いつの間にかまた文鳥どもがベタベタするようになった。
カメラが嫌なので一生懸命顔をそむけていないふりをしている五十鈴。
どうやら五十鈴がいずもから逃げ回っていたのは、換羽で神経質になっていたためらしい。
神経質になった時に近寄られるのが嫌な関係というのもどうかと思うが、まあいずもは気にしてないようだし、問題ないんだろう。
こら!
「文鳥ども」カテゴリーアーカイブ
文鳥どもの朝
軽食中
昼だけの関係
突然の拒否
突然、五十鈴がいずもを避けるようになった。
この距離感。
昨日までは、なんだかんだといがみ合いながらも一緒に遊んでいたのに、今日はいずもが五十鈴のそばに行こうとすると、五十鈴はさっと飛んで逃げてしまう。
当然ながらいずもは自分が急に嫌われたなどというのは理解できないので、ひたすら五十鈴を追い続けるのだが、五十鈴のほうも徹底して逃げ続けるので、結果2羽の文鳥がひっきりなしに部屋を飛び回るという事態になり、かなり鬱陶しい。
一体どうしたんだ五十鈴。くらまに続いて大人の階段をのぼっちゃったのか?
全く距離を詰めさせてくれない五十鈴を眺めて解せぬという表情のいずも。
でも相変わらずカゴには一緒に入っていく。
一体なんなんだ……。
因果は巡る
相変わらず、一度カゴから出るとなかなか入ってくれないいずも。
あーあ、またティッシュをそんな所まで運んじゃって。
五十鈴のカゴには入っていくのを利用しただまし収容作戦も失敗することが多くなってきた。
入ってもカゴの奥へは行かずに人間様の様子をチェックしていて、人間様がちょっとでもカゴに手をのばす仕草をしようものなら、すぐに飛び出してきてしまうのだ。
しかも最近は五十鈴まで一緒になっていずものカゴに入っていくので、さらにめんどくさい事態になっている。
いずものエサ入れで当然のように自分も食べようとする五十鈴。
いずものほうはさすがになぜ五十鈴がいるのか疑問に思っているらしいが、五十鈴は何も考えていない。
ていうか、元々お前が五十鈴のカゴに入ったのがこうなった原因だから。
もうお前たち一緒に住む?
ふたりだけなんて許さない
お前の家は俺の家
外に出るとカゴに入りたがらないいずも。
入れられそうな気配を感じると逃げ回って大変なのだが、この時は珍しく自分から入っていった。
……五十鈴のカゴに。
いつの間にか自分の家に入り込んだいずもを、心中穏やかならぬ感じで五十鈴が見つめている。
まあそりゃそうだよな。
そして何か言いたげに人間様を振り返る五十鈴。
しかしそんな顔をされても正直困る。
だが、確かにいつまでもこのままでいるわけにはいかないので、本来の持ち主がカゴに戻れば出て行くかと思い、五十鈴を入れてみたのだが……。
逆に五十鈴を追い出しにかかった!
それでもしつこく五十鈴が粘っていたら(当たり前だが)、ついに巣に入って1歩も動かない構え。
そして五十鈴が懸命に怒って追い出そうとすると、中で逆ギレしている。
……インコは自分のカゴと他人のカゴの区別をはっきりつけていて、基本他人のカゴには(分かっていてやる時以外は)入らないものなのだが、文鳥ってそういう概念ないのかな?
甘言には乗らない
さえずる文鳥
どうやら文鳥は個体によってさえずりがかなり違っているらしい。
五十鈴のさえずり。
完全に人間様の真似だった以前よりはかなり鳥らしくなった。
なぜか五十鈴にアプローチをかけるいずものさえずり。
そしてしつこくしてたらとうとう五十鈴が切れた。
というかいずもは人間様の肩や手にいる時には容赦なく五十鈴をどつきまわすのに、五十鈴がカゴに逃げるとすかさず追っていって今度は愛の告白を始めるので、五十鈴が最近混乱してしまっている。
無理もないな。かわいそうに。
でもカメラから目をそらす時には息はぴったり。