パムはなぜか両肩の羽が小さくぴょこんと立っていることが多い。
特に朝は毎日立っている。

ちっちゃな天使の羽根……とか言えればメルヘンチックなのだが、正確にはこの部分は手首。
しかもなんだか気味の悪いぶれ方をになってしまった。
多分、人間の髪と同じで、鳥も個体ごとに羽毛の生え方とか毛の流れとかの癖があって、そのせいでこんなんなってるのだろうが、こんなのが出ていて本人は気にならないのだろうかと思う。
知らない名前
止まり木でもわもわになって何やらご機嫌でつぶやく長門。

長門はカメラを向けると即吹っ飛んでくるので、実はこういう自然体な写真を撮るのはかなり難しかったりする。
そういえば、長門は時たま人間様を見ながら「べる」と言うことがある。
その言い方が、ヒューストンがベルカを呼ぶ言い方にそっくりなのだが、当然ながら長門が来た時にはすでにヒューストンもベルカもいなかったし、両者を知っているブロッサム、通称ちびころやビビやぎっくちゃんは人の言葉は真似できない(ビビはじぶんの名前ぐらいは言えるが「びーび」と「べる」は全く発音が違う)。
多分、何か他の言葉を言っているのが、発音が下手なので「べる」と聞こえているだけなのだろうが、不思議なことがあるものだなと思う。
男は黙って頭掻き
食い違い
ちょっと気取って
アクロバティックくらま
怒られたからやめます
夕暮れクルーズ
東京ベイクルーズのサンセットクルーズというものに乗ってみた。
出発はお台場の日の出桟橋から16:20、16時に晴海埠頭から出発だった『やまゆき』の体験航海と途中まで似た時間、似たコースを行くことになる。
(『やまゆき』の時は羽田沖に出たところで横須賀へ向かったが、このサンセットクルーズはディナーしながら羽田の沖合をぐるっとひとまわりしてまた日の出桟橋に戻ってくる)
……そういえば、普通の客船でクルージングって初めてじゃないか?
今まで乗った船と言えば護衛艦とか軍港めぐりとか工場夜景とかそんなんばっかりで。

出港直後。晴海埠頭に停泊している東海大学やら何やらの調査船。

晴海埠頭に停泊している客船。手前が浮かぶ超高級分譲マンションこと『ザ・ワールド』。奥が『飛鳥2』
『ザ・ワールド』は“住民”のプライバシー上、航海日程が非公開なので、見れるのはとても珍しいらしい。
船内のレストランから撮ったのだが、雨でガラスが汚れていてこんな写真しか撮れない。

『宗谷』と『海王丸』(多分)。
実はこの後も例のガントリークレーン群とかゲートブリッジとかいろいろ通ったのだが、人様とディナー中だったのと上記のようにあまりきれいじゃない窓ガラスごしだったのとで、ほとんど撮れなかった。

沈む夕日。
手前の貨物船は出航直後からずっと抜きつ抜かれつしている商船三井のコンテナ船。

出港直前まで雨が降っていたのだが、航海中に晴れて虹まで出てきた。
虹と夕焼けのコラボなんて初めて見た。
黒いのは羽田から離陸した飛行機。右上の光はガラスに映り込んだ室内の照明。

入港直前にディナーが終わったので、甲板からレインボーブリッジを撮ってみる。
コース自体は慣れたコースだったけど、この時間帯にこのあたりを通ることはなかったので、かなり新鮮な印象だった。
ディナーいらないからずっと上甲板で見ていたい。ってそれじゃ護衛艦クルーズと同じか。
寝癖しっぽ
序列最下位

「出して!」
(注:写真の上下を間違えたわけではありません)
……最近、くらまが弱いと確信したいずもは、何かというとわざとくらまのカゴの上に飛んでいって挑発するので困っている。
しかもくらまは学習というものをせず、挑発されれば何度でも怒って向かっていくので、いずもからすれば面白くてたまらないらしい。
ちなみに、いずもはくらま以外のインコにはほとんどちょっかいを出さない。
特に、いずもから見れば想像を絶する年長者であるブロッサム、通称ちびころや、噛まれたら大惨事必至の長門に至っては、くちばしが届くところに近寄ろうとすらしない(届かない距離までは結構寄っていく)。
つまり、いずもは自分と他の鳥の間の力関係をこう考えているらしい。
長門、ブロッサム、通称ちびころ>>>パム>ビビ、チャンドラ(と自分)>>>>>>>>>>>くらま
……おかしいな、どうしてこうなったんだろう?










