試される大地で試される 2

 10月29、30日に家族旅行で北海道に行ったため、後追いでアップします。

 この日は旭川まで足を伸ばして、旭山動物園に行ってきた。
 札幌から旭川までは、スーパーカムイという強そうな特急で1時間ほどなのだが、旭川に近づくにつれてどんどん風景が雪景色になっていくのがすごく気になる。


 本当に10月だろうか今は。


 そして旭山動物園。
 この写真では青空が見えるが、時折雪がかなりの勢いで降ってくる。
 そしてつららまで下がっている。

 こんな陽気なので、かなりの動物が屋内展示か、そもそも展示をしていない状態になっている。
 そして外にいる動物たちもかなり寒そう。


 親子で室内から外を眺めているオランウータン。


 限界までもふもふになりきっているシマフクロウ。
 それでなくてもでかいのがさらに大きく見える。


 エゾシカ。
 一見のんびり歩いているだけに見えるが、人間が近づこうとするとさりげなく尻を向けて離れていってしまう。


 正面角。


 タンチョウヅルを撮ったのだが、タイミングを間違えて変な生物になってしまった。


 爬虫類館のカエル。かわいい。


 これもタイミングを間違えて変な生物になったフクロウ。
 ワシミミズクだったかな?


 アカゲラも寒そう。
 でもこのちょっと前に野生のが元気に木の幹にとまって鳴いてるのを見た。


 もふもふに丸まって寝ているオオカミの群れ。


 と思ったらガン見されていた。


 この人は冬の方が元気。


 ヒグマ。
 大きさを実感できる近さ。


 ヒョウ。


 ユキヒョウの子供。
 やんちゃざかりでもうとにかくかわいい。
 金網越しにかまうと大きな猫状態でじゃれついてくる。


 そしてその頃の親ユキヒョウ。


 木の下にたたずむトラ。
 絵になる。


 例のトンネルに入る直前だけが撮れた。


 この鳥は事故で片方の翼を失ったらしい。
 なぜかアザラシと同居している。


 こうやって足を上げるのは足が冷たいから。
 南極出身のくせに、寒さ駄目なんだ……。


 シンクロしているようで実は全然違うことやってる羽繕い。


 キリンの親子。

 地上から撮るとすごいパースがつくキリン。そしてお母さんはもう厩舎に帰りたそう。



 カバ。
 室内展示をしていたので、なんでカバに室内展示? と思ったのだが、これはすごかった。
 水深数メートルの大きなプールの中をカバが自在に泳ぎ回っているのだ。
 まるでアザラシみたいに腹を見せて横回転しながら潜っていったり、水の底をふわふわと歩いてみたり、あの地上での鈍重な姿から想像もつかないキレのある動きを見せてくる。
 このカバを見たら絶対カバにケンカを売ろうとは思わなくなる。


 人間様が振っているお土産の袋に一心に注目するダチョウ。
 この少し前は飼育員のおじさんに求愛ダンスを踊っていた。


 オオカミトラック。センスがいい。

 おじいちゃん感満載なヤギと、多分お腹に子供がいるヤギ。


 これはコールダックという両手の上に乗るぐらいの小さなアヒル。しかし鳴き声は普通のアヒル並に大きい。
 コロコロしていてとってもかわいいので、いつか飼ってみたい鳥のひとつなのだが、鳴き声はかなり大きいし気もちょっと荒いっぽい。
 なでようとすると威嚇しながらガブガブ噛んでくるのだが、ちっとも痛くないし手から全く逃げようとしないので、いやがっているのかそうでもないのかよく分からない。


 なでてくれていた飼育員さんが行っちゃったのでかなり寂しげな犬。


 まんまるもふもふなキツネの兄弟。


 実はこれはカラス。
 良く見るとあどけない顔をしているので、まだ若いのかもしれない。近寄っても全然逃げない。


 もう一度行ったらやっぱり寝てるふりしてガン見していたオオカミ。


 レッサーパンダ。
 4月に千葉の動物園で見たのよりかなり活発だったのだが、何が違うんだろう?


 うっかりフンをしている所を撮ってしまったシロギツネ。



 かわいいのでまたユキヒョウの子供を見に行ってしまった。


 そしてこっちはやっぱり今年生まれたトラの兄弟。
 とっくみあいをして遊んでいたのが段々エキサイトして本気のケンカになりかけた時、そばで見ていた母親がすっと立ち上がり、少し離れた所に移動した。するとそれに気付いた子供たちはたちまち取っ組み合うのをやめて母親のところにすっとんでいった。
 手も口も出さずに一瞬でケンカをやめさせてしまう母親のこのコントロール力すごい。


 そんなわけで、ひととおり見終わった14時時点での気温がこれでございます。
 普通に雪降ってるし。

 寒いばかりで雪もない(本来は)この時期は、一番イベントがないオフシーズンなんだけど、それでも動物を見るのは楽しかった。
 なんといってもすごかったのはカバプール。多分数年もしたらまた他の動物園にまねされるんだけど、ほんとこれは一見の価値がある。

