パムは地味に水浴びが好きで、3日に1度は水入れでぶるぶるやっている。
でも、いつも頭だけ濡れればそれでいいらしい。

満足そうな表情。
別に水入れが小さすぎるわけではなく、ちゃんと全身つかれるようにしてあるのに、なぜ頭だけで満足してしまうのか。
インコの基準は本当に分からない。
背後からの視線
素晴らしきムダ知識
何かを見ている
対決だ!
これでいいの
岐阜で異機種大編隊見てきた
22日を上げるので力尽きたので、明日アップします。
半分以上書いたところでアクセスエラーで記事が全部飛んだので、ふて寝します……。
何とか復活。
伊勢神宮と岐阜基地は、実は電車で名古屋を経由して2時間ほど。決して遠い距離ではない。
でも始まるのが8時半からなので、前日は犬山に泊まった。
なお、岐阜基地は飛行機とかの試験を行う基地なので、普通の基地にはない試験用の機体をたくさん持っている。
航空祭ではその特徴をを活かして、複数の種類の機体が十数機編隊を組む異機種大編隊が有名。

で、基地に到着したのは朝8時。
4年前に行った時は道路にずらりと並んで入場を待ったのだが、ここの道路は交通量が多いので危険ということになったのか、今回は隣接する(というかほとんど基地と一体化している)川崎重工の敷地内に道路を迂回して基地に入るルートが作られていた。
ここも1回見たいんだよね……。


まだ飛行機は飛ばないので、地上展示を見ることにする。
左:F15の昇降舵とかを動かすデモンストレーション。
右:XC-2のエンジン。モックアップとか実験用とかではなく、実際に機体に取り付けて使える本物だって。

で、これがそのXC-2。エンジンが小さく見える。


左:カラフルな試験用ミサイル。
右:F2。試験機なので普通の機体とは色が違っている。


お隣の陸自明野駐屯地からはヘリ2種。
ここで最初のプログラムをやるF15とF2とF4が離陸していったのだが、知人に挨拶に行ったりしていて最初のほうを見損ねた。
F15とF2が競走し、去年負けたF2が飛行隊長自ら乗り込んでの雪辱を果たしたりしていた。
アフターバーナーかけまくってすごい勢いでブンブン飛び回っていたようだが、良く考えたら朝8時半からこれって近所迷惑以外のなにものでもないな……。


左:とりあえずF15。
右:F4、F15、F2の異機種編隊飛行。
ところで、岐阜基地の屋台は入間の屋台と比べるとレベルが高い。
もちろん、お祭り定番の焼きそばとかフランクフルトとかもあるのだが、明らかに入間よりおいしそう。
ついつい角煮まんじゅうを買って堪能していたら、楽しみにしていたKC767の模擬空中給油展示飛行を見損ねた……。

おいしかったです。

8の字旋回するKC767。ボーイング767を改造した輸送機なので、羽田で離着陸してる奴が上空数百メートルをぐるぐる回ってると思えばほぼ合ってる。

着陸したKC767に代わって飛び立っていくC130。

T4練習機。何の展示か忘れた。
ここで飛行展示は2時間ほど一休み。
今年はブルーインパルスが来ないので、時間に余裕がありまくり。というか何をして過ごしたらいいか分からない。
しょうがないのでまた会場をうろつくことにする

今日も良い天気。
観客数は1万人程度で、入間より遙かに少ないのだが、エプロンが狭いので人口密度は入間と同じぐらいに見える。

地上展示の皆さん。後ろではタキシング展示のために移動したXC-2が待機。
この基地の特徴は、地上展示機のほとんどが飛行展示もすること。
観客のほぼ目の前で離陸準備をしたり、排気がかかるほど近くを(パイロットが手を振りながら)タキシングしてったりするので、この基地の航空祭はなるべく前の方で見たほうが面白いかもしれない。

ブルーインパルスのかわりにずらりと並んだF15。

のそのそとタキシング展示を始めたXC-2。
アナウンスでは「XC-2が飛ぶんです!」と言っていたので飛んでくれるかと思ったら、結局誘導路をひとまわりしただけで戻ってきてしまってがっかりだった。


そして2時間後、いつもの救難コンビが登場。

UH60が救助活動しているまわりをU125が飛び回るもうおなじみの風景。
そして救難展示の後はまた50分の間が空く。
いくら何でも空きすぎ感があるが、まあどうしようもないのでとりあえずまた地上展示を眺めてうろつくことになる。
こんなに間を空けるなら、開始時間をもっと遅くしたらご近所の平和のためにもいいんじゃないだろうか。

