長門」カテゴリーアーカイブ

写させない!


 長門、ころんしてるところ写真撮ろうか。

 わあ!
 最初はiPhone4にもちょっとびくついていた長門だが、とうとう好奇心がビビリ心に勝ったらしい。
 そうなると撮れるのはこんな写真ばかりになるので、それはそれで困る。

抱っこ

 人間様が手を入れると当然のように寝転がってくる長門。
 カメラを向けるとやめてしまうが、iPhoneだとそのままなので撮り放題。

 ころん。

 ころりん。

 あ、そこそこ。
 本当にくつろぐと足も金網からはずしてしまうので、まだちょっと警戒してるっぽい。

憧れのオモチャ

 最近、長門はパムやチャンドラのカゴにぶら下げているティッシュのぱりぱり開けるフタが気になって仕方ないらしい。
 2羽のカゴの上に行っては、中からの猛烈な威嚇も無視してくわえて引き出して自分のオモチャにしてしまうので、長門にもひとつやることにした。

 もう夢中。
 夢中になりすぎて数時間でなくなってしまった。

長門スタイル

 長門はなんだかむちむちしている。

 胸からお腹にかけてのラインとか背中のラインとか。
 でも、シルエット的にはオカメインコにいちばん近い気がする。
 飛びかたもかなり軽快で、ぎっくちゃんと比較してもサイズとしては倍近いのに羽音は半分以下しかない。
 多分、野生下ではかなり飛ぶのが得意なほうなんじゃないかと思う。

恐怖の的

 朝。
 いつもどおり鳥どもを起こしたら、おやすみカバーを取った瞬間、長門が恐怖の表情でカゴの隅に逃げ込んでしまった。
 その後もびくびくしながら、物陰に隠れるようにして人間様の様子を伺っている。

 こわい……。
 どうやら原因は人間様が着ていたパジャマらしい。
 でもパジャマの何が長門にとって恐怖の的なのか、それがさっぱり分からない。

 どう見ても普通のパジャマだし。

う゛ぃっぷぎゃん

 人間様にかまってもらっていたビビがうらやましい長門。

 じー……。
 ところで、長門は最近物真似をするようになった。
 いちばん最初に覚えたのがなぜか「ぎっくちゃん」で、次が「びーび」なのが謎だが、どうもこの鳥は物真似が下手のようで、単音節の「びーび」はともかく「ぎっくちゃん」はどう頑張って聞いても「う゛ぃっぷぎゃん」としか聞こえない。
 それでも長門はご満悦のようで、何かというと人間様を見つめて「う゛ぃっぷぎゃん」「う゛ぃっぷぎゃん」「びーび」と繰り返している。
 ……とりあえず、正しい発音より呼ぶ相手を間違えていることを先に教えようか……。

腹を見せる

 もう民主党は日本にいらないね。
 高い給料と助成金をもらってるくせに、ろくに仕事しないし。
 最低限、給料分の仕事をしてくれる党に取り替えるには、どうしたらいいんだろうね。
 日本の民主主義制度って、一旦選挙で与党にすると、何をされても国民は見ているしかないんだよね。
 閑話休題。
 長門はカゴの中と外では、手に対するふるまいがずいぶん違う。
 外にいる時に手を出しても普通に乗るだけだなのが、カゴの中にいる時に手を出すと、ごく当然のようにころりんと掌の上に仰向けに寝転がってくる。
 そしてそのまま片足で自分の頭を掻きつつ、人間様にお前も掻けと催促する。
 掻いてやるとご満悦で目を細め、仰向けのままおもむろにお腹のあたりの羽づくろいを始めたりする。
 当然ながら、段々バランスが崩れて手から転がり落ちそうになるので、人間様は結構必死で支えているのだが、本人は全く気付いていないらしい。
 でも写真を撮ろうとカメラを向けると慌てて逃げてしまう。
 なので、写真が1枚も撮れない。
 なんで?

前方危険

 一眼レフは平気なのに、コンデジを向けるとやたら動揺する長門。
 なんで?

 平静を装っているが、ビビリは隠せない。

 とうとう耐えられなくなってこんなんなっている。
 本人は結構必死で避けようとしているらしいのだが、あまりのポーズに人間様は笑いが止まらない。

 大丈夫だって。
 ホオミドリってみんなこんな小心な所があるんだろうか?
 それとも長門だけ?

止まり木囓り

 なんかガランゴロンやっていると思ったら、下の止まり木をはずして囓っていた長門。

 あーあ。
 身体より長い止まり木をそこまで持っていった努力は認めるけどさ、ちゃんと専用の囓り木入れてるのになんでわざわざそういうことするんだ?

 そんなまじめくさった顔して見ても駄目だぞ。
 とりあえずとりあげてつけ直したが、こういうことは1回覚えるともう駄目なんだよね……。

出船精神

出船精神……海軍用語。いざという時迅速に行動できるよう普段から準備を怠らない精神を言う。艦艇を桟橋に泊める際、何かあればすぐに出港できるよう常に船首を港の外に向けて停泊していたことにちなむ。
 下記に具体例を挙げる。

 人間様と眼が合ったら即金網に跳びついてアピールできるよう、出船精神満々で待機するバードテントの中の長門。