 立派な駅にいるのはちっちゃな1両編成の電車ばっかりというのが、なんとなく違和感。

試される大地で試される 1

 10月29、30日に家族旅行で北海道に行ったため、後追いでアップします。

 妹が札幌のコンサートに行くついでに観光しようと母親を誘い、なぜか人間様も誘われたので、小樽と旭川に行ってきた。


 山にはもう雪が積もっている。
 しかも気温は日中でも5度とかそんな感じ。
 まだ10月なのにこれはさすが北海道半端ないと思ったが、どうやら北海道でも近年にない低温だったらしい。


 小樽へ行く途中。冬の……ではなく秋の日本海。


 小樽駅でなぜか海保のうみまるとうーみんに遭遇した。
 後で聞いたら、11月1日の灯台の日にちなんだイベントを駅でやっていたらしい。
 へー、灯台って海保管轄なんだ。知らなかった。

 かつて北海道屈指の港として栄えた小樽だが、倉庫群とか役所の建物群だとか、観光地としては横浜とかなり重なるものが多い。
 まあたどってきた歴史が似ているから仕方ないと言えば仕方ないのだが、やっぱりどうしても横浜と比較してしまうため、いまいち……という感じになる。
 そんな中で、明治時代ににしん漁で財をなした青山家が建てた旧青山別邸、通称にしん御殿がなんか北海道ぽいので行ってみることにした。


 小樽からバスで30分ほど。降りたのはどう見ても漁村のど真ん中。
 ここから5分ほど歩けば着くらしいが、なんだかちょっと不安になる。


 バス停のすぐ近くでおばちゃんが出荷用のシャコをゆがいていた。
 磯の匂いがすごく香ばしい。


 にしん御殿の門。


 邸宅と庭。
 想像していた以上の規模に、これはもしかしてすごい場所に来たのではないかという気がしてくる。

 そして中もすごかった。
 残念ながら撮影禁止なので写真はないが、とことん贅沢にこだわって作られていて、非常に見応えがある。
 なんか、金持ちエピソードとして、材料とか金に糸目をつけず最上級の物を取り寄せてというのがあるが、まさにあれを実際にやっちゃってる感じ。1間1間天井や柱、壁などを、テーマに沿って全く別の材料、しかも最高級の材料を使い、当時有名だった画家や書家に惜しげもなくふすまとか描かせている。総工費が現在の価格で十数億円というのも分かる。
 ただ、やはり場所が場所だからなのか、いい状態で保存できていない物も多く、また、近年日本各地や海外からの観光客が急増した結果、展示物を傷つけられたり盗まれたりといったことも起こっている。それこそ、都会だったら全力で守られているようなものが、こういった場所にあるがゆえに不遇となっているのはかなり残念ではある。


 そしてバス停に戻ったら、まだおばちゃんがシャコをゆがいていた。
 そして後ろでおこぼれ待ちをするカラス。


 北の海をバックにちょっとかわいい感じでこっちを見るカラス。
 というか北海道ってなぜかカラスが多い。

 この後は妹のコンサートの時間もあるので、小樽駅近くを多少ぶらぶらすることにする。
 とりあえずガラス細工が見たかったので、その手のが多くある場所に行くことにした。


 奥さんとか娘とかが遊んでいる最中、お父さんは預かられている。


 なんかヴェネツィアの博物館だか何かに飾ってあった鳥トーテム。かわいい。
 ちなみにここでヴェネチアンガラスをいろいろ売っていたのだが、割と箱根ガラスの森美術館とかぶっていた。
 卸が同じとかなんだろうか。


 スルメ製造器にぶら下がって結構な勢いで回っていた鮭とば。

 にしん御殿が予想以上にすごかったので満足したが、とにかく寒かった。

もこもこ×2

 iPhoneで撮ったらなんだか妙にもこもこに撮れた。


 カメラを向けるとかまってモードになるが、iPhoneだと無視する。

 ついでにこっちももこもこ。


 シイタケの傘。

 まあ寒くなったからね。

シン・ピリカ

 朝起こしたらピリカがゴジラみたいな顔になってた。


 やばさしかない。

 このままくちばしを開いて熱線放射しても驚かないと思う。
 インコもたとえばセキセイインコとか、やっぱり瞳孔が小さくて無表情な感じになることあるけど、こんな風に悪そうにはならない。

背中ハゲ

 くらまの背中のハゲ。
 前は換羽の時に出てくるだけだったのだが、最近ずっと出たっきりになっている。
 一体どうしたのだ。


 相変わらずうっとり。

 こんなところがハゲてると、寝る時にくちばしをつっこむのに困るのではないかと思うのだが……。

朝から朝霞で観閲式

 陸自の観閲式に行ってきた。
 家を出る時は曇りだったので日差しもなくて楽だろうと思っていたら、会場につくころにはすっかり晴れていた。
 しかも今回は席が逆行で、まともに日が正面から当たる。
 顔は念のためにかなり念入りに日焼け対策をしていたのだが、首は油断していたらこの年一番の日焼けをしてしまった。


