ピリカ」カテゴリーアーカイブ

そいつ嫌い!

 いつの間にやらピリカはカメラが嫌いになっていた。
 膝の上で甘えているのを撮ろうとしたら、一目散にテーブルの下に逃げていってこの顔。


「それイヤ……」


 しばらく経ったら寄ってきて様子を伺い始めたので、機嫌を直したのかと思ったら、この後いきなりジャンプしてレンズを攻撃してきた。

 なんなのその敵対心。

クライミングピリカ

 ピリカは時々、自分ぐらいの高さの水入れの上に乗っかろうとじたばたしていることがある。


 乗りたいことは乗りたいのだが、一方で人間様も気になるので、大変忙しい。 

 最初は、欲求不満が極まってとうとう水入れに交尾を迫るという不毛な行為に及んだのかと思ったのだが、乗ると満足して降りてくるので、もしかすると単に遊んでいるだけかもしれない。


 まあ遊びたいなら好きにやってなさい。

埋まって抗議

 ピリカの出しておねだりを無視してインコどもと遊んでいたら、どうやら怒ったらしく、敷き藁の下に埋まりながら大暴れしていた。


 頭まで藁の中にもぐっていきながら、藁のさらに下に敷いてある新聞紙を、足でカシカシカシカシ蹴り続けている。
 一体何をやっているんだろうかこの鳥は。

 しょうがないので呼んだら文字通りひとっとびで飛び出してきた。
 そんなに出たかったのか、ごめんよ。

出待ちピリカ

 出して欲しくてケースの人間様に近い側に来て待っているピリカ。


「ママ、出して」


 でもさりげなくカメラ嫌いなので、撮られている事に気付くと去っていってしまう。
 でしばらくするとまた戻ってくる。

 そういえば、ピリカが来て11月で約半年なわけだが、ヒメウズラは割と頭のいい鳥だというのがこれまで飼ってきた感想。
 まあ飼ったのがピリカ1羽だけで他を知らないので、実はピリカが特にレベルの高い個体で、種としてはそうでもないという可能性もあるが、少なくとも学習能力と記憶力、自分の感情や要求の表現力は、インコや文鳥と並べても決して見劣りしない。
 ジャンプ行動のコントロールと寿命の短さ(4-5年程度らしい)がネックではあるが、人に馴らすことができる鳥としてはヒメウズラは結構優秀なのではないかと思う。

藁のベッドは暖かい

 ピリカが敷いてある草を掘って埋まっている。


「あったかいの好き」

 急に寒さが厳しくなったせいか、ヒーターにぴったりくっついてふくらんでいるのを良く見かけるようになったので、急遽シートヒーターを追加でケースの下に敷いてやった。
 すると、少しでも温度の高いところに行きたいのか、気付いたらこんなになっていた。


 よっぽど居心地がいいのか、さらに掘って埋まっている。
 今日はもうこのまま寝る気かもしれない。

 ……と思ったらしばらくしたら暑くなったようで、出てきて別の場所に座っていた。

かぶせてみよう

 ピリカにいたずらしようとネットをかぶせてみたが、あまりに反応が薄くてつまらない。


 ちょっとはいやがるぐらいしてほしい。


 こうやってるとかわいいんだけどね。
 なんで目を開けるとゴジラなんだろう。

シン・ピリカ

 朝起こしたらピリカがゴジラみたいな顔になってた。


 やばさしかない。

 このままくちばしを開いて熱線放射しても驚かないと思う。
 インコもたとえばセキセイインコとか、やっぱり瞳孔が小さくて無表情な感じになることあるけど、こんな風に悪そうにはならない。

あったかピリカ

 急に冷えてきたので、ピリカに床暖房を入れてやった。
 我が家では基本、おばあちゃんのブロッサム、通称ちびころと、病気の鳥以外は、冬でも基本ヒーターなしにしている。
 だがピリカは今年が初めての冬だし、ヒメウズラの耐寒性がどの程度のものか分からないので、とりあえず暖めてやることにした次第。
 状況によっては普通のペットヒーターに切り替えるかもしれない。

 爬虫類用のシートヒーターをケースの下に入れてやったのだが、知らんぷりして歩き回っているので、もしかすると温度が足りないのかなどと考えていた。
 が、どうやら気付かなかっただけらしく、2日ほどしたら丁度シートの上に当たる位置で時折あったまっている姿を見るようになった。
 しかも夜は敷いてある草を掘って巣まで作って寝るようになった。


 まあ幸せそうで良かった。

ピリカの2度目の新居

 ピリカのケースをまた換えた。
 理由はこれ。


 下半分すりガラス状態。

 相変わらず、外に出して欲しいピリカがつつきまくるので、またも傷だらけになってしまったのだ。
 傷が目立たない透明シートを貼ってみたりもしたのだが、このペースで傷物にされてはいくら買ってもきりがないので、この際比較的傷がつきにくいと思われるガラス水槽に換えることにした。


 45センチだと少々手狭な感じがするが、60センチだと重さと大きさをもてあます。
 どうしたものかと思っていたら、50センチ水槽というのがあったので、それを買ってみた。
 しかし濾過装置やガラス蓋も一緒になったセットしかないので、ケース以外をどうするか考え中。



 急に外がはっきり見えるようになったので不安げにうろうろしていたピリカだったが、1時間ぐらいたったら寝ていた。