忙しくて鳥どもに注意を削がれると困るので、1日鳥がいるのとは別の部屋で仕事をしていた。
仕事を終えて鳥部屋に顔を出したら、例によって長門とセノーテがこの通り。
遊んで欲しすぎて変な顔になっているセノーテと、ぺったんこになっている長門。
そして今回はこっちにも遊んで欲しいのがいた。
いつからそうやって水につかって待ってたの……。
まあ、仕事中は呼び鳴きもせず大人しく待っているっぽいので、マメどもも含めて順番に遊んでやるか。
掃除のために鳥カゴをまとめて別の部屋に置いたら、案の定この騒ぎ。
どうしてマメルリハという生物は、とりあえずケンカを仕掛けないと気が済まないのか。
壁にはりついて自分も加わっているつもりの長門、完全に他人事のフェデフルール。
そして一人だけハブられてどうしたらいいか分からなくなっているサーラル。
なお五十鈴は見慣れない部屋にひたすらびびっているのでスルーした。
本年もご来訪いただきましてどうもありがとうございました。
いずも五十鈴の文鳥コンビのうち、いずもがいなくなりましたが、五十鈴はまだまだインコどもと張り合いながら過ごしています。
また来年も、鳥どもと文鳥日記をよろしくお願いいたします。
上野の森美術館の「兵馬俑と古代中国」展に行ってきた。
始まって2日目だし、天気は悪いしでそんなに人もいないだろうと思っていたら、えらい混んでいた。
並ばず入場できるけど、中には人がみっしり居て(会場が狭いのもあるけれど)展示品は人の頭越しに見ないとならないレベル。
これはテレビとかで特集やったらもっと混むな。早く来て良かった。
展示は2部構成で、1部は始皇帝陵以外の兵馬俑やその他の古代中国の出土品。こちらは撮影禁止。
テーマ的にほぼ副葬品ばかりだし、どうしても青銅器や土器が中心で、古代エジプトやメソポタミアみたいなきらびやかさには欠けるけれど、どれも家にひとつは欲しいセンスの良さがあって面白かった。
ただ、原材料名が「石」とか「玉」とか割とおおざっぱなのがちょっと気になった。何の石か、軟玉か硬玉かも知りたいのよね、こういうのは。
で、2部が噂の始皇帝陵の兵馬俑。こっちは写真撮影可。
展示室に入るといきなり待ち構えているのが、この巨大な馬車。
皇帝専用車らしい。馬の首の向きとか微妙に変えて作られているのがすごい。
なんかキングダムとコラボしてたけど、不倫にうつつを抜かしてレベル下げた漫画家という印象しかないなー。
そしてここから兵馬俑。これは石弩の射手。
一番ポーズがかっこいいので真っ先に見える所に飾られていた。
馬の世話係。
なんかルーブルの書記座像に通じるプロっぽさがある。
大好きなんだよねあの像。
拳法やってるみたいなポーズだが、弓の射手。
左手に弓、右手に矢を持ってつがえようとしている所だそうな。
鎧を着た軍属の文官らしい。
なので髷姿の兵士と違って冠をかぶっている。
騎馬の槍兵。本来この後ろに馬がいて、右手で槍を持ちながら手綱を引いて立っている図らしい。
馬に乗る時邪魔にならないように鎧の裾が短い。なるほど。
兵馬俑は全員髷を結っているんだけれど、これが人それぞれで面白い。
すごい複雑な編み込みやってる……。
実は横から見ると結構頭でっかちで、良くこれで自立してるなと思うバランスだった。
あと、等身大というのは嘘。実際には一般的な人間より明らかに大きい。でも馬とかは等身大なんだよね。
元々はこんな風に彩色されていたのだけれど、発掘の時にほとんど失われてしまったらしい。
現地ではこれが8,000体もいるんだとか。どれだけスケールが大きいんだろう。
1体1体、実在した人に似せてわざわざ作り上げたそうな。当時は人形を人に似せると魂を持っていかれるという迷信があり、これは事実上の殉葬という見方もあったそう。
とはいえ、8,000人を殉死させるよりは人形を埋めた方がまだ穏便ではあるよね。
そこまでやる価値観が分からないけれど、おかげで当時のリアルな情報が現代にまで残ったのだから、歴史は面白いと思う。
※寝てしまったのでまとめてアップします。
今日は善通寺から一転、呉に移動して海自の艦艇と江田島の見学に向かう。
四国からまた瀬戸大橋を渡って広島県の呉まで、はるばるバスで向かうのだが、なんでもこの辺は良いルートがないとかで、その所要時間実に3時間。
しかも呉に近づけば近づくほど大雨が降ってくる。なんだかダメな予感しかしない。
琴平から瀬戸大橋に向かう途中にあった富士山に似た山。
ていうか割と四国ではあちこちにこのタイプの山あった。
見ていたら突然もくもくと白煙を噴き上げてなんか始まった瀬戸大橋近くの工場。
鉄工所っぽかったから、製鉄でもやってたのかな?
ところで呉って4年前にもやっぱり見学で来てるんだよね。
個人で来たのも合わせるともう5回ぐらいになるかな。
なんで関東に住んでるのにこんな頻度で来ているんだろう……。
とまあそんな事を考えながら呉に到着。
こちらが見学予定の輸送艦『おおすみ』。
輸送艦と銘打たれているが、実際には陸自の車両や装備を上陸させる強襲揚陸艦。
用途的に陸自と関連が深いので、今回の見学先になったっぽい。
格納庫。
一般公開の時はここにLCACが格納されているのだが、今日はいない。
何もいないLCAC格納庫というのはむしろレアな風景なので、かなり興奮した。
海水がちゃぷちゃぷいいながら流れ込んできている。
艦の中に水が入ってきているのって、なんだかとても不思議な気分。
食堂。
パーテーションが木!
なんか徹底していろいろ拒んでる感あるな……。
艦艇の後は江田島を見学する。
フェリーで行くのかと思ったら、海自が交通艇を出してくれた。なにそれすごい。
江田島の大講堂と幹部候補生学校。この辺ももう5回ぐらい撮ってる気がする。
エントランス側から廊下を撮ってみる。
……外から撮るのと変わらないんだけどね。
きれいな階段。
ここでは1階が候補生の区域、2階が職員と幹部の区域と厳密に分けられていて、候補生は2階に上がれないらしい。
2階で校長先生のオフィスも見せてもらったのだが、そこの写真は割愛。
東郷平八郎の肖像が飾ってあった。
その後は教育参考館とか売店とかおなじみのコースをたどって、また交通艇で呉まで戻ってきた。
これだけの艦艇を見るのも久しぶりだなあ。
横須賀は吉倉と船越に港が分かれちゃってるから、こんな風に見応えのある風景にはならないんだよね。
まあ定番と言えば定番のコースだし、最初はまたこのコースかあと思ってたんだけれど、蓋を開けたらLCACなしの『おおすみ』とか幹部候補生学校の中とか、あんまり見れない物が見れて楽しかった。