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昔のように

 最近、サーラルのくちばしが元に戻ってきた。


 写真を撮りたいだけで遊んであげるわけじゃないから、そういそいそ出てこなくていいよ。

 写真が荒いので分かりにくいが、真ん中あたりの表面がちょっと剥けてるっぽいあたりで、くちばしの質がはっきり変わっている。
 以前はくちばし全体が先端に近い感じで、黄色っぽくガサガサした貝の化石みたいな質感だった。が、ここ数ヶ月、伸びてくる部分が他のマメどもと同じようなピンク色でつやつやしたくちばしになっている。
 下のくちばしの変化はもっと顕著で、気付いたらほぼ正常に戻っていた。
 ちょっと嬉しいので、遊ぶついでに何かとくちばしを触ってみては、サーラルに怒られている。

 肝臓の障害そのものは生まれつきなので、一生薬は飲み続けなくてはならないだろうが、このままくちばしは良くなってほしい。
 日常生活に支障がないとはいえ、やっぱりちょっと不憫だしね。

脱出!

 黙々と在宅勤務をしていたら、突然サーラルが飛んできたのでびっくりした。


 何?! なんでお前外に出てるの?!


 あー。

 出入り口が開いちゃってる。ここをくぐり抜けて出てきたのか。
 留める部分がゆるくなってきているのかもしれない。
 とりあえずオンライン会議中じゃなくて良かった。

目かくし

 サーラルは血色が悪いので、目をつぶると羽のグレーにまぶたが溶け込んで、目の位置が分からなくなる。


 ある意味保護色。
 まあこの色のマメルリハは自然界には存在しないし、あったとしても生まれつき肝機能障害があるサーラルは自然では生きていけない。

 遊んでもらうのを待ってるみたいだけど、眠いならそんなところで頑張ってないで止まり木に帰ればいいのに。

レアショット

 お休み所でくつろぐサーラル。


 眠そう。

 サーラルは(サーラルに限らず大抵のマメは)、夜寝る場所と昼寝する場所を厳密に分けている。
 ここはサーラルが夜寝る場所で、昼間は絶対に行かないのだが、ごくごくたまになんの気分なのか、昼寝なのにここで寝ている事がある。
 まあ多分本当にただの気まぐれなんだろうけど。

拒否する背中


 ひとりで楽しくエサ探し遊びをしているので、人間様に余計なちょっかいを出されたくないサーラル。


 そろそろひとりがさびしくなってきたので、人間様の手に乗せてもらいたいサーラル。

 分かりやすいと言えば分かりやすいね、その態度。

ちょっとしたわがまま

 わざわざ遠くへ飛んでいって、人間様が迎えに来るのを待っているサーラル。


 なお他の鳥たちはまだ起こしていない。

 どうもサーラルは他の鳥と諍いを起こしがちなので、朝他の鳥を起こす前に自由に散歩させてやる事にしている。
 しばらくの間は床に落ちているエサの粒を拾い食いして歩いているのだが、そのうちまだ起こす前の他の鳥のカゴまで飛んでいってしまう事がある。
 迎えに行くとすぐ手に乗ってくるので、どうやらちょっと甘えて構ってほしくなるとわざと遠くに行くらしい。
 なので、飛んでいった後に放置してスマホなどやっていると、そのうち淋しくなって肩に飛んで戻ってくる。

終了のお知らせ


「お仕事終わった?」

 仕事中のパソコンの画面が見える位置にサーラルのカゴはある。
 以前は、人間様が仕事を終えてパソコンを終了し、画面が暗くなると、ぴょんと金網に飛びついてかまって催促を始めていたのだが、最近は電源を切ろうとスタートメニューを開くタイミングで飛びついてくるようになった。
 どうやら毎日パソコンを眺めているうちに、終了の流れを理解してしまったらしい。
 そのうち、スタートメニューではなく全アプリを終了した時点で飛びついてくるようになるかもしれない。
 インコってこういうポテンシャルが侮れないんだよな……。

秋の初めの男の子

 まだまだ残暑が続いているが、サーラルには秋の発情が来たらしい。


 オモチャ相手にお尻をすりすり。

 そういえば、サーラルはいまだに性別不明のままなのだった。
 以前、ブリーダーさんに、アイシャドウと腰の青は実はメスにも出るが、風切羽まで青いのはオスだけと聞いたので、その法則によれば風切羽が他の羽に比べて黒っぽいこの鳥はオスなのだが、他のマメ兄弟たちのようにさえずらないのはちょっとメスっぽい。
 なお、オモチャ相手にすりすりするのはメスもやる発情行動だったりする。

フォージングおさんぽ

 サーラルの日課の散歩。


 きょろ。


 きょろ。

 こうやってずっと下を向いたまま、床を他の鳥が食べこぼしたエサを探して歩く。
 まあくちばしがこれなので、ちゃんとオモチャを囓れないという事情はあるのだが、まだ若いんだからもう少し建設的な遊びをしてもらいたい。


 なんか変な体型。