して宿舎にしていたもの。数年前までは陸自でも事務所か何かで使っていたらしい。
 歴史的にかなり面白いものらしいんだけど、ヘリ酔いでそれどころではなかった。

 でも食堂でご飯を食べる時には復活した。
 今まで食べた陸自の食事の中ではトップクラスのおいしさ。特に根菜のお汁が気に入った。
 これで300円ちょっとというのもすごい。

 午後からはこの90式戦車と96式装輪装甲車を体験。
 90式は相変わらず乗り心地は最悪だった。砲手席にも入れてもらったけど、やっぱり身動きすらままならない広さだし。
 装輪装甲車は兵員輸送用の装甲自動車。人を乗せるのが専門で、キャタピラではなくちゃんとゴムタイヤを使っているため、戦車と比べると天国みたいな乗り心地。
 つくづく、ゴムタイヤを考えた人は偉大だと思う。
 この後、3月に入隊した女性自衛艦候補生の訓練を見学してから(見られていると分かると照れるのがカワイイ)北部方面隊総監部に移動(今度はバス)。総監の講話を聞いてこの日は終わり。
 とりあえず、ヘリは1時間乗るもんじゃないということが分かった。
○おまけ

 カモフラージュメイク落としもヒアルロン酸配合の時代らしい。

旭川からこんにちは

*23日に宿泊先でネットワークにアクセスできなかったため、遅れてのアップとなります。
 オピニオンリーダー研修で、北海道に来ている。

 大雪山系。
 農道にはタンポポが春真っ盛りな感じで咲き乱れている。
 実は北海道は生まれて初めて。
 去年7月にやっぱり初めての沖縄にいきなり出張で行かされたのに続き、日本の北端までも制覇してしまった。
 この日見学するのは旭川の陸自第2師団旭川駐屯地。
 第2師団は旧陸軍第7師団をルーツとし、最新鋭の装備が集められている師団でもある。
 ちなみに、旧第7師団は、日露戦争では203高地を攻略したり、太平洋戦争ではガダルカナルで一木支隊が全滅したりと、地味に日本戦史上で重要なポジションにいたりする。
 で。
 旭川について最初に連れていかれたのがここだった。

 実はここに駐屯地があるとかではもちろんない。
 恐らく、旭川に来たらここを見るのは必須になっているのであろう。
 もっとも、見たの1時間だけだったけど。






 見て思ったけど、ここ、条件的には、放っておいたら廃れる要素満載なんだよね。
 駅から遠く、何か他に施設があるわけでもないので相乗効果を狙うこともできない。しかも山の中腹にあるので敷地全体が坂になっていて歩きづらい。
 それを、企画と工夫だけでもちなおしたのはすごいと思う。
 で、この後改めて旭川駐屯地へ。
 まず、外来宿舎(出張や訓練で外から来た自衛官が泊まる宿舎)を見学。

 外見。
 なんとなく、小学校の頃行った臨海学校という風情。

 左:VIP用宿泊室。
 右:一般用宿泊室。

 お風呂。
 やっぱり臨海学校だわ、これ……。
 ちなみに、今回見たのは男性用で、女性向けには別の(もっと設備のいい)のがあるらしい、

 むやみやたらと広すぎる駐屯地内。
 土地に不自由しない北海道ならではなのだろうが、実はこれでも旧第7師団の演習場の一部だった場所しか使っていないらしい。
 どんだけ広かったんだ第7師団……、
 次は旧第7師団関連、及び第2師団関連、あわせて屯田兵の資料を収集展示している資料館『北鎮記念館』
 館長の解説があまり面白かったので、写真を完全に忘れていた。
 なので入口の看板だけ。

 旭川は丁度今が春爛漫という感じで、タンポポは咲くはチューリップは咲くわ芝桜は咲くわで、至る所が色とりどりだった。
 しかも、ちょっと高い山には残雪がまだ残っていたりするし、森林限界も関東とかに比べると明らかに低い。
 沖縄とは別の意味で、ここは違う場所だなあと思った1日だった。

