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ピリカ埋葬

 ピリカを実家の庭に埋めてきた。
 いつの間にやら庭の一角に、実家で死んだ猫2匹やらコザクラやらがまとめて埋まったミニ動物墓地ができていたので、その隅にピリカも仲間入りさせてもらった。
 鳥は死んで時間が経つと目がくぼんでくるため、生きている時とかなり顔つきが変わってきてしまうのだが、ピリカは埋める時まで生きている時と変わらない眠ったままの顔と姿だった。

 ヒメウズラを飼うのは初めてで、ネットの情報もバラバラ、インコや文鳥と全く違う生態にはとにかく振り回されたが、手乗りとしてインコにも劣らない魅力のある鳥だった。
 4年間という短い間しか飼ってやれなかったのが本当に残念だし、かわいそうな事をしたと思う。


 そして実家の猫は見る度に横に成長している。
 大丈夫かこいつ。

眠りの国に去るピリカ

 朝に病院から、ピリカが死んだと連絡があった。
 どちらかといえばチャンドラの方が危ないと思っていたので驚いたが、とりあえず仕事を早く切り上げて引き取りに行った。
 どうやら眠ったまま、苦しむ事もなく息を引き取ったらしいとのことで、定番のうずくまったポーズで、本当に眠っているだけのような穏やかな顔をしていた。
 呼んだら普通に目を開けてむくりと起き出しそう。

 家にいる時は、調子が悪くても、放鳥時間が近づくと頑張ってエサを食べ、出してもらう準備をしていたのだが、入院してそれがなくなったことで、気力が切れてしまったのかもしれない。
 状態が良くなりさえすれば退院できるし、帰ってきたら、寂しかった分思う存分甘えさせてかわいがってやろうと思っていたのだが、結局そのまま逝かせてしまった。


 今日一晩、砂浴び兼おこもり部屋だった容器の中で過ごし、明日実家に埋めてやることになっている。
 主がいない間に大掃除と思ってケースをきれいにしておいたのだが、こういう使い方になってしまった。

 なお、チャンドラとも面会してきたのだが、こちらはずいぶん回復していた。
 病院に連れていった時はうずくまって寝てばかりだったのだが、治療ケースの中でエサ入れの縁に止まってちゃんとこちらを見ていたし、帰ろうと人間様が離れると、一生懸命こっちに寄ってこようとしたりもしていた。
 まだ点滴や栄養剤が欠かせないらしいが、ピリカの分も良くなって欲しい。

マメヒメダブル入院

 チャンドラに続いてピリカも入院した。


 これは一昨日のピリカ。

 病院の予約が取れたので連れていったところ、胃がかなり腫れて肺炎も併発している可能性があるということで、こちらも緊急入院。
 原因が分からないまま具合が悪い状態が続いているのは可哀想だったし、人間様の胃にも大変良くないので、ようやくはっきりしてむしろほっとしてはいる、が、現実として結構深刻な状態らしいので、あとはもう病院に任せて祈るしかない。

 なお、費用は2羽分で1日14000円。
 さよなら冬のボーナス。

身体の調子が悪いので

 ピリカの体調は一進一退。
 ちょっと大人しいな程度の態度で普通に外で遊ぶかと思うと、翌日にはもう駄目なんじゃないかと心配になるぐらいくったりうずくまって過ごしたりする。
 ただ、どんな状態でも共通しているのは、夜になると調子が上向き、エサも食べ始める事。
 なので、今日明日すぐにどうこうなってしまうという感じではないのだが、とにかく日によって様子が変わるので、人間様の胃がそろそろやばくなっている。

 近所の鳥病院にも行ったのだが、やっぱり原因が分からないということで、また消化促進剤と食欲増進剤をもらっている。
 ただ、最近、胸を触るとそのうの形がおかしいっぽいのに気付いた。
 そのう炎かなにかを起こしているのかもしれないので、セカンドオピニオンの病院に週末にでも行く予定。


 つらいけどもうちょっと我慢してね。
 予約が取れなかったんだ。

寒さが身にしみる

 ここのところ気温が高い日が続いているし、体調も完全に良くなったようなので、ピリカのヒーターを切って外出した。
 帰ってきたら、エサも食べずに寒そうにまん丸になってうずくまるピリカの姿があった。
 慌ててヒーターを入れ直してやったら、すぐにぴったりとくっついて暖まり始めた。


