マメルリ仮面

 お腹と頭の青い部分に限定して色抜けが進行した結果、気付ばなんだか緑の仮面でもかぶってるみたいな間抜けな模様になってたひすい。


 なぜ顔だけ残った……。

 こんな風になるマメルリハ初めて見たよ。
 本当にパイドってヒナの頃の模様は当てにならないな。
 面白いからいいけど。

英軍ミリメシ食レポするよ

 そういえば、先日見に行った『アルビオン』でこんなものをもらっていたのだった。


 試食コーナー近くでいろんなレーションを箱から出してる人がいたので、たまたま目についたのを指して「これなに?」と聞いたら「パスタソース。持ってっていいよ」と言われた。

 ここを見た後で「こういうのをもらっていた人がいた、自分も欲しい」などと乗員にだだをこねる人が出ると困るのであえてエントリーには載せなかったのだが、海外のミリメシなんて初めて。


 パスタソースということだったので、これを用意。
 1袋150グラムって1人用として多いのか少ないのか。
 普段パスタは作らないので分からない。まあ全部ゆでてみよう。


 調理方法が書いてないけど、多分沸騰したお湯に5分とかでいいんじゃないかな。


 やっぱり150グラムは1人用としては多かった模様。ソースも量が多いので結果としてバランスは取れているが、どんぶり飯みたいなビジュアルになった。
 食べきれるんだろうかこれ。
 適当なハーブがなかったので乾燥三つ葉を散らしてみた。さてお味はどうかな?

 ……甘い。

 甘い。とりあえず甘い。
 ポテトとビーンズ、トマトという組み合わせから日本人が連想する味の許容範囲を軽く越えてきている。
 これはやばい。これをおいしいと思って食べるイギリス人やばい。


 本当はソースが欲しかったのだが、切らしていたのでかわりにマヨネーズをかけてみた。
 要するに何でもマヨネーズ味にしてごまかして食べる作戦に出たのだが、そうしたらなんだかお好み焼きの感が増してきてこれはこれで納得がいかない。

 まあ何というか、いい経験ではあったと思う。うん。
 今度食べる機会があるなら絶対別の物にするけど。

かまってほしくて

 ピリカは放っておかれてもひとりで遊んでいられるヒメウズラだが、例えば人間様がゲームをしていたりとかで相手にしてもらえないと、段々寂しくなってくるらしい。
 気付くと人間様の足にぴったりくっついていることが良くある。


 なんだかふわふわしたものを感じると思ったら。


 そして目つきにそこはかとない圧力を感じる。

 分かった分かった、遊んであげるよ。

半端にかくれんぼ

 ケースの敷き藁に穴を掘ってもぐりこみ、ご満悦なピリカ。


 隠れているつもりで安心してるんだろうけど、お尻の方全然隠れてなくない?

 多分本気ではなく遊んでいるだけなのだろうと思うが、それにしても中途半端すぎないか。

変動する黄色

 ヒナ換羽が終わって気がつけば、ひすいの色がずいぶん変わっていた。


 右が家に来たばかりの頃、左が今。
 翼の黄色がかなり小さくなり、代わりに青かったアイシャドウと後頭部部分がほぼ完全に色抜けした。
 うーん、これはもうミスティじゃなくてただのパイドだな。

 どうもパイドは年齢によって色抜けの大きさが変動するらしい。
 実はチャンドラも数年単位で、白い風切羽が増えたり減ったり、後頭部の色抜けの面積が大きくなったり小さくなったりしている。
 なので、ひすいも数年後にはまた翼の黄色の面積が増えてきたりする可能性は高い。
 一体どういうしくみなんだろう?

危険感知(してるつもり)

 ピリカは危険だと思うとぱっと地面に伏せる。


 真上からなので分かりにくいが、完全にひらべったくなってぺったりしている。
 しかし、伏せるタイミングが人間様が立ち上がった時とか掃除をしようとかぶせてある網を取った時とか結構いい加減な上に、伏せる時にわざわざピィピィ鳴くので、あんまり危機管理に役立っていそうには見えない。


 5~6秒ぐらいで何事もなかったかのように立ち上がってくる。

 まあピリカの知ってる危機といえばブロッサム、通称ちびころから襲われたことがあるぐらいのものだろうから、仕方ないね。

女王陛下の揚陸艦見てきた

 晴海に来ている『うらが』とイギリス海軍の『アルビオン』を見てきた。
 実は今日は海自と米軍のよこすかサマーフェスタでもあったのだが、どうせ公開するのは知ってる艦だろうし、毎年やってるサマーフェスタと次いつ見れるか分からないイギリス海軍だったらイギリス海軍見るわと思っていたのだが、実は米軍では『ブルーリッジ』も公開していたことを後で知った。
 また見損ねた……。
 ……横須賀に来た空母は『インディペンデンス』以外全部見てるのに、もう20年以上も居続けている『ブルーリッジ』はいまだに1回も見れてないとか、おかしいよね?


