しばらくほったらかしておいたら、人間様が脱いだ靴下にくっついて満足そうな顔をしている。
ちなみに、この靴下はピリカに求愛用の素足を提供するために脱いだ物で、決して普段から脱ぎ散らかしている訳ではない。
そこに人間様は入ってないんだけどね。
感触がそれっぽければ中身はあってもなくてもどうでもいいっていうこと?
帰宅したらまたピリカがケースから消えていた。
脱走されるたびにいろいろケースの上覆いを工夫していたのだが、なにしろその気になればヘリコプターのように一気に上昇して天井に体当たりできる瞬発力とパワーの持ち主だけに、ある程度は加減しておかないと最悪頭を強打して死んでしまう可能性もある。
しかし、加減をすると、暇にまかせて弱点でも研究しているのか、こうやって最後には脱走されてしまう。
一体どうしたものか。世のヒメウズラ飼いの人たちはどうやって対策しているのだろう。
で、脱走したピリカだが、今回はどこにいたかというと……。
洗濯機の時も思ったが、一体何をどうすればそんな所に入れるのだ。
まあなんだかんだで粟穂をたらふく食べていたようで、空腹ではなそうだったが、さすがに窮屈でいやだったのか、出してやったら一生懸命甘えてきた。
だからそういう思いするんだから出なきゃいいのに。