「もう離れない」

 やっぱり、一度ヒーターを入れると、それなしでは過ごせなくなっちゃうなあ。
 まあこの冬はしょうがないか。

ピリカのごまかし式投薬法

 ピリカはすっかり元気になった。


 行動はもう前と全然変わらない。
 人間様を呼んでの雄叫びもするようになった。

 今は胃の働きを良くする薬を飲んでいる
 病院では大暴れして一苦労だったらしいので、家でもそれは嫌だなと思っていたのだが、頭を掻いてやると大人しくなるのを利用したら案外スムーズに飲ませることができた。
 ピリカを膝の上に乗せて頭を掻いてやり、うっとりして完全にくつろいだ頃に、シリンジからほんの少し薬(液体)を出して、くちばしにつけてやる。
 すると、おやつでももらっている気分になるのか、ピリカはうっとりしたまま、ちびりちびりと少しずつ、くちばしについた薬を飲み始める。
 そうやってごまかしごまかし与えるうちに、全量を飲み終わって終了となる。
 結構時間がかかるが難点だが、インコのように、噛みついてこようと開けた口にシリンジを突っんで飲ませるといった荒技ができないので、まあこのやり方で妥協するしかない。

ピリカの帰宅

 病院から連絡があり、ピリカは少しずつエサをついばむようになり、元気も出てきたとのこと。
 まだ原因は分からないままだが、一旦退院して安心できる環境で様子を見ましょうということになった。


 帰ってきたピリカ。
 尻のあたりの羽が抜けて白くなっているのは、病院で薬を飲まされるのが嫌で大暴れしたかららしい。

 段々と持ち直してきたのか、羽繕いをしたり砂浴びをしたり、呼び鳴きをしたりするようになった。
 入院前はほとんど鳴かなくなっていたので、ひとまずほっとしている。

 

ピリカ再び入院

 実は昨日からピリカは入院している。
 一昨日の夜あたりからエサを食べなくなり、当然ながら元気もなくなってうずくまったままうとうとするようになった。
 去年はまだこの時期はシートヒーターだけで全然大丈夫だったのにと思いながらヒヨコ電球ヒーターを入れてやったのだが、状態は良くならない。
 行きつけの鳥病院は木曜日が定休なので、今日の朝にでも連れていこうと思っていたところ、段々と羽繕いもしなくなり、うずくまる姿勢からも力が抜けてきたため、仕方なく例の救急病院に連れ込んだのだった。
 ここを利用するの今年になって何回目だろう。
 またヤブ医療に10万円かかるのかと思うと憂鬱だが、強制給餌や栄養剤の投与はさすがに素人ではできないので、この点は病院を頼るしかないのだ。

 で、案の定、レントゲンとか観察とかの結果、原因が分からないのでもう1晩様子を見たいということで、本日に至る。
 面会に行ったらよほど寂しかったのか、人間様の顔を見た瞬間に駆け寄ってくるし、帰ろうとすると自分も一緒に帰ると懸命にケースをつついて出ようとするのが不憫だった。
 検査代だけがいたずらに積み上がっていく状況はよろしくないので、明日になっても分からないのであれば、行きつけの病院にバトンタッチしてもらおう。


 具合悪くなる筆頭候補のチャンドラがピンピンしているのに……。

暖かいは正義

 最近、ピリカがあからさまに寒そうに身体を丸めるようになったので、シートヒーターで床暖房を入れてやった。


「あたたかい……」

 インコや文鳥はそこそこ気温が下がっても平気な顔をしているので、やっぱりヒメウズラは寒さに弱いのかもしれない。
 なお、寒くなると低体温症を起こしてしまうチャンドラについては、気温が下がり始めた時点で暖突を投入したので、今のところ問題なく過ごしている。

失った宝物

 ペレットの中に特別大きな粒が混ざっていたのをを見つけたピリカ。
 そんな大きさのが果たして飲み込めるのかと心配する人間様をよそに、ご機嫌でチッチッチッチとつぶやきながら、くわえては歩き、歩いては置き、置いてはまたくわえ直して自分の大発見を楽しんでいる。


 嬉しいのはいいけど、シン・ゴジラの蒲田くんみたいなその顔はやめてよ。

 ところが、そうやっているうちに、敷き藁にまぎれてどっかに行ってしまったらしい。


「…………」

 どこかに飛ばしたわけじゃないんだから、その辺を探せば出てくるよ。