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チャンドラ埋葬

 チャンドラを実家に埋葬してきた。
 ヴェガの隣になったが、何となくチャンドラならヴェガともうまくやれそうな気がする。
 根拠ないけど。


 ちょっとバステトっぽく撮れた実家の猫。
 バステトにしてはデブだけど。


 そして微妙にオヤジくさい姿で寝る猫。

空に帰る月

 チャンドラ死去。
 ここ1ヶ月ほどとても調子が良く、体重も増えて健康な時とほぼ変わらない状態でご機嫌に過ごしていたのだが、火曜日頃に元気がなくなり、少し食も細くなっていた。
 そして昨夜、寝る前にいつも通り手に乗せて頭を掻いてやったのだが、その時に限っていつまでも手にしがみつき、甘えてもっと掻けとせがんでくる。
 なんだか様子がおかしかったので、寝かせた後しばらくたってから覗いてみたら、カゴの床でうずくまり目をつぶっていた。
 そして、抱き上げた人間様の手の中で息を引き取った。

 手乗りではないということで購入し、確かに手に乗る事も外で遊ぶことも知らないのに、人間とごく当たり前に身近につきあう不思議な鳥だった。
 一時期の危なかった頃に比べるとずいぶんと元気になったので、この様子なら冬を越せるかもしれないと思っていたのだが、やっぱり寄る年波には勝てなかったらしい。
 最後に甘えさせてやれて良かったと思う。


 死ぬ少し前にチャンドラのカゴで拾った羽。
 若い鳥に比べると薄くて華奢な羽になってしまっているが、何とも言えない白と青の微妙な色加減は変わっていなかった。

うっとり握り

 なんだかとても具合が悪そうな写りになってしまったが、頭を掻いてもらってうっとりしているだけ。


 すっかり握られ上手になった。

 このままカゴに戻しても降りようとせず、逆に手にしがみついてもっと掻けとぐりぐり頭を押しつけてくる。
 マメルリハはツンデレな所があって、掻くのを途中でやめてもあまり催促してくるような事がないので、こんな風に分かりやすく駄々をこねられるのはちょっと新鮮。

見守り体勢

 今日のチャンドラ。


 ちょっと目つきが悪くなってしまった。

 気温が下がってきたので、保温効率を良くしようと水槽の半分ぐらいを布で覆ったのだが、チャンドラ的には周囲が見えないのが嫌らしく、何かとこうやって出てきてはしがみついて時を過ごすようになった。
 まあ体重も健康な時とほぼ変わらなくなってきたし、特に具合が悪くなければ別にどう過ごそうと構わないのだが、仕事中にそうやってガン見されていると落ち着かないので、もうちょっと穏やかに見守って欲しい。

気圧が下がると具合が悪い

 チャンドラがまた元気がない。


 エサは食べるし体重はそこそこあるんだけども。

 1日ずっと床で寝ている。
 どうも周期的にこうなるみたいなので、病院の先生に聞いてみたら、恐らく気圧が下がると体調を崩すのだろうということだった。
 人間が、天気が悪くなってくると頭痛がするとかと同じような物らしい。
 確かに、ここしばらく天気が悪いな。
 鳥なんて空を飛ぶから、気圧の変化に耐性が高いんじゃないかと思うのだが、ずっとカゴ暮らしのチャンドラは飛んだことすらほとんどないので、耐性が育たなかったのだろう。
 とりあえず、何か悪化してということではないなら安心。


 体重測定の後はお決まりの頭掻き。
 最近、当然の顔をして手に乗ってくるようになった。

今月で12歳


 病院から帰ってきたチャンドラ。
 早く自分のカゴに戻りたくてそわそわしている。

 最近のチャンドラは、外に連れ出されるのがちょっと楽しくなってきたようで、保温バッグの中から外の物音に合わせて小声でさえずっている声が時々聞こえてくる。
 人なつこいわけではないが、物怖じしないしおびえて噛んだりもしないので、病院の先生にも可愛がられているらしく(時間がかかる処置をしているので、診察中は立ち会わない)、たまに頭のつのつのがきれいにほぐされて戻ってきたりしている。
 チャンドラは今月で12歳。衰えてきているなりに人生を謳歌しているようで、まあ良いことだと思う。

衰えの足音

 人間様に頭を掻いてもらってご満悦なチャンドラ。


 でもちょっとつのつのしているので、たまに痛いから筆毛に触るなと怒られる。

 こんな感じでマイペースに過ごしているチャンドラだが、最近、衰えが目立つようになってきた。
 エサはきちんと食べて羽毛の手入れも頭のつのつの以外は完璧なのだが、体重が少しずつ減ってきているし、お腹がすいた時以外はほとんど床で眠って過ごしている。
 病院でもらっている薬の中には吐き気止めも入っているのだが、それでも吐き気があるらしく、頻繁に生あくびをするようになった。
 いよいよ最晩年に入ってきたのかなと思う。
 まあ本人はすこぶるのんびり日々を送っているらしいので、願わくば最後の時までずっとこのまま穏やかにいってほしい。

いつまでもこうしていたい

 チャンドラが完全にデレた。


 カメラが見ているのでちょっと警戒しているが、本来はもっと目をつぶって頭をふくらませている。

 毎日カゴから掴み出されての体重測定を嫌がるチャンドラをなだめるために、測定の度に手に乗せて頭を掻いてやっていたら、最近はカゴに戻りたがらなくなった。
 潮時を見てカゴの床に置こうとしても、もっと掻けとばかりにがっちりと指を掴んで頭を手のひらに押しつけぐりぐりこすりつけてくる。


 気持ちよさそうでなにより。

 そして最近では、催促されると何となく自分から手に移動するようになった。
 片手でチャンドラの身体を包むようにしながら、丁度お腹の前に指が1本来るようにすると、自分からその指を掴んでくる。
 こういう理解力の高さは、やっぱり伊達に年は取ってないな。

勝手に撮るな

 頑張ってチャンドラをかわいく撮ってみた。


 でも半眼。

 本当は藁オモチャに寄り添って寝ている所を撮るつもりだったのだが、カメラを向けたら即気付いてここまで登ってきて、無言で見つめ始めた。
 監視のつもりだろうか。

3ヶ月目の検査

 チャンドラの2回目の血液検査をした。


 これに入れられると嫌なことが起こると思っているチャンドラ。
 体重をはかるか病院に連れて行くかのどちらかなので、あながちその認識は間違っていない。

 1回目が去年の12月の入院の時で、腎臓が悪い上に血糖値が高かったのだが、この3ヶ月でずいぶんと元気になったし、数値も良くなっているに違いない、人間様も先生も思っていたのだが……。
 むしろ悪化していた。

 腎臓はちょっぴり改善していたが、血糖値は12月時点で平均値の3倍程度だったものが4倍に増加。つまり薬もあまり効いていないということになる。
 人間で言えば70歳を越えたおじいちゃんなので、内蔵機能が衰えているというのはあるにせよ。うーん、主食が剥きエン麦だからだろうか?
 今もペレットを混ぜて食べさせているけど、全面的に移行しないと駄目かなあ。