フェデフルール」カテゴリーアーカイブ

暗所限定の手乗り

 何か言いたそうなフェデフルール。


 お前太った?

 手に乗らないフェデフルールをカゴに戻す時は、部屋を暗くしてそっと掴んで入れるのだが、最近、暗い中で手を近づけると自分から乗ってくるようになった。
(鳥は実は暗い中でもある程度見えている)
 とうとうフェデフルールも手乗りに到達した! と感動した人間様だったが、明るい部屋で手を出すと相変わらず逃げ回る。
 部屋を暗くすると逃げずに乗ってくる。
 手に乗せたところで明るくすると、大慌てで逃げていく。

 ……もしかして、手だと気づかず乗っているのだろうか?

少しのぬくもりを求めて

 だいぶ暖かくなってきたのに。


「温かーい」

 とはいえ、ひっついている時間も短くなってきていて、今は1日20分ぐらい。
 そこまで短いと、逆になぜひっつく必要があるのかが疑問にもなってくるのだが、まあフェデフルールにはフェデフルールなりの何か基準があるのだろう。

ごはんがなんだか不自由に

 フェデフルールが夜中に良くエサ入れに入っているので、蓋をすることにした。
 ここを巣認定して卵でも産んだら困るし。
 卵以外の物をされても困るけど。


「…………」


「…………」


 カリカリ。


「…………」

 そんな何か言いたそうな顔で見つめてきても駄目だよ。
 とはいえ、蓋部分の止まるところが薄くて安定が悪そうでもあるので、エサ入れそのものを小さい物に変更した。


「…………」

 だから、そんな顔でこっちを見ても駄目だからね。

食べ物をオモチャにする

 フェデフルールはケイティーのイグザクトレインボーが好き。
 しかしそれはエサとして好きなのではなく、オモチャとして好きという意味らしい。
 良くくわえては、しゃぶったり口の中でくるくる回したりして遊んでいる。


 れろれろ。

 そして最後はカゴの外に飛ばしたり、水入れの中に落としてふやかしたりしている。

 実はこのケイティー、フェデフルールを買う時にショップで与えていたというので一緒に買ってきたものなのだが、どうやらくちばしの力が弱いキキョウインコには固かったらしく、家でシードに切り替えてからは、こうやってオモチャにしかしなくなった。
 まあいいけどね、本人が楽しいなら。

帰宅に関する取引

 最近、毎日のようにフェデフルールはカゴの外に出ている。


 特に何をするでもなく、自分のカゴの上であたりを眺めているのが楽しいらしい。
 カメラを向けたら緊張してお腹に変な縦線模様ができてしまった。

 この鳥は出てくる時には人間様の手に乗ってくるくせに、外に出た途端手を敵視して寄りつかなくなるので、カゴに戻す時には部屋を暗くして動きを封じて捕まえている。
 最初のうちは、たった十数秒、しかも両手でそっと保持しているだけというのに、もう死ぬ殺されるみたいな騒ぎでもがきまくっていたのだが、カゴに入れた後に甘いドライフルーツを与えてご機嫌を取っていたら、何か納得したようでいつの間にか大人しく捕まって入れられるようになった。
 わかりやすくて大変よろしい。

手抜きは正義


 なんとなくもふもふ感。

 身体に比べて頭が小さくて首が短いからか、単に身体が固いのか、フェデフルールはお尻やしっぽのお手入れがいつもちょっぴり大変そう。
 鳥でおなじみの尾脂腺に頭をぐりぐりこすりつける仕草もかなり手を抜いてやってる感があって、見ていると面白い。

おそとフェデ

 フェデフルールは、カゴの出入り口を開けて指を1本渡してやると、そこに乗ってくるようになった。
 ただ、まだ完全に手に乗っかる勇気はないらしく、片足でカゴの金網を必ず掴んでいる。
 掴んだそのまま行動するので、常に金網を支点とした円を描いて回っている。


 そして、たまに手から離れて金網を上がっていこうとするので、阻止するために手をのばすとなぜか発情を始める。
 意味が分からない。

幻の愛

 どうやらを自分にだけ見える誰かに向かって求愛をしているらしいフェデフルール。
 ひらべったくなってちゅうちゅう小さな声で鳴いている。


 気づかれないように撮ろうとしたのだが、気づかれた上にピンボケした。

 求愛するのはいいけど、卵は産んじゃ駄目だからね。

暖を取る

 フェデフルールは今日もヒーターにくっついて満足そう。


 どうしても金網にピントが合ってしまうのはどうにかならんだろうか。

 たまに翼を広げて脇の下を暖めている。
 ストーブの前で開き状態で暖まるローズアキクサインコが一時期有名になったけど、この鳥も外に出してストーブをけしかけたら同じことしそう。
 もしかしたらクサインコ類の習性なのだろうか?
 どういうときに発揮される習性なのか全く分からないけど。

手渡しでのお受け取りが可能に

 上下色違いのマカロン。


 多分、上がピスタチオで下がオレンジ。

 フェデフルールが人の手からおやつを取って食べるようになった。
 文鳥用の青米をマメどもと長門に手渡しで食べさせていたら、例によってフェデフルールが受け取れないくせに自分ももらう気で寄ってきたので、じゃあ試してみようかと1粒つまんで金網越しに出してみた。
 そうしたら案の定、今にも逃げんばかりのびびり姿勢になったが、しばらくそのままでいたらそのうち迷うような顔になり、やがてへっぴり腰でそばに寄ってくるとびくびくしながら身を乗り出し、そっと米粒をくわえて持ち去っていった。
 恐らく、他の鳥が受け取っているのを見て学習したのだと思う。
 この鳥も学習する能力があるんだなあ。

 もっとも、青米はフェデフルールには固すぎたらしく、しばらくもごもごやった挙げ句、水につけてふやかそうとして水入れの中に落としてしまっていたが。