データ収集用の無人機。研究用で実際に導入されるものではないらしい。
戦闘機の胴体下につけておいて空中発射で飛んでいき、用事が済んだら滑走路に自力で降りてくる。
確かゲーム機のコントローラみたいので操縦できると聞いた記憶がある。

F2のエンジン。隣にF15とF4のエンジンもあったが、みんな同じにしか見えない。

なんだか大行列になっていたT4とF15のコックピット見学。見れるだけで乗れるわけではない。
T4のコックピットは知ってるけどF15は知らないので見たかったが、90分待ちとかどこのディズニーランドだ状態だったのであきらめた。

さっき飛んでたKC767が降りてきて地上展示機になっている。
隣がXC-2なのでこの一角だけ巨体感半端ない。




そしていよいよハイライトの異機種大編隊。
編隊を組む飛行機が次々と離陸していく。

異機種大編隊その1。デルタ隊形。

異機種大編隊その2 V字隊形。
もう横幅が広すぎてかなり離れてからじゃないと全部入りきらない。

そして編隊からF2が1機離れて次の大編隊までの場つなぎをする。

異機種大編隊その3。11機で60の文字を作って飛ぶ60周年記念隊形。
かなり頑張っている。

寄ってきたのを見るとかなり細長い。
真下で見るより少し離れた位置からのほうがきれいに見える感じ。

で、今度はC1が編隊から離れていくと……。

アクロバット開始。
このC1、作られてから40年ほど経っているらしい。護衛艦より長い。物持ち良すぎ。

普通に空挺降下用の扉を開けて手を振っているが、よく考えるとすごいことやってんなこれ……。

岐阜基地の上空はセントレア空港からの航路になっているので、時折こんな風に飛行機雲が伸びていっていいアクセントになる。
この後、全機が次々と着陸をし、航空祭はおしまい。
そして帰投。
岐阜基地は大半の展示機が自前なので帰投する機はそれほど多くないが、それでも10機近くが帰っていく。

タキシングしていくU125をのんびりと眺めていたら……。

いきなり目の前をF4が通過していった。
あまり近すぎて写真を撮ったらパイロットのスナップ写真みたいになった。

悠然と去って行くF4。こうなると撮影に夢中になって肉眼で見なかったことが悔やまれる。

UH60は空中でぺこりとお辞儀をして帰っていった。

そしてF4も離陸していく。



どんどん帰って行く。

まだ15時半なのに、空はすでに夕暮れの気配。
そして地上では最後まで帰投を見ようと粘る人々。

空自とかぶっているのでちょっと居づらそうだった陸自のUH60。
共同で救難活動とかしてみれば良かったんじゃないか。

アパッチは離陸後、空中でぐるりんと一回り(自分がプロペラを軸にその場でコマみたいに1回転する)するという芸を見せて帰って行った。

そして同じく陸自のOH1はいきなり急上昇や急降下のアクロバット飛行。観客の歓声を浴びながらひねりを入れたり突進してみせたりひとしきり暴れて帰っていった。
警備のために立ってる空自の中の人まで見てた。というか陸自サービス精神満載すぎ。
地上展示だけで退屈だったのかな。

で、最後にKC767が離陸して、帰投も終了。
プログラムが間延びしていたのが残念だったけど、楽しかった。
ブルーが来なくても独自の工夫でなんとでもなるんだよなあ。
○おまけ

……宇宙食の屋台?
神宮とか海とかいろいろ
すみません、寝落ちしてしまうため明日アップします。
復活しました。
というわけで、伊勢神宮にお参りしてきた。
まずはセオリー通り外宮から。
多分混むだろうと思って朝8時前には着くようにホテルを出たのだが、すでに人がゾロゾロしている。

本宮、豊受大神宮。
ここから先は写真禁止。
ところで、人間様お祈りする時になぜか無心になっちゃうのだが、どうしたらいいのだろうか。
この後別宮をひととおり回るのだが、さすが千数百年の歴史を誇るだけあって、境内の林には半端ない大木が多い。
一抱えなんてのはざらで、二人とか三人とかでないと囲めないようなのもある。