 というわけで晴海のターミナルごしに見える『アルビオン』。海自で言うとおおすみ型にあたる。全長は海自のおおすみ型と変わらないが、ずんぐりしていて座高が高いので相当でかく見える。
 築地から横着してタクシーで行ったんだけど、恐らく艦艇とか全く興味がないであろう運ちゃんが、道路からこれが見えた瞬間「うわぁぁぁぁ! すごい!」と大喜びしていたのが微笑ましかった。

 ちなみに12時公開のところ11時に行ったのだが、すでに100人以上が並んでいた。


 そして、『アルビオン』のみ公開開始が1時間遅れて13時からになったため、再び並び直す。
 でもまわりの景色を眺めていたりすると結構気が紛れるし、とにかくみんなわくわくしているので、待たされている割にはなんとなく楽しげな雰囲気が漂っている。


 13時に公開開始。
 興奮していて入り口の写真を撮り忘れたのでいきなり艦内。高さ3メートルぐらいある巨大なビークル。馬力に任せていろんなものを押して上陸させてしまうらしい。
 運転席の下ぐらいまで海につかっても平気って説明の兵士の人が言ってた。


 全体像はこう。


 これも揚陸用ビークル。
 運転席と貨物スペースを連結する自衛隊にはないタイプ。
 この時は全体像を撮り忘れているが、後で同じタイプのが山ほど出てくる。


 通信用機材一式。お触りオッケー。
 そばにいた兵士の人にこの装備は陸軍? 海軍? って聞いたら海兵隊だよって言われた。
 すみません、日本に海兵隊ないんで頭に浮かびませんでした。


 正面から見てローラーだと思ったら、実は自分で鉄板を敷いてその上を走る奴だった。
 多分、車輪が沈み込んでしまうような不整地にこうやって車が走れる通路を作るんだと思う。
 これも自衛隊では見たことないな。


 船尾側の左半分にはいろいろ車両が並んでいた。
 おおすみ型と同じで、船尾が開閉してそこから上陸用舟艇とかを発進させられる。


 で、これが右半分。
 単なる上げ底かと思っていたら、上陸用舟艇を2隻つなげて展示スペースにしていたのだった。
 ちなみに海自みたいなホバークラフト型ではなく、砂浜に乗り上げると船首がパタンと倒れて通路になる良くあるタイプ。

 
 甲板への移動はエレベーターや階段ではなく、こんな感じの坂道の通路を使う。結構傾斜厳しい。


 後甲板。
 これが連結型のビークル。狭いけど座席はちゃんとクッションがついてるので割と乗り心地は良さそう(ただしエアコンはない)。


 これは似たようなのが陸自にあるな。


 ところで、この艦では甲板の縁に柵もロープもない。
 実際には下にキャットウォークがあるので海へ真っ逆さまとはならないが、それでも自己責任感半端ない。


 服とか装備。



 気象観測用気球、簡易風力計、海に投げ込んで海水の温度を測るやつ。
 揚陸前の情報収集用だって。
 なんのことはない機材なんだけど、自衛隊はこういうのは見せてくれないのでむしろ物珍しくて面白い。
 ちなみにこのへんの写真が赤っぽいのは、天幕の中で展示しているから。


 多分お客様用のテーブルセットとメニュー。真ん中に置いてあるのはブレッド。ネズミの飾りがかわいい。


 船体が壊れて水が入ってきたらこうやって木のくさびを打ち込んでふさぐんだよ、という実演。
 実際にはこの上にさらにおわん型の密閉容器をかぶせてつっかい棒で固定して水をブロックするらしい。
 海自でもこういうのやってみせてくれるといいのに。なんで艦内に木材が置いてあるのか不思議がってる人結構いるから。


 形は同じだけど赤十字が書いてあるところを見ると医療用らしい。


 これは……あの有名な、森羅万象全てがこれひとつで補修可能という万能の存在、ダクトテープ……?



