最近、人間様が仕事から帰ると、くらまはこんな格好で待っている。

そのティッシュの上の片足にはどんな意味が?
多分、くらまなりに何か言いたいことはあるんだと思うが、せめて人間様が理解できる形でアピールをしてほしい。
鼻から薬
パムの病院2回目。
今回は代理じゃなくていつもの先生だったので、ちゃんとそのう検査とかもしてもらえた。
木曜日あたりからエサを良く食べるようになって体重も30グラムまで回復したが、しきりと口を気にしてそこらにごしごしこすりつけたりくちばしをもにょもにょさせたりしている。
こういう仕草は吐き気を我慢していることもあるので心配だったが、実はのどが炎症を起こしていたためだったことが判明。
投薬と注射をしてもらってまた来週ということになった。
この時ちょっと面白かったのが、のどへの投薬。
人間のように直接のどに何か塗るとかではなく、鼻孔に1滴薬を落として吸い込ませてのどに到達させるという方法だった。
鼻の上に1滴薬を乗せられたパムが、普通の顔したまますすすすすと鼻の穴に薬を吸い込んでいくのがなんかおかしい。
鳥ってむせたりしないんだ。

……ん? パムちん?

……そういう切ないアピールはやめてよ。
みなとみらいで吹奏楽

毎年恒例、海自横須賀音楽隊の定期演奏会に行ってきた。
これも年々人気が高くなるようで、若い女子の姿が妙に多かった。

で、今年の中身。
アルフレッド・リードもフィリップ・スパークも超有名な吹奏楽の作曲家だそうだが(そういえばリードの名前は聞いたことはある)、なんてこったい、知っている曲が1曲もない。
あ、でも「ドラゴンの年」は面白かった。
みなとみらいホールは正直音響があまり良くなくて、音のバランスが悪いのだが、なんだか今年はひどかった。
ソロはいいんだけど、複数の楽器、特に金属的な音の楽器が合わさると、平坦でキンキン、ガチャチャした音色になってしまい、途中で逃げようかと思ったぐらい耳に厳しい感じ。
もうこれはみなとみらいホールは根本的に吹奏楽に合ってないんじゃないかなどと思って聞いていたのだが、後半になり、指揮者が副隊長から隊長に代わったら、途端に見違えるように柔らかでメリハリのついた良い音になったのだった。
……あっ(察し)。
小さな副次効果
触って意地悪
さかさになってるくらまにちょっと意地悪してみた。
他の鳥どもは足に触られると逃げたり嫌がって噛んできたりするのだが……。
……どうやら、全く意地悪をされた自覚がないらしい。
文化の伝播
マッチョルリハと音楽まつり
さて、今日はパムを病院送り。

「出してー」
担当の先生がお休みだったので、代わりの先生に看てもらったのだが「具合が悪い感じには見えないですし、換羽で調子を崩してるんじゃないでしょうかね」と一言。
「28度から30度ぐらいに保温してあげてください」と言われて栄養剤注射されて終わってしまった。
……何も検査しなかったんだけど大丈夫かいな?

まあ疑問に思っていてもしょうがないので、パムの保温を強化することにした。
近所のホームセンターで厚めのビニールテーブルクロスを買ってきて、手慣れた感じでパムのカゴを保温仕様に改造。
これでさらに厚手の布をかければ保温力一気にアップ。

そして保温仕様のパムカゴを長門のカゴの上に置いたら、長門がバードテントの中に逃げた。
これが午前中。
で、午後からは渋谷公会堂で開かれた「東部方面音楽まつり」に行ってきた。
毎年2.26事件が近いこの日に(2.26事件とは何の関係もないので、念のため)、陸自の東部方面隊音楽隊がやっているファミリー層向けコンサート。

災害派遣が続いたせいか、今回のテーマはこれだった。

今年の演目は手堅い感じ。
でも思うんだけど、声楽の専門家がいるわけでもないのに毎回歌唱曲を入れるのはどうしてなんだろう。
無理しなくてもいいと思うんだけどなあ。
「アッピア街道の松」は好きな曲。金管楽器を舞台だけでなく、2階席の通路からも演奏するという演出だった。
この曲では良くある演出らしくて面白かったけど、座っていたのが2階席だったので、後ろから響く金管楽器の音で舞台の演奏がかき消されてしまうという残念な展開だった。
ちなみに一昨年やったプログラム外の寅さんコントが今回復活。
トランペットでブルースを披露してくれたのだが、お笑いに走るかと思ったら正統派の実に聞かせる音楽だったので、逆に観客からポカーンとされていた。
でも最後はちゃんとチャルメラで締めてくれたけど。







