闖入者はお子様

 春になったら一緒に暮らすので、今から少しずつ慣れさせておこうと思い、五十鈴をいずものカゴに入れてみた。

 見知らぬ場所が恐くてとりあえず一番最初に足に触ったつぼ巣にしがみつく五十鈴と、ちょっとどうしたらいいか分からなくなっているいずも。

 そしてなぜか隠れるいずも。
 いずも、ここお前のカゴなんだけど。

入り待ち

 カゴ掃除のついでに水浴びをさせてもらい、掃除が終わるのを待つ長門。

「まだかな……」

「まだかな……」
 カゴに入るとヒマワリがもらえるので、もう待ち遠しくて仕方がない。
 下で怒っているチャンドラなど全く目に入らないらしい。
 少しはチャンドラに遠慮しなよ、お前。

それ欲しい!

 長門は何か催促する時に上下にひょこひょこ動く癖がある。

 珍しくカメラから目を逸らしていると思ったら、カゴの中で跳ねているいずもが気になっているのだった。

 これは甘いリンゴ。
 欲しい欲求が強くなるほど振れ幅が大きくなるので分かりやすい。

初ドジ

 ヒマワリを食べていたら、殻がくちばしに刺さって抜けなくなってしまいました。

「……???」

 一応困っているらしいのだが、取ってやろうとすると怒るので取れない。
 しょうがないので放っておいたら、数分後にはなくなっていた。

年末のご挨拶

 年末のご挨拶用写真を撮っていたのだが……。

 はい撮るよー。

 …………。
 そんな訳で、ことしもまた1年、続けることができました。
 自分でも忘れていましたが、blog文鳥日記は2014年11月に10年を迎えておりました。
 いつもいつも、他愛もない鳥たち(やその他)の話におつきあいいただきまして、皆様本当にありがとうございます。
 来年もまたよろしくお願いいたします。

くらべっこ

 いずもと五十鈴、大きさ比較。

 2羽で長門に注目中。
 いずものしっぽがないように見えるが、五十鈴の足に引っかかって180度反対側に曲がっているため。
 どうやら全然気になっていないらしい。
 五十鈴のほうが文鳥としては普通サイズ。

透明な壁

 ブロッサム、通称ちびころのカゴに行ってちょっかいを出したいのだが、保温用のビニールカバーに阻まれて行かれない。

「行きたい……」
 実はこのすぐ前に1度、ビニールに飛びつこうと試みて転げ落ちている。
 しかも、落ちた先が人間様がたまたま掃除のためにカゴから出して床に置いていた水入れの中という、コントみたいなことになっている。
 前から思っていたんだけど、やっぱりこの鳥は頭が悪い。

抜けてきた

 五十鈴はどうやらヒナ換羽が始まったらしく、ちょっと元気がない。
 でもそれでも外に出して欲しがるのはまあお約束。

 分かりにくいが翼の羽が抜けて赤い地肌がうっすら見えている。
 そして新しい鞘羽が並んでいる。
 ここ以外に後頭部の一部もつのつのになっている。
 とりあえず普通のエサの他に粟玉とエッグフードを上げている。
 寒い時期にヒナ換羽を迎える秋子は大変だな。
 というか、自然の状態で冬に換羽を迎えるような繁殖ってありうるのだろうか?

謎の行動

 ブロッサム、通称ちびころには若い頃からの奇行がひとつある。

 鈴をちりんと鳴らした後、変な格好でちゅうちゅう鳴き続ける。
 呼ぶとやめるのだが、少しするとまたやっている。
 発情しているのかとも思うのだが、ブロッサム、通称ちびころは1回も卵を産んだことがない。
 常に人間様を見ながらやっているので、何かのアピールをしているのは確かだと思うのだが。

「奇行じゃないから」