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秋の初めの男の子

 まだまだ残暑が続いているが、サーラルには秋の発情が来たらしい。


 オモチャ相手にお尻をすりすり。

 そういえば、サーラルはいまだに性別不明のままなのだった。
 以前、ブリーダーさんに、アイシャドウと腰の青は実はメスにも出るが、風切羽まで青いのはオスだけと聞いたので、その法則によれば風切羽が他の羽に比べて黒っぽいこの鳥はオスなのだが、他のマメ兄弟たちのようにさえずらないのはちょっとメスっぽい。
 なお、オモチャ相手にすりすりするのはメスもやる発情行動だったりする。

フォージングおさんぽ

 サーラルの日課の散歩。


 きょろ。


 きょろ。

 こうやってずっと下を向いたまま、床を他の鳥が食べこぼしたエサを探して歩く。
 まあくちばしがこれなので、ちゃんとオモチャを囓れないという事情はあるのだが、まだ若いんだからもう少し建設的な遊びをしてもらいたい。


 なんか変な体型。

ちょびっとだけモサモサ

 仕事中、金網に掴まってかまって待機中のサーラルの頭の羽が、ちょびっとだけはみ出してモサモサになっている。


 そろそろくちばしをトリミングに行く時期だね。

 別になんてことない様子なんだけど、ついつい仕事の手を止めて眺めちゃう。
 これは危険だ。

ちょっとした気まぐれ

 夜寝るときしか使っていないオモチャに、珍しく昼間乗っていたサーラル。


 昼間は絶対に乗らないのに、どうしたの?

 見ていたら降りていって二度と乗らなかったので、何か気まぐれを起こしたらしい。
 マメってそういうところあるよね。

寝床の世代交代

 朝のサーラル。


 おはよう。
 相変わらずそこで寝てるんだ。

 前の藁のオモチャは囓って壊してしまったので、ちっとやそっとでは壊せない固い材質の物に変えてみた。
 とまり心地や身体に触れる感触が違うので嫌がるかと思いきや、前のと同じように使っているので一安心。

 そして、夜以外は寄り付きもしない謎のこだわりがあるのも相変わらず。

くちばしを鳴らして

 サーラル。
 人間様はお前が止まり木で羽繕いしている所を撮りたいだけなので、いちいち来なくていいんだよ。


「あそんで」

 この鳥がカゴの中で羽繕いをしている時、なぜかカーン! カーン! と金網をはじくような音が良く聞こえてくる。
 一体なんでそんな音が出ているのかと良く観察してみたら、サーラルが羽繕いしながら頭の向きや姿勢を変える度に、くちばしが勢いよく金網に当たって鳴っているのだった。
 まあ多分平気な顔をしているから痛くはないんだろうが、なにかおかしいと思わないのだろうか?

胸に穴が空いたような


 サーラル、どしたのその胸の穴。

 メスで薄毛の上猫っ毛だったくらまは、産卵が近づくとこんな風に胸の部分がハゲていたけれど、この鳥はオス(推定)だし、羽毛ももふもふしていて穴が空く要素はあんまりない。
 一体何があったんだろう?

背中で迷う

 人間様の手から降りた後、散歩に行くかどうか迷うサーラル。


 どうしようかな……。

 行くと決めるとそのままとことこ離れていくし、行かないと決めると振り返ってまた手に乗ってくる。
 ただ、それが毎回即断即決とは言いがたく、たまに決めるまでに1分以上かかる時もある。
 その間人間様はずっとこうやって床に手を置いて待っていなくてはならないので、ちょっと大変。

自分都合で考える

 人間様の業務終了を察知したサーラル。


「お仕事終わったから遊んでくれるはず!」

 実は、仕事が終わったら遊ぶなどという約束をした覚えは一度もないし、実際出してやるのも人間様が気が向いた時でしかないのだが、サーラルの頭の中ではいつの間にかそういう事になっているらしい。
 自分に都合良く物事を考えるのは、人間もインコも同じなようだ。

かまっての顔

 サーラルの甘ったれた顔。


 ……のはずなんだけど、なんか思ってたのと違うな……。

 足が片方しかないのは、反対側の足で向こう側にある藁のオモチャを掴んでいるため。
 大股開きでふんばっている状態なのだが、そのままうたた寝したりしてるので居心地はいいらしい。

 鳥の居心地がいいって良くわかんないな……。