かしまパーティ

 練習艦『かしま』の艦上レセプションに行ってきた。
 幹部候補生を乗せて日本各地を回って、18日(だったかな?)に5ヶ月の遠洋航海に出発するんだって。
 5ヶ月か……。
 ちなみに遠洋航海がどういうものかは、120年ほど前のものでよければ記録があるので参照してください。

 カメラを持っていかなかったのでiPhoneで撮影。
 いちばん左のでかいのが『かしま』、隣がやっぱり練習艦の『しまゆき』、右端がお伴の護衛艦『まつゆき』。
『かしま』は元々練習艦として作られた艦だけど、『しまゆき』はふつうの護衛艦を改装して候補生を乗せているので、かなり窮屈らしい。

 レセプションは後甲板に紅白幕を張ってやっている。料理はすべて『かしま』の調理員謹製。
 これは料理長渾身のフルーツ盛り合わせだとか。
 数え切れないほどのフルーツが取るのが大変なほどぎゅうぎゅうに置かれていた。

 舟盛り。 鯛すげーよ鯛。
 このほかにも揚げ物とかカナッペとか天ぷらやそばの屋台とか、いろいろあった。お腹いっぱい。
 なんでこんな豪華かというと、本来これは諸外国の寄港地で、地元の人たちを招いてふるまう、言ってみれば国際交流のための料理だから。
 日本人のメンツにかけて、しょぼいものは出せませんわな。
 レセプションは6時からだったため、途中で日没になって自衛艦旗降下があったんだけど、さすがにというか軍民問わず全員が気をつけをしていた。
 ちなみに、人間様の隣で刺身をぱくついてた在日米海軍司令官が、降下の放送が入ったら皿と箸を持ったまま威儀を正していたのがちょっとかわいかった。

せんだい行ってきた

 護衛艦『せんだい』の体験航海に行ってきた。
 ちなみに『せんだい』は「仙台」ではなくて「川内」。
 受付の時、広報の人と「他に行くとこないんですか?」「きっぱりないです」という微笑ましい会話があったのはここだけの話。

 とりあえずヴェルニー公園からアメリカの駆逐艦と日本の潜水艦。

 風が強いので、艦の艦尾の国旗がきれいに広がっている。
 奥はジョージ。

 こぢんまりした『せんだい』のお尻。
 この型の艦は呉とか舞鶴とか、地方の基地に配備されているので、横須賀ではめったに見られない。
 だから乗りたかったんだよね。

 ものすごい詰め込みかと思ったら、意外と余裕をもって乗せているみたい。
 ずっと艦橋にいたんだけど、観艦式に比べたら全然人少なくて楽だった。

 出港。
 岸壁から離れる時、艦長はこうやって外に出て直接まわりを見ながら指示を出す。

 全然関係ないけど、なんか異常に白波を立てて走っていたタグとなんかの船。
 何だろう?
 コースは港を出た後、八景島あたりまで行ってUターンし、戻ってくるというもの。
 天気はいいんだけど風がとにかく強くて、中の人も帽子を飛ばされたりしている。
 艦橋の風速計では、15メートルかそれ以上を指していた。

 速射砲の動作展示。
 ここはお約束で……。

 こっち向けんな。

 航行中の艦橋。

 上の写真は港を出た後なので、方向とか指示を出して操艦しているのは航海長(奥の青色のストラップの人)。艦長(赤いストラップの人)は見ているだけ。
 入港が近くなると、艦長が航海長と交代して自分で操艦する。
 窓の外に見える甲板では、入港時の整列が始まっている。

『せんだい』が入港するのを遠くで辛抱強く待っている軍港めぐりの船。
 そういえばここ、この間2万人以上の個人情報漏洩起こしたんだけど、「不注意で漏洩しちゃいました。ごめんなさーい」みたいな簡単なメールが2通来ただけでその後全く音沙汰ないな……。