根元のうろは人一人がすっぽり入れるスケール。
そしてなんだか戦っている木が多い。
神域の木なのになぜこうも戦闘的なのか。



上左:杉の巨木に根っこを巻き付けようとしている木。
上右:1メートルはありそうな岩を抱き込んだ木。
下:他の木の切り株に強引に根を張る木。
こんな感じで外宮が終わると、次はバスに乗って5キロほど離れた内宮へ。
丁度ツアーや子連れの家族が動き出す時間に重なったためか、こちらは外宮よりさらに混んでいて、神聖さも清浄さもへったくれもない感じになっている。
なんだかなあと思ったが、よく考えたらここは多分江戸時代からこういう場所だったのだ。


天気がいいので景色が素晴らしい。
全然意識してなかったけど、どうやら紅葉もいい時期だったらしい。

五十鈴川のお清め場。

本宮。やっぱりここから先は撮影禁止。

神馬「空勇号」。ずいぶん優しい顔をしている。あと眉毛が困り眉。
1993年生まれっていうことは結構な年寄りなんじゃないか?
とりあえず本宮と境内の中の宮を回ったが、この時点でまだ10時。
おはらい町を往復して赤福を食べて真珠のペンダントを買ってもまだ11時。
猿田彦神社に行っても12時。
予想外に時間が余って困ってしまったが、よく考えたら倭姫命宮とか周辺の宮に行けば良かったのだった。
だがこの時はそれを思いつかなかったので、ちょっと脚を伸ばして内宮からバスで30分ほどのところの夫婦岩を見に行くことにする。

猿田彦神社。
七五三がいっぱいいた。

夫婦岩は写真だとかなり大きくて立派な印象だが、実際にはかなりしょぼかった……。
がっかり名所に付け加えてもいいレベル。
このやり場のないがっかり感をなんとかするべく、さらに先の鳥羽水族館まで行ってしまおうかとも考えたのだが、さすがにそれは時間が足りない。
そこで夫婦岩と同じ場所にある二見シーパラダイスという水族館に入ってみることにした。が、水槽の内装ははげているし透明アクリルは傷だらけだし、どうもぱっとしない雰囲気。
これはまたしても失敗したかと思ったのだが、施設が古ぼけている分展示の仕方が半端ではなかった。

ペンギンテトラをペンギンのフィギュアと一緒に展示。
この程度なら割とありがちな演出だが……。

魚の恋のパターンを解説しているらしい手作りPOP。他の水槽ではテトラがワニガメと戦う戦隊物になっていた(勝てないって)。
ちなみに写っているのはコイではなくオスフロネムスグラーミーという魚でベタの同類。さらに解説によれば恋のパターンは草食系。

…………。
(ホラ貝の展示水槽)

なぜ棺桶なのかというと、この魚の名前がブラックゴーストだから。
というかなぜわざわざ入る?
万事こんな調子で手作りの(しかも妙に凝った)演出がしてある。
なにこれ楽しい。


さらに飼育係のお兄さんに率いられたペンギンがうろついているし。
(カメラ目線)

イルカと遊べるプールはあるし。
野外プールを3頭のイルカが適当に泳いでいて、見ている人間に一緒に遊んでとおねだりをしてくる。

客にボールを投げては、投げ返してと催促するイルカ。
人間様もやらされたが、正確に手元までチェストパスをしてきたので驚いた。
子供が相手の時は手前の水面にボールを落とすように投げていたから、ちゃんと見て投げ分けているのかもしれない。

かまってほしくて落下防用の網を噛んでは待っているイルカ。
しかしどうしてやったらいいのか誰も分からない。

なでてほしいイルカ。
つるつるしていて皮膚の下にものすごい脂肪の弾力を感じた。


左:ノコギリザメの正面顔。
右:動きが実に気持ち悪いクビナガガメ。

そうなんですか……。

餌付けも普通に見れる。
魚がもっと欲しいアシカの子供が、飼育係のお兄さんが持っているバケツの中を覗いては片手を上げて芸をしてみせていた。

ツメナシカワウソの無防備すぎる爆睡。

フェネック鍋。
他にもトドとかセイウチとか、海獣類がかなり充実している。
全体的に設備が古くて狭いので、イルカとか大型の動物は窮屈そうだが、掃除や管理は行き届いているので見苦しさはない。
いやここ面白いわ。また機会があったら是非来よう。
○おまけ
イルカの壁ドン。






