今度はアッサムが輪っかにはまる遊びを始めている。
何やら夢中で囓っている。
片目が見えてないのに良くそんなとこ移動できたね。
血がつながってると遊びの発想も似てくるのだろうか。
とすると次は詰まって出られなくなる展開だな。
アッサムを病院に連れて行った。
実は2月の初め頃から、左目をずっとつぶったままでいるようになった。
オモチャで遊んでいる時か何かに目を痛めたのかと思いながら様子を見ていたのだが、はれたり痛がったりする様子もない代わりに、いつまでたっても目を開こうとしない。
何かに注目したり興味を示したりする時はちゃんと開いて両目で見るので、物理的に開けないわけではなさそうだったが、そのうち、目の中に白い濁りが出てきているのに気付いた。
これは角膜を傷つけて悪化したかと思い、いつもの病院に連れ込んだ次第。
本当はなるべく早く行きたかったのだが、何しろ予約が取れなくて3月に入ってからになってしまった。
診てもらったところ、眼球全体が白く濁っている状態ということだった。
角膜は特に傷ついておらず(むしろ右目が傷ついてた)、水晶体が白く濁るいわゆる白内障でもないらしい。どうしてこうなったのかちょっと不明。
パム、チャンドラ、くらまと赤目は何羽も飼っているが、こんな風になったのは初めて。
とりあえず目薬と抗生物質の飲み薬を始めたが、どうもほぼ失明しているっぽい。
右目が問題ないので、日常生活に支障がないのが幸いではある。
で、目薬。
先生からは「とにかく目の上に落として成分が目に触れれば、後は流れちゃってもいいです。目をつぶっていてもまぶたの間からしみこむと思います」と大層アバウトな指導をされてやり始めたが、そもそもこの「目の上に落とす」が難しかった。
アッサムは握りマメで、人に掴まれる事に抵抗がないタイプなのだが、それでも目薬をさすとなると頭を指で固定して押さえる形になるため、異常を感じるのかもがき始める。
そうなると何回目薬を落としても目に当たらない。
終わった後で好物の青米をやったり、頭を掻いてやったりしてご機嫌を取るのだが、それでも早くも手を警戒するようになってきた。
これは先が思いやられるな。
アッサムの毛引きが微妙な感じで続いている。
最初にその兆候を発見してからひたすらかわいがってやったら一旦はおさまったのだが、昨日あたりからまた首のあたりをいじるようになった。
しかし、いじりかたが前の時と違う。
前は興奮した時に発作的にやってしまう感じだったのだが、今度はとにかく気になっている感じ。かまってほしくて金網に貼り付いてきながらも、かまってもらうよりも首を気にしていたりする。
何か参考になる情報はないかとネットで調べてみたら、マメルリハのブリーダーをやっている人が気になる事を書いていた。
それは、乾燥ということ。
マメルリハの原産地はエクアドル・ペルーといった赤道直下の熱帯雨林気候。つまり湿度が高い地域になる。
なので、湿度が低いといわゆる乾燥肌になり、毛引きが始まるのではないか、という話。
もちろん個人の見解なので鵜呑みにはできないが、言われてみれば、ここ数日、エアコンの除湿を1日中いれるようになってから再発した気がしないでもない。
ついでに言えば、同じく南米にルーツを持つ長門も、同時期に、毛引きというほどではないが、脇腹のあたりの羽をさかんにいじるようになった。
去年は普通にオフィスで働いていたので、エアコンをつけるのは平日夜間と土日ぐらいだったのだが、今年は在宅勤務の影響で使用時間が長くなっている。これで湿度が低い時間が増えていることが、一旦毛引きという形で自分の羽や皮膚を気にする癖がついてしまった長門(長門も7-8年前に毛引きだった)やアッサムにとっては刺激になってしまっているのかもしれない。
試しに、エアコンを止めて窓を開けて湿度を高くしたら、アッサムの首いじりがなんとなく落ち着いた気がする。
……これからの季節に高湿度必須とか、地獄を見る予感しないのだが。
加湿器っていくらぐらいするんだろう……。