 入港完了。
 お疲れ様でした。
 とにかく風が強かったのでずっと艦橋にいたんだけど、中の人の動きとか指示のやりとりとか見ているだけで面白かった。
 というか、伝声管がまだ現役で使われているのにかなりびっくりした。

こいつは誰だ

 部屋を整理していたら謎のテレカが出てきた。

 台紙の表紙は陸自のアパッチ攻撃ヘリ(多分)。
 

 中身のテレカは艦艇。でもこんな艦知らない……。
 例によって、いつどこで買ったんだか分からない代物。
 イージス艦なのは確かっぽいので、海外の艦かと思って検索してもみたのだが出てこなかった。
 架空の艦にしても、なんなのこれ。

 一緒にむかーし行ったテキサスのLone Star Flight Museumのシールも出てきた。
 ヒューストンのNASA見るついでに足を伸ばしたんだけど、WW2の飛行機がピカピカの状態で所狭しと置かれていて、日本の博物館と全然違って面白かった記憶がある。
 でも具体的に何があったかさっぱり覚えてないんだけど。

普通の人として

 なんかJTBのクラブツーリズムで「海上自衛隊・横須賀基地「護衛艦」乗艦見学」という日帰りツアーをやっていたので、参加してきた。
 何でも横須賀基地全面協力のもと、なんと普段入れない海上自衛隊の基地に入ってさらに護衛艦に乗艦見学できちゃうツアーらしい。
 さらにヴェルニー公園、どぶ板通りを散策し、戦艦『三笠』を見た後、JA葉山の農産物直営店に寄ってお買い物。
 お値段は横浜発で6,980円。
 ……行く場所がほとんど無料の場所であることを考えると、非常に割高なツアーといえる。
 前日に船越基地でフリーダムタイムを満喫しているような人間が参加していいツアーかという疑問は若干あるが、金を払えば客なのである。
 ちなみに、基地側のオピニオンリーダーの担当の人には黙っていたのだが、事前にJTBが基地に名簿を提出しているため、やはりというか完全にばれていた。

 今回、行程表以外にも出発直前にこんな物も送られてきた。
 事故でも起こされてボロ儲けツアーがなくなっては困るのか、JTBも結構必死。
 で、横浜横須賀道路では横須賀インターで降りればいいものをなぜかわざわざ遠い衣笠インターで降りて渋滞に巻き込まれ、無意味に時間を食ったりしながら2時間かけて横須賀基地に到着。
 北朝鮮のミサイル発射で警戒が強くなっているので心配していたが、『さわゆき』の艦橋とヘリポートを見ることができた。
 ちなみに、ツアーの日によって見れる艦や公開の範囲は違っているらしく、ひとつ前の回では『あすか』の上甲板だけだったとか。
 

 多分乗るのは初めての『さわゆき』。
 やっとパンフレットを増やせそうだ……。

 いつもの場所にいる『えんしゅう』と『はしだて』が見えた。

 一般公開の時は砲塔のすぐ前あたりでロープが張られてしまうのだが、今日は舳先のずっと先のほうまで行くことができる。
 ちなみに左側の青いジャンパーのおじさんは、横須賀サイトシーイングという海自OBが中心のNPO団体。この護衛艦見学ツアーを企画したのはこの人たちらしい。

 仮にも主砲に「そこそこ」とか「まあまあ」とかはちょっとどうなのかと。
 どうせなら「すごく飛ぶ」とか「とても強い」とか……。
 で、この後は第2術科学校の海軍機関術参考資料室(と売店)見学という、あまりにも渋いラインナップ。
 実はこの資料室、昔の海軍の教科書を好き勝手に本棚から出して読めるのでわりと好きだったのだが、いつの間にか本棚に鍵がついて勝手に出せないようになってしまっていた。

 気味の悪いペンギンのマスコットは相変わらず健在。

 桜が満開。
 これで海自の中は終わり。
 この後、昼ご飯までヴェルニー公園を散策したりどぶ板通りを観光したりご自由にどうぞとのことだったのだが、今さら何を散策したり何を観光したりすればいいのか分からないので、とりあえずダイエーで買い物をしていた。

