ここに逃げよう

 人間様がカゴの掃除を始めると、ここに逃げ込むのがブロッサム、通称ちびころの十数年の習慣。

「掃除きらい」
 全く避難になっていないし、そもそもなぜそんな逃げる必要があるのかと思うのだが、本人が納得しているならまあそれはそれでいいんだろう。
 でも、逃げると思ってるとたまに襲ってきたりするので油断できないんだけど。

ちょっぴり男装

 目の後ろも腰も青いけど、遺伝子上はメスのくらま。

「ご飯中なんですけど」
 ブリーダーさんからは「ブルーパステルのオスだと思うが……と言われてきた。
 なぜ「思うが……」なのかというと、ブルーパステルは黒目だから。
 人間様はブルーパステルの実物を見たことはないが、プロのブリーダーさんでさえ間違えるのだから、よっぽどくらまはまぎらわしかったのだろう。
 逆に言えば、ノーマルやブルーといった元々ある色はともかく、最近になって出てきた淡い色系の分類というのは、実はかなり適当というのが(以下略)。
 ただ、くらまは翼の縁から風切り羽にかけての部分は青くないので、まぎらわしいメスの場合、最終的にここが見分けるポイントなのかとも思う。

エサ飛ばし対策

 五十鈴のはね散らかしで無駄になるエサが多すぎるので、エサ入れをHOEIの側面が高いタイプに換えた。
 このエサ入れは鳥が食べにくいようで評判が悪いし、掃除もしにくいから好きではないのだが、仕方がない。

 見慣れない形になったエサ入れを警戒する五十鈴。
 でもお腹もすいてきた。

 ……届かない……。
 あきらめて普通に食べなよ。

お口を見たい

 のびてる五十鈴。

 でもカメラが嫌なのでちょっと斜めに避け気味。
 五十鈴は人間様がしゃべる口元を眺めるのが大好きで、何かというと見るからしゃべれと催促してくる。
 しかし夢中で見ているだけならかわいいで済むのだが、そのうち口めがけて飛びついてくる。かなりの遠距離からでも飛んでくるので、油断してると口元をひっかかれたりする。
 この鳥は人間様の口を何だと思っているのだろうか。

そいつを倒せ!

 人間様には見えない何かと戦っている模様。

 そこに一体何がいるのか。
 パムはどうも一旦興奮しだすと歯止めがきかなくなるらしくて、たまに無意味に大騒ぎしている。
 他のマメたちにもこの傾向はあるので、マメルリハという鳥には基本的に興奮しやすい性質があるのかと思うが、それにしてもパムの場合、ちょっとこいつ大丈夫かと思うぐらい激しい。
 これはおとなしい方で、ひどい時は30分ぐらいギャギャギャ、ギャギャギャとわめき続けることもある。

 落ち着いた?

ちょっと控えめ


 なにそんな遠慮がちにしがみついてるの、長門。
 ブロッサム、通称ちびころは全然気にしてないのだが、なにやら思うところでもあったのかいやにこそこそしている。
 ……もしかして、人間様の気付かないところで何か悪さした?

青いアジサイ

 これが先日箱根の強羅公園からはるばるやってきたアジサイ。

 旅行の間中ずっと持ち歩いていたので、岡田美術館にも行っている。
 確か藍姫とかいう品種だったと思う。ポットに入っていたので植え替えた。
 土いじりなんかしたの多分10年以上ぶり。
 ちょっと調べてみたら、今はアジサイもいろんなタイプの物があるんだね。
 ガクアジサイなんか結構地味な印象だったんだけど、今の物はそうでもないし。
 あと、肥料含めて必要な道具が全部ダイソーで揃ったのも驚いた。
 花切りばさみや鉄のちゃんとしたスコップまで買えるんだもん。

エサを散らかす


 人間様がしゃべる口元を眺めるのが好きな五十鈴。
 五十鈴はエサ入れの中のエサをくちばしではね散らかす悪癖がある。
 いずもも同じ事はやるのだが、五十鈴の場合とにかくまき散らし方が派手。
 箱根に行った時も、1泊2日どころか3日ぐらいは大丈夫な分量をエサ入れに入れていったのに、帰ってきたらほとんどなくなっていた。
 そして五十鈴は当然の顔でエサがなくなっちゃったのでお腹がすいてるとアピールしてくる。
 なくしたのは自分だという自覚は全くないらしい。
 これではうっかり旅行にも行けない上に部屋の掃除も大変なので、なんとかしたいのだが、散らかし防止カバー的なものは怖がるのでつけられない。
 うーむ、どうしたらいいものか。