お外を見てる

 扉の前にずっと立っているので出たいのかと思って開けてやったのだが、ずっとそのまんま動かない。

 下のは気にしないでください。
 どうやら単に外を眺めて楽しんでいただけらしい。
 まあそれならそれでいいけどね。

大人の余裕

 いずもは手を出して呼ぶと、大抵の場合は飛んでくる。
 だが最近、いずもを呼ぼうと手を出すとその上に五十鈴が乗ってしまうので困っている。

 なぜ来る。

 なぜ座り込んでいずもを眺める。
 まだ子供なので五十鈴はとにかくやんちゃ。
 しかしいずもは感心なことに、五十鈴のやんちゃを良く我慢している。
 良く踏み台代わりに背中に乗られたりしているのだが、その時も多少怒って五十鈴の羽をついばむぐらいで本気で攻撃はしない。実はいずもは五十鈴に対して興味はあるけどあんまり好きではないみたいなのだが、それはもうくらまを相手にする時と比べると阿修羅と菩薩ぐらい態度が違っている。
 まあ、いざとなれば五十鈴を背中に乗せたまま歩いちゃうぐらいの体格及び体力差があるので、いずもとしてはあまりカリカリする理由もないのかもしれない。

あったか加工

 いずものカゴは窓に近い場所に置いてある。
 つぼ巣もあることだし別に寒そうにも見えないのだが、生まれて初めての冬でもあるし、ここのところ真冬並みの気温だしなので、専用暖房を入れてやることにした。
 ちなみにこの間ディズニーに行った時は電気ストーブをつけっぱなしにしていったのだが、さすがに毎日それをやる訳にはいかない。

 ヒヨコ電球を入れるとカゴが狭くなるので、外から暖めることにした。
 この「暖突」はなかなか評判は高いのだが、説明書を見るとは虫類専用で、鳥類には使わないでくださいと書いてある。

 見かけはちゃちだがかなり強力らしく、カゴの上に直接置いたら金網がすごく熱くなったので、こりゃいかんと急遽加工することにした。
 とりあえずダイソーに売っていたスタッキング可能な小物用棚にねじでつけてみたのだが、なんだかまるで効果が出る気がしないものになった。
 まあ下に手をかざすとほかほかするので、一応カゴの中まで暖かさは伝わってはいる模様。

五十鈴の新居

 五十鈴がカゴデビュー。といっても保温の問題があるので、当面はいずもも来た時入っていた小さいカゴで暮らすことになる。

 発泡スチロールの箱は10月に冷蔵庫を買い換えた時に中の物を一時的に収容していたものを流用。
 900円もしたので捨てるに捨てられず困っていたのだが、役に立って良かった。

ディズニー大人レベルの高い女子旅

 19日は家族で東京ディズニーランドに行ったため、書けませんでした。
 というわけで、母親が東京ディズニーランドに行きたいとか言い出したため、妹とふたりでホテルを取ったりチケットを取ったりして連れていった。
 とはいえ、3人とも元々それほど興味があるわけではないので、適当にぶらぶらして適当に空いてるアトラクション乗ったり買い物したりしてたぐらい。
 もっとも、そんな風にぶらぶらしてると、意外といろいろすべりこめてしまうもので、結局アトラクション4つ乗ってパレードを3つ見て、おまけにシンデレラ城のプロジェクションマッピングの正面ベンチ席に当たったりしてしまった。

 入り口すぐにミッキーがいた。
 妹によれば、こうやって出会うのはかなり珍しいらしい。

 平日の昼だというのにこの人はなんだ。
 金土日と連休にしてくる人が多いのだろうか?
 あと子供にコスプレさせてたり、ディズニーグッズを装備(入ってから店で買ったとかじゃなく、明らかに自宅からわざわざ持ってきて着ている)してたり、斜め上方面に気合いが入っている人が多い。
 でも多分、見方を変えれば航空祭で識別帽かぶったりコスプレしてたりする人と次元としては同じなんだろうな……。

 天気は良かったが、とにかく寒い。
 舞浜の寒さなめてた。あからさまなぐらいの防寒装備で丁度良いわこれ。

 1回目のパレード。
 そういえばパレードって初めて見た気がする。
 もっともそもそもディズニーランドに2度ぐらいしか来たことがないんだけど。

 バズ大好き。

 実は人が入ってるのは真ん中の兵隊だけ。二人羽織ならぬ三位一体(違う)。
 2回目に見たパレードは、最初の時とは違うクリスマスバージョンの特別版らしい。
 最初はブッダのようにパレードの最中は買い物してようかと思ったのだが、母親と妹が見るというのでなんとなく一緒に見たら思いの外盛り上がってしまった。

 全力でクリスマス。

 丁度場所がシンデレラ城の正面だった。

 パレードの最中に日没。丁度羽田空港から離陸した飛行機が通りかかったので撮ってみた。
 キャラクターたちが常に動いているので、意外と撮影タイミングが難しいのだな。

 集団で踊りながらやってきた二足歩行するトナカイ。「恐い」とか言われていた。
 ちなみに雪のようなものがちらついているが、雪ではなく、山車から雪に見えるような細かい泡が吹き出している。
 こういう所の演出がディズニーって半端ない。

 トナカイが前で踊っているので山車のお立ち台に座って手を振るサンタ。

 これはプロジェクションマッピング直前のシンデレラ城。17時頃にはもうこの暗さになっている。
 お城の後ろをひっきりなしに飛行機が通り過ぎるので、見ていて飽きない。
 ちなみにプロジェクションマッピングの写真は全部失敗した。
 で、プロジェクションマッピングの後はエレクトリカルパレードのこれもクリスマスバージョン。
 よく考えると、これって毎回数百人のキャストが踊り子さんやったり中の人をやったりしている。
 それを1日4回とか5回とか、まあ都度交代はしているんだろうが、もしかすると下手な劇場公演より過酷なんじゃないだろうか。



 もう寒いので写真も気合いが入らない。
 でもとにかくきらびやかなのは確か。
 最初はまあ適当に遊んでいればいいやと言っていたのだが、言ってみたら結構あれこれ見たり買ったりしてしまった。恐るべしディズニーマジック。
○おまけ

 パレードの最中、会場をぐるっと回って去っていった大型ヘリ。
 なんだかSH-60に見えるのだが、なぜそんな所を飛んでいたのだろうか。

でも立ってる

 相変わらずくらまの羽繕い台にされている人間様の手。

 もそもそ。
 ところで、いずもを飼ってから気付いたのだが、くらまは手のひらに腹ばいになるということをしない。
 文鳥の場合、こうやって手のひらに乗せていると甘ったれてぺったり腹ばいになってしまうのだが、くらまはゆるみきってうとうとしているような時も、両脚でちゃんと立っている。
 これがマメルリハの性質なのか、くらまの個人的な個性なのかは分からないけど、こういう違いって見てると面白いなあと思う。

重い期待値

 慣れている鳥はいいことだけど、人間に対する期待値が大きすぎて、注意を向けるとすぐにスタンバイしてしまうようになるとちょっと困る。

「なあに?」
 ……いや、奥の止まり木で羽繕いしているところを撮ろうとしただけだから、わざわざ来なくていいんだけど……。

一目散に駆けつける


 いずもは今日も出されると五十鈴のところへまっしぐら。
 一旦貼りつくともう呼んでも誘っても来やしない。

 じゃあくらま、あれは放っておいてお前と一緒に遊ぼうか。
 最近五十鈴の世話でちょっと構ってあげる時間短くなってたからね。

 ……えっ?
 仲間と遊ぶよりライバルとケンカする方を選ぶのか……。