寒い時には平気でヒーターから離れた場所で過ごしていたのに、今頃になってくっつき始めたフェデフルール。
まあ、寒いなら寒いで徹底していた時期より、今みたいに気温が乱高下する方が過ごすのが大変なのかもね。
最近、フェデフルールは横着を覚えた。
仕事中、フェデフルールのカゴからちゃぽん、と水音がするので目をやると、こんな風に水入れの中に入っている。
水浴びするのか、と思ってまた仕事に戻るのだが、いつまでたっても水浴びをする音が聞こえてこない。
そしてまた顔を上げると、このポーズのままじっとしているフェデフルールと目が合う。
どうやら、霧吹きで水をかけてもらうのを待っているらしい。
しょうがないので仕事を中断して霧吹きをかけに行ってやると、満足げにぱさぱさふるふる水浴びを始める。
そしてしばらくすると、もういい、とばかりに止まり木に上がって奥に引っ込んでしまう。
……まあ別にいいんだけどさ。
最近のフェデフルール。
相変わらず片足は動かないが、それ以外は完全に前と変わらない生活をしている。
急に何かが動いたり、見慣れない物が出てきたりするとすぐおびえてバタバタするので、視界を狭くするためにカバーをかけているが、日長1日こうやって前にいて外を眺めている。自分が眺めていていろいろ見えるのはいいらしい。
良く鳴くし羽繕いもまめにやっていて体もきれい。
あと、1本残しておいた止まり木や、お気に入りだった一番奥のかじり木止まり木にたまにのぼっていくのを見かけるようになった。
パサパサ羽ばたいて勢いをつけながらくちばしと片足で金網をよじのぼり、片足だけでとまっている。まあ鳥が片足だけでとまるのは習慣でもあるので、その延長でいられるらしい。そしてお腹がすいたり喉が渇いたりして、床のご飯どころに戻る時は、勢いをつけて一気に床まで飛んでそのまま転げている。
いいのかそれ、と思っていたが、さすがにちょっと大変らしくて、一旦下りるとしばらく床で休んでいたりする。
キキョウインコというのは、端から見ていると、羽こそきれいだが大人しくて気が小さくて、人にもあまりなつかず、マメルリハやセキセイあたりと比べるとお人形さん的なイメージがあった。が、飼ってみると、確かにビビリではあるものの、一方で相当アグレッシブな挑戦者である事が分かる。カゴに手を入れるとおびえた声こそ出すものの、くちばしを開いた交戦態勢のまま一歩も引かないし。
フェデフルールの片足がマヒしてしまった。
昨日の晩、突然止まり木から落ち、バタバタ羽ばたきながら金網を這い上ろうとし始めたので、捕まえて調べてみたら、右足が完全に動かなくなっていた。
その時まで特に怪我をしそうな行動はしていなかったし、直前までごく普通に過ごしていたので、何が起こったのか全く分からない。とりあえず床に近い止まり木をはずして餌入れ、水入れを床から食べられる物に変えて様子を見ることにした。
が、翌日になっても状況は変わらない。
セノーテの鳥ボルナウィルスが感染、発症したのかと恐怖したが、右足以外は全く正常。むしろ、足が動かない事にショックを受けて大人しくなっていた昨日よりも元気がいいし、おやつやエサも良く食べる。移動も最初のうちこそ床をもがきながら這っていたが、そのうち羽ばたいてその勢いで移動する技を編み出していた。
ただ、右足をひきずっている状態で、やっぱりバランスが取りにくいようなので、餌入れと水入れの位置を人間様、フェデフルール双方が試行錯誤した結果、こんな感じに落ち着いた。
病院へ連れていきたいのだが、ただ、これまでの経験からすると、こういうのは大抵「分からない」にしかならないんだよな……。
どうせ予約も取れないし、少し経過を見てみようか……。
微妙なアホ毛のフェデフルール。
フェデフルールはとうとう本格的に馴れなくなってしまった。
前は暇さえあれば出入り口近くに来て人間様の様子を見ていたのに、最近は奥の暗がりに引っ込んでくつろいでいる事が多い。
人間様がおやつの青米やドライフルーツを用意し始めるとそれでもいそいそと出てくるのだが、はいどうぞと指先につまんでカゴの中に手を入れると、今度は手を凝視しながらものすごい悲鳴を上げ始める。
でもちゃんとおやつは受け取っていく。
もともと長門やマメども、文鳥みたいに良く馴れるタイプの鳥ではないというのは知っていたので、それならそれでいいかなという感じ。
鳥によって好き嫌いや性格は違うし、フェデフルールはそういう性格というだけの話なので、だったらそれに応じてつきあえばいいだけなので。
ただ、掃除をするとひどくおびえてちょっとしたことでパニックになるので、そこがちょっとどうしたものかと思っている。