ふぶきがオモチャのサトウキビを縛ってある紐にからまっていた。
買った当初はふぶきのほうがひすいより賢い印象だったのだが、ひすいがやんちゃながらも割となんでも器用にこなすのに対して、ふぶきはこんな風にオモチャに翻弄されたり、天井から良く片足だけで宙ぶらりんになって困っていたり、下の止まり木から上の止まり木に飛び移ろうとして目測を誤って頭をぶつけたり、どうも不器用感が否めない。
大丈夫かな。
練習艦『かしま』の実習航海前の艦上レセプションに行ってきた。
防大や一般大学を卒業して1年間の海上自衛官教育を受けた幹部候補生が、『かしま』他の練習艦隊で数ヶ月の海外航海に行くのが実習航海。このレセプションは、日本を出発する前に、お世話になった皆さんをご招待すると同時に、ぶっちゃけると、その招待客を練習台に、候補生たちが、海外の寄港先で開かれるパーティーでのホストとしての振る舞いを経験するための場でもある。
なので、艦に乗った瞬間から、受付、会場へのエスコート、話し相手等々いろんな所で候補生に貼り付かれることになる。
……はずなのだが、今回は候補生はホスト勤めは必須ではなかったらしく、まじめに接客していた子たちがいる一方で、彼女を招待していちゃついていたり、招待客そっちのけで並んだごちそうをぱくついていたりと様々な候補生模様があった。
まあこれは自衛官に限らず新入社員全体に言えることだけど、彼らが「自分のふるまいは必ず他の誰かから見られている」ということを実感として学んでいくのは、多分これからなんだよね。

舟盛りとウェルカムコンサート。
左端の外国人にも受けそうなかわいらしい和菓子がおいしそうだったのだが、うっかり食べ損ねた。

今年はスイカのカービングが増えていたフルーツ。
このカービングした奴終わった後どうするんだろう。中の人が食べるのかな?
このほかにおでんとカレーと天ぷらと焼き鳥の屋台が出ていた。
大雨で比較的来た人が少なかったせいか、なくなることもなく食べたいだけ食べれた。
帰ってきたのが遅かったため、明日改めて書きます。
というわけで、天気が回復した。
昨晩は霧島神宮温泉に泊まっていて、当初の予定では1日霧島近辺で遊ぶつもりだったのだが、午前中に霧島神宮、午後に鹿児島へ戻って桜島に予定を変更する。
もう桜島を見るためなら何を犠牲にしてもいい。

で霧島神宮。
祭神はニニギノミコト。天照大神の孫に当たる神様で、高千穂峰に降りたと言う。
かつてはその高千穂峰を望める場所に建っていたのだが、噴火に巻き込まれて移転を繰り返し、今の場所になった。
この場所は1234年の霧島山の噴火の際の溶岩流の先端に当たるというのは、ホテルから運んでくれたタクシーの運転手さんの話。
歴史にとても詳しい運転手さんでかなり面白かった。

参道には西郷従道が献納した灯籠があった。
鹿児島はちょっとした所にさらっとすごい人の名前が出てくるな。

駐車場の一角に霧島民芸村の猫。かわいい。
ガイドブックだと民芸色豊かな品々を売る店舗や露天風呂があって……という感じで結構充実した施設のような印象だったので、わざわざ立ち寄ったのだが、実際にはまあいわゆるがっかり施設。品揃えは悪くないのだが、巨大な屋久杉のテーブルセットとかここで買ってどうするのかというような品が多いし、露天風呂は長いこと使われてなくて荒れ果ててるし、いろいろ試してみたけどどれも成功しなくて惰性で運営している感半端ない。

その民芸村から手入れが微妙な遊歩道を下っていくと龍神の泉があった。
ミネラル豊富なおいしい水。

本殿に参拝したついでに、少し階段を下ったところにある若宮にも行ってみた。
途中にあった杉とシュロが一緒に生えている風景。
そんなこんなで堪能したので、次は電車で再び鹿児島へ。
霧島神宮からも桜島が見えていたので、今日は絶対大丈夫なはず。

昨日も来た水族館の横が桜島フェリーのターミナル。昨日は雲とガスに隠れて全然見えなかった桜島がくっきり。
すごいなあ、迫力だなあ。

幸い今日は鹿児島が風上側だったため、火山灰の直撃はまぬがれた。
直撃されるとほんと大変らしい。

時間があったら島一周とかしたかったのだが、とりあえず今回はアイランドビューバスというごく一角だけを1時間ほどかけて回るバスに乗ることにした。
ここは昔烏島と呼ばれていた島があったところ。桜島から500メートルほど離れていたのだが、大正の大噴火の際、溶岩流に飲まれて陸続きどころか島そのものが消滅してしまった。
今はここに烏島があったということを示す碑だけが建っている。

一般人が登れる一番高い場所、湯ノ平観測所。
標高300メートルほどだが、周囲に視界を遮るものが何もないので想像以上に迫力がある。
見ている間にもぽふんという感じで次々と噴煙が上がっていく。

ちなみに桜島の山頂はは北岳、中岳、南岳に分かれていて、現在噴火活動が続いているのは南岳。火山灰やスコリアが絶え間なく降り積もっている南岳と違い、いわば「死んだ山」の北岳は崩壊と浸食がかなり進んでいる。
今は標高が一番高いのは北岳だけど、遠からず南岳に逆転されるんじゃないかな。