 そして大人気の触って持てる武器展示コーナー。
 自衛隊は左巻きに配慮してやらなくなってしまったが、イギリス海軍はそんなこと関係ないので好きなだけ触らせてくれるし、扱いも教えてくれる。
 大きいお友達から小さいお友達まで、もうみんな目がキラッキラしている。


 海兵隊の出動時の荷物大公開。
 これを全部背負って持っていくんだとか。重さは実に60キロ。


 そしてたとえレーションといえどもイギリス人は紅茶を入れずにはいられないのであった。


 ちなみにレーションもそのまま食べれるものは試食させてくれた。これも武器展示とは別の意味で大人気。特に子供なんか離れようとしない。
 イギリスの食事はまずいそうだけど、どれもなかなかおいしかった。でも袋に入った粉末のトロピカルジュースをおいしいかどうか尋ねたら、んーまあそこそこ? みたいな実に微妙な雰囲気の返事が返ってきたので、もしかするとおいしいのばかり食べさせてくれてるのかもしれないとちょっと思った。


 ぶら下がってた上陸用舟艇。


 これもいじらせてもらえた。


 CIWSってほんとどこにでもいるね。


 艦首のユニオンジャックと、その先に見える『うらが』の構造物。


 生活感……というんじゃないけど日常感あふれてる。
 まあ片付けようがないというのも事実なんだけど。


 エンブレム。かっこいい。

 外国艦艇はいくつか見てきたけど、今回の『アルビオン』は確実にトップレベルの展示内容だった。
 揚陸艦でスペースに余裕があり、展示できる機材も多いというのもあるんだろうけど、機密とか配慮とかを口実に自衛隊や米軍からいつの間にか消えてしまった「見学者を楽しませよう」という心意気を久々に見たという感じがした。

 そんなわけで堪能したので次は『うらが』に向かう。
 とはいえ『うらが』は最近何度か見ているので、あまり目新しい物もない。


 なんでカモメって等間隔でとまるんだろう。


 どこで使うのか謎な巨大足拭きマット。


 風がいい感じに自衛隊旗をはためかせている。
 横に見えるのは『アルビオン』の正面顔。

 艦長はまた解説をしているかなと思ったら、自ら連絡役であちこち行ったり、埠頭でカラーコーンの位置を直したりとまめまめしく働いていた。
 そして、そんなことをしているおじさんがまさか艦長だとは誰も気付いていないのだった。


 最後に『アルビオン』の尻を撮って見学は終了。

 でもまだ時間は3時。
 そういえば上野の東京都美術館で藤田嗣治展をやっていて、めったに見れない戦争画もいくつか今回展示されるらしい。
 よし今から見に行こう。


 というわけで来た。
 17時半閉館なのを20時までやっていると勘違いしていたので、かなり駆け足で見ることになってしまったが、目的の戦争画は見れたのでまあ良かった。
 といっても、出ていたのは「アッツ島玉砕」と「サイパン島同胞臣節を全うす」だけだったけど。どちらも一度見たい絵だった。
 2点とももっと鮮烈な陰影や立体感がある作品のイメージがあったが、実際には両方ともどちらかといえば平面的な押さえた感じで描かれているのが意外だった。


 そして藤田嗣治までマスコットにしてしまう日本の恐ろしさよ……。

 さらにこの後国立博物館の常設展示も見に行ったんだけど、さすがに疲れたのか集中して見れなかったのでほどほどで帰ってきた。

○おまけ


『アルビオン』でビークルの運転席に座って車載機関銃をいじくっていたら、袖口に染みがついてしまった。
 近くのスーパーで買った「トップ 染み取りレスキュー」で取れるかな……。


 取れた!
 まだ少し残っているけど、ハイターで漂白すればなんとかなりそう。

 というわけで、車載機関銃の汚れは市販の染み取り剤で取れるから参考にしてね。

黒い羽

 カラの風切羽が抜けてた。


 そういえば今ヒナ換羽真っ最中。

 良く見ると羽に白い縁取りが入っていて、このおかげでなんとなく上品な感じになっている……ように見える。
 でもこの縁取りは何の役に立つんだろう?

はみだしっ子

 壁際でくつろいでいるひすい。


 見れば見るほど変なカラーリングになっちゃったねお前。


 ちょっとはみ出てた。

 このほんのちょっぴりのはみ出しがいいというインコマニアは多い……はずだ。