寒くなってきたので、バードテントで過ごす時間がどんどん長くなってきているセノーテ。
……中で可愛くごろんしているコミドリコンゴウを撮りたかったのに、なんですき間の奥から無表情に覗いている何かみたいになっちゃったんだろう……。
気温が下がってきたので、バードテントにこもるようになったセノーテ。
大変分かりやすい。
中綿入りのふかふかフリースだもんね、内側。
外側は止まり木代わりにしている時にフンするから汚れてるけど。
なんだかセノーテは、他の鳥より体温が高い気がする。
大型だからなのか、もしかするとマメやホオミドリに比べて羽毛が薄くて体温が外に逃げやすいのかもしれない。
確かに、長門に比べると手にくっついて来た時のもふもふ度が足りない気がする。
まあ、人間と同じ環境で冬越しできると調べたら書いてあったし、それほど保温に気を遣う必要はないと思うけれど、もしかすると部分的にもあったかくできる物を用意しておいた方がいいのかな。
近所の洋食屋さんのデリバリーについてくるので、その度にセノーテにあげている。
縦に裂けるように割れていくのが面白いらしいのだが、そうそうデリバリーばかりするわけでもないので、ごくたまにしか遊ばせてやる事ができない。
幸いメーカーは分かるし、大体何でも売っているamazonにあったりはしないかなーと思って探してみたら……。
あった。
個別包装で100本入りで700円ちょっとと、お値段も手頃。
包装は紙なので、これごと与えることもできるかもしれない。
ティッシュをやったら早々に水入れにつっこまれてそこら中水びたしにされてしまったが、これならまあ大丈夫じゃないかな。
ただ、包装ごと与えてもびびって近寄らない。
目の前で包装を破って中からスプーンを出して見せてやったりしたのだが、まだそこまで理解するには至らないらしい。
セノーテが手に乗ってくるようになった。
カメラを警戒してきょときょとするインコを右腕に乗せて、左手だけでコンデジを操りながらブレのない写真を撮る難易度の高さと言ったら。
特にきっかけもなく本当に突然。
ヒマワリで釣っても乗らずにヒマワリだけ食べようとしていたのに、ヒマワリがなくても手を出すとスッと乗るようになった。
もしかすると、セノーテの中で、これは大丈夫という結論が出たのかもしれない。
ただ、やっぱり枝の方が安心するらしくて、手と枝を出すと枝の方を選ぶ。実は人間様も枝に乗ってもらう方が移動させたりしやすいので、そのへんは無理に手をメインにするのではなく、平行運用でいいかなと考えている。
そして、たまにわざわざくるりと後ろを向いて、後ずさりしながら乗ってくる事があるのが訳が分からない。
最近、セノーテは少しずつ外に出ている。
どうやらセノーテはショップで手に乗る訓練を受けていなかったらしい。
囓り木を止まり木代わりにして出てくるのはすぐできたのだが、手には乗ろうとしない。ヒマワリの種でおびき寄せて乗せようとすると、手の向こう側から首を伸ばして種だけ取ろうとしたりする。
手の乗り心地を知らないので、人間様の手や腕の、止まり木に比べて微妙に脂肪がついてぷにぷにした掴み心地が不安定に感じられるらしい。
囓り木から手や腕には平気で移動してくるので、多分慣れの問題だと思う。もっとも囓り木にとまってくれる方が行動をコントロールしやすいので、これはこれでいいかなと思っている。
あと、この鳥は、気が小さい訳ではないのだが、慎重というか、自分が大丈夫と確信した物以外は信用しないタイプっぽい。
カゴの中で金網越しには人間様にいくらでも頭や身体、脇の下まで好きに触らせるのに、外ではあまりいい顔をしない。それでも頭を掻いてもらうのを楽しむ気分にはなってきたようだが、身体をなでたりしようとすると嫌がって避けたり拒否の甘噛みをしてきたりする。オモチャで遊ばせようとしても形だけいじってやめてしまう。
カゴから出たがりはするので、外を楽しいとは思っているようなのだが、何が楽しいのかそのツボが分からない。囓り木に乗っての部屋の中の散歩だろうか。
社会性を養うために、将来的にはハーネスをつけたりお出かけケージ(マメどもみたいなプラケースでなく)に入れて外出させたりしたいと考えているのだが、これはちょっと難儀するかもしれない。
いつの間にかベッドとして愛用するようになってた。
でも相変わらず中に入れる事には気付いていない模様。
長門もこの使い方なんだよね……。
この方が中よりも安定してるのかな。
ところで、五十鈴やマメどもや長門に青米をあげていたところ、セノーテが興味を示したので食べさせてみたら、すごく気に入ったらしい。
以来、何かというと催促するようになった。
未熟米である青米は普通の米より固いので、1粒あげるとマメどもや文鳥はしばらくもごもごしているし、長門あたりでも噛み砕くのに多少時間がかかるのだが、さすがというか、コミドリコンゴウの大きなくちばしにかかると一瞬でなくなってしまう。
まあ図体がでかいので、多少多めにあげてもいいかと思って何粒か立て続けに与えるのだが、与える端からまるで麦チョコでも食べるみたいにいくらでもポリポリ入っていくので、ほどほどの所で止めることにしている。