 整列。

 今回、式の写真は9-18ミリの広角ズームレンズで撮影している。
 毎度毎度規模が大きすぎてカメラに入りきらないので買ってみたのだが、このレンズ、望遠の性能があまり良くない。
 なので遠くから撮ったみたいな写真ばかりになってしまっている。


 儀仗隊入場。


 観閲官の安倍総理と主催者の稲田防衛大臣がやってくる。
 防衛大臣は真っ白なスーツになぜか水色のぶっといサッシュをしめていて、相変わらずセンスが悪かった。
 そして観閲する時胸に手をあてているのだが、それは帽子を持っている時の礼なので、素手なら気をつけしていればいいと思うのだがどうだろう。


 巡閲。


 訓示。
 相変わらず長い。そして陸自の観閲式なのに、海自の自衛官の退官時の感動エピソード(しかも実話なのかどうかも分からない)を披露したりして割と場違い感。新しい事を試みているらしいのは分かるのだが、もうちょっと練った方が良かったのではないか。
 そしてこの後、総理御自ら、陸海空のがんばった部隊を表彰するという謎の企画が今回加わっていた。支持者には悪いが、この人のいちいち自衛隊を自分のパフォーマンスに利用するやり方本当に嫌い。


 とまあそんな感じで、観閲行進に備えて一旦退場。


 するとそれに合わせて上空から空挺が降下を始めた。


 そして地上では煙を上げて会場の外に走っていく車両。
 もう空と地上のどっちを見たらいいのか分からない。


 行進が続く中、華麗に降りてくる空挺。
 この後、パラシュートを丸めて抱えたまま総理に敬礼していたのがちょっとかわいかった。


 空挺に続いて、C-1をお供に姿を現した岐阜基地のXC-2。
 C-1も岐阜基地所属の塗装なし試作機なので、逆行じゃなかったら銀色が青空に映えてきれいだったんじゃないかな。


 陸海空音楽隊と、部隊長(と国旗)を先頭に観閲行進開始。




 行進が終わると航空部隊がやってくる。
 が、あまり拡大できないのでフォーメーションばかり撮っていたら、全部同じような写真になってしまった。





 車両行進。








 最後に戦車が22両、一気に疾走していったのがものすごかった。



 米軍のオスプレイと陸軍ストライカー旅団。名前がすごい強そう。

 そして最後がブルーインパルス。
 観艦式に続いて陸自でも投入することにしたらしい。
 8月の仙台の感謝祭みたいな航過飛行だけかと思っていたら、それなりに演技もしてくれた。




 これは広角で正解だったな……。

 これで観閲式は終了。
 後は高等工科学校のドリル、自衛太鼓、東部方面音楽隊の演奏を見た後、展示をぶらついて帰ることにする。



 展示いろいろ。

 そして今回、なんと塹壕の展示があった。
 なにこれすごい、見るの初めて。


 戦車壕。かけてあるのは偽装網。
 これ知ってる。覇者の戦塵に良く出てる奴。


 機関銃壕
 下に見えてる砂利部分は多分排水口。


 壕の両側はきれいに削った上にさらに磨いてあるっぽい。
 多分、重機で掘ってから人力で形とかを整えたんだと思う。
 排水用の水路や水溜もちゃんと整備されている。
 ……考えてみたら、戦闘中はここで暮らす可能性もあるんだから、そういう基本的な部分も作り込んでおくのは必要なことなんだろうな。


 迫撃砲壕。
 ちゃんと弾薬置き場とかまで作られている。


 榴弾砲壕。
 

 ニコニコ超会議でも見た機動戦闘車。


 米軍のなんか。


 医療用の展示もかなり充実していた。
 これはいろんな種類の担架が展示してあった場所。
 6~7種類ぐらいあった。これは車をつけてストレッチャーがわりにできる担架。


 野外手術室。リアルすぎる人形恐い。

○おまけ


 なんか、装備展示の会場のあちこちにティッシュ配りの自衛官がいてですね、目が合うと3つとか5つとかくれるんです……。

産みそうで産まない

 人間様に掻いてもらってうっとりくらま。


 ちょっと指が外れ気味だが、これはこれで別にいいらしい。

 そういえば、くらまがまた溜めフンをするようになったので、産卵が近いと思っていたのだが、1ヶ月たっても一向に卵を産む気配がない。
 昔飼ってたメスのセキセイインコは、それこそ年中卵を産んでいたものだが、一体どういう条件で鳥の産卵サイクルって決まるんだろうか?

ここにボクはいません

 カメラが嫌いで、レンズを向けると見ないふりかいないふりをする五十鈴。
 とうとういずもの後ろに顔を隠していないふりを始めた。


 自分が盾にされてる事に全く気付いていないご機嫌ないずも。

 どんだけカメラが嫌いなの五十鈴は。