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サーラルの輪っか寝

 サーラル、相変わらずそこで寝てるんだ……。


 窮屈じゃないのかなそれ。

 ここ数ヶ月、サーラルの体重が落ちてきたのでちょっと心配している。
 前は34グラムで、先生からは「35グラムを越えないようにしましょう」と言われていたのが、今は30グラム。最近では「30グラムを切らないようにしましょう」と言われる始末。
 薬はちゃんと飲んでいるのだが、肝臓が悪化してきたのだろうか。
 とにかくたくさん食べさせないと。

お仕事終わった

 人間様の仕事が終わったのでかまってもらう気満々でやってきたサーラル。


 そんなどや! みたいな顔されても。

 最近、サーラルの仕事終わり察知能力が高くなっている気がする。
 前は仕事用ノートパソコンを閉じるとか、マウスのスイッチを切るとか、具体的に何か物を動かしたりしまったりすると初めて終わったと気付いて動き出していたが、最近は、パソコンを切って画面が暗くなった時点で仕事終了と判断して金網に貼り付いてくる。
 どれだけ人間様を観察しているのだろう。
 そのうちSlackに「お疲れ様でした」と入力しただけでかまって催促が始まる日が来るのではないだろうか。

赤い点

 ん? サーラル、そのくちばしどうしたの。


 何やら真っ赤な斑点が。
 内出血?


 いや、エサに混ぜている赤唐辛子かもしれない。
 前にふぶきもくちばしにくっつけてたし……。
 でも爪でこすっても取れないな……。


 半日たったら取れていた。
 やっぱり赤唐辛子だった模様。

 普通の鳥だったら心配しないんだけど、サーラルは肝臓の持病のせいでくちばしが異常になりやすいからな。
 しかし赤唐辛子って意外と取れても跡が残っちゃうものなのね。

肝臓フルスロットル

 またくちばしにシミができてきたサーラル。


 分かりにくいが、くちばしに点々とまだらができている。

 このシミは肝臓の調子が悪いと増えてくる。
 丁度サーラルは換羽中で、羽毛を作るために肝臓が頑張っているのでこうなっているらしい。
 ということは、換羽が終われば元に戻るのだな。

ひみつの寝場所

 どうやらサーラルは毎晩、止まり木に通してある藁の輪っかにはまって寝ているらしい。


 これが藁の輪っか。
 昼寝をする時は普通に止まり木で寝るので、ここは完全に夜限定。

 らしい、というのは、毎朝おやすみカバーを取っている間に素早く出てきてしまい、どうしても現場を押さえられないから。
 そこで、おやすみカバーを取らずにめくって写真を撮ってしまおうと人間様は考えた。


 そーれ!

 完全にはまってた。
 他のマメどもは全員カゴの天井のすみっこを寝床にしているのに、なんでこの鳥だけそんな窮屈な場所がいいんだろう。

最後の藁

 ……これは一両日中に最後のい草を食いちぎって、自分も一緒に落ちるやつだ。


 かろうじて1本だけでつながっている状態。

 い草ロープはそんなに長いのに、どうしてそう無駄な囓り方をするのか。

デブとマッチョの境界線


 サーラル。
 なにその体重……。

 ここ2ヶ月ほど、サーラルは順調に体重が増えていって、とうとうこんなになった。
 こういう時、太っているのかどうか確認するには、胸の中央の胸骨突起を触ってみればいいそうなのだが、素人の悲しさで良く分からない。
 とりあえず、前に飼っていたパムみたいに、骨太で筋肉が発達したマッチョルリハの可能性もあるので、今度の通院の時に相談しよう。
 ただのデブだったら、可哀想だけど食事制限だね。

大接近


 サーラル、写真撮るからちょっと大人しくしててね。


 そうそう、そんな感じ。
 次はちょっと角度変えるからね。


 はいそのまま動か……。

 ……まあ、逃げられるよりはいいんだけどさ。

噛むぞ、噛むぞ

 最近、サーラルは人間様の手を良く噛むようになってきた。


「がぶぅ!」

 肝障害の影響でくちばしが異常伸長するようになり、一時はエサもうまくつまめない状態だったのだが、1年ほどの投薬の結果だいぶ伸びも落ち着いてきた。
 その結果、自分が噛みたいものを噛めるようになった事に気付いてしまったらしい。
 床で遊ばせていると、思い出したように駆け戻ってきては噛む。とことこ歩いて去っていったかと思うとまた不意に駆け戻ってきて噛む。
 特に怒っているようではないので、それ自体が楽しい遊びなのかもしれない。
 まあ噛めると言っても、見ての通り普通のインコに比べて全然鋭さも力もないので、今のところは頑張ってるなあで済んでいるのだが。