ぼろは着てても……

 長門のお腹の羽がようやく生えた……のだが……。

 なんかおかしい。
 なぜか胸の一部にしか生えてこない上にまばらなもので、むしろ全く羽がなかった時よりもみじめっぽい感じになっている。
 まさかそれで終わりじゃないよね?

敵は三方向から

 倒すべき敵が多すぎてどこから攻撃したらいいか分からなくなっているくらま。

 とりあえず一番嫌いなのは長門らしい。
 しかしまあ、これだけ同種同士で仲良くなれない生命体が、自然界ではどうやって暮らしてるんだろ?

薬浴

 パムはすっかり元気になったが、のどの炎症が治りきっていないため、まだ薬入りの飲み水を飲んでいる。
 そして……

 すました顔してるけど、薬水で水浴びしたなお前。
 においとか色とか味とか、変だと思わないのだろうか?

僕のおもちゃ

 頭を掻く時も羽繕いする時も、自分の抜けた羽を絶対に手放さない長門。

 オートフォーカスが手前の金網と奥の長門で迷っているので、最初のほうは完全にピンボケ。
 でもこの後すぐに捨ててたところを見ると、そろそろ飽きてはいたらしい。

ちゃんととまろう

 天井以外にとまるとこんなになってしまうくらま。

 とまっている間に段々片足が下がってきてしまってあられもない姿に。
 とまりかたが問題なのか、とまる場所の選定が問題なのか。

 さすがに自分でも気持ちが悪いらしくてすぐに移動。

 いつもの場所。

 でも羽繕いぐらいは止まり木でやろうよ。

ダブルヒロインのディズニー見てきた

 レディースデーなので「アナと雪の女王」を見てきた。
 何というか、エルサとアナの姉妹が個性豊かでとても生き生きしてるのに、男の登場人物が全員揃ってヘタレなのはなぜなのか(笑)。
 いちばん男前な事言ってるのが雪だるまのオラフだし。
 この映画で圧巻なのは冒頭の10分か20分。遊んでいてアナに怪我をさせたことがきっかけで自分の力を恐れるようになったエルサと両親の国王夫妻は、城を閉ざし力の制御に明け暮れる日々を過ごすようになる。魔法でアナを傷つけてはいけないと部屋に閉じこもり、成長につれて強くなる力に苦しむエルサだが、そのそばには常に両親がいて彼女のために心を砕いている。一方、ひとりぼっちで放置されるアナは、何かにつけて姉の部屋に来ては、開かない扉に向かって話しかけ、遊ぼうと誘う。そんな風に、相手を思いやるがゆえにそれぞれの立場で苦悩しながら姉妹は成長していく。
 映像的には決して派手ではないし、特殊な技法も使っていないのだが、スタッフはこの冒頭シーンをどこよりも力を入れて丁寧に描き、印象的に仕上げている。そして、ここを丁寧に描いた事で、この後のエルサとアナの言動に重さと説得力が出てきている。
 ただ、こうして見ると、あの有名な「Let it go」は、いささか無理矢理突っ込んだ感がある。
 あの歌のために映画の流れが完全に途切れてしまうし、あそこで一旦開き直り「私は自由」と歌ったはずのエルサは、訪れたアナから自分が王国を冬に変えてしまったことを聞かされると、また元の自分の力に振り回され苦悩する女に戻ってしまうのだ。なんだか肩すかしを食った気がするし、正直あの歌はなくてもいいような……と思ったりもする。
 観客は女子率が異常に高くて驚いた。レディースデーなのである程度多いのは分かるが、カップルもあまりいなくてほとんどが女子二人連れ。あんまり女子率高い映画に行ってないもんで、ちょっと異様だった。
 ちなみにオラフ萌えしてた人が妙に多かった。

手のひらくらま

 くらまのお気に入りの場所は人間様の手のひらの上。
 なので、かまってやろうとすると必然的に両手がふさがってしまい、写真が撮れない。

 満足しきっている背中。

 お腹の羽繕いをしている時に親指で頭を押さえてみたが、完全に無視されている。
 どうやら、人間様が自分に嫌なことをするわけがないと思っているらしい。
 まあ、この鳥は性格は激しいがききわけはいいので、そうい意味では相手してて楽なんだけど。

危険な足元

 もうパムはほとんど完治している。
 今日は暖かいので、保温用にかけている布を取って明るくしてやった。
 とはいえ、それまでの保温環境をいきなりなくすのは良くないので、ビニールはかぶせたまま。

 明るくなってうれしいのでさかさになってみたパム。
 ……いつもやってるんだけどね。
 すると、それを見ていたビビが、早速パムのカゴへちょっかいを出すべく飛んでいってビニールの上に着地。
 ところが……。

「つるつるする!」

「つるつるする!」

「つるつるする!」

「つ……」
 いつもと違う感触にびっくりしたらしく、むやみやたらとビニールの上を駆け回った挙げ句足を滑らせて落ちていった。
 恐がりで慎重なビビにしては珍しい失敗だが、そんなにパムと会いたかったんだろうか?