これは湯ノ平観測所から鹿児島方面の風景。
遠くに本当にうっすらと見える富士山みたいな山は薩摩半島先端にある開聞岳。桜島からの距離は40キロぐらい。
なんかもう先の2日間の大雨の埋め合わせみたいに天気がいい。

フェリーターミナルのすぐ近くにある月読神社。「つきよみじんじゃ」と読む。
小さいが開かれたのが西暦700年代とかのかなり由緒のある神社らしい。
そろそろ時間もなくなってきたので、名残惜しいが空港に向かうことにした。

帰りのフェリーから。心なしか来る時より噴煙が大きくなった気がする。

空港からは霧島連山が一望できた。一番右の一番高い山が高千穂峰。
すごくわかりにくいんだけど、ソラシド機の尾翼先端の少し斜め左上ぐらいのあたりの稜線にちょこっと見えている白いものが、多分先日噴火した硫黄山の噴煙。
雨が2日続いた時はどうなることかと思ったが、今回は予定が大雑把だったのが幸いしたのか、それなりにあちこち行って楽しむことができた。
今度は桜島に1泊して徹底的に見てこよう。
鹿児島2日目。
今日は桜島に行く予定だったが、案の定雨、しかも結構な土砂降りなので、またあきらめてかごしま水族館でお茶を濁すことにした。
なぜここを選んだかというと、屋内施設だから。

山際近くまで雲とガスが押し寄せて、なかなか風情のある眺めではある。
ちなみに気温は高くはないのだが、湿度が高くて結構つらい。

入ると出てくるのがまずマグロの大水槽。
数十匹に及ぶ本マグロやブリが縦横無尽に泳ぐ魚屋さん垂涎の光景。

小中学生から「ニモだ」「ニモだ」と言われていたクマノミ。丁度撮った時にイソギンチャクの間に隠れてしまった。
ちなみにこの日は少なくとも小学校1校、中学校2校の生徒さんが見学に来ていた模様。そのためまあいろいろと騒がしい。
しかし最近の小学校の先生は、生徒が一般人を押しのけて展示に殺到するような真似しても叱らないのね。

サンゴに群がるきれいな小魚を捕ろうとしてたら割り込んできたクエ。
お前じゃない。


同じ水槽の後ろの方で、なんだか右に倒れたり左に倒れたり変な動きをしているブダイ(多分)がいるなあと思ったら、どうやらホンソメワケベラに掃除をしてもらっている最中だったらしい。



この水族館ではウミウシの飼育と研究に力を入れているらしい。
ちっちゃくてきれいでかわいいウミウシがいっぱいいた。

こっちはタツノオトシゴの赤ちゃん。
これもちっちゃくてかわいい。

丁度アオリイカの餌付け時間だった。
触手で抱え込んだ魚を一生懸命もぐもぐしている。夢中なあまり色が黒く変わっちゃってる。

他のがみんなもぐもぐしている中、右端の1匹だけがこちらを気にしている。
それにしても黄金色に輝いていてきれい。実物はもっと淡い繊細な色でさらにきれいだった。

こちらではクエがホンソメワケベラに掃除されて恍惚としていた。
エラを片方だけ開くとかそんな器用なことができるんだ。

揃ってノコギリを持ち上げていたノコギリザメたち。
地面につくと困ることでもあるのだろうか?

たくさんの魚がアマモや底に生えた藻をただ無心に食べ続けているだけの水槽なのだが、光と緑のバランスの加減かなぜか癒やし効果が絶大で、大勢の大人が黙っていつまでも眺めていた。

これもカニ。
ひっくり返ってお腹を上にしているんだけど、別に弱っているとかじゃなくてこれが普通っぽい。

ピラルクの水槽の隣でイベントが始まったら、なぜかピラルクも観客と一緒に続々と集まってくる。
どうやら人間が来るとエサをもらえると思っているようで、写真を撮ろうと人が近づくと、その人のところに集まってきてしまって結局撮れないというのを何度か見かけた。

底に潜りながら泡を少しずつ出しては、水面近くでその泡をぱくっと食べるという遊びを延々と繰り返していたイルカ。
朝の魚たちが活動的な時間にいったためか、いろいろと面白い物が見られた。
そして雨も弱くなってきたので、どこか近場でもう1ヶ所行くことにする。

で、選んだのが市電で10分ほどの照國神社。祭神は島津斉彬。
最近できた神社だからか、お社は立派だが規模は小さい。
あっという間に参拝が終わってしまったので、隣にあった県立博物館にふらっと入ってみた。
基本的には子供が対象の小さな博物館だったが、鹿児島の生物相、桜島について等、基本をきちんと押さえていてなかなか興味深かった。


丁度「マングローブとゆかいな生き物」展をやっていた。
鹿児島には、人工的に植えられた物と自然の物と、いくつかのマングローブ林があるらしい。
トビハゼかわいいよトビハゼ。
しかしなんというか、あっちへ行ってもこっちへ行っても中国人の団体ツアーがすごい。平日というのもあるんだろうけど、たまにここは本当に日本かと思うぐらいまわりが中国語だらけになったりする。
箱根も確かに中国人は多かったけど、個人客ばかりで、さらに言えば欧米系の観光客も良く見かけたから、やっぱり少し特異なのかもしれない。