 でも写真は撮ったけど。
 たかなみ型が結構いたけど、全体的にはガラガラ。
 んで昼ご飯。
 海軍カレーとのことだったのでどこかのレストランを期待していたら、連れていかれたのはなぜか神奈川歯科大の学食。
 ここで使い捨て食器に入ったカレーとサラダと牛乳を供されて終わり。
 カレーも味はいいが、具がほとんど入っていない上に量も少なく、そこまでして費用を安く上げたいのか? と疑惑が浮かぶことしきりだった。
 もっとも、昼食の後は横須賀サイトシーイングの人たちが、海軍や海自の資料を展示説明してくれたり、モールス信号なんかの実演をしてくれたりしたので、それはそれで楽しかった。

 こっちも桜はきれいだったけどね。
 昼食の後は三笠公園で『三笠』を見て、JA葉山直営店に行って横浜にリターン。

 東郷さんの銅像を見て「犬連れてそう」とか誰かが言っていた。
 まあ西と東だしね。

 甲板を張り替えていた。
 これ、昔の方法そのままなんじゃないかな。

『さわゆき』の同じアングルの写真と比較してみてください。
 普段の一般公開や見学にくらべれば、バスで送り迎えしてもらってるだけでも全然楽なはずなのに、なぜか非常に疲れた。なぜだろう。
○おまけ
 実は海自の艦艇は、人数さえ揃えれば、ツアーなんかを使わなくても普通に見学できます

田浦でくりはまにお別れ

 試験艦『くりはま』の自衛艦旗返納行事に行ってきた。
 海自の艦が役目を終えて引退するにあたって、掲げることで国際法上「軍艦」としての権限を保障される自衛艦旗を基地の総監に返すのがこの返納式。
『くりはま』は常駐してるのが吉倉岸壁ではなく、京急田浦から歩いて15分の船越岸壁なので、返納行事もそこで行われた。
 結構行くの大変なんだよね、船越って……。

 左:『くりはま』正面顔。
 右:『くりはま』のお尻。返納行事が始まる前なのでまだ自衛艦旗を掲げているが、艦内の機材とかはすでに陸揚げされたらしくて吃水が上がってる。

 隣の岸壁の『ちよだ』。
 真横って割とありそうで撮れない。

 メッセージを掲げている中の人。
 元乗員かな?
 返納式は本当に内輪の行事なので、進行はとっても簡単。
 来賓紹介→自衛隊旗降下→総監に返却→総監訓示→乗員退艦→艦長退艦で終了。この間約15分。

 君が代に合わせて自衛艦旗を降ろしていく。

 きちんと畳んで……(この時下につけてはいけない)。

 副長(多分)に渡す。

 さらに副長から艦長に渡す。
 この後艦長が総監に渡して終了。

 左:乗員退艦。
 右:いちばん最後に艦長が退艦。岸壁に整列して総監に退艦完了を報告して終わり。
 この後『くりはま』がどうなるかというと「買い手がつけばスクラップとして解体される」とのことだった。
 実は船は「リサイクルの優等生」と言われるぐらい再利用率が高いらしいのだが、こういう特殊な物はなかなか厳しいんだろうか。

 で、行事が終わると、議員とか偉い人以外のゲストは完全放置されるのが海自。
 今日もやっぱり完全放置されたので、ひとしきり写真を撮ったりして楽しんできた。
 もちろん変な所に行けば注意されるし、基地への出入りそのものはチェックされているので長時間出た形跡がなければ捜索されてしまうので、フリーダムタイムはほどほどに。

 輸送艇2号の正面顔。

 自衛艦ではなくなった『くりはま』の正面顔。
『くりはま』の生涯は32年。
 長いのか短いのか分からないけど、見る限りではそんなに古いようにも見えず、まだまだいけそうではあった。
 自衛隊の艦は民間に転用できないからちょっとかわいそうだね。