クライミングピリカ

 ピリカは時々、自分ぐらいの高さの水入れの上に乗っかろうとじたばたしていることがある。


 乗りたいことは乗りたいのだが、一方で人間様も気になるので、大変忙しい。 

 最初は、欲求不満が極まってとうとう水入れに交尾を迫るという不毛な行為に及んだのかと思ったのだが、乗ると満足して降りてくるので、もしかすると単に遊んでいるだけかもしれない。


 まあ遊びたいなら好きにやってなさい。

片足の意地


 ビビがなにやら金網にしがみついてゴソゴソやっているので、何をしているのかと思って見ていたら、金網に掴まったまま片足をしまおうと試みていたのだった。
 でも握力がないのでほとんどくちばしだけでぶら下がる形になってしまっている。
 お前それ絶対無理だからやめといたほうがいいって。

 多分、止まり木よりも金網にしがみつくほうが身体が安定するので、ここなら片足でくつろぐこともできるはずと思ったのだろうが、まあそういう所がやっぱり鳥。

すれ違い

 自分のカゴの中で五十鈴を待っているいずもと、いずもがいる時にいずものカゴには入りたくない五十鈴。


 だからなんで2羽揃って何か言いたそうに見るのだ。

 この文鳥たちは、自分の思い通りにならないとすぐ人間様に何とかしてもらおうとするから困る。

微妙顔


 そんな微妙な顔で一体何を見ているのやら。

 目があまり良くないせいなのかなんなのか、チャンドラは何となく人を小馬鹿にした感じの顔をすることが多い。
 多分たまたまそんな印象になっているだけで、本当に小馬鹿にされている訳ではないと思うけど。
 思うけど……。

潜水艦をちょろっと見てきた

 海自の潜水艦見学に行ってきた。
 また例によって米軍基地内の写真は載せることができないので、潜水艦の写真だけ。


 今回見たのは『こくりゅう』
 潜水艦は乗れる人数が限られているので、いつもは見学者は2-3隻に分乗するのだが、今回はスケジュールを合わせる事ができたのが『こくりゅう』だけだったので、全員をこの1隻で対応せざるをえなくなり、結果時間が大幅に短縮されて急かされながらちょろちょろっと見るだけになってしまった。
 最近ほんと自衛隊の艦艇は余裕がなくなっているな。




 わざわざ泳いできて『こくりゅう』艦首ぎりぎりのコーナーを攻めていく水鳥。
 そういえば艦尾のX舵の間でぱちゃぱちゃ遊んでるのもいたし、潜水艦のそばって鳥的に居心地がいいんだろうか?

 そして別途『ロナルド・レーガン』も見るはずだったのだが、昨日ケリー国務長官が来た関係で見れなくなってしまったとのことで、去年に続きまたしても外から眺めるだけだった。
 でもまあ国務長官じゃしょうがないか。もともとアメリカの艦なんだし。
 河野太郎は一生許さないけど。

 ところで基地内の旗がことごとく半旗になっていて、誰か偉い人でも死んだのかと思っていたら、「明日真珠湾攻撃の日だから」とのこと。
 どうやら真珠湾で戦死した将兵のための半旗ということらしい。
 勝者のくせに案外根に持ってるよね、アメリカさんて。

くらまとプリン

 巨大プリンてロマンがあるよね。


 くらまがすっぽり入ってしまう大きさ。
 後になって、容器をとっておいてマメ4兄弟やブロッサム、通称ちびころの水浴びに使えば良かったと一瞬思ったのだが、考えてみたら、うちの鳥どもは水を用意して水浴びをどうぞと言っても絶対にやらないのだった。

57年目の記念行事見てきた

 陸自の東部方面隊創立57周年記念行事に行ってきた。
 いつもは11月にやるのだが、今年は観閲式があったので12月にずれている。

 今回は首都直下型地震への取り組みについて、政府、東京都、自衛隊それぞれの立場からの取り組みを説明するセミナーがあったのだが、時間を間違えて派手に遅刻したので半分ぐらいしか聞けなかった。
 いろいろ興味があったのでかなりしょんぼり。

 少しだけど野外展示もあった。

 展示していたのはファストフォース(災害時初動対処部隊)で使われる装備品。
 ファストフォースというのは、各駐屯地で24時間待機していて、災害が発生すると即出動して、被害調査や初期の救助活動にあたる部隊のこと。


 といってもあるのはいつもの装備品なんですけどね。


 ちっちゃくてかわいい「ガス危険」の旗。
 なんでっちっちゃくてかわいいのかというと……。


 この科学防護車のお尻から自動的に落とされるから。
 汚染された可能性のある地域に完全隔離されたこの防護車が出ていって、ここから先が汚染地域だってなった時に、搭乗者が汚染される危険なしに汚染地域の目印を表示できるしくみだった。

 思いきり正直なことを言うと、首都直下型地震が起こる時は、自衛隊地震もかなり大規模に被災する可能性が高いわけで、どこまで想定どおりの活動ができるのかは分からないのではないだろうか。
 実際、東日本大震災の時は、大地震が来たというので災害派遣準備をしていたら、津波が来て出動前に全部水没した駐屯地もあったし。
 でも、実際には、そういった経験を活かして、地震が被災した場合の対応というのも準備してはいるんだと思う。
 隊員の死傷も折り込み済みの計画となるから、表には出していなだけで。

埋まって抗議

 ピリカの出しておねだりを無視してインコどもと遊んでいたら、どうやら怒ったらしく、敷き藁の下に埋まりながら大暴れしていた。


 頭まで藁の中にもぐっていきながら、藁のさらに下に敷いてある新聞紙を、足でカシカシカシカシ蹴り続けている。
 一体何をやっているんだろうかこの鳥は。

 しょうがないので呼んだら文字通りひとっとびで飛び出してきた。
 そんなに出たかったのか